本気を出すことへのためらい
今回のテーマなんですけど、本気を出し惜しむってなんかこうドキッとする言葉ですよね。
うーん、確かに。
D.I.SHIMAさんという方のブログ記事、本気を出し惜しむといつか本当に出なくなる、を元にですね、今日はこの心理をちょっと深く掘り下げてみたいなと。
はい。
なんでこう全力出すのをためらっちゃうのか、その先に何があるのかみたいな。
えー、この記事の元になったのが、宣伝会議って雑誌のコピーなんですよね。本気を出し惜しむといつか本当に出なくなる。
あー、そのコピーが。
そうなんです。これかなり確信をついてるなぁと思って、力をセーブするっていう行動の裏にある、まあ複雑な心理ですよね。
うーん、なんか本気出すのってちょっとカッコ悪いみたいな空気ありますよね。
あー、ありますね。学生時代とか特に。
でもこの記事が言ってるのは、もっと深い理由があるんじゃないかと。いざとなればまあ俺だってやれるしみたいな。そういう逃げ道、それを残しておきたいっていう真理、これはあの面白い指摘だなと思いました。
まさに本気でやって、もし失敗しちゃったら、それがなんていうか自分の限界ってことになっちゃうかもしれない。
うーん。
その怖さですよね。自分大したことないんだって、まあ周りに知られたくないとか、あるいは自分で認めたくないみたいな。プライドがね。
あー、プライドですか。
ええ。これが結構大きなブレーキになってるんじゃないかなと。本気でぶつかって、もしダメだったら、もう言い訳の余地がないじゃないですか。
確かに。その言い訳の余地ってなんか守りたい気持ちわからなくもないですけどね。
ええ。
でも記事では結構手びれしいですよね。そういうのって、能ある鷹は爪を隠すとはまあ全然違うんだと。
そうですね。
むしろ戦う気のない兵士と同じで、ただの臆病者って見られちゃうだけだよみたいな。
うーん。厳しいですけど、的を敷いているというか。
評価には繋がらないんだと。
ええ、そこがポイントで。爪を隠してるつもりでも、周りから見たら、いやそもそも爪がないんじゃない?とか、使う勇気がないだけでしょって。
なるほど。
でもっと怖いのは、その隠してる爪、使わないでいると、いざって時に本当に錆びついちゃって使えなくなってるかもしれないっていう。
あー、能力が使わないと衰えるみたいな。
そういうことです。だから、だしをしみって現状維持どころか、むしろマイナスに繋がる可能性もあるわけですね。
本気を出すことの重要性
それはちょっと怖いですね。じゃあ逆に、本気を出すメリットって何なんでしょう?失敗するリスクもあるのに。
記事が言ってるのは、まず、たとえ失敗したとしても、そこから得られる経験値が大きいってことですね。
経験値ですか?
ええ。何が通用して何がダメだったのか、具体的に学べるじゃないですか。
で、もっと大事かもしれないのが、自分は本気で挑戦できる人間なんだっていう、その自己認識。
あー、なるほど。自分はやれるんだと。
そうです。成功体験はもちろん、たとえ失敗しても、そこから立ち直ったっていう経験自体が、次の挑戦の土台になるんですね。
失敗を恐れずに、ぶつかっていくプロセス自体が、自分を強くする、成長させると。
ええ。
で、そういう姿を見てる人は、ちゃんと見てて、それが評価に繋がることもあるよと。結果だけじゃなくて。
まさに、プロセスとかその姿勢とかに価値があると。
うーん。
恥をかいたとしても、プライドが傷ついたとしても、本気でやった経験っていうのは、絶対その人を強くしますし。
はい。
そういう真剣な姿勢って、案外誰かが見てくれてるものなんですよ。
なるほどな。
だから著者も、いつでもいけるなんて思いながら、結局年だけ取っちゃう人にならないようにって。
あー、耳が痛い。
特に若いうちでね、小さくてもいいから、本気を出すっていう経験を積んでおくべきだって強く言ってますね。
出し惜しみが癖になると、本当にいつかは来なくなっちゃいますから。
いやー、今日は本気を出し惜しむっていう真理のその奥にあるプライドとか、恐怖とか、
あとそれが招く意外な結果について、深く考えさせられましたね。
えー。
挑戦を避けて守ってるつもりのものが、実は長期的に見ると自分の可能性を、なんかせがめてしまってるのかもしれないっていう。
そうですね。あなたにとって今日の話はどうでしたか?
もしかしたら、あ、自分もこの分野ではちょっとブレーキかけてるかもって、なんか思い当たる節があったかもしれないですね。
うーん、あるかもしれない。
その、いつか本気を出すために温存してる力って、本当にいつかのためになるのか、それとも実は今使うべき力なのか。
なるほど。
ちょっと一度立ち止まって、ご自身の本気について考えてみるのもいい機会かもしれないですね。