1. デジタル時代の国語教育を語ろう
  2. #056 映像授業から学ぶこと
2025-08-18 18:56

#056 映像授業から学ぶこと

2 Comments
spotify apple_podcasts
第56回配信!

今回のテーマは「映像授業から学ぶこと」です!
夏休みも残りわずかとなり、多くの先生方が仕事モードへの切り替えを意識し始めるこの時期。多忙な先生方が効率的に学びを深める方法とは? 予備校の映像授業を題材に、オンライン学習のメリット・デメリット、そして集中力維持のあれこれについて話します。

学びの形を考える第56回、ぜひお聴きください!

【Voicyのアフタートークはこちらから】
https://r.voicy.jp/MLmPLnYkmz7

NITS 校内研修シリーズ
https://www.nits.go.jp/materials/intramural/

番組を気に入ったら いいね・フォロー・SNSシェアで応援してください!
感想・質問は #デジ国 またはメールやフォームへどうぞ。

感想はメールでもお待ちしています!
📩 skasaharagfe@gmail.com

お問い合わせGoogleフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfJO7WWWd2GMDSHMkRSOxrYBHBWputpkdFdNGN66WShYY9-9w/viewform
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6698777b366ee42128ad2540

サマリー

映像授業を通じて、現在の国語教育におけるICTの活用の重要性や時間管理の難しさについて語っています。また、夏休み中に行われる映像授業や予備校のセミナーから得られる知識や工夫にも触れ、教師としての成長に向けた取り組みを考察しています。映像授業の効果を最大限に引き出すための学習法についても考察しています。集中力を保つための工夫や、映像授業の振り返り方を詳しく紹介しています。

デジタル時代の教育実践
デジタル時代の国語教育を語ろうにようこそ、パーソナリティのKasaharaです。
この番組では、ICTを活用した国語の授業実践に関する話題を中心に、
Google for Education認定トレーナーとコーチの資格を持つ私、Kasaharaが、
教育にまつわる様々な話を配信していきます。
職員室のスタッフ同士で行われる教育談義のようなものだと思って、ゆるっと聞いてください。
夏休みがあと1週間ちょっとで終わりますね。
多分、来週からは出勤しながらいろいろと仕事のリハビリを始めるような気がします。
休みが長折り惜しくて、そして終わっていない仕事の量に今から戦慄しています。
どこ行った俺の夏休み、こんなに休みって短いんでしたっけ。
部活動などでずっと出ずっぱりの先生は本当にお疲れ様です。
お盆の数日間以外は、合宿や大会などで休めていないという話もざらに聞くので、
本当にこの働き方で大丈夫かなと心配にもなります。
映像授業の効果
自分は体調のこともあるので、ちゃんと定期的に休まなければいけないですし、
自分の勉強時間や原稿を書いたりする時間が欲しいので、どうしても休みは無理してでも取ります。
勉強するためには時間がかかるんですよね。
だんだん年齢を重ねてきて、勉強にかかるコストが増えてきている感じがします。
そんなわけで、今回は夏に取り組んでいる映像授業の話をしてみたいと思います。
これは予備校などの大学入試対策の教員向けの講座についての話です。
現地の対面授業ではなく、好きなときに受講して学ぶというスタイルなのですが、
これも夏にコツコツやってます。
今回の研修は調子に乗って3つも講座を申し込んでしまったので、結構時間がかかるんですよね。
きついのが分かっていたのに申し込んだときはウキウキして申し込んでしまうのはなぜでしょうね。
ただ、映像授業を見ていると結構気づきがあったりするんですよね。
さて、ここからが本題です。
予備校の大学入試研究のセミナーを動画で見て勉強しているんです。
大学入試の傾向を自分で過去も見て勉強もしますが、
やっぱりどうしても数が多いのと、過去に遡って猛打的に勉強するのはなかなか手間と時間がかかるので、
今もいろいろな仕事を抱えている状況だと完璧にこなすのは難しいんですね。
だから、こういう形で予備校が提供してくれているセミナーなどを利用しながら自分の知識を増やしているという感じです。
職業で再利用な形で、数時間でちゃんと入試のポイントをまとめてくれているのは、
本当にプロの仕事だな、心の底から感心しますね。
学校の先生が偉いとか、予備校の先生がすごいとかっていうそういう優劣の話ではなくて、
それぞれの職業の専門とする、プロとする領域の違いとして、本当にこれはプロの技術だなというふうに思いますね。
ちなみに見ていて面白いなと思うのが、映像であることをかなり意識して授業をしている方と、
通常の講義を録画しただけなんて言うとちょっと悪口に聞こえるかもしれませんが、
そういう普段の授業をそのまま録画したような形で出しているような人もいて、
その意識の差が何となく見ていると面白く見えてくるんですよね。
例えばどういうところからわかるかというと、版書の仕方だとかって顕著に出ると思うんですよ。
版書を書くときに立ち位置などが画角を意識している人と、
教員の忙しさと成長
そこに立たれちゃうと動画なんだけど全然版書読めないんだよなと思うようなパターンだとかがあったりするんですよ。
他にも例えば画面を通してこちら側にしっかりと目を合わせることを意識されている方か、
なんだか見ていて不自然なんだよなというようなパターンがあったりしますね。
動画授業のプロといえばなんちゃらアプリっていうサービス、隠す意味あるのかなという気もしますが、
あれはやっぱりかなり動画を細かく分析して細かく編集も何度もしているみたいなので、
やっぱり動画のクオリティとしては高いんですよ。
だから見たことある人はご存知かもしれませんが、
フィラーと呼ばれるようなあーとかんーとかまあとかそういう間につなぐ言葉なんかも少ないですし、
版書についてもストレスなく見やすいような編集されてますよね。
また話しているときにはちゃんと動画の向こう側の相手に目が合うみたいな形は、
どの先生もかなり徹底されているなっていうのは工夫として感じるんですよ。
確かどこかでそういうふうにちゃんと目が合うかどうかで視聴率が変わるから見てるんだみたいなことを言ってるのを
どこかで見た気がするんですがちょっと出典不明なんですけど、
そういうところはプロなので徹底されてるんだなって思うところですね。
2020年のコロナの時にリモート配信をやったことがある先生は、
この動画とライブの差というところにかなり悩まされたんじゃないでしょうか。
もしくはご自身で例えばコロナの急降の時に動画を作ったことがあるという方は、
どうしてもただ録画をしていると棒読みみたいな感じになってしまうというか、
視聴していてかなり苦痛な感じになってしまうというか、難しさがあったと思うんですよね。
教室でリアルタイムにリアクションを確かめながら授業をやることと、
視聴者が好き勝手に速度を変えたりだとか好き勝手なタイミングで止めたりしながら視聴する動画では、
構成だとか話し方もやっぱりかなり変わってきますよね。
YouTubeだとある男が授業をしてみたというハイチさんのチャンネルが非常に有名ですけど、
やっぱりこれって全く教室の授業とは見せ方が違いますよね。
そもそも黒板じゃなくてホワイトボードを使っていたりだとか、
そのホワイトボードの盤書の仕方も情報をかなり絞り込んでいる工夫だとかされてますよね。
だからこうして自分が改めて動画で勉強していると、
オンライン授業、動画の授業というのはすごい難しいんだな。YouTubeってすごいなって思いますね。
オンデマンドで見るならば、リアルタイム配信の方が勉強もしやすいし、話す方としても楽なんだろうなという気はします。
実は自分もこの夏休みの夏期講習でライブ配信授業をやったんですよ。
勤務校の夏期講習の申込者が大体150人ぐらいになっちゃったので
教室に入りきらないということもあったので 仕方なく4教室に同時でライブ配信するみたいなことをやったんです
その時にはストリームヤードというサービスを使って youtube ライブで配信をしたんですが やっぱり対面の授業に比べると生徒の満足度はあまり高くないなっていうような印象がありますね
そもそもだったら投稿しないで自宅で視聴すればいいじゃんということにもなるので 書き講習でライブ配信は良くなかったなっていうふうに思います
またライブ配信を生かした授業というのは自分にとってはやっぱり難しいですね 本当は双方向性のあるような工夫だとかもできないわけではないんですけれども
でもやっぱりこういう予備校形式の授業のライブ配信で中途半端に何か投票を入れてみ たりという双方向性でも面白くなる気がしないんですよね
だからといって録画した動画というのもちょっとなぁと思うんです まず動画編集する気にはあんまりならないですね
知り合いの先生は動画配信をして授業をやられている 反転授業だとかやられているみたいなんですが
10分の動画で1時間ちょっとかかるというので 配信したいものに対して6倍から8倍ぐらい編集時間が必要だというので
ちょっとそれは自分の今のお仕事の仕方だと厳しいなっていうふうに思ってます 話を予備校のセミナーの話に戻すと校内の様子を見ていても
オンラインでの視聴はあんまり先生方にも人気がないなっていう感じがしますね 対面の講座には申し込みたいと思う人は一定数いるみたいですが
自分で自宅でビデオを見てっていう人はなかなかやっぱり意外と少ないですね これは自分も現場にいるのでよくわかるのですがある程度隔離されないと集中できない
いろいろな仕事だとか連絡だとかが飛んでくるのでどこかに隔離されてないと 結局勉強していても途中で思考が途切れてしまいがちなんだなっていうのがよくわかります
どうせ勉強するのであればもう隔離されてそこから逃げられない状態にしてその勉強だけに 集中できるみたいな方が確実に気が楽で成果も上がるなっていう
手応えが自分でもわかります 自分の授業スキルを磨く
教科の知識を磨くよりもいろいろな仕事に追われてしまうということが健全かどうかと 言われるとあまりこれは良いとは思わないんですが
今の学校の仕組みだと担任であれば自分のクラスの生徒に何かあればすぐ動かなければならないですし 学校内でトラブルがあればすぐに手が空いている教員が動かなければならないっていうことは
学校の仕組みがそうなっている以上はうまく盛り合いをつけるしかないですよね ただそういう状況だとコストのかかる外部の研修の講座である以上は
中途半端になるくらいならば申し込みを諦めてしまうということも起こっているん じゃないかなぁみたいなことは思うところです
自分は部活動の顧問などはかなり負担のないところをやらせてもらっているのでお盆に こうしてまとまって時間を取ってだらだらと引きこもって勉強していることはできるんですが
本当に忙しい先生はお盆の時ぐらいしか休みがないというのは冒頭話した通りで セミナーどころではないっていうのも事実で大変そうなんですよね
対面の講座を業務命令として行かせてもらうのが一番わかりやすくて一番勉強しやすいはず なんです
でもなかなかやっぱりこういう外部の講座については管理職としても命令としては出しづらい ですし
そうなると他のことに圧迫されてやっぱり対面でもいけなくてという状況は起こり得る ことかなって思いますね
映像の講座についても買い切りではないんですよね 視聴期間があるのでそれを超えてしまうと一切見られないので
申し込んだはいいけれども見られなかったみたいなことがあると受講料ってマルゾン になっちゃうんですよ
もちろんあの予備校をいじわるしているわけではなくて視聴期間も3ヶ月ぐらい たっぷりあるので普通に考えれば週末に一つずつ見れば全然余裕で終わるぐらいな
そのぐらいの無料なんですよ でも学校の3ヶ月ってかなり慌ただしいので
油断すると本当に何も手をつけられないで終わりになっちゃうんですよね 多分就業規則的に自分のことを業務時間内に視聴するっていうのも望ましくはないでしょうし
休みの日だとかプライベートな時間でやるとしてもまあ部活なんかがあったら難しく なっちゃいますね
教員向けの動画研修サービスとしては他にもファインドなんたらなんたらっていうサービスが これも隠す必要ない気がしますけれども
まあそういうサービスがあるんですがそれがだいたい10分ぐらいの細切れで動画を提供 してるんですよ
そういうのも細切れの時間にしか教員が勉強をする時間取れないっていう現状をわかってるん じゃないかなっていう感じはしますね
質的なことを言えばニッツ その校内研修シリーズの動画がありますがあれは20分がだいたい一単位の動画になってます
ただ多分20分は長くて見ていられないっていう人が多いように思うんですよね あのそれはの収集力が続かないじゃなくて忙しいっていう意味ですね
映像授業の学び方
まああの動画は校内研修を例えば1時間学校で枠を取って20分で視聴してその後ワーク をやるみたいな立て付けなので自習で自分で見るとは違う感じだとは思うんですが
ただ20分ですら座って落ち着いて見ているのが結構大変だっていう現場の感覚って なかなか大変かもしれないですねこれは
あまりネガティブなことを言い続けても良い変化は起こらないので自分の動画の勉強の 方法について少し話しておこうと思います
動画については自分は正直言って集中して見ていられないんです 普段から全くドラマだとか映画だとかも見てられないんですね
映画に行っても飽きちゃって下手すると途中で出てきちゃうぐらいにダメです 比較的アニメはちゃんと見てられるんですけどね
鬼滅の刃も3時間ちゃんと見ました まあそういうわけで自分はもう座って集中して動画を見ていられないという性格をしている
ので諦めて2倍速再生できるのであれば最初はもう倍速で見ます そしてそもそも集中していられないので一周目についてはながら作業でやってしまいます
ね とりあえずもう動画を流す目を通すでも他の作業をしながらとりあえず流すみたいな感じ
ですね でその動画のどの部分で何を話しているのかみたいな構造を把握しておいて2周目以降のところ
で自分が必要なところを我慢してじっと見るみたいな感じですね まあこういったらあれですがどうしてもセミナーの内容は初心者からベテランまで
想定して話をしているのですでに知っている話も少なからずあるんですよね だからその前置きの部分をだらだら見ていても集中力切れちゃうので1周
目で確認したら2周目は飛ばしていくみたいなそんな感じです そもそも最初から最後までセミナーのすべてを覚えようと思っても全く覚えられないんですよ
もう全部覚えるのは必要ないかなと思って一つの講座で3つぐらいにポイントを絞って 思い切って興味がないところは諦めるという引き算の趣向で自分は勉強するようにしてます
テストを受けるわけじゃないですしね また受けたセミナーについてはちゃんと授業で還元できる形に整理してレポートは作って
おくっていうのがポイントだと思っています 教科会などで他の先生と相談できるくらいには情報をちゃんと整理しておくことが自分の頭の整理に
つながるわけです で学んだことはできるだけさっさと授業の中でもうネタとして使っちゃうんですよ
いつかやろうと思うとまあ絶対やらないし せっかく覚えたことも忘れちゃうんです
びっくりするぐらいあっさり忘れますよ だから学んだことはすぐにドヤ顔をして授業してしまいますね
さっさと覚えたことは使って試行錯誤して自分のスキルにしてしまったほうがいいかなって 思うわけです
大人になってからの勉強が楽しいという話をする人が多いのですが 自分はこういう勉強には多分あんまり向いてないですね
セミナーみたいなところに参加して話をちゃんと最後まで聞いてらんないんですよ だから動画であれば2倍速で見てしまうし
ノートに整理しているぐらいだったらさっさと誰かに話して授業で試してアウトプットして 試してしまいますね
もう多分これ生まれ持っての怠け癖で勉強があんまり本質的に好きじゃないんですね でも仕事でちゃんと学ぶことをしなければどうにもならないので色々と工夫を
しながら自分に必要なリソースをかき集めているっていう感じですね こういう動画のセミナー一つ撮っても自分で申し込んでおきながらやっぱりやりたくないなぁ
というぐちぐちしたところからいつも自分はスタートしています 前向きに勉強が楽しいという人のモチベーションの上げ方はぜひ知りたいところです
リスナーのあなたはどうですか何かとっておきのモチベーションの上げ方ってあったりしませんか まあグラグラしながらも必要なことは我慢強く
やっていくそういうことしか自分は今のところ知らない感じです 今回の配信はいかがだったでしょうか
ポッドキャストと個人学習
映像授業で勉強をし始めて実は最初につまずくことって何かというと 普段ノートを使わないで生活をしているせいで机の上にノートを置く場所がなくて
なれるみたいなことが多いんですよ バカみたいな話をしていると思いますよねでもこれ本気で困ってるんです
パソコンと本で机の上が選挙されているのでノートを置く場所がない ノートを置こうとして片付けをしようとすると時間がなくなるみたいなそんなところから
始まっちゃうんです ものを片付けたら今度はそれはそれで他の原稿で使っていた参考文献がどっか行ってしまって
仕事が進まないでなれるみたいなそんな方みたいなことを繰り返しています さすがに入手問題を解く時にパソコンでメモをしながら勉強するのは自分でも違和感が
あります どちらかといえば問題を解くときや入手問題を考えるときは映像よりも目の前の資料を読ん
でいる時間の方が長いですし頭に入ってくるのでパソコンでは作業しないかなっていう 感じです
やっぱり根本的な解決策としてはもうポッドキャストで出してください パソコンのある机以外で作業をしながら耳で聞きながら勉強ができるのでこれ絶対効率
的ですよ まあ模範回答とか図での説明どうするんだって話にはなっちゃうんですけど
ただ実は自分は授業で解説をポッドキャストで生徒に配信して勉強してもらうって いうことをやったことがあります
その時生徒は一生懸命音声を聞いて聞いたことをノートに起こしていくという作業を したせいか結構定着が悪くなかったんですよ
だから映像授業でなくても個人学習の良い方法ってある気がするんですよね リスナーのあなたはどう考えますか
本日のポッドキャストの裏話は私のボイスで6時半から配信されます 今日の配信を聞いてくださった方は概要欄のリンクからぜひ続きをお聞きください
ここまで聞いてくださりありがとうございました 今回の配信を聞いて何か参考になったことがあればいいねを押してもらえると番組作成の励みになります
またアウトプットの一環としてぜひお気軽にコメント欄や sns でハッシュタグ デジコクとつけてコメントをよろしくお願いします
概要欄のメールアドレスや google ホームに直接コメントをいただいても嬉しいです この番組は毎週月曜日に1回配信されます
次回の配信もお楽しみに ではまた
18:56

コメント

笠原先生は聴覚優位なんですね。私も全然違いますね。私は視覚優位…だと思います。専門家ではないのではっきりと断言はできませんが。捉え方が全然違うのに驚きました。もう一回聞き直してみます(笑)

聴覚優位なのかも微妙なんですよね、実は。集中力がないのは確かなのですが笑

スクロール