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こんにちは。今回はですね、「プチメタ3.0」っていうブログがありまして、そこに載ってた、えっと、2025年の3月16日の記事。
食べられる花だとしても食べたくない。これ短いんですけど、ちょっと面白い考察だなぁと思って、料理にこう花が添えられてて、これ食べられますよって言われることはありますよね。
ではなんかこう、あんまり食べる気にならない、みたいな。あなたもそういう経験ありませんか?この記事の著者もまさにそんな感じのことを素直に書いてるんですよ。
えー、短いんですけど、これ結構本質的な問いを含んでますよね。その食べるっていう行為自体と、じゃあ何が食べ物なんだろうって、その私たちの認識、その基準みたいなものをこう考えさせられますね。
単に栄養を取るっていう、それだけじゃない何か複雑なものがありそうです。
そうですよね。なので今回はこの記事を手掛かりにして、食べられるっていうのと食べたいっていうののその間にあるもの、その境界線みたいなものを著者の視点からちょっと一緒に探っていけたらなと、ご自身の感覚ともぜひ照らし合わせてみてください。
で、まず著者が言ってるのが、食べられますよって言われても特に食べたいわけじゃないんだっていうすごく率直な気持ち。花はやっぱり飾りであって、それを口にするのは何か違うんじゃないかみたいな。
ここで一歩踏み込んでるのが面白いなと思うんですけど、著者はこう問いを投げかけるんですね。そもそも何を持って食べられるって決めてるんだろうって。
あー、なるほど。
これ単なる好き嫌いっていう話じゃなくて、もっと根本的な定義に対する疑問みたいな感じですね。
そうそうそうなんです。で、さらに畳みかけるように、体に無害っていうだけだったら、卵の殻だって果物の種だってみんな食べられるじゃないかって続けるんですよ。
あー、それは確かに。
これ結構痛いとこ疲れた感じしません?
しますね、それは。まさにその通りで。科学的に害がないっていうことと、私たちが普段これは食べ物だって受け入れているもの、その間には実はかなり大きなギャップがあるんだよっていうのをはっきりさせてる。
毒がないからイコール食べ物みたいな。そんな単純な話じゃないと。
そこには文化的な背景とか、あとは慣習、個人の経験、あるいは食感とか見た目とか、そういう感覚的な要素がすごく複雑に絡み合って、それで私たちの食べるっていう選択が形作られてるわけですよね。
なるほどね。
卵の殻の例なんかは、その論理のちょっとした矛盾というか、それをうまく示してますよね。
言われてみれば確かにそうですね。私たちは食べられるイコール無害っていうその情報だけで判断してるわけじゃない。もっと無意識のうちにたくさんのフィルターを通して食材というか口に入れるものを見てるのかもしれないですね。
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あなたはどうでしょう?例えばレストランとかで綺麗な花が料理にちょこんと乗っていて、どうぞお召し上がりになれますよなんて言われたら、すぐにはいって口に運びますか?それともやっぱりちょっと一瞬考えたりためらったりするでしょうか?
そのためらいって何なんでしょうね。食べられるっていう許可みたいなものはあるのに、それでもなお私たちを立ち止まらせるもの。見た目のなんか違和感なのかな。
うん。
それとも普段の食習慣からちょっと外れるからとか。
あるいはそれがなんていうか、食材としてちゃんと育てられたものなのか。それともあくまで鑑賞用としてそこにポンと置かれているのか。そういうその背景の情報みたいなものに対する無意識の反応っていうのもあるかもしれませんね。
あーなるほど。文脈ですか。
同じ無害な植物だとしても、それがどういう文脈で出されたかによって受け止め方が変わるみたいな。
深いですね。今回のこの短い記事、なんか食べられるっていう言葉が持ってる意味のその多層性というか、あと私たちの食に対する暗黙のルールみたいなものについて改めて考えるいいきっかけをもらえた気がしますね。
単に安全かどうかっていうそれだけの話じゃないんですね。
そうですね。日常のほんと些細な疑問だと思うんですけど、そこから食文化とか人間の認識のあり方とか、もっと大きなテーマにつながっていく感じがします。これは非常に面白い視点だと思いますよ。
では最後にですね、これを聞いているあなた自身でちょっと考えてみてほしい問いを一つ。私たちって食べられるかどうかっていうその情報以外にですね、目の前にある食べ物に対して他にどんな暗黙の了解みたいなものを持ってるでしょうか。
ふむふむ。
例えば料理の見た目がすごく美しいとか、あるいは誰がそれを作ってくれたかとか、そういうことによってその食べ物に対する評価とか、あるいはそれを口にするかどうかの判断っていうのが無意識のうちに左右されたりしてないでしょうかね。
このあたり少し掘り下げて考えてみるとまた面白い発見があるかもしれません。