そういうことです。
ということで、じゃあその2日目、よろしくお願いします。
はい、前日ですね、東岡崎駅近くのホテルに宿泊をしているという想定でいます。
岡崎市というのは、東岡崎駅周辺が一番の繁華街で、ホテルも飲食店もあるよというのは、昨日お話した通りなので、この点ご注意ください。
で、ちょっと今日はですね、これから静岡方面に移動しなくてはならないので、ちょっと朝は早めです。
8時50分ぐらいにホテルをチェックアウトしていただいて、
早めか?
まあまあまあ、我々には無理かなという感じですかね。
徒歩10分ほどくらい行ったところにですね、朝ごはんを食べに行きたいと思います。
一流堂喫茶室さんです。
一流堂さんというのは、一つの流気するの流に堂なんですけれども、岡崎でずっと前からやってる老舗のおせんべい屋さんなんですね。
こちらがですね、最近新業態としてこのカフェをオープンされて、というのがこの一流堂喫茶室さんになるんです。
で、モーニングはですね、非常にシンプルにトーストとコーヒーとか、まあ紅茶でもいいんですけれども、という感じで本当にシンプルでおせんべいという感じではないんですけれども、
ただね、実はここ開いていく理由としては、喫茶室だけじゃないんですね、実はここにあるのがね。
これですね、一流堂読書室というものがね、この同じ建物の中にあるんです。
すげえ、図書館じゃん。 そう、もうほぼ図書館です、実質。
このほぼ図書館みたいな、ワンフロアの中の大きな部屋がこの一流堂さんの持ち物らしくて、ここにもうすっごい数の本が並んでるんですよね。
旅、音楽、アート、ライフスタイル、あと漫画もちょっとあったかな。
結構ね、このおとだびポッドキャストが好きな方は結構好きなジャンルと思われるものがね、大量にあるんですね。
で、こちらは鍵付きなので、誰もが入れるわけではなくて、このお金を払った人、要は一流堂喫茶室でオーダーした人か、読書室のためにお金を払った人しか入れないようになっているので、
すごいプライベートで静かな空間で、ゆっくりと朝の時間を過ごすことができます。
朝だとなお一層静かな感じがしそうだね。 そうでしょうね。
なので今回の場合、喫茶室でモーニングをオーダーして、あるいは飲み物をオーダーしておけば、この読書室も確か1時間半だったかなと思うんですけど、
ちょっとごめんなさい、これ忘れちゃったんですが、一定の時間、無料で飲み物を持ち込んで、くつろぐことができるというものになるわけですね。
飲み物を持ち込めるのいいね。 いいですね。
図書館だとなかなかそうはいかないからね。 そうなんですよ。
なんか優雅な朝ですね。 優雅な朝です。
浜松駅からですね、徒歩3分ほどのところにむつぎ区というお店があります。
これはもうね、静岡の人から言ったら、わーなんだよ、有名じゃねえかってなっちゃうかもしれないんですけど。
先ほど申し上げたね、浜松餃子の超名店です。
僕これ大好きなんですよ、浜松餃子。
いいね。
浜松餃子って食べたことありますか?
いやどうだろうな。
なんかわかんないけど、スーパーとかで食べてる気もするけど。
なんか別に食べに行ったことはないし。
これが浜松餃子だなっていうのはちょっとあんまりわかんないかな。
浜松餃子はね、僕相当美味しい、餃子の中でも好きな部類なんですけど。
その特色が何かというとですね、一言で言うと野菜が多いんですね。
あーいいね。
餃子って皮の中に餡があるわけですけど、大体お肉とお野菜をうまく混ぜ合わせて、それを食べるじゃないですか。
例えば宇都宮餃子とかだと結構お肉がガッツリして、あれはもちろん美味しいんですけど、浜松は野菜が多いんですよ。
なるほどね。
特にキャベツとかを大量に使う餃子でして、なので餡に結構野菜の甘みが出るんですよね。
これ僕すごく好きなんですよ、非常に。
そういうのがよくなってきたね。
そうですね。すごく美味しいんですよ。
でもやっぱりガッツリはしてるのでね、ボリューム満足は全然いくんですけど、餃子らしさはもちろんあるんだけど、野菜の旨み、甘みがしっかり出てくる。
なのですごいふくよかな味わいですよね。
なるほどね。
そして今ね、むつりくさんのホームページに出てますけれども、この浜松餃子といえばこの円形に並べるっていうフォーメーションがね、ここまでも含めて浜松餃子なんですよ。
あーそうなんだ。
これちょうどね、あいにく文字に被って今見えないんですけれども、真ん中に何かが置いてあるんですね。
ちょっとほんとシルエットクイズみたいになっちゃったんですけど。
なんでここに。
餃子の漢字の二文字目のコがね、ちょうどど真ん中に来てるんでね。
シルエットクイズにもなってないのよ。
見えない、単純に見えない。
え?タレ?
違います。
え?
こんなん分かんない。
もやしです。
浜松餃子はサイズにもよりますけどね、一人のボリュームにもよるんだけど。
割と僕がそういうわけで親戚、おじなんですけど、おじ夫婦が東京の方に来る時には親戚6人くらいで集まるので、だいたいこれ買ってきてくれるんですよ。
それとやっぱりね、円のお皿に円形に浜松餃子ガーって並べて、真ん中にどっさりもやしを置く。
それに餃子ともやしを一緒に付け合わせ食べるんですよ。
だからもやしのこのシャキシャキ感。
とんかつとキャベツみたいなのがタレだからと思うんですけど、これがまたさらに野菜の旨味を引き立てる。
みずみずしさも同時に味わえると面白いものなんですね。
じゃあ俺やっぱ食べたことないわ。
あ、ほんと?
うん。
もやしがないからといって浜松餃子じゃないってわけじゃないんですけどね。
まあまあまあ、そうね。
へー、いやでも面白い文化だね。
これ面白いんですよ、非常に。
でも合いそうだね。
合います。非常に合いそう。
なので家でも再現はできると思うんですけど、
是非浜松に行ってこれ召し上がっていただきたいと思うわけですね。
今その遠景の話とか野菜が云々たるししたんですけど、
一応ね浜松餃子っていうブランドの定義としてはですね、もっと緩くって、
浜松に3年以上在住した人が浜松市内で作る餃子は浜松餃子と言えるそうなんです。
じゃあ浜松でそれなりにやってるお店は全部浜松餃子ね。
そうそうそうそう。
ただやっぱり有名店、むつぎくさんと、あといくつか有名なところあるんですけど、
やっぱりそういったところは一定のこのフォーメーションね。
遠景でかつ野菜多めっていうのが非常に一般化している。
じゃあど真ん中の浜松餃子はこういう形。
そういうことです。
これはやっぱりね、浜松ってこれから話すんですけど、大地なんですよね。
有名なところで言うと、実は浜松には昔、今もあるんだけど砂丘があるんですよ。
鳥取だけじゃないんです、日本の砂丘って。浜松にも実は砂丘があったりするし、
浜松駅から浜松城の方へ行くとね、三方が原大地っていうところがあるんですけど、
そこはやっぱり畑文化でお野菜の一大産地なんですよ。
稲作というよりは畑なんですよ。
そういった野菜豊富な文化っていうのが一つ大きいと思います。
なるほど。
いやいいね。キャベツ多めはいいね。
いいですよね。非常に美味しいですよね。
断面めっちゃ寄ってる写真があるけど、ほぼキャベツだね。
そう、めっちゃ寄せ多いんですよ。
お肉もあるんですけど。こういう感じなんです、浜松城は。
でも美味しいんだよね、これ。めちゃくちゃ美味しいんですよ。
いいね。
なのでヘルシーな感じもするんだけど、餃子はしっかり食べてるなって感じもするし。
だからね、ビール飲んでもいいわけですよね。野菜とってるんで普通に。
もやしでも売ってるし。雑定さんみたいなこと言いますけど。
ゼロカロリー飲みたいな。
ある程度罪悪感は消せるんですよね。
むしろ大里行ったら出ましたね、何のために公共交通機関で来てるのって話なので。
是非ビール飲んでいただいていいかなと。
むつ肉さんも本当に有名店なので、並ぶと思います正直土日だと。
それぐらいの覚悟が必要な店です。
ただやっぱり並ぶだけの理由はありますし、ランチで行く場合にはラーメンセットみたいなのもできるんですね。
すごくあっさりした鶏ガラベースの醤油だったり塩だったり、味も選べるようなんですけれども。
こういったラーメンと餃子っていうようなセットとかもお得に味わえますので、非常にこの点でも嬉しいポイントでありますね。
食べてしかないんだけどね、この日ね。今のところはね。
朝ごはん食べて移動して昼ごはん食べてる。
軽めにちょっと。
というのがね、浜松餃子なのでね。
是非むつ肉さん以外にもね、実はちょっと今回車じゃないので行けない店もいくつかあるんですよ。
なので是非浜松自体に興味を持った方は食べ比べなんてもやってもいいと思います。
僕ね一つやっぱり好きなとこあるんですよ。運転するので。
餃子の街はそういうの楽しいね。
楽しみますね。福岡しかりそうなんですけど。
餃子ならね、食べ比べできるしね。
ということでね、まずちょっと軽めにお昼をいただきました。
で、こっからがですね、いわゆる観光になってきます。
で、ここからも公共交通機関で移動します。
で、初めに言っとくと、本来ならば浜松の駅で荷物を預けたいところなんですけれども。
今日ちょっと1回このコース上は預けないで荷物を持ったまま移動することにします。
浜松駅になんでもとってきません。
あーなるほど。ロッカーとか持ったけど預けられないのか。
ただコースの内容によってはこれ預けられるようにアレンジできますので、その方法は後で話します。
一旦ちょっと戻ってこない想定で話をします。
浜松駅から円鉄バス、円州鉄道のことですね。
円鉄バスというバスに乗っていただいて、これしょっちゅう出てますこのバスは。
6分ほど行っていただいたところに浜松城公園入口というバス停があります。
そこで降りていただいて、バス停から徒歩7分ほど歩いていただくと浜松城の天守閣に着きます。
浜松城というのはそういうわけで徳川家康が青年期・早年期というすごい長期にわたって過ごしたお城になっています。
当然そういうわけなので江戸時代もすごい重要視された場所になっていて、
面白いのは徳川家、江戸幕府になった後の話なんですけど、浜松藩っていう浜松城を本県にした藩があるわけですが、
ここは出世城って言われたんですね。
つまり出世ルートに乗ると浜松城に入れるんですよ。
つまり浜松藩主のキャリアをいろいろ見てみると、
短期間でいろんな代名変わっちゃって言ってるんですけど、
結構多くの人が老中だったりとか、いわゆる総理大臣的なね、そういった人たちになっていくんですよ。
その東流門みたいになっていくんですよ。
なんか運気がいいのかな。
やっぱり浜松っていうその家康公、東商大公元の家康様が入った城に入れるってことは将来有望な人しかいりたくない。
なるほどね。ここに入れるってことはそれを認められてるってこと?
そう、能力を認められてる。あとはやっぱり家柄もあると思います。
だから三河不大の徳川に昔から使われてきた家臣で能力もあるものっていうのが浜松に入れるしかも。
代表的なところで言うとね、教科書で天保の改革というので有名な水野忠邦。
これは浜松城の藩主です。
ある種のお住み付きみたいな。
なのでページにも書いてありますけどね、出世城ということで、今は縁起がいいという意味合いもあってね。
そんな親しまれているお城でもあります。
実際に浜松城公園行っていただくと、今もやはり江戸時代の天守国を模した福源天守が新しいお城が建っています。
この中に行っていただくと徳川家康の話だったり浜松という町の話だったりがもちろん学び取ることができます。
あとは浜松城って本当に広くて穏やかなところで、なので日本庭園があったりとかお茶をしてもらったりするんです。
なのでタイミングにもよると思うんですけど、ちょっとはうまくタイミングが合えばお茶をいただけたりもするかもしれません。
といういわゆる本当に市民こういうのが、そして家康にとっても大切な城だったんです。
家康はそういうわけで、あの人質たらえまわし状態から三河東東美の二家国の大将になったということで、もうこれだけでも大出世を遂げたわけなんですけど、
ここへ来て人生の非常に大きな試練が訪れるんです。
これがね、超危険人物が隣にいませんか?浜松の北はいいけど。
竹田か。
竹田信玄。これが隣り合わせになっちゃってるんですよ。
今川滅ぼした時は竹田と徳川で共同戦線張って今川を滅ぼしたみたいな感じで仲いい感じになってたんだけど、
信玄というのはもうそんな甘い言うのに人物じゃないっていうのはもう散々このポットキャストを聞いてからわかってると思うんですね。
真っ先に家康を裏切ります。もう用無しなんですよ、信玄とこの人は。
ガキンチョで、信玄からしてみればほぼお父さんみたいなものなんですよ、年代的に。
ガキンチョもガキンチョですよ。なのでもうひとひねりにしちゃおうということで、
さりげなくさりげなく24将たちに、ちょっと間違えちゃいましたみたいな感じで東東美進行させたりしているうちに、
その前にか家康のせっかく着いた山の方にいるちっちゃい豪族たちが、これ竹田来るなと思って、竹田に着いちゃおうって言って、
それこそ山形正影とかね、旅館をご子孫経営されているとかがまさにその急先鋒になって攻めてくる。
なんとなくなんとなくあれみたいな感じで竹田が攻めてきたなと思ったら、
とうとう竹田信玄本体がもう家康あなたは定期に待つねって攻めてくる。3万とか言って攻めてっちゃうんですよ。
もう信玄の一番脂の延熟してる最盛期の信玄なので。
うわー。まあそれは、同盟をね、しっかり守る義理も別にないしね。
そうなんです。そういう部分です。
ただただ今川を攻めるために。
そう。都合のいい相手だっただけなんです。信玄にとっちゃね。
それ終わっちゃったら別に関係ない。
用無し。私竹田信玄はそういうわけでね、侵略し続けることが人生なんですよね。
で、小田原の宝城とは同盟を進んでるので、もう西に行くしかないんです。
越後は上杉がいるので。
ということで徳川は浜松城は攻撃にさらされます。
てかとうとうみんせっかく取ったのにどんどん掠め取られていっちゃうんです。
でも徳川は徳川で、その時小田信長とは友達ですから。
信長に助けてくれて泣きつくんです。竹田を破れるとしたら小田の力借りるしかない。
ところがこの時小田原で信長がやばかった時で、信長包囲網、つまり竹田信玄がボスみたいなもんですけど。
竹田が東から来ると越前の朝倉義人がいましたよね。
あれが要は竹田共同戦線みたいな感じで来たりもみ始める。
大阪には石山本願寺っていうこれ一個一気の総本山です。
これもやっぱ信長も一個一気にやられるんです。
大阪の本願寺が猛威を振るって。
足利の将軍がそれで後ろで伊藤を操って。
中国の毛利、四国の張曽我部とかいう奴らが怪しい動きをしてるって言うんで。
信長は四方八方敵だらけ。
友達だったら家康だけなんですよ。
でもその家康を助けに行きたいのは山々なんだけれども、それどころじゃないんですね。
近畿の方がみんな敵だから。
っていうので、それでもさすがに見捨てられることはできない。
だって家康されたら次自分ですから絶対。竹田は止まらないんでこの人は。
とにかく何とか頑張ってくれっつって、3000人くらいの兵隊をよこして。
何とか割り出せるだけ割り出して。
かき集めて浜松に送ったんですね。
でも3万来てる。
徳川もちろん軍もいるんですけど、それでも進言には全然及ばないということで。
ただ家康もここで引いたら絶対やばいし。
裏切られるわけですよ。またこれ弱腰になったらね。
竹田っていうのは容赦ないから。
せめて何とかやっぱり、かつて今川義元・織田信長が打ち破ったみたいに。
自分も奇跡を起こさなきゃいけないということで、頑張るんですね非常に。
頑張ろう頑張ろうって思って、作戦めっちゃ考えて来れるもんなら来てみろよぐらいで頑張ってたんだけれども。
そしたら目の前を竹田進言の軍が通過していくんですよ。
浜松城を攻められると思ってめっちゃ作戦立ててて。
頑張って防備殺しちゃいだのに、目の前を素通りしていくんですよ。
あれ?と思ってどこ行くんだろう人たち。
西の方に行っちゃって三河の方に入っていこうとしてる。
でも三河このままじゃやばいじゃん、だって三河すっからかんだからって。
あれ?浜松に攻めてくると思って浜松に兵隊みんな集めてたら、
これ三河行かないとやばくね?つって、やばいやばい。
早く追いかけないと止められちゃう。つって追いかけて、ガーって走っていったところが三方が原っていうところなんですね。
浜松城の北にあるんですけど。
そしてやばいやばいよ、あれ早く、竹田が今止めないとやばいじゃん。つって大慌てで出ていったんです。
そしたら竹田進言が完全なフォーメーションを引いて待ち構えてた。
はめられたんです。
竹田進言も、たぶんその時誰よりも覚鮮の全てを知り尽くしていたような人なんで、
まんまと手のひらに。
そして家康は思わぬ形でドタバタした遭遇戦みたいので、竹田がまさかの待ち構えてた。
もう分かってたんですよ、進言は家康が何をするか。
全てを見通して待ってた。
そして三方ヶ原の戦いという、1572年12月なんですけど、
家康にとって人生最大の危機と言っていい、もうボッコボコに負けたんですね。
命からがら逃げて何人も重要な家臣が死んで、家康の身代わりになって死んでいった。
命からがら浜松城に逃げて、汚い話だけど漏らしたと言われた。