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2025-08-17 06:26

女子高生に道端でラブレターをもらった話

駅から会場までの道を歩いていると、
ポツンと柱の陰に立っている女子高生。
前を通り過ぎるときにテテテッと近寄ってきて、
「これ、読んでください!」と手紙を渡された。

https://mclover.hateblo.jp/entry/20090926/1253974680

サマリー

2009年の東京ゲームショーで、女子高生からラブレターを受け取るという予期せぬ体験があり、その実態はゲーム『ラブプラス』のプロモーションです。マーケティング手法の一環として、ゲリラマーケティングの例を通じて、注意を引く心理的な仕掛けについて考察されています。

女子高生からの手紙
さて、今回ちょっと深掘りしてみたいのが、2009年のあるブログ記事なんですよ。
おー、ブログ記事ですか。
女子高生にラフレターをもらったっていう、ちょっと気になるタイトルで。
へー、それは興味深いですね。
これ、筆者が東京ゲームショーで体験した、ちょっと変わった出来事について書かれてるんです。
なるほど。
この短い記事なんですけど、ここから2009年当時のユニークなマーケティング手法、その辺の革新に迫っていけたらなと。
へー、面白そうですね。
あなたにとっても何か新しい発見のきっかけになるかなーなんて思ってます。
はい。
で、まず、どんな状況だったかっていうとですね、筆者が東京ゲームショーに向かう途中、駅からの道で、柱のインに女子高生が一人ポツンと立ってたそうなんです。
一人でですか?
そう。で、その前を通り過ぎようとしたら、その子がテテテって感じで近寄ってきて、
おー。
これ、読んでくださいって一通の手紙を渡されたと。
うわ、それは、普通はドキッとしますよね、ラブレターかなって。
ですよね。筆者も当然そう思ったらしいんです。
えー。
でもまあ、開けてみたら、
開けたら?
好みのゲーム、ラブプラスの宣伝だったっていう。
あー、なるほど、宣伝でしたか。それは意表をつかれますね。
ですよね。ラブレターじゃなくて広告だったと。これ完全に計画的なプロモーション活動だったんですね。
そういうことになりますね。記事によると女子高生に見えるコンパニオンの方だったようですけど、
あー、やっぱり。
その方が通りかかる人に無差別に手紙の形をしたゲームの案内を渡していたと。
へー、手当たり次第に。
この手法の肝というかポイントはですね、やっぱり女子高生風から道端で手紙を渡されるっていうそのシチュエーション自体のインパクトでしょうね。
確かに日常じゃまずないですもんね、そんなこと。
そうなんです。普通なら、え?何?って思いますよね。その予期せぬ出来事に対する人間の注意、これをうまく利用してる。
なるほど。予期せぬ出来事。
はい。広告って普段はなんとなくこうスルーされたり、ちょっと警戒されたりするじゃないですか。
まあそうですね。広告だってわかってると。
でもこれは一見すごく個人的な出来事、まあラブレター疑惑ですよね。
それに偽装することで、その広告に対する心のフィルターを完全に回避してるんです。
うまいですね、それは。
だから後で、あ、なんだ広告かってわかったとしても、ただ道端でチラシもらうのとはもう全然違う。
強い感情的な記憶として残りやすいわけです。
筆者の方もこのアイディアはすごいと思ったって率直に書いてますけど。
現代のマーケティングの考察
いやそれは思いますよ。
その裏にはまあそういう心理的なメカニズムが働いてるんだろうなと。
絶対記憶に残りますもんね、そんな体験。これっていわゆるゲリラマーケティングってやつですか?
こう予想外の方法で人の注意を引くみたいな。
まさにそうですそうです。ゲリラマーケティングの一例と言えますね。
比較的低予算で常識破壊な方法で話題を作るっていうのがまあ典型ですけど。
ただこれは単なる奇襲っていうだけじゃなくてその心理的な仕掛けが結構凝ってるなと。
心理的な仕掛け。ある種のこう体験型マーケティングの走りみたいな言い方もできるかもしれませんね。
体験型ですか。なるほど。単に情報を受け取るんじゃなくてその場でちょっとした出来事を体験してるわけですもんね。
そうなんです。
2009年って今みたいにスマホとかSNSがまあここまで普及してなかった時代じゃないですか。
そうですね。まだiPhoneが出たばかりとかそんな頃ですもんね。
だからこういうリアルな場でのちょっとアナログな驚きっていうのはよりインパクトが大きかったのかもしれないですね。
まさにおっしゃる通りだと思います。デジタル情報が今ほど溢れてなかったからこそこういうリアルなサプライズが際立ったんでしょうね。
それともう一つターゲットが東京ゲームショーの来場者っていうのも結構ポイントだと思うんですよ。
ああなるほど場所も重要だと。
ゲーム特にラブプラスのようなジャンルにもともと関心が高い層が集まる場所でこれをやったわけですから非常に効果的に刺さった可能性が高いですよね。
なるほどなあ。単にびっくりさせるだけじゃなくて誰にどこでっていう文脈まで計算されてたってことですね。
そう考えられますね。
いやーこれは分野は違ってもなんかあなたにとっても応用できる考え方かもしれないですね。
と言いますと?
いやその固定還元を破るアイディアとか人の心理のこうちょっとした隙間をうまくつくアプローチがいかに有効かっていう具体的な事例として。
ああなるほど。えーそうですね。日常の中にちょっとしたあれっていうフックを仕掛けることで人の心をつかむっていうのは結構普遍的な戦略と言えるかもしれません。
いや本当ですね。というわけで今回は2009年のブログ記事からラブプラスのまあユニークなゲリラ的プロモーションについてちょっと深く見てきました。
ええ。
予期せぬ出会いを演出して強烈な印象を残すいやはや面白い事例でした。
本当に興味深いですよね。で最後にですねあなたに一つちょっと考えてみてほしい問いがあるんです。
何でしょう?
もしですよこの女子高生から手紙っていう全く同じ手法が仮に今日の例えば2025年の渋谷のスクランブル交差点とかそういう場所で行われたとしたら。
今ですか?2025年に。
ええ今。あなたはどう感じると思いますか?
うーんどうでしょうね。
2009年当時と同じように面白いじゃんって好意的に受け止められるでしょうか。
いやちょっと待ってくださいそれは。
それともやっぱり今の時代感覚例えばプライバシーに対する意識の変化とかあるいは多様性への配慮とかが求められる中でいやそれはちょっとどうなんだろうとか。
もしかしたら少し批判的な意見とかそういうのが出てくる可能性はあるんじゃないかなと。
確かにちょっと危うい感じも今だとするかもしれないですね。
ですよね。そのマーケティングの処方っていうのも時代とかその時の社会の空気によって受け止められ方がどう変わっていくのか。
そのあたりを少し思いを巡らせてみるのもまた面白いんじゃないかなと思いますよ。
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