1. 大人になりたい旅がしたい
  2. #37【出雲】幽明の境を訪ねてP..
2024-08-05 1:12:09

#37【出雲】幽明の境を訪ねてPart1

さざなみの出雲・縁結び 幽明の境を訪ねて1日目


「幽世」(かくりよ)とは、現世(うつしよ)に対する“目に見えない世界”を指し、古代出雲を治めた大国主命が主宰する世界といわれます。目に見えない世界は、死、心、神、妖などの深遠なテーマに通じますが、いまなおそれらを本当の意味で統べることは誰一人できません。しかし、出雲においては、幽世へ通じた人物がときおり出現し、彼らの心眼によって特異な文化を継承してきました。今回は、神々の国出雲が最も賑わい、幻想的な趣を湛える秋の時季に訪れることで、“幽明の境”の一端を垣間見ます。


【目次】

〜 暑すぎる!

〜 コーステーマの発表

〜 出雲の魅力のあらましを紹介

〜 出雲へのアクセスについて

〜 工夫の凝らされた“割子そば”を堪能 【献上そば 羽根屋 本店】

〜 “出雲の起源”の虚実を探る 【島根県立古代出雲博物館】

〜 出雲神話“国譲り”のストーリーをおさらい

〜 神話の裏づけとなる!? 古代の遺物を実見

〜 ★歴オタ話★ 日本最大の建造物 “巨大神殿”は実在したのか?

〜 大国主神の軌跡に想いをはせて 【出雲大社】

〜 美しい夕陽に照らされる聖地 【稲佐の浜】

〜 琥珀色の地産ビールで乾杯! 【Izumo Brewing Co.】

〜 魚の塩焼きのスペシャリスト!予約必須の名店 【久鶴】

〜 ふんわりネオンに照らされたフレッシュフルーツカクテルを 【BLUE BEAR】

〜 1日の振り返り


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00:03
大人になりたい旅がしたい。このポッドキャストでは、旅行とお酒が好きな荒沢男性2人が、大人だからこそ知りたい、ちょっとディープな国内旅行のモデルコースを紹介しながらお話をしていきます。
内田です。 ハルヤです。 はい。
ちょっともう、こんな毎回言ってもしょうがないんだけどさ、暑くね? 確かに、特に今日は暑い気がするね、昨日今日。 空気が暑い感じしますね。サウナっぽいっていうかさ。
重たいというかね。 あんま日差しはないんだけど、今日。 そう、みたいね。小田原はね、結構日が出てたんですけど、東京は出てないね。
収録、まあ、うちでやるようになってさ、やっぱ掃除をさ、するようになって。 で、まあ、普通のさ、部屋の掃除機とかは別にあるんだけど、クーラーつけてるから。
トイレとかさ。 あー、水回りね。 あと、まあ、うちさ、ちょっと特集でさ、うちの中に階段があるんですよ。
まあ、普通の集合住宅なんですけど。 その階段とか、クーラーないから、こう、一段ずつ降りながらね、グイッグルとかやってると。
あれ、掃除も大変だよね。 汗だらだらになって。 そうだよね。ありがたいですよ。あの、前のスタジオだったら多分、我々が予約している以前に使ってる人がいなかったら、多分クーラーも効いてなかったと思うんですけど、
まあ、内田家にお邪魔するようになってからクーラーが効いた状態で入れるって、俺としてはすごくありがたいんだけども。 暑いの分かってるからさ。え、そうね。出る時にクーラーつけといたんですよ。うんうん。ありがたい話ですよ。大正解でしょ。
いやー、ほんとに。 ということで、今回から新しいコースですね。そうだね。
今回のコースのタイトルは。はい。 今回のコースのタイトルは、さざ波の出雲縁結び有名の境を訪ねてです。
はい。出雲ですね。とうとう出雲が来ました。はいはい。確かに中国地方はね、やってきてなかったですね。そうなんだよね。地方別に見て確か最後に残ってたんだっけ?
北海道沖縄以外だとそうなんだよね、確かね。うん。意外と最後に残ってた。いやーね、意外でしたちょっと。うん。
ということで、縁結びね。縁結びはなんかまあ想像つく感じはありますけど。はいはいはい。出雲といえばというところはありますよね。うん。
有名の境を訪ねてっていうのは、はい。何でしょうって感じですけど。そうなんですよ。この有名というのはメジャーで有名ではなくて。
あ、そうですね。そう。漢字で言うと幽霊の幽ですね。はいはい。かすかという意味ですね。それと明るいっていう、かすかなものと明るいものの境を訪ねてということで。
そういった意味合いですね。ほうほう。うん。ちょっとまあなんかわかんないけど、うん。なんかスピリチュアルな。そうですね。感じはちょっとする感じですかね。
03:00
まあこの辺りね、歴史だったり、あるいは出雲神話、日本神話とかに興味のある方であると、ああなんとなくそういうことかというのはわかるかもしれません。このタイトルの視点でね。
なるほど。はい。あ、そうだ。あと最初に言うとくと、はい。今回は初めて3拍ですね。あ、そうそうそう。そうなんですよ。
あの、まあこれまでね、一応2拍、別に制限があったわけではないんだけど。特にね、決めてはないけど。そう、成り行きでそうなってたんですけど。うん。
僕ね、この出雲に関してはですね、実はいつもそうなんだけど、その中でも特に思い入れの強い地域でして。ほう。
僕は日本にどこの町も好きなんですけど、住みたい町5つ選べとか言われたら、小田原は入るし、福岡も僕は絶対入るんですけど、後の3つの中でこの出雲の主婦である松江、島根県の県庁所在地の松江市というものが絶対入ります。へー。
小田原と同じレベルに僕はこの松江というところが好きで、本当に住みたいなと思うぐらい好きな町なんですよ。っていうぐらいで、実はこれまでいろいろ旅行しましたけど、一人旅、高校生になってから、それこそね、俺らが部活やってる時とかから始めて、3度目くらいの一人旅は実はいつもに、高校2年の部活引退した直後に行ってるんですよ。
そうそう。だから結構ね、かなり僕はここは好きで、個人的にやっぱり付き合いも長いような気が勝手にしているというか。
ただね、2回に分けるよりはやっぱりちょっと出雲という国全体でね、捉えたいなと思った時に、ちょっと無理にでも1回のコースにはした方がいいかなと思って、ただすごくもう魅力が溢れてるので、3泊にちょっと今回はさせてもらったという感じですね。
もうそれだけ見どころのあるというか。
そうですね。しかも今回はかなり省略もかなりしてます。
収まりきってない。
全然収まりきってなくて、本当はもっと2回3回ってやってもいいんだけど。
そうですね。なので今回初めて出雲に行く方とかにおすすめになるかなという気はしますね。
全体の外観を掴むみたいなコースですかね。
そういうことですね。
じゃあ紹介をお願いします。
はい。
出雲というのは今の島根県の東部になります。島根県は出雲の国というところと岩見の国。
石に見ると書いて岩見という国があるんですけど、それで東西に昔分かれていたんですね。
そのうちの東の方が出雲。出る雲と書いて出雲というところになっています。
島根県っていうとどういったイメージがあるとかってありますか?
やっぱり最初に出てくるのは出雲大賞ですか。
それに関連して神名月じゃなくて神谷里月という有名な雲地区だと思うけど。
あとは何だろうね。新宿湖とかぐらいかな。
でもまさに今言ってくれたところは今回かなり登場するんですよ。
06:04
実はこれ大前提として別にいつ行ってもいいんですけれども、今回のコースをままやろうとした時に、
これは9月の下旬から10月の下旬の木金土日とかが一番ベストかなと思っているんですね。
今神谷里月の話ちょっと出ましたけれども、僕島根に出雲に行く人がもしいたら絶対的に9月か10月お勧めします。
これはとあるイベントがこの2ヶ月間やってるからなんですけど、これのある時に行くともう住みたくなるっていう理由はすぐにわかってもらえると僕は思うので。
逆に言うとなんとなくこれからね、これ多分放映されるのは8月の頭くらいだと思うんですけど、
そこの時にちょうど秋の旅行どっか行きたいけどどこにしようかなって考えてる方がいれば、
出雲はぜひ行っていただきたいです。これは本当にお勧めです。
日本の中でも特にお勧めです。出雲は。
シチュエーションとしてどういう方に特に向いてるのかなという話をしたいんですが、
これはですね、我々とは正反対と言いますか、出雲ってね、すごくしっとりとした落ち着いた雰囲気のところでですね、
特に松江というその町自体はね、すごく穏やかで上質な空間がずっと時間が流れているような感じのすごいいいところなんですよ。
なのでお酒飲んで男何人でバンバン行くとかいうのはね、あまり僕はよろしくないのかなと。
それは楽しいんですけどね、言ったら絶対。
いやでもね、常々春矢言ってるけど、お前らとは出雲には行かないと。
はい、行きません。
出雲に申し訳ないので、そんな治安を乱すような人たちを。
それが許されると思うけれども、ちょっと雰囲気ちょっと違うかなと思うので。
間違いな感じがね。
間違いな感じがしますね。
僕は出雲を高校生の時からカウントして多分4回行ってるんですけど、一人でしか行ったことないです逆に言うと。
ずっと一人旅してます出雲。
なので一人旅の方にはまずおすすめですし、あと縁結びなんていう話はありますけれども、
女性同士のご旅行とかでもよく出雲がそもそもすごい人気のスポットでもありますし、
あとこういうこと話すこと自体悲しい気もしますけど、もし今彼女がいてどこか旅行行きたいって言って、
2泊とかだったら出雲行きたいなって思う感じもしますね。
それが叶ってないからずっと一人で行ってるのね。
僕出雲はずっと一人で行ってます。
悲しくなるな。
ずっと一人旅です出雲は。
それが許されるというか、それが心地いいわけです。
一人の方がむしろ、要は少人数がいいと思います。
ゆったりゆったりできる仲間とか、もしくは一人で行くのがいいということですね。
あとはやっぱり出雲というのは本当に日本の中でもちょっと特殊な文化と歴史があるところですので、
そういったところを遠くかかりに行かれる方も多分実際多いと思うので、
09:03
歴史好きの方とかはね、このモデルコース大体いつもそうですけど、
特に歴史要素が今回ちょっと強めになっている感じがしますね。
出雲というところに行くわけですけれども、
我々今東京とか神奈川に住んでいるので、
まず第一に問題になるのが、島根県っていうのは東京から考えると正直遠いんですよね。
そうですね。
行き方としてはですね、まず飛行機があります。
島根県内には出雲地方には出雲円結び空港という空港があるんですけれども、
ところがですね、この出雲空港はですね、確か今もそうだと思うんですが、
JALとANAで言うとJALしか就航してないんですね。
なるほど。
じゃあANAのマイル貯めてる人はどうすればいいんだって話になると思うんですが、
そんな時はですね、お隣鳥取県の西側に米子空港という空港があります。
米の子供と書いて鳥取県の都市米子市というのがあるんですが、
そこの米子空港というのがあって、そこは逆にANAしか就航してないんですね。
なるほど。
米子空港から松江市までは本当に車で1時間かからないくらいなので、バスとかも出てますから、
僕も高校生の時はANA使っていたり、あとは僕はもうお金なかったので夜行バスとかでしたけれども、
ANAの人は米子空港、鳥取県なんだけど全然アクセスはできます。
なので使い分けていただくのがいいかなというのがまず大前提です。
関西とかの方はね、鉄道路線でも全然途中走ってますから、それは全然問題ないでしょう。
あとちょっと余談ですけれども、東京から行くようにもう一つの手段が実はあるのってご存知ですか?
寝台列車があるよね。
そうなんですよ。
サンライズ出雲でしょ。
そう、おっしゃる通りです。
何故か知ってるわ、それ。
サンライズ出雲っていう東京駅から出雲市駅まで寝台列車なので、夜東京出て翌日の朝出雲に着いてるというものがあります。
寝台列車って今はもう珍しくなっちゃったと思うんですけれども、これは今でも外縁券駅でね。
ちなみにこれはサンライズ出雲とサンライズ瀬戸っていうものが連結して動いていて、岡山駅で分かれます。
出雲の方は出雲市に行って、瀬戸は高松に行きますね。瀬戸大会を渡って。
というのもあるので、ちょっとそういった旅をしてみたいなというのを、今貴重な寝台列車に乗れるチャンスでもあるというのでね。
寝台列車ってちょっと憧れるよね。
憧れますよね。
ちょっとゾクゾクとするスリルとね。
アトラクションというか、それも目的の一つな感じがするよね。
今回はですね、一旦JALを使った想定で、出雲円結び空港にお昼頃に着いたという想定で始めます。
今回はですね、ドライブが結構多くなりますので、車運転できる方がいいかなと。
12:02
なので一人旅の方はお酒お昼に飲めないというのはネックなんですね。
デートの方とかだったら、それぞれ運転交代しながらでもいいかもしれませんし。
そのあたりはね。
出雲円結び空港でレンタカー、車を借りました。
1日目は出雲市というところに行きたいと思いますので、
車で大体30分ほど空港から西側に行っていただくと、出雲市の中心部に着きます。
出雲市というのは島根県で2番目の都市ですね。
出雲大社があるところです。
出雲市駅近くにはホテルとかかなりありますので、
このあたりは特に指定はしないんですけれども、
出雲市の駅の近くに今回ホテルをとっていただくのがいいと思います。
出雲大社はちょっと離れてるんですね。
別の駅になっちゃうんですけど。
夜の飲食店とか出雲市駅がいいと思うので、JR出雲市駅か、
電鉄出雲市って一羽田電鉄っていうローカル線が走ってる、
そのどちらかの出雲市駅の近くにホテルをとっていただいて、
そこでもう車を置いてしまいましょう。
置くの?
一日はそのまま使わないです。
なるほどね。
荷物も置いてしまいましょう。
出雲市駅の近くのホテルから、
だいたい歩いて徒歩5分ほど行ったところにあるのが、
県城そば羽谷本店さんというおそば屋さんになります。
出雲ってすごく西日本ではあるんですけど、
すごい山間のほうは寒冷な地域でね。
結構雪も出雲地方は多いですし、
結構寒いんですよね、土地としてね。
おそばの産地って北海道が筆頭になりますけれども、
長野ですとか東北のほうですとかって、
そういう寒い地域に育つものですから、
出雲でも古くからおそばが育てられていました。
これが出雲そばの名店としてすごい有名なお店なんですけれども、
やはりおいしいんですね、すごくね。
いいですね、綺麗なおそばですね。
今我々羽谷屋さんのトップページを見てるんですけれども、
このおそばの写真を見て何か気づくところってありませんか?
お味噌汁がついてるんだね。
そう、しじみのね。
これはまた松江に行ったりを話すんですけど、
しじみは出雲の名物ですので。
おそば自体。
2段になってるのが若干気になるなっていうぐらいだけど。
それですまさに。
どういうものを見てるかっていうと、
丸い器みたいな漆器みたいなものが、
カポッカポッって2段に3段、2段3段っていろいろあるんですけど、
はまってますよね。
東京とかで、我々つい1時間前まで実際おそば食べてたんですけれども、
たまたまですけど。
あれはザルみたいな感じで普通に来るじゃないですか。
だからわざわざカポカポカポカポ上にはめ込むってあんまりないと思うんですね。
15:03
これがね、例えば出雲そばの特色なんですね。
正式に言うと、出雲そばというのは出雲でとれてるそばのことですが、
そこのはまるね、この割り方を割子そばって言うんですね。
割子っていうのはこのまんまる入れ物のことです。
これを重ねて、中にそばがどれも入ってるんですね。
それをだから大盛りにした人は3段4段って重ねていって、
大盛りだったら2段なのか3段なのかってお店によって違うと思うんですけど、
こういう形状が出雲の特色なんですね。
じゃあなぜこれをしたのかという話なんですけれども、
これいろんな説があるようなんですが、
どうも江戸時代に、後々話しますが、
出雲は松江藩という藩が治めていて、松江が城下町だったわけですね。
その松江藩の松江城下町に住んでいる侍とか町人たちは、
このどうもそばを携帯して歩いて、
それで出かけた先で食べるというのが結構主流だったそうなんですよ。
お弁当だ。
そうそう、お弁当だったんですよ、そばが。
そうなるとやっぱりざるでこんな広いもんで両手塞がっていくのってバカバカしくなるじゃないですか。
なのでこうやって上に重ねることで、
これを例えば風呂敷とかでたぶん包んだんじゃないかなと思うんですが、
それを携帯用のおそばだったっていう。
それぐらい出雲の人たちにとってはそばというのは身近だったというのは、
この一時をとってもわかるんじゃないかな。
今はこの羽朝においては携帯ごとしませんけれども、
それは当時の風習を守ってわざわざ割子として今提供されているというものになります。
基本はつけですよね、森の方ですね。
割子そば3段がスタンダードなのかな。
この釜揚げそばというのもあって、
これは逆に松江じゃなくて出雲市の方の文化だと聞いています。
だからおそば一つをとってもいろんな特色があるんですね。
当然天ぷらがついたりとか、
あとはこの割子を別の5食とかに卵が入っていたり酸菜が入っていたりっていう、
一段一段味を変えるものもあったりしていろいろバリエーションも豊かですね。
これは食べていても楽しそうだね。
そうですよね。味変じゃないけれども。
出雲そばは本当に出雲地方に行ったらどこでも本当にたくさんおそばのお店があるんですけれども、
わざわざこの県城そば羽根屋さんにしたところで言うと、
本当に江戸時代、出雲を代表する名店であるということ。
初めてならばまずここはいいのかなと思う。
あとはおそばって今なかなかそば子を育てるというのも限定されている地域なんですけれども、
ここのお店に関しては今でも出雲さんの契約農家のそば子を使ってらっしゃるので、
本当に出雲のおそばを、素材から出雲なんですね。
というものが食べられますよと。
あとは県城そばってあるんですけれども、
18:01
これは大正天皇が言いますけど、明治大正、昭和の大正ですね。
この方が皇太子の時代の時に、実は出雲にお出かけされたことがあって、
この時にこの羽根屋さんが、当時の皇太子だった大正天皇におそばを献上したということで、
その名誉でもって県城そばの名を冠していると。
優勝あるそば屋さんですね。
なのでまさに地域を代表する名店と言っていいでしょう。
なので割と古い建物のお店なんですけれども、
キャパも結構ありますし、一人でも全然おそばで気軽なく食べられますので、
アクセスもいいのでですね。
まずはこの出雲そばを羽根屋さんで味わうのがいいかなと。
ただもちろん混んでる時も結構ありますから、
混んでたら出雲そば、本当に出雲っておそばが見えていっぱいあるので、
また別のお店でもいいのかなと思っています。
今日はですね、この後は出雲大社周辺にしか逆にもう行かないです。
ただそれだけ半日かけてまでやっぱり行く意味がありますので、
最初に大物をちょっと行ってみたいと思います。
おそばは僕はですね、どうしても日本酒とか飲みたくなってしまったので、
わざわざ車を置いたのはそういう理由もありますが、
なので羽根屋さんで日本酒を飲んでいると。
安心してください。
これでもね、公共交通機関で今日は行けますので、
ぜひね、そば屋酒を楽しんでいただければと思います。
おそばをいただいた後に出雲市、JR出雲市の駅まで戻ります。
そこからバスに乗って出雲大社の方へ向かいましょう。
市畑バス、これは一つの畑と書いて、
出雲地域のローカルの交通機関として誰もが知っているところなんですが、
このバスに乗って出雲大社方面、方角でいうと北西の方ですね。
に30分ほど。
降りていただくバス停は正門前というところに行っておりましょう。
これはもう本当に出雲大社の目の前です。
余談ですけれども、いきなり今回は正門前で出雲大社に行ってしまいましたが、
出雲大社の前は門前町がすごく栄えていて、
そこも食べ歩きだったりとかお土産探しだったり楽しいところですから、
いきなり正門前に行くんじゃなくて、もうちょっと前で降りていただいて、
ちょっと街歩きをしながら神社に行かれるというパターンがむしろ観光の王道だと思いますので、
その辺りは人気を大変に考えていただければいいかなと思います。
ただ今回はちょっと一人旅ということもあってですね、
僕もその周りにカップルが大勢いる中でちょっと一人で行くのもやや気兼ねする。
特に高校生の時とかはそういう精神物もできてなかったので、
もう黙々とバスに乗って行ってましたね、正門前にいつも。
ちょいちょい悲しいな。
悲しいね。
でも一人旅ね、やっぱ楽しいんだね。
それはその良さがある。
彼女がいても一人で行ってもいいと思う。
彼氏がいても一人でも全然押す。
女性一人でも出雲は全然いいと思いますので、
21:01
そんなに周りにも気にしなくていいと思います。
なので今回はちょっと門前は飛ばしてね、
いきなり正門前の方に行って、ちょっともう歴史の深みに入っていこうと思います。
出雲大社をですね、鳥居をくぐっていただいて境内に入っていくわけですね。
いきなり参拝をしてもいいんですけれども、
ちょっとその前にまずこの出雲という地域がどういうところなのかというのを、
ちょっとおさらいしておきたいと思いますので、
正門、鳥居をくぐってからですね、
境内の中を5分ほど歩いていったところにあるのが、
古代出雲歴史博物館というですね、博物館に行きたいと思います。
境内の中にあるんだ。
中にあります。
しかもすごい大きいです。
出雲大社自体がすごく広いので。
島根県立古代出雲歴史博物館というのが正式な名称なので、
県がやっているオフィシャルな施設にあるんですけれども、
出雲の歴史というのは、何か心当たりというか聞いたことってあったりしますかね?
そもそも何で出雲大社があるのかという話に実は関わってくるんですけれども、
なぜ縁結びなのかという。
出雲大社で神様の振り分けを何かしているというのは何か聞いた覚えがある。
けどそれは歴史ではないもんね。
でもまあね、神話かもしれないけれど、そういうのはあわせてですね。
何かそういう日本の神話がすごく出雲に絡んでる話があるのは何となくイメージある感じ。
そうですよね。
今は歴史博物館に行ってるんですけれども、
この歴史博物館はあくまで考古学とかの歴史の方はもちろん充実してるんですけど、
やっぱり出雲っていうのはどうしても歴史とともに神話っていうものがもう絶対外せないパーツになるので、
ここの神話の解説を実はここすごくしてるんですよ。
その上でこの神話と歴史というのを合わせてみたときに、
なぜ出雲にその神話が生まれてどうして伝説が残っている。
それは歴史学的に裏付けられるのかとかっていう、
そういったミステリーみたいなものもね、想像を掻き立ててくれるところです。
ということでちょっと一旦ここでね、
コースこの3泊4日全体に関わるところなので、
出雲神話の話をちょっとおさらいをしておきたい方がいいかなと思いますので、
簡単にちょっとあらましをお話ししたいと思います。
これ出雲神話っていろいろあるんですけれども、
書物で言うと古事記、あるいは日本書記とか、
あるいは出雲の国不読記っていうものもあるんですが、
それぞれ本によっていろいろ内容は微妙に変わります。
一回今回は古事記に倣って話を進めていきたいと思います。
一番有名な国譲りの話を簡単にするとですね、
まだ日本という国が生まれるのは遥か前の話になるわけですが、
足原の中津国、足は植物の足。
原っぱの中の国と書いて足原の中津国というのが、
24:01
岩でいう日本の国土みたいな地上世界の国があったそうなんですね。
それに対して天上、天の上には高間ヶ原といって、
高い天の原っぱと書くまた別の国があった。
つまり天上世界と地上世界というものがあったんですね。
この地上世界を治めていたのが大国主の御事。
大国主の神とも言われますが、
大きな国の主と書いてそのまんまです。
大国主というのがここを治めていた。
大国主はこの地上世界、足原の中津国をですね、
いい政治をして優れた統治者としてすごい国を栄えさせたと。
すごいこの足原の中津国はすごい豊かな国だったんですって。
農耕も医薬とかそういった文明がすごい栄えていたと。
天上世界からそれを見ていたのがアマテラス大神の神。
これは知ってるかな。
その地上世界がすごいなと思うので、
この国を自分の子供に治めさせたいと。
天上世界の自分のアマテラスの子供に
この地上世界をなんとか治めさせたいと。
大国主が今いるけれども。
と思ってその交渉にあたらすんですよ。
なんとかその豊かな国を譲ってくれないですか?
っていう風に言うんですけれども、
当然のことながらそんな簡単にはいかないわけで。
大国主というのが非常に優れた神様だったということで、
お使いに行った家臣がそのまま彼の元に寝返ってしまう
みたいなこともあったりしたらしくて。
だいぶ優秀なんだよ。
それだけの足腹の中作りというのがすごいところだった。
とはいえアマテラスとしてもこのままでは済まされないので、
とうとう武力行使とは言わないまでも、
ちょっと強引な手段に出るんですね。
竹三日月という建設の剣に五書の五に雷の神と書いて、
ちょっと強そうな雷神みたいなのを使わせて、
強気に出るんですね。
竹三日月は足腹の中作りの稲妻の小浜という海に、
天から降り立ってくる。
もう名前がオーバーフローしてる。
そうですよね。
今はこれがまだオーバーフロー状態なんですけど、
これからだんだん歴史を紐付けていくと、
これさっき最初に話した神話のところじゃんって出てきたり、
この人ってあそこに出てきた人か。
なのでちょっとおぼろげながらでも覚えておいてください。
なんとなくね。
稲妻の小浜というところに降り立ってきて。
そこでですね、
戸塚の剣という剣を砂浜にバンと立てて、
その上に竹三日月が乗っかってですね、
国譲れよみたいなことも言うわけですね。
ところが大国主としては、
それは自分の位置存在は決められないから、
家族でやってるので、
子供たちにも聞いてみたいということで、
子供に尋ねるんですよ。
そしたら一人の子供、
戸塚主というのはアマテラスに従った方がいい、
といった意見の人もいた。
ところがもう一人の竹三日月っていう神様については、
これはいや反対だということで、
27:02
賛成反対がまた分かれてしまうわけですね。
この反対した方は、
稲妻の浜に降り立ってきた竹三日月と戦うんですけれども、
敗れて降伏をしたと。
それを見た大国主も、
反対派が敗れたということであれば、
そもそも賛成してる人もいたわけだし譲ることもね。
ということで正式にアマテラスに、
私のこの国を譲りますというふうに、
稲妻の小浜でそれを言ったと。
これが国譲りというね、
日本神話の名場面として有名なところになります。
大国主は取られちゃったじゃないですか国。
しかもちゃんと結局従ったわけなので、
さすがにそれはかわいそうなので、
アマテラスはその大国主に対して、
国は譲ってもらった代わりにですね、
巨大な宮殿を建設してあげるんですね。
これが出雲の大社だと言われてるんです。
つまり出雲大社。
宮殿で許されるんだって思ったけど今。
宮殿だけじゃないんですよ。
宮殿を建ててあげたんだけど、
その後で彼らは宮殿に閉じ込められちゃうのか、
という話ではなくて、
ちゃんと彼らには彼らなりの役目を与えてあげるんですね。
それが隔離世というものの統治を任せたんです。
隔離世とは何か。
これは漢字に表すと、
幽霊の幽に世の中と書いて、
隔離世というものを任せたというふうに伝わってるんです。
それだけで見ても何のことかわかんないんですけれども、
一言で言うと、目に見えない世界をあなたに運営してもらいたいと。
目に見える世界はアマテラスたちがやります。
目に見えない隔離世の世界をあなた方に受け負っていただきたい。
というふうに言ったと言われている。
それはまた天上の世界とは別の話。
そうです。
概念として、現代のこの目に見える。
これ移し世って言うんですね。
現代の現、現れている世の中と書いて移し世。
目に見える世界と現実の現ですよね。
それとは別の世界。
隔離世というものがあって、
そこは普段は目に見えない世界なんです。
こっちの統治をイズモンにいた大国の血に任せたと言うんですね。
今の感覚だと窓際じゃね?とか思うと。
そうなんですよ。
途中で言ったらね。
空間的に捉えればそうなんですけど、
これは単純に見える見えないという問題じゃなくて、
この世の我々が生きとしていけるものの、
全ての現象においての目に見えない世界なんです。
例えば何かって言うと、
一言で言うと運命なんです。
つまり我々が今お蕎麦を食べて酒を飲んできましたけれども、
そういったものは目に見える世界で、
お蕎麦は蕎麦を育って収穫して作ってっていう食べ物としてあるんですけど、
すごいあんまりそんなうまいタトゥーじゃないんだけど、
なぜじゃあ蕎麦をその時急に食べたくなったのかみたいな、
30:02
気分とか気持ちとか心の問題。
そしてあともう一つは死。
誰もが死の運命というもの。
死んでしまったら体は消えていって、
魂が残るのか残らないのかとかわかんないですけども、
目に見えなくなる。
そういう世界のことを全般を描く理由だったっていうんです。
じゃあまあなんか天国的な要素もあるし、
それにプラスで今の生きてる人の運命とか気持ちとか、
そういう概念的なところの統治をしてくれと。
つまり人といえば人知を超えた何かなんです。
それの統治を全部してくれ。
そして実際大国の社はそれをしてるということなんですね。
だから縁結びなんですよ。
人の気持ち、運命、出会える運命とか、
そういった人と人との縁って誰かが決まったわけじゃなくて、
全て我々は偶然だと思うじゃないですか。
ただその偶然は実は大国の地によって決められているのか、
閣僚によって決められているものなのかもしれない。
ということなんですね。
なるほどね。
それをこの出雲大社から統治をしてると。
そうかもしれない。
そういう伝説ではそういうことになっている。
信仰としてそういうことなんですね。
だから出雲は縁結び。
なるほど。
なのでどこの神社にもね、
東京にももちろん縁結びのゴリラから神社あると思うんですけど、
その元締めみたいな。
もういざ直接縁結びをお願いしに行くというので、
やっぱり出雲というのは特別な存在になっている。
なるほど。
簡単に言うとこういうことになるんです。
これが出雲神話の国譲りというものの内容で、
そして出雲というものの、
ちょっとここから4日間かけて見ていくすごく特殊な文化が生まれた、
全ての源になるわけですね。
そういった神話があるのは事実なんですけれども、
なぜその舞台が出雲だったのかということがね、
これは分からないんですね。
ただその裏付けになり得るかもしれないというのが、
この話を戻して出雲歴史博物館に行くと分かるんです。
出雲の地域はですね、
実際この古墳時代とか弥生時代っていう時代ですよね。
すごく強大な力を持った勢力がここにいたのはほぼ間違いないと思われているんです。
なぜかというと、とにかく出土品が多いんですよ。
なるほどね。
出土品というのも要は当時はまだ当然ね、
その文化は文明はそこまで成熟してたわけじゃないですけれども、
すごく先進的な、同じ時代の日本の国土を見ても、
この出雲はすごく先進的なものが埋まってるんですね。
何かっていうと、正道記なんです。
教科書で見た気がするね。
これは日本書の教科書に載ってるはずですね。
最初の方だからよく覚えてる。
まだね、緊張してる段階の10ページ目くらいに出てくるものなので。
33:04
私まだそんなストーリーがないから覚えやすいんだよね。
ある意味アンキができるような感じがする。
そうなんですよ、まさにね、この神谷遺跡、
あららしい神の谷と書いて神谷遺跡、
あるいは鴨井和倉遺跡というものが、
この辺、大学受験日本史取った人は知ってるはずです。
こういったものから、銅で作られた剣だったり、
あるいは銅鐸っていうね、金みたいなものがあるんですけれども、
そういったものがすごいまとまって何百個も出てきてるんですよ。
当時、そもそも木とか土でやっていた時代なのに、
金属の加工技術というのをすでにこの人たちは身につけていた。
大量生産をしていたってことがわかるんですね。
それなぜわかるかというと、
この特に剣とかなんですが、これね、均一なんですよ。
フォルムが。
つまり、一人一人手仕事でやっていたというよりも、
おそらく何かの型、フォーマットみたいなのをすでに確立していて、
それに落とし込んでいくだけで大量生産を図っていたんじゃないかという、
痕跡になるわけだよね。間接的な証拠になるわけです。
というのが、この出雲の山の中からある日、
本当に偶然農作業とかしていた時に、
突然何百本出てきた。
というのが歴史的な発見だったわけです。
そうなんだ。
大量に作っているって、
たくさんの人がそれぞれに作っているのかと思ったけど、
人はいっぱいいるかもしれないけど、
統一した工業製品ですね。
製品だったんです。
というのが、おそらくそれだけの技術力と組織力を持っている勢力が、
出雲にはいたのはほぼ間違いない事実だと思われます。
あとは、なぜここに出雲にこういうのが入ってきたか、
これは分からないところもありますが、
地理的に言えば日本海に接していますので、
やっぱり中国とか朝鮮半島から技術が入りやすかったというのも間違いなくあると思います。
というのが、この実物が歴史家の中で見られるわけです。
実際この展示室に行くと、
それこそ穴の中をイメージさせるような暗い展示室の中に、
この金ピカの鈍い輝きを放った剣とかが、
ぐわーって並んでいるんですね。何列に渡って。
結構壮観ですね。
これは確かにただ物じゃないというのは、
おのずと分かると思いますね。
なので、先ほどの神話の話、
これはもういろんな人がいろんな考察をしているので分かりませんけど、
神話が何かしらの歴史的史実を元に描かれているのであれば、
もしかしたら奈良の方、関西の方にいた大和の勢力が、
その出雲という巨大なライバルを下したのか、
本当に譲ってもらったのか分からないけれども、
それでもっと日本というものを統一になったら、
すごく最後のターニングポイントだったのかもしれない。
出雲というのは別の勢力だからいたわけです。
そうか。だからその神話の中では、
地上と天上っていうことだったけど、
36:00
もしかしたらそれが出雲と大和というのの中傷かというかもしれない。
かもしれない。
だから大国主に該当する人物もいたんじゃないかとも思われる。
それだけの根拠はこの考古学的にも何かあるんです。
やっぱりただものじゃない土地だったんですよ、ここは。
というのはこの博物館に行っていただくとよく分かると思いますね。
いつも言うけど、何もなかったらそんな神話は多分生まれないからね。
そうなんです。
やっぱりどうしても大学の授業とかで歴史学とかやると、
文献資料だったり考古学資料に基づいてっていうことがスタンダードになるんですけど、
やっぱりこういった伝説とか、
階段とかっていうのはバカにはできないと思うんですね、決してね。
やっぱ何かしらの理由があるんですよ、絶対そこにしか生まれない。
この古事記の出雲神話なんたらその最たる例でしょうね。
ということになります。
この正道記がやっぱり一番の見どころとは思いますけれども、
島根県という出雲の地域全体の古代、中世、近世、近代という歴史を学べますし、
まず最初にこの後4日間の旅の概要を出雲という地域全体のことを知っておくには、
まず一番いい博物館かなと思います。
そしてもう一つ深掘りネタと言いますかね、
出雲大社って今もすごく大きなやしろで、
実際行ってもらうと分かるし、写真を見ただけでもね、
人との比較したらとんでもないスケールの神社でね、
特に横にがっしりとした社殿だというのは分かると思うんですけど、
これも本当かどうかはもはや分からないんですが、
一説によると、昔の出雲大社は今よりもはるかに大きくて、
当時日本最大の建造物だったという説があるんです。
これは平安時代のとある日記か記録かなんかに書かれてるんですけれども、
どういった文脈だったかちょっと僕は忘れてしまったんですが、
とある貴族かお坊さんが、
なんか日本の建物の高さランキングみたいなことを書いてるんです。
それで、出雲の雲ですね。
雲集と言われていた雲の国と書いて、出雲が太郎で、
その次の二郎が東大寺大仏殿って書いてあるんですよ。
つまり東大寺大仏殿ってあれはもう今も減損してますから、
分かるわけですね。大体は。
あれよりも大きかったって書いてあるんです。
じゃあ一体何メートルあったんだっていう話なんですけれども、
これは推定ですが、高さ48メートルの巨大神殿がここにあったっていう説が、
今現実味を帯びてるんです。
高さ48メートルね。
それってだって、16階建てとかそんな感じだよね。
そんなもんかな。ちょっと俺そこに詳しくないんだけど。
でも1階が3メートルだとしたら、16階とか15階とか。
そんな高いの?
高層ビルも高層ビルというか、
当時1000年前とかにそんなものがあったっていう記録があるんです。
39:02
その謎に迫る展示室もあって、
今これも本当にいろんな学者がそれを研究してるんですけれども、
大林組っていう有名な建築会社さんがいますけれども、
そこの方がこの調査に実は協力をしていて、
大林組さんが工学的検知とかいろんな知見を結集して、
複元図っていうのを描いてるんですね。
それを我々も見てるわけなんですけれども、どうですか?
建物がでかいっていうよりかは、
車殿みたいな建物が柱の上にあるっていう感じですね。
それに長い階段がついてるっていう感じですね。
高床敷みたいな感じですね。
高床敷の極点というかね。
この人も書いてあるけど、相当高いね。
本当は50メートル規模のものがあったんじゃないかって言われてるんですね。
50メートル、当時なんてこんなもの当然あるわけないですから。
いっぱいはね。
出雲大社もしかしたらそうだったかもしれないんだけど。
だから日本の中でも特別な建物だったと思うんですね。
そして高層ビルとかがない時代に、
内田の杉池で言うと16階建てなんだとしたら、
どういう現象がその時起こるかっていうと、
要は天に届くような、
周りなんて田んぼと1階2階のせいぜい民家ばっかりですよ。
なのに16階建ての建物が出現している出雲。
これはただ事じゃない。
これがかつての出雲大社の姿だったんじゃないかって言われてるんです。
実際にこれは裏付けもあってこれになってるってことですね。
その話が実はこの博物館のミソでして、
最初はあくまでもランキングをつけた謎の人が言ってるだけで、
その人の思い込みかもしれないっていう風な、
要は嘘なんじゃない。
さすがにそんな当時50メートル建物があるなんてって思われてたんですね。
出雲大社っていう、
その性質から大きなものと思って書いてる可能性もあるしね。
と思っていたんですが、
これね、僕らが生まれたあと2000年から2001年にかけての調査で見つかったのが、
巨木1本をさらに3個に束ねて合成させた、
巨大な結束した木柱の痕跡というのが見つかったんです。
3本くくるとその直径はなんと3メートルに及ぶ柱が立っていた、
その基礎の部分が見つかったんです。
これを渦柱と言っていて、
宇宙の上に豆に柱とかで渦柱って言われてるんですけれども、
これがですね、この博物館のエントランスに展示されています。
おそらくこの3本の木柱を金属で束ねていたんじゃないかというような痕跡があるんですね。
42:01
それで1本の柱に見立てていた。
普通神社とかお寺、今も大きいとこ行っても大体1本の柱で巨大な巨木の柱でやってるんですけど、
その巨木を3本立てなければならなかった柱って、
じゃあ一体その上に何があったのか。
これは多少信憑性あるね。
そうなんです。
これ2000年代、本当最近の話なんですよ。
だからもしかしたら本当にあったんじゃないかとも言われてる、最近。
この渦柱が見つかったことによって、
前代未聞、高さ50メートル弱の超巨大神殿が昔の出雲大社の姿だったっていうのは、
あながち嘘じゃなかったかもしれない。
今こんなものがあったら世界遺産どころじゃないですよ、正直。
こんな木造建築物ありえないですから、今の世の中に。
正直今の技術でこれが作れるのか僕は分かんないです、もはやね。
そうねー。
まあコンクリート、鉄筋コンクリートとかだったら、
それと一体でもね、木造で。
そうだねー。
でも今の世の中には、
これも天へ続いてる心地がしたでしょ。
この大林組さんの福利演図にちょうど、
菅主さんみたいな方が登ってる場面を描いてますけれども、
こういった、今福利演図で我々はウェブで見てますけど、
博物館に行くとさっきの渦柱は実物が見られますし、
あとはこういった巨大神殿の模型、
福利演図を見ると、
実物が見られますし、
実物が見られますし、
実物が見られますし、
あとはこういった巨大神殿の模型、
福利演想定模型というのも実際にあるんですね。
平安時代のこの50メートルあったと言われているものの、
ある日の一日、ある出雲大社の一日ということでね、
この模型のバックにわざわざ天井に空みたいなのを作って、
実際におそらく当時の人が本当にこの神殿があったなら、
見ていただろう空の中にこの神殿が浮いてるように見えるような、
圧倒的なスケールというのを少しでも再現しようということで、
すごいこだわって天井されています。
この写真を見ると後ろにガラスケースがいくつも模型があるんですけど、
要は諸説ふんふんとしてるんです。
当時の文献とか実際渦柱の構造とか、
建築技術を完備して実際はこうだった。
いやさすがに50はなかったんじゃないかとか、
いろんな福利演模型があるので、
あなたならどれを信じるかということで、
試してみてもいいかもしれません。
基本の構造は同じだね。
そうですね。
やはり長い階段でもって渦柱みたいな、
信じがたい巨大な木柱をどうにかしてこしらえて、
その上に何かがあったのは間違いなさそう。
これだったらわからないです。
もしかしたら我々が生きてる間に解明がされるかもしれませんが。
これだけのものだったんですよいつも。
逆に言うとこんなものを建てた。
つまり日本で一番高い建物があったっていうことは、
それだけ特殊だったんですね。
出雲という町があったところが。
というのを学んでいただいた後に、
いよいよ実際に出雲大社に行ってみましょう。
45:01
博物館から山道をそのまま歩いていけば、
3分から5分程度、
この間もちょうどすごくきれいな松並木でありますので、
散歩するにもすごくいいところです。
我々はいつもこれを出雲大社出雲大社って言ってるんですけれども、
正式には出雲の大社というのが正式な名前になっていて、
通称出雲大社というふうに言っているということになります。
出雲大社なあ、俺見たことないからなあ。
ここは一度はね。
そうだよね。
島根が住みたいとかじゃなくてもね。
やっぱ日本人ならみたいなスポットはいくつかあるじゃないですか。
そのうちの一つな気がするね。
そうでしょうね。
伊勢神宮しかり出雲大社しかりね。
この辺りはやっぱりそれに匹敵するでしょうね。
国民的知名度を持っていると言ってもいいでしょう。
先ほど話した通りですね。
大国主というものを祀っている。
大国主というのはね、先ほどの国譲りがすごく有名なんですけれども、
実はいろんなところにね、
日本の文化に足跡とか伝承を残しているんですね。
その代表的なものが稲葉の白うさぎという伝説を知っていますかね。
全然わかんないな。
これ何かというと、
簡単に言うとこの大国主が若い時にですね、好きな人がいて、
その人に会いに行こうと言ってたんですね。
ところがその好きな人はすごい美人だったから、
みんな男の人が寄って行くわけですよ。
兄弟が大国主といっぱいいたんですけど、
その兄弟お兄さんたちが先に行っちゃって、
大国主はいじめられっ子だったんですね。
最後にともとも一人で歩いて行ったと。
言ったらですね、稲葉の国、
これ稲葉というのは今の鳥取県です。
隣ですよね。
海のところを歩いていたら、
怪我をしたうさぎが一匹いたんです。
一羽が。
浜辺にいたと。
これはどうしたかというと、
お兄ちゃんたちにいじめられて、
騙されて怪我をしてしまったうさぎだったんですね。
ろくでもねえな。
ろくでもないやつなんですよ、本当に。
大国主は優しいから、
かわいそうだと思って、
これ手当てしてあげるんですよ、このうさぎをですね。
さっき皮を剥がされてと。
そうなんですよ。
ひどいことするね。
うさぎもねちょっと悪さをしたんですね。
鮫にね、鮫を騙そうとしたら鮫がブチ切れたんですね。
騙されたことに気づいて。
それで仕返しをされたっていうのがそもそもなんですけど。
それで手当てをしてやったと。
そしたらそのうさぎの怪我が治ったということで、
皮が剥がれてかわいそうだったうさぎが、
白い健やかなうさぎになったということで、
稲葉の白うさぎというのになったと。
こういった優しさのおかげで、
大国主はその好きな人と両思いになって
結ばれたっていうのがハッピーエンドなんですけれども。
優しさを示すエピソードですね。
そういうことですそういうことです。
稲葉の白うさぎってね、
結構いろんなところに出てくる伝説ではあるんですが、
48:00
そういうわけで実は出雲大社はね、
境内にいろいろうさぎの像がたくさんあるんですね。
すごい可愛らしい像がいっぱいあって、
大国主と一緒にいる像だったりとか。
出雲全体に実はこのうさぎというのが関わってくるものなので、
ちょっとこのあたりも頭に止めていただけると、
後々あれかというふうになると思います。
あとは出雲大社の特殊なところで言うと、
普通神社とかに参拝するときって、
お作法って。
2礼2拍手1礼とかですよね。
それが普通ですよね。
ところが出雲大社はこれが違うんですね。
そうなんだ。
出雲大社は2礼4拍手1礼なんですよ。
元の2礼2拍手1礼の意味も俺らわかってないからさ。
4拍手になって何なんだろうとは思っちゃうけど。
これもね、ちょっとよく正直いろいろわからないんですけれども、
本来であれば8らしいんです。
4じゃなくてそもそも。
8は古くより無限。
8って無限ですよね。
ループするから。
を表すということで、
神様に対して限りない拍手を持って、
永遠のずっとの拍手っていうのが8なんですよ。
だからこの出雲大社においても、
一番有名なお祭りのときは本当に8拍手するんですって。
だけどそれが8やってると詰まっちゃうっていうのもあるんでしょうから、
今は簡略化してでも4拍手らしいんですね。
だからもしかしたらその2礼2拍手というもの自体も、
さらにそれを簡略したものなのかもしれません。
だいぶ横着してたんだ。
そういうことなんですよ、想像。
なので今の出雲大社行かれると、
結構4拍手をする方が多いので、
あの人何やってんだろうって知らないと思うと思うんですけど、
それが正しいんですね。
っていう話もあったりしますが、
何にせよこの出雲大社というのはとにかくもう、
行けばもう見どころというのは自ずとわかると思うので、
あんまり詳しくは話しませんけれども、
そういった神話だったりね、
4拍手の特殊な作法というものを知ってから行くと、
なお面白いかなという気はします。
いろんな意味で特別な神社ということですね。
出雲大社からですね、
西の方に15分ほど歩いたところにあるのが、
稲狭の浜というところです。
これさっき、
さっきのあの、
剣突き立てられたところですね。
そうですそうです。
アマテラスから使わされた竹神一が初めて降り立って、
ここの砂浜に剣を立てて、
腰を据えて大国主に国譲りを迫ったと。
実際ここで国譲りをしたという場所ですね。
これが残ってるというか、
そういった言われてるところがあるんですね。
稲のこれは何ていうかな、
人鞭に浸り、
佐川九尾の佐ですね。
の浜、稲狭の浜。
というのが残ってます。
これもすごく綺麗な砂浜です。
綺麗だね。
写真綺麗ですよね。
周りはもう本当に何もなくて、
51:00
海と砂浜だけ。
海もすごく、
なんか日本海と思えない青さだね。
綺麗ですよ。
ちょうどこれね、
本当に白い砂と青い海で、
本当にいわゆるビーチとして綺麗なんですけれども、
特筆されるのはこの真ん中にあるね。
すごいなこれちょっと。
竹神一の話をしてるときにちょうど。
雷が夏のやっぱり収録すごいね。
真ん中にあるのがね、
弁天島って言われている、
岩というかね、
大きな岩なんですけれども、
そこにも鳥がかけられていたりして。
これね、方角がね、
実は西に向いてるんですよ完全に。
真西?
真西です。
ほぼほぼ。
ってなると、
何が起こるかというと、
夕焼けですね。
あーなるほど。
ちょっと稲猿浜でね、
ぜひGoogle検索調べていただくと、
最初に出た時は夕焼けの画像なんですよ。
綺麗ですね。
夕日の名所です。
ここは非常に。
ちょうどこの弁天島という岩をね、
透かしてシルエットが来るというのがまたいいところでして、
すごいね、いいサンセットが見られるんですね。
いいねー。
もう本当単純に何にもない砂浜で海だから、
もうそれだけで綺麗。
だし、この弁天島がシルエットで、
かっこいい感じになってますね。
そうですね。
でもこれでやっぱりこういうところに、
が神話の舞台になってるというのもね、
何かこう通じるような。
そうね、
この岩はたぶんずっとあっただろうから、
まあなんかちょっと、
それは鳥居も建てたくなるなって感じだよね。
何かやっぱりこう、
ここに神様が宿っていると言われると、
そして夕日がバックにあるというのも余計ね。
やっぱり神秘的な景観というのが生まれるわけですよね。
だから何かそこはちょっと、
神話の舞台になったのも分かるような気がする。
そういった浜で、
我々の今ね、
モデルコースにおいても、
出雲大社を見終わった時点で、
おそらく4時か4時半くらいになってるかなと思いますので、
稲狭の浜には5時前に着くんじゃないかなと。
そうするとちょうどね、
秋であれば、
だんだん日が暮れていく姿が見られるのかなと思ってですね。
そういったところもあって、
観光としてはこれで一旦終わりになりまして、
そこからですね、
今日の夜の方に戻っていきましょう。
稲狭の浜から徒歩13分ほど行ったところに、
出雲大社の中にあるバスターミナルみたいなのがあるんですけれども、
そこに行っていただいて、
例によってまた一畑バスで帰ります。
40分弱か、
バスに乗っていただいて、
出雲市の駅まで帰ります。
帰ったら、
出雲市の駅まで帰ります。
出雲市の駅まで帰ります。
帰ったら、
あらかじめ車と荷物を預けておいたホテルにチェックインをして、
少し体を休めていただく。
そしてここからが夜ですね。
出雲市というのは、
島根県において第二の都市になりますので、
結構栄えてます。
特にね、
54:00
ガンガンギラギラ栄えてるかっていうのはそうじゃないんですけれども、
昔ながらのね、
ノスタルジックな飲み屋街みたいなね、
すごいディープなね、
路地みたいのがいっぱいあって、
結構楽しいんですよ。
はい。
ということでね、
例によって何軒か行きたいわけなんですが、
最初の1軒目でお勧めしたいのが、
これちょっと新しいところから入りますが、
出雲ブルーウィングさん。
ブルワリーですね。
ブルワリーです。
出雲ブルーウィングカンパニーさんですね。
のタップルームというのが出雲の市街地にありますので、
こちらでね、
まずは1杯目ビールを飲んでいただこうかと思います。
はい。
綺麗なビールだね。
そう、これね、
色がすごい綺麗になるよ、このビール。
ちょっとラインナップを見ていただくと、
琥珀色。
そうだね。
すごい綺麗な深みのある色なんですね。
普通のビールの黄色い感じじゃなくてね、
ちょっと深みのあるオレンジっぽい感じの、
そうですね。
綺麗なビールですね。
紅色というかでもはやね。
はいはいはい。
実際看板商品がね、
RED IPAという真ん中のものですかね。
はいはいはい。
予想など通りね。
うん。
もはや赤いね。
そうですよね。
っていうね、ちょっと特殊なビールなんですけれども、
これが美味しいんですよ、すごく。
はい。
で、実際にね、
いろいろ、いくつか種類はあるので、
好みにね、応じて、
あるいは合わせるものに応じてなんですけれども、
やっぱりこのRED IPAはすごくバランスが良くて、
わざわざ赤い書画をやっぱり使っているということで、
この色合いが出るそうなんですね。
そういうことなんだ。
はい、なのでコクの深さと、
そういったものを感じられるので、
僕はこの時点でおすすめでしたね。
いいなぁ。
うん。
で、すごいね、デザインもスタイリッシュな感じで、
そうですね。
うん。
このロゴなんだか分かりますか?
えぇー。
まぁあの、さっき見た、
すごい高い出雲大社の、
あの屋城の屋根に見えるけど。
はい、はい。
そうですそうです。
あ、そうなの?
うん。高いのはあれは復元だったけど、
今のこの出雲大社のこの屋根をね、
こういう風に上手くアレンジして、
すごいすごいデザインロゴで、
はいはいはい。
実際あのタップループに行っても、
すごいシャープでね、
うん。
あの洗練されたデザインの、
本当にオシャレなタップルームになっていますので、
うん。
1杯目にはすごくおすすめですね。
へぇー。
はい。
さらにね、
素材としても、
まぁさっき赤い幕画の話はしましたけれども、
うん。
副材料というところで言うと、
あ、はい。
出雲でね、摂れた柑橘だったりフルーツだったり、
出雲って本当に農業も魚地域ですので、
うーん。
そういったものと合わせた、
クラフトビールを作ってらっしゃるので、
地産のね、食材を味わえるという意味でも、
いいかなと思っておりますね。
はいはい。
料理もあるんですね、これ。
ありますね。
うんうんうん。
お肉料理がね、
結構盛んにありまして、
へぇー。
はい。
あの、なので、
割とこう、
キレキレのビールというよりは、
やっぱり肉みたいなこう、
結構味の強いものと合わせる、
コクの深いビール。
なるほど。
っていうような印象がありますね。
うんうんうん。
で、まぁ余談ですけど、
この同じ、
あの出雲ブルーイングさんなんですが、
はい。
今我々が言ってるのは、
出雲市駅の近くのね、
タップルームなんですけれども、
出雲大社の門前にも実はお店がありまして、
57:01
へぇー。
そこだと飲み歩きみたいな感じで、
その門前町の中をね、
他の食べ歩きグルメとかで
合わせていただくこともできるので、
晴れてたりね、
あのしたらそっちでも楽しめると思います。
ただね、
今回出雲市に泊まるというのもね、
なかなか、
その地取りを生かすとなると、
やっぱりこっちの、
そこで醸造しているね、
タップルームの方が、
行くべきかなと思ったので、
今回はこっちにしました。
はい。
出雲大社の前にね、
食べ歩きとかする人は、
そこ行ってもいいかもしれない。
はい、全然そちらでもいいと思います。
そこから徒歩4分ほど行ったところでですね、
さっきほど申し上げた、
あのすごいディープな小さな路地裏の中にですね、
すごい店があるんですね。
ひさずさんと言いまして、
ひさし鶴と書いてひさずさんなんですけれども、
これはね、
本当に名店です。
島根県のね、
名物として、
少し話題になったところで言うと、
西堀慶さん、
テニスプレーヤーの、
あの方松江のご出身だったと思うんですけれども、
そうなんだ。
記者会見か何かで、
今何を食べたいですか、
みたいな質問が誰かからされた時に、
ふるさとののどぐろが食べたい、
って言ったっていうのは、
結構有名な話で、
それでだいぶ有名になったんですけれども、
出雲と言えばやっぱりのどぐろとかね、
日本海の幸のね、
海産物もすごい美味しいです。
その海産物、
地魚を味わう上で、
ひさずさんというのは特筆される存在でして、
本当に地魚料理専門店の、
ちっちゃなお店なんですけれども、
おじいさんがやってらっしゃるね、
小さな昔ながらのお店なんですけど、
前僕が伺ったところによると、
のどぐろとかは、
もうね、1年先まで予約が入ってるって言ってました。
そういう時もあるらしいです。
のどぐろの予約があるってこと?
そう。
日付とその日に、
のどぐろもそんなに、
高給料でバンバン取れるわけじゃないので、
その日にのどぐろが欲しいから、
席とともにのどぐろまでもうね、
確保しておくんですって。
その日に仕入れがあった場合には、
それでのどぐろが出せるという感じになるわけですけれども。
1年待ってないかもしれないってこと?
それはね、自然の説明なので、
それこそ、1週間大雨が続きましたとかだったら、
もしかしたらないのかもしれないけど、
ちょっと僕もね、分かんないんですけど。
ただそれぐらいのやっぱりね。
なぜじゃあこのまさか日立さんで食べるのかということなんですけど、
ここの塩焼きというのは、
塩焼きのスペシャリストなんですよ、この人。
魚の塩焼きのスペシャリスト。
いや、うまそうだもん。
めちゃくちゃおいしいです、これ。
これ写真だけでも、
皮がパリッとしてて、中がホワッとしてそうだなっていう。
そうなんですよね。
見た目でおいしいのわかるもんな。
1:00:02
これがね、おいしかったんですよ。
これのどぐろですね。
なんかちょっと香ばしそうな感じもあるし。
写真から漂ってきますよね。
絶妙と言ったらこれまでの、
シンプルな話じゃないですか、すごく非常にきて。
なんだけどやっぱりおいしかったですね。
僕はちょっとね、実はこれ偶然見つけたお店だったので、
のどぐろを予約当然してなくて、
のどぐろは僕はいただいてもないんですね。
ただその日甘鯛があって、
僕甘鯛って大好きなんですけど、
甘鯛をいただいたんですね。
やっぱりめちゃくちゃおいしかったです。
特にこう、僕も小田原に住んでからですね、
ここ行ったのは小田原に引っ越して半年ぐらい経って確か行ったんですけれども、
やっぱり初めて魚料理というものを一人暮らしでするようになったんですよ、必然的にね。
魚がすごい手に入るので安っぽいし。
家でね、僕はグリルがないのでフライパンで醤油焼きやってたんですけど、
それこそいろんなYouTubeとか見ながら。
やっぱりどうしてもなんか水っぽくなったり、
難しいよね。
カビカビになっちゃったりしてうまくいかなかったんですよね。
そんな話をこの必殺の対象にしたら、
フライパンでやるやり方というのを教えてくれまして、
そしたら全然改善しました。
それのアドバイスだけでもね、本当に変わったんですよ。
おお!
落ちた?これ。
落ちたかもね。
そう、それで対象のアドバイスが変わったんですよ。
僕の調理技術も。
こちらのお店においてはね、
フライパンの方ではないんですけれども、
じっくりじっくり目の前で塩焼きしてくれますので、
その焼き上げるまでに日本酒とお刺身と、
ちょっとした茶碗蒸しとかもね、めちゃくちゃ美味しかったんですよ。
そういった小さな活泡料理と言ってもいいかもしれないし、
小料理屋と言ってもいいかもしれないんですが、
とにかく出雲のお魚を味わうよりは、
ここは外せないと思います。
面白いのがね、値段書いてないんですよ、ここ一切。
ちょっと怖いじゃん。
つまりお魚の質によって対象が値付けをするんです。
大きさとかね。
僕ね、実はここ行ったのに3軒目ぐらいで行ってて、
前に別のちょっと店で結構飲んじゃってたので、
だいぶお腹いっぱいになってて、
お茶漬け屋さんぐらいかなって要領で入ったんですよ、正直。
最後締め。
でもなんか話しててどうしても食べたくなって、
お腹に入らないって話をしたら、
甘鯛を3匹ぐらい持ってきてくれて、
この小さいのだったらいくらみたいな。
これでいいみたいな。
それとも食べるんだったら大きいのもあるよみたいなことで教えてくれて、
その小さいのをいただいて、
優しくこっちに遠慮させない感じで値段も教えてくれましたので、
事前にちゃんと聞けば必ず教えてくれると思います。
いいっすねー。
ここは日本酒進みましたねー。
本当に思い出深い店です。
この時も三泊してたのかな。
最終日に確か行ったんですけど、
持ってかれちゃった感じがします。
1:03:00
この店に出会えたということが感動で。
一生忘れられない思い出の衛星になりましたね。
また出てきたら絶対行きたいと思ってます。
確実なのは僕みたいに運が良ければ、
平日に行ったからってのもあったと思うんですよ。
予約したほうが確実だと思います。
大きな店ではないので。
とにかくこの魚の塩焼きは絶品。
めちゃくちゃ美味しいです。
という久津さんでした。
最後の1件ですね。
久津さんからちょっと路地を抜けて、
1分くらいのところに
ブルーベアーというバーがあります。
青いクマでブルーベアーさんですね。
かわいい。
すごくかわいいんですよ。
さっきの久津さんのノスタルジックな感じとは全然違って、
ちょっとデザイン性豊かな、ハイセンスな、現代的なね。
かなり薄暗いバーなんですけれども、
ここはフレッシュフルーツのカクテルの専門店なんです。
これ今インスタ見せてますけど、
本当に全部のカクテルにフルーツが乗ってる感じだね。
そうなんですよ。
季節ごとに本当にトロピカル系のものもあれば、
出雲で採れるね。
確か僕が行った時は梨とかを頂いた気がするんですけれども、
あとブルーベリーとかも確か頂いた。
まさにありますね。
そういったものでその時入っているフルーツで、
飛び切りのものを出してくださいます。
なのでリール2本しとき最後、
ちょっとこの甘めのお酒で締めるというのがこの辺になるんですけれども、
本当にお店の中もすごく洗練されていて穏やかで、
あとちょっと異空間みたいな感じもあったりしてですね。
すごいコンセプトが一貫していて、
ちょっと癖になるような空間デザインで、
今まさにインスタにあれがありましたね。
気づきました?
気づきました。
マキノジンがこれインスタに載ってますね。
やっぱりトサの柑橘も実際結構あったはずなので。
なるほどね。
なので僕は残念ながら行ったことないですけれども、
あんまりお酒強くない彼女とかと行くとかでもここはいいんじゃないかなと思いますね。
もちろん男性一人でも全然すごくむしろ良かったので。
ここも小さなお店だったので、
そんなに積数があるわけではないんですけれども、
その分マスターとの距離も近くて、
いろいろフルーツの魅力とかも教えていただきましたし、
出雲市のこともよくお話聞かせてもらいましたね。
これインスタ見てるだけでも楽しいね。
カクテルの図鑑みたいな感じだよね。
写真がまたお上手ですよね。
本当に映えますよね。
普通にブドウのやつとか苺のやつとか、
ちょっとイメージしやすいのもあるし、
イチジクとかね、
パッションフルーツとかもどんな感じなんだろうっていうのもあるし、
ちょっとこれは興味が出ますね。
1:06:01
出ますよね。
またこの佇まいがね、こんな感じなんですよ。
真夜中の真っ暗な街の中に、
このブルーベアー君がね、
ちょっと間の抜けたような感じの不思議なクマさんなんですけれども、
これがピカピカと蛍光色で、
夜の闇の中にこの子だけがぽっかり浮かんでるんです。
これを目印にいくとどうしても入りたくなっちゃう。
だからやっぱりこのマスターのこういったデザイン性とか写真とか、
見せ方がすごく上手いですよね。
なるほどね。
最後にそのフルーツをいただくのも、
おさまりがいい感じがありますよね。
そうですよね。
なのでビール、日本酒、フルーツということでね、
チャンプをしてますけど、
それぞれの好みに応じて分量とか配分してもらえればいいのかなというような気がしますので、
こういうわけでもう出雲市の中心部で飲みを楽しんで、
ホテルにはちょうど日付が変わる前くらいに着くのかなという感じです。
ということで1日目を振り返っていきましょう。
まずこのコースのスタートとしましては、
出雲縁結空港に12時くらいに到着ということにしております。
そこで車を借りて、車で30分ほど出雲市駅の近くに行きます。
そこら辺でご自分でお好きなホテルを取っていただいて、
そこに荷物と車を一旦置きます。
そこからあと5分ほど、県城そば羽谷本店さん。
ここはもう出雲そばの名店。
法太子時代の大正天皇に献上したという有意所ある出雲そばの名店ですね。
ここでお昼をいただいて、
そこから徒歩5分ほど出雲市駅のバス停ですね。
そこから市端バスで30分ちょい正門前のバス停で降ります。
そこから徒歩5分ほど、
出雲大社の境内の中にある古代出雲歴史博物館に行きます。
ここで出雲の神話とか歴史について、まず知識を深めるということですね。
そこからいよいよ出雲大社へ。
二礼四伯首一礼が正式というかね、出雲大社のお参りの仕方ですね。
そこに注意しながらお参りをしまして、
そこから徒歩15分ほど稲狭の浜、ここが神話の場所ですね。
聖地というか、夕日の名所ですので、ここで夕日、時間が合えばね、見ていただいて、
そこから徒歩13分ほど出雲大社のバスターミナルから市端バスにもう一度乗って、
出雲市駅のバス停に戻ります。
そこからご自分のホテルにチェックインをしまして、ここから夜の町へと。
1:09:03
徒歩5分ほどで出雲ブルーイングカンパニーさんですね。
ここでほんと見た目にも綺麗なビール、クラフトビールをいただけると。
ここを一軒目としまして、そこから徒歩4分ほど、久津さん。
ここはもうお魚ですね。お魚と日本酒っていうのですね。
ぜひ塩焼きを召し上がっていただきたい。
でも取れないのか。のど黒は取れないのか。
1年前はちょっと極端な話かもしれないけど、まず席を予約した方がいいと思うので、
その時にのど黒が食べたいんですけどって言ったら、空いたら取れてくれてるかもしれないですね。
ここはちょっと予約を取った方がいいかもしれないですね。
ここで日本酒とお魚をいただきまして、そこから徒歩1分ほど、ブルーベアーさんですね。
フレッシュなフルーツのカクテル。たぶんこの季節に合わせたものを出してらっしゃるのかな。
なのでそこで締めの一杯としていただいて、そこからホテルに戻っていただくということですね。
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この1日目ということで、まず出雲大社にお参りをしようということですね。
ほぼほぼそれが、出雲神話と神話を裏付けるかもしれない歴史の話をちょっと一旦頭に留め置いておくというところがこの1日目のメインでしょうか。
そうですね。まだ最初だから、今後回るところの歴史をまず頭に入れとこうという感じですね。
そしてご挨拶という感じですね。
じゃあここからどんどん出雲が広がっていく感じですかね。
これ撮ってる間にね、ゲリラ豪雨が…
ほんと近くに落ちたよね、雷がね。
雷がすごいんで、ちょっとね、たぶん後ろでゴロゴロ言ってるかもしれないんで。
すごいですね、ちょっとね。
ちょっとね、今後の回もすぐ撮るんで、これからしばらくゴロゴロな回になるかもしれないですけど、ちょっとご容赦いただければ。
ということで、また次回も。
言ってる側がすごいですね。
ということでね、次回もお楽しみにということで、今回はこの辺でありがとうございました。
ありがとうございました。
01:12:09

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