口コミサイトの問題点
あなたが今、まさに就職活動中だとしますよね。
はい。
それで、すごく良さそうな会社を見つけて、
おお、いいなあって期待してたのに、
まあ、念のため口コミサイトをチェックしてみたら、
ああ、ありますね、そういうこと。
なんかネガティブな書き込みだっかり、
あれってこう、不安になりません。
なりますね。
今日はまさにその点、
企業の口コミサイトとどう向き合うかについてですね、
あるブログ記事を元に、ちょっと掘り下げてみたいんです。
就活生が企業の口コミサイトを見るのはやめた方がいい、
プチメタ3.0っていう記事でして。
かなりこう、はっきりしたタイトルですね。
そうなんですよ。この記事結構はっきり主張してて、
就活生は応募先を決める判断材料として、
口コミサイトは見ない方がいいって言ってるんです。
へえ、それはまた思い切った意見ですね。
ですよね。じゃあなんでそんな大胆なこと言うのか、
ちょっと一緒に見ていきましょうか。
ぜひ、気になります。
では、この記事の確信の部分なんですけど、
まず指摘されてるのが、せっかくこの会社いいかもって思ってもですね、
口コミサイトを見ると、大抵いくつか悪い評判が見つかっちゃう。
うーん、まあそうでしょうね。
それで、一気にやっぱりやめようかなって、
気持ちが冷めちゃう危険性があると。
ああ、なるほど。
特に、もしかしてこれがいわゆるブラック企業なんじゃないか。
ああ、その疑念ですね。
そう、労働者を不当に扱う会社なんじゃないか、みたいな疑念が生まれちゃうと、
もう応募ボタンを押す手が止まってしまう。
うーん、それは経験ある人多いかもしれませんね。
ですよね。
ええ、わかります。
で、そこでこの記事が面白い分析をしてるんですよね。
と言いますと。
なんで、じゃあその悪い評判が目立ちやすいのかっていう点なんです。
ああ、なるほど。なぜかと。
例えば、映画のレビューとかだったら、
面白かった人もそうじゃなかった人も感想を書く動機ってありますよね。
ありますね。言いたい、みたいな。
ええ。でも、自分の勤めてる会社に満足してる人が、
よし、うちの会社の良い評判を口コミサイトに投稿しようって思うことって、
実はかなり稀なんじゃないかと、記事はそう指摘してるんです。
ああ、それは、うーん、確かにそうかもしれませんね。
でしょ?
満足してたら別に転職活動もしないでしょうし。
そうなんです。
わざわざ会社の評判サイトを見に行く機会もまあ少ないですもんね。
まさにその通りなんです。
満足してる社員の方って日々の業務とかプライベートとかで充実してて、
会社の評判をわざわざネットに書き込もうなんてあんまり思わないことが多い。
うんうん。
結果的にですね、そういう口コミサイトを訪れてまで何かを書こうとするのは、
現状にこう、何らかの不満を抱えていたり、
あるいはもう転職を考えていたりする人がどうしても中心になりやすい、
そういう構造があるんじゃないかと。
なるほど、そういうことか。
つまりあれですね、この記事が言いたいのは、
サンプルの偏りがかなり大きいぞということですね。
ええ、ええ、まさにそれです。
サンプルの偏り、口コミサイトに集まっている声っていうのは、
その従業員全体の意見をちゃんと反映してるわけじゃなくて。
どちらかというと不満を持っている一部の声が、
企業の真実を知る方法
何かこう大きく響きやすいみたいな、そういう構造になっているってことですかね。
そういうことだと思います。
これ例えるなら、レストランの評価を、
たまたま食中毒になっちゃった人のレビューだけで判断するようなものに近いかもしれない。
ああ、なるほど、分かりやすい例えですね。
大多数の普通においしく食べて満足したお客さんの声が、
全然聞こえてこない状態みたいな。
ええ、そういうイメージです。
このサンプルの偏り、つまりレビューを書いている人たちが、
必ずしも全体の代表じゃないっていう点は、
口コミサイトを見る上ですごく大事な視点ですよね。
確かに。
だからこそ、この記事はサイト上の評価とかコメントだけで、
ああ、この会社は良い悪いって断定しちゃうのはちょっと待った方がいいんじゃないかと、
そう結論つけているわけです。
ふむふむ。
ネガティブな情報がどうしても目立っちゃうけど、
それがその企業のすべてを表しているとは限らないよと。
なるほどな。
今日のこの掘り下げから、あなたが受け取るべきメッセージというのは何でしょうかね。
そうですね。
やっぱり、その企業の口コミサイトの情報というのは、
投稿している人の属性によって、
どうしてもネガティブな方向に偏る傾向があるんだという事実。
これをまず知っておくことですかね。
そこは大きいですね。
もちろん、中には本当に重要な見るべき情報もあるのかもしれないですけど。
ゼロではないでしょうね。
その情報を鵜呑みにしちゃダメで、
まあこういう意見もあるんだなという、
一つの参考程度に留めておく。
それでもっと多角的に企業を判断する必要があると、
そういう事になりそうですね。
おっしゃる通り、その視点は非常に大切だと思います。
そこで最後にですね、
あなたにちょっと考えてみて欲しい問いがあるんです。
はい。
今日の話みたいに、
オンラインの口コミっていうのが偏っている可能性があるとしたらですよ。
ええ。
その情報を決める前に、
その企業の本当の姿みたいなものに少しでも近づくためには、
あなたは他にどんな方法を探しますか?
ああ、他の方法。
例えば、直接社員の方に話を聞く機会を探してみるとか。
OBOG訪問とかですかね。
ええ、それとかインターンシップに参加してみるとか。
なるほど。
あるいはまた別の何かか。
ぜひね、あなたなりの答えを探してみて欲しいなと思います。