生徒アンケートの役割
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスへようこそ。水野太一です。
今日のテーマは、アメリカの教育サイトレディトピアで紹介された、高校における生徒アンケートの活用という記事からです。
記事の掲載日は、2025年11月6日。生徒との関係づくりのために、アンケートを活用している先生のお話です。
こんにちは。高橋さやかです。生徒アンケートって、学期の最初に自己紹介代わりで使うイメージがあるんですけど、この記事ではそれを年間を通して行っているんですか?
そうなんです。著者の先生は、20年以上のベテラン教師で、以前は最初の週だけアンケートを行っていたそうです。
でも、毎学期や大きな課題の後にもアンケートを取り入れるようになって、生徒も変化に気づけるようになったと言っています。
なるほど。アンケートを通して生徒の気持ちの変化や成長をキャッチできるということですね。
でも、先生は150人くらい担当しているとも書いてありましたよね。全員分読むのは大変そうです。
確かに労力はかかります。でもその先生は、信頼関係を築くためには、その日のうちに読んで返信することが大事と言っていました。
そうすることで、生徒は先生は本当に話を聞いてくれる人だと感じるんですね。
それってすごく素敵ですね。特に内気な生徒や、クラス全体の前で話すのが苦手な子にとっては、アンケートが安心して気持ちを伝えられる場になりそうです。
まさにそこが重要なポイントです。記事の先生自身も内向的な性格で、アンケートがアイスブレイクの代わりになると話していました。
授業の中で、直接言葉では出しにくい思いや困り事を文字で伝えることで深い理解が生まれるようです。
アンケートって最初の紹介だけじゃなくて、授業の振り返りにも使えるんですね。どんな質問をしているのか気になります。
先生はハウヤリビンというタイトルのアンケートを2、3回学期に行っていて、例えば最近の最大の課題は、どんなサポートが必要?クラスについての提案は?などを聞いています。
そして、あなたについて先生に知っておいてほしいことは?という質問が一番印象的ですね。
確かにその質問すごくいいですね。生徒の個性を大切にしてくれる感じがします。日本の学校でもああいう自己評価や振り返りって、もっと取り入れてもいいかもしれませんね。
そうですね。しかも、記事では自己採点付きアンケートも紹介されています。大きな課題の後に生徒が自分で採点して、自分の強み・改善点・次にどう活かすかを書くんです。先生はそれを参考にフィードバックするそうですよ。
へえ、それって単なる点数じゃなくて学びの過程を見つめるということですよね。日本の生徒もテストの点ばかり見てすぐ紙をカバンに入れちゃう人が多いから、ちょっと耳が痛いかも。
その話、まさに記事にもありましたよ。せっかくコメントを書いても、生徒が点数だけ見て終わるという経験がアンケート導入のきっかけになったそうです。アンケートで生徒の言葉を引き出すことで、評価が対話になるんですね。
なるほど。評価をアクセラレーターにしない工夫なんですね。でも、それを学期中に何度も行うのは時間はかかりませんか?
コミュニケーションの深化
確かに手間はあります。ただ、その先生は時間をかけてでも価値があると言っています。アンケートを通して生徒の生活やメンタルの変化を知ることができて、実際にテストの日程を調整したこともあったそうです。
すごい!そんな風に先生は柔軟に対応してくれたら、生徒も分かってもらえたって気持ちになりますよね。それにしても、生徒の方から次のアンケートまだですか?って言ってくるエピソードにはびっくりしました。
そうなんです。それがこの取り組みの最大の成果かもしれません。生徒が見てもらえる、聞いてもらえることを求めている証拠ですし、それが学びのモチベーションにつながる。まさに関係性の授業ですね。
日本の高校でも、LNSとかGoogleフォームを使って手軽にできそうですよね。教育実習の時、私も試してみようかな。
ぜひやってみてください。最初は短い質問3つくらいでも十分です。
今日どうだった?何が一番印象に残った?次に挑戦したいことは?といった問いでも、生徒の声が見えてきますよ。
そう聞くと少しハードルが下がりますね。なんだかアンケートがコミュニケーションツールというより、1対1の小さな対話みたいに思えてきました。
いい表現ですね。まさに先生と生徒の心をつなぐミニ対話。アンケートの本質はそこにあると思います。結果的に、それが学びの質にも大きく影響していくわけです。
今日は生徒の声をどう拾うかについて改めて考えさせられました。これまで以上にアンケートや振り返りの意味を大切にしたいです。
そうですね。生徒を評価する対象ではなく、一緒に学びを作るパートナーとして見るきっかけになると思います。
皆さん、最後まで聞いてくださってありがとうございました。次回も教育の現場をもっと深く楽しく掘り下げていきますね。それではまた次回お会いしましょう。