1. デザイナーの給湯室
  2. #057 「センスがいい」を伝え..
2023-01-26 30:38

#057 「センスがいい」を伝えるのは難しい

今回はテーマ「センスを感じるポイント」。あくまで主観を語る回なので、難解な説明をしておりますが、デザイナー同士なら伝わると信じてる、、、、 いや、伝わるかもしれない、、、、 いや、あたたかいお耳で汲み取ってネ🫶😘

 購入履歴を遡る
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thanks!
タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか

00:07
デザイナーの給湯室。
お疲れ様です。
お疲れ様です。
この間、前回なんですけど、文房具特集やったじゃないですか。
その中で僕が紹介した高級ボールペンを、実際いつ買ったんだろうってちょっと探るために、
Amazonの購入履歴をずっと辿っていったんです。遡っていったと言ったらいいのかな。
ちょっと見てて、すごい面白かったんですよね。自分の歴史を振り返って。
購入履歴から。
そう。ちょっと思い出がいっぱいだったんですよね。
結論から言うと、その高級ボールペンはAmazonで買ってなかったみたいなんですよね。
そうなんですよ。
なんと。
でですね、まあちょっとそれを置いといて、ずっと遡って、僕がAmazonを始めた年が判明したんですよね。
そっか、そんなに辿れたんですか。
そう、十数年辿れたんですよ。
残ってるんですね、記録が。
そう、残ってるんですよ。そしたら僕、2007年からスタートしてました。
そうなんですね。
そうなんですよ。で、最初の2年ぐらいは、合わせて4つぐらいしか買ってないんですよね、Amazonで。
10年以上前の記録も残ってると。
でですね、僕ちょっとね、2009年あたりに、僕結婚して入籍したんですけど、その時に結婚式の二次会とかで、いろんな子道具あるじゃないですか。
ありますよね。
それでAmazonで大量購入してたんですよ、そこで。
そこを皮切りに、僕のAmazon生活が本格的なスタートが始まったんですよね。
なるほど。
でも大体ね、月じゃない、年平均で80個ぐらい買ってるんですよね、そこから。
毎年?
毎年。
何買ってるんですか?
もちろん小物も多いですよ。例えば、カッター買ったとか。
カッター買った。
シャレになっちゃいましたね。
すごいのねじ込んできた。
あとコピー用紙とか、いろいろちょっとしたものも含めて。
仕事で使うような。
そうそうそう、そういうのも含めて80個なんで、全てが高価なものではないんですけど。
買ってますね、80個。
そう、買ってるんですよ。
その中で息子がちっちゃい頃の買い物とか見てるとね、ちょっと思い出に浸ってしまって、こんなちっちゃい靴買ってたなーって。
なるほどね。
買った矢先にまた同じ靴をまたすぐ買ってるんですよね。
03:03
もうあっという間に履けなくなりますからね、この靴。
そうなんですよ。
でも僕ね、それ1週間後に新しいやつ買ってたんですよ。
それはさすがに何かの手違い。
そう、手違いで。
サイズ間違えたんでしょうね、きっと。
なるほどね。
そのすぐ後にまた買ってっていう。
じゃあ返品して。
そう、返品して。
そういったもの買いまみれて、すごい楽しかったんですよ。
なるほど。
でですね、なんかね、面白い買い物が一つだけあって、何年だったっけかな、2017年ぐらいの買い物で、
元旦にですよ。
Kindle版の嫌われる勇気を。
元旦に?
そう、購入してたんですよ。
何かその年は?
なんか悩みあったのかなーって。
でもね、嫌われる勇気を僕、紙の本で買ってるはずなんですよ。
紙も持ってるのに?
そう、持って読んだ後だと思うんですよね。
読んだ上でまたさらに元旦になんでそのもの買ってんだろうっていうのがね、ちょっといまだに理由がわかんない。
わかんないんです。
そう、わかんないんですよね。なんで買ったんだろうっていうのはずっと謎のまんまなんですよね。
そうかね、聞いてる人もモヤモヤして終わるしかない感じですか。
モヤモヤして終わるしかないんですよ。
なんていうことだ。
アマゾンで皆さんも購入履歴をなぞってみると面白いですよっていう雑談でした。
わかりました。
というわけで本編行きましょうか。
行きますか、はい。よろしくお願いします。
改めましてこんばんは、パチパチです。
宇田です。
今日はですね、宇田さんの持ち込み企画。
はい。
センスを感じるポイントはみたいなお話ですか。
そうですね、デザインセンスを感じるポイントを主観で語るっていう感じですね。
なので僕からいきますか。
お願いします。
よろしいですかね。
ではね、僕はそのセンスを感じるポイント一応自分なりに考えて4つぐらいに区切れたというか、4つに区切ってお話しようかなと思います。
まず一つ目ですね。
これが一番センス感じるとこだと思うんですけど、間合いと余白ですね。
なんか絶妙な間合い、間合いとか言って。
間合い。
間合いってなんかやっぱり手だれのデザイナーさんじゃないと出せない距離感って言ったらいいのかな。
やっぱあるんですよね。
06:00
あー絶妙だなーっていうのが。
そこもちょっとね理屈でうまく説明できないんですけど。
あと余白もそうなんですよね。
なんかこんなずっこり空いててもバランスよく見えるんだよなーってやる人がやればね。
そういうのがあって、一番目にその間合いと余白をちょっと選んでみました。
間合いと余白って別物ですか?
僕ね、別物じゃないんですよ。
ほぼ一緒ですね。
間合いってのは物と物の間ってこと?
そういうことですね。
見出しと本文の間合いもそうですし。
隙間というか。
そう、隙間ですね。周りの余白も。
隙間と空いてる空間みたいな。
そうそうそう。
余白も一緒でしたね、言ってること。
分けずに言えば良かったですね、今ね。
余白ってことでいいのかな。
そうですね、まとめて余白ということで。
じゃあ続いて2つ目。
これちょっとニュアンス伝わりづらいかもしれないですけど、
ディテールのメリハリですね。
シンプルなところに急にキュッとディテールが細かいやつがポンって置いてあるやつ。
あーなるほどなるほど。
なんかすごくうまく説明できない。
イラストとかでも多分そうだけど。
見て欲しいところがあって。
背景はすごいざっくり描いていて、バランスが取れてるみたいな。
そういう感じかもしれないですね。
その力の入れ加減のバランスみたいな話ですか。
そうですね、そうそうそう。
なんかうまい人って、そのディテールを置くものっていうのもすごくセンスがいいというか。
なんかね、よくやるのがすごくシンプルなデザインのデザインのデザインとか、
ポチッと切り抜きの写真を置くとか。
なんかね、ちょっとごめんなさいこれね、うまく説明できてないなって今思って。
伝わってないなって思ったんですけど。
ちょっとね、僕の語彙力ではこのぐらいかと思います。
頑張ってじゃあ行きましょうか。
そうですね。
引き続き行きましょうか。
いやなんとなくわかるはわかりました。
なんとなくわかりました。
キュッと閉まってるような感じ。
というわけで3つ目。
3つ目はい。
3つ目はね、もう配色ですよ。
うん、色ね。
うん、色の配色。
これはもう本当にあんまり深く語らなくても皆さんも伝わると思うんですけども、
やっぱうまい人って5、6色でもうまいんですよね。
あー、色数が多くて。
色数が多くて。
5、6色でもうまいんですよね。
あー、色数が多くても。
そう、多くてもまとまりのいい色合わせを作るんですよ。
それを結構真似するんですけど、なかなか自分でも納得いくような配色って難しいんですよね。
そういうふうに自然とそういうことができちゃう人ってたまにいるんですよね。
そういう人すごい羨ましいなと思って。
なるほど。
09:00
いつも研究はしてるけども、なかなか身につかない。
で、4つ目ですね。
はい。
これは書体の選定ですね。
うん。
書体の選定も、やっぱりなんか、あー、そんな書体あったんだっていうのもあるんですけど、
その書体をそういうふうに使えば、あー、やっぱいい感じに見えるんだなとかっていうのもね、あるんですよね。
特にオーブン書体とかは。
はいはい。
ちょっとしたアレンジでだいぶよく見えちゃったりするんで、やっぱりそういうのって書体いっぱい知ってるからやれるんだろうなと思って。
うん。
少ない書体しか知らない人が工夫してもやっぱりね、あー、やっぱりなんかちょっと足らないなって思ったりするんだろうなって。
いろんな書体を知ってる人がこういろいろ選んで、やっぱりそういうスタンドハートなやつ選んで、
すごいシンプルなレイアウト組んでると、すごいセンス感じるんですよね。
言ってる意味わかるかな、俺。
また伝わってないかもしれない。
いいですか。
また伝わってないかもしれない。
まあ要するにスタンドハートな書体の使い方が上手かったりとか、
そういうふうに、あー、使えば綺麗に見えるんだっていう、
なんか書体のそのデザインに依存してないやり方って言ったらいいのかな。
で、その中でそういう書体の選び方もやっぱり上手いんでしょうね、きっとねっていう。
僕、説明やっぱり今回下手くそだな、俺。
はい、っていうやつでした。伝わなかったかもしれないですけど。
まああの、センスっていうものを題材にしてるから、どうしてもね。
そうなんです。ちょっと理屈で伝えきれない。
感覚的な話になってしまうのはしょうがないかなとは思いますね。
じゃあ僕、いきましょうか。
はい、どうぞ。
じゃあそうですね、デザインセンスを僕が感じるポイント。
まあポイントっていうか、今回そうですね、最終的には多分宇多さんと話かぶっちゃう部分多いんですけど、
なんでしょうね、こういう部分に感じるっていうか、こういう時に感じてるっていう話で僕ちょっとまとめたので、
あの、若干違う感じで聞いていただけるかなと思うんですけど。
でもどっちにしてもですね、僕が話すのも結構感覚的な話にはなってくるんで、
分かんない人には分かんないけど、分かる人にはああ、分かる分かるみたいな話に多分なると思います。
だからさっきの宇多さんのも多分説明がうまくないとかっていうよりは、
個人の感覚について語るっていう話なので、分かる人は分かるけど分かんない人は分かんないみたいな現象が起きる。
まあしょうがないのかなと思うんですけど。
僕も多分同じようになるのかなってちょっと今ビクビクしながら話していく感じになるんですけど。
12:01
いやいや、はい。
ただ一応話す前にその前提として、
そのセンスって何なのかっていうのを皆さんの頭の中のイメージを共通にしておきたいなと思っているんですけど、
センスを感じるポイントっていうのは多分この人とかこのデザインは上手だなとかデザイン上手いなって感じたポイントということで話していくつもりなんですけど、
それは多分なんか僕は何て言うんでしょうね、
それを作った人が生まれもってその美的感覚が優れてるからそういうものを作れてて羨ましいなということではなくて、
その人は多分ものをいっぱい、さっきの宇多さんの初代の話じゃないですけど、
ものをいっぱい知ってるっていうことと、その知識を生かしていっぱいアウトプットとか経験を重ねた努力の積み重ねでそういう上手いものができてるっていうふうに関心できるポイントについて話していくっていう感じで受け取ってもらえればいいかなと思います。
センスっていうと上手くできる人はいいなっていう話で終わっちゃいがちなんですけど、多分そういうことではないんだろうなっていうところをすり合わせた上で話していくんですけど、
大きくは3つぐらいかなっていう感じです、僕は。
1つ目は、多分デザインを知らないというかデザイナーじゃない素人の人が見たときに、これデザインしてないじゃんって一見思うんだけど、
実はすごく上手にデザインされてるっていうものを見たときに、これはすごくセンスがあるなって感じる場合が多いかなと思いましたね。
それはわかるな。
結局やっぱりデザインってデザイナーが見るもんじゃないんで、
そうなんですよね。
デザイナーが見て、このデザインいいなって思わせることは割と簡単なのかなって気はするんですけど、
素人が見て違和感ないとかスッと入っていくっていうことは、デザインしてないように一見見えがち、いかにわざとらしくデザインしてないかっていうふうに受け取ってもらわないといけないから、
そういうふうにデザインできる人は多分上手い人なんだろうなと思うんですけど、
一言で言うとシンプルなデザインができる人っていうことかなと思うんですけど、
シンプルなデザインってすごく難しいじゃないですか。
要素が少ないと。
写真がない、足ラインもない、イラストも使ってないっていうのは。
イラストもない。
イラストもない。
僕ね、本を自分で書いてカバーのデザインとかもするようになってから、結構想定のデザインをすごく見てたんですよ、最近。
でね、想定デザインってテキスト、フォントだけで勝負してるもの結構多いんですけど、
その中でね、結構これ上手いなって思うものが見つかるんですよね。
で、そういうものの傾向を調べるっていうか、その傾向を見ていくと文字だけしかないみたいなパターンが結構多くて。
15:00
どの本って作り出せないんですけど、ビジネス系の書籍で結構多いんですけど、
ちょっとした形状とか文字の置き方、文字の大きさの代償の付け方とか、
そういうところだけで上手くできてるデザインって結構多くて、感心して見てるっていう感じですね。
デザインを司っている要素としては、書体が占めるデザインが見る人に与える印象の割合って結構大きいっていうか。
大きいかも。
フォントが上手く使えない人は多分デザイナー、デザインがあまり上手くないっていうことに割と直結するかなと思うんですけど、
なので上手く一言でちょっとまとめられてないかもしれないですけど、
シンプルなデザインが結構デザインが上手いなと思う場合にシンプルなものが多いかなっていうのが一つありますね。
これはもう完全にあれですよね、クロート好みって言ったらいいのかな。
多分デザインあまりわからない人には本当に伝わらないのかなって。
僕はすごくわかるんですけどね。
そうそうだから。
シンプルゆえの難しさがたくさんあるんで。
デザインって基本的にやっぱり引き算だと言われておりますんで、引いていくデザインが上手い人がやっぱり上手いのかなっていうことなのかな。
上手いですね。
足し算でデザインはね、どれどれだけやっていけることもできるとは思うんですけど、
まあ誰でもできちゃうっていう感じなのかなっていう気がしますね。
調味料に頼らない料理を作る人とか、
難しい。
飲み切りができる人みたいな。
そういう感じなのかもしれないですね。
それに近いかもしれない。
それちょっとだいぶややこしく長くなっちゃいましたけどそれが1個目で。
2つ目がですね、それも1つ目の話も含んでなんですけど、
特に自分にない引き出しを見てしまった時っていうのがやっぱりすごくこのデザインはセンスがあるなって感じている瞬間かなと思います。
特にその中でも自分の中ではこれは絶対やってはいけないって思っていることをその人はうまく消化しているとき。
これね、たぶんさっきの宇田さんの初体の話に通じるんですけど、
森沢さんには悪いんですけど、信号ですごく嫌いだったんですよ、ずっと初体の。
はいはい。
信号、信号。
信号を使うシーンっていうのがあんまり。
僕もないですよ。
想像できないっていうのもあるんですけど。
でもだからその信号なんかデザイン、割と使いがちじゃないですか。
なんかデザイナーになりたての時とか。
まあそうですね。
普通と違うゴシックに見えて、なんかデザイン初体っぽい感じがやっぱりするから、
信号を使いがちなんですけど、そこを通り越していくとだんだんその信号を使っているデザインってダサいみたいな、
なんかこう暗黙なりがたいみたいなのができるじゃないですか。
18:01
いや、ありますね。
ありますよね。
ありますよね。
なんかそういうところを普通に通過してデザイナー人生を歩んでいったので、
信号は基本的には使わないものっていう常識がずっとあったんですよ、僕の中には。
でもある時ね、なんか信号をタイトルにすごく小さい給数で、
ものすごく文字感あけて入れたタイトルがすごく素敵に使われているものを見て、
へー。
あのね、こういうふうに信号って使えばめちゃくちゃいいじゃんって思ったんですよね、その時。
それ見てみたいな、その。
具体的にどれっていうのはもう結構昔の話なんで、今はこれも出せないですけど、
あのね、やってみてください。
信号って結構小さい書体で、時間開け目で使うとね、
意外にこれはスマートだぞっていう感じになるんですね、不思議とね。
信号ちっちゃく、しかも時間開け目で使ったことない。
ないですよね。
そういうふうに使うもんじゃあんまりなかったんで。
だから、デザインがうまい人っていうのは、さっきの料理の話じゃないですけど、
素材のなんて言うんでしょうね、素材が悪いっていう言い方がちょっと悪いですけど、
素材が良くなかったとしても、その人の調理の仕方によっては美味しくなるんだなみたいな発見があったんですよね。
これも、これは色も多分そうですよね、配色も。
そうですよね。
そうですね。
僕はこの色の組み合わせは多分しないなみたいなのを、その色を使って素敵にデザインしてる場合とかも結構あるから。
そうですよね、自分にないものっていうか、自分がダメだと思ってたものを使ってうまくデザインしちゃってるのを見たときっていうのが2つ目。
悔しいとか。
配色の特に。
そう。
こんなことできるのっていう。
そう。
素直に驚きがありますよね。
シアンとかマゼンタとかでもそんなセンスよくいけんだって。
そう。
なんかグレーって意外に良い色じゃんみたいなのとかあったりするんですよね。
そう、ありますあります。
パステルトーンの中に無彩色のグレーが混じると結構雰囲気がガラッと変わるなみたいなとか、いろんな発見があったりします。
それが2つ目で、最後がこれが多分一番何言ってるかわかんないと思うんですけど、
最終的な世界観の設計にすごく納得感があるものを見たとき。
具体的に。
そんな感じか。これは全く多分わかんないと思うんですけど、デザイン作っていくときってコンセプトを考えるじゃないですか。
だいたい。
考えますね。
こういうコンセプトで作ろうと。
それはコンセプトがデザインのアイディアだったりするとは思うんですけど、そういうものをよりどころにして作っていくと、
なんか最終的にターゲットに対してそれが適切な世界観で作られてない場合が割とあるっていうかそうなってしまう傾向が僕結構あって、
21:02
一応プロセスを重視して順序立ててものを考えながらデザインしていくことは大事だから、そういう感じでよく作ってるんですけど、
そこに固執するあんまり最終的なデザインの仕上がりがいい感じになってないっていうことですね、わかりやすく言うと。
理屈っぽく作りすぎてて、結局パッと見のこのデザインはいいのか悪いのかよくわかんないみたいな状態になってしまいがちなんですよ、僕。
それエンドユーザーにも響かないような形になってるっていうことですかね。
多分ね。お客さんは説得できるんだけど、エンドユーザーには響かないみたいな感じのものづくりになっちゃってることが多いから、
最終デザインだけを、これも最初の話に通じる部分はあるかもしれないですけど、
デザインを見るエンドユーザーがすごく納得感がある世界観になってるかどうかっていう。
もちろんコンセプトとかアイディアとかがその中にちゃんと存在した上でいい感じのデザインになってるっていうか、
そのデザインを一言で説明できるような仕上がりになってるっていうか。
分かるな、それ。難しいんだよな。お客さん側の好みがあるからなってなっちゃう。
結局そこを向いて仕事してしまいがちなので、お客さんを説得できればいいかなっていう感じでやってしまいがちなんですけど、
それでやるとパッとしないよねっていう感じになってしまうというのが。
想定内のデザインになっちゃいますよね。
そうなんですよね。そこをちゃんと見越した上で俯瞰でプロジェクトを観察しながら、
お客さんもエンドユーザーのことも考えながら誰が見てもいいものに作れているデザインはやっぱりセンスを感じるなという。
それは分かるわ。すごい分かる。
これはちょっと難しい話かもしれないですけど。
いやでも分かりますよ。最後の話が一番分かるかな。
なんか一番リアルな話ですよね。
そうですね。そこがちゃんとできている人はやっぱりセンスがある。デザインセンスがあるんだなっていう感じですね。
分かるわ。分かるけど。
番外編として最後ね。これができているデザイナーさんはすごくデザインが上手い人だなっていうポイントがあるんですけど、
楽しくてパワーのあるデザインができる人、これもすごい感覚的になるんですけど、
シンプルなデザインができる人が上手いって話とちょっと逆説的にはなっちゃうんですけど、
シンプルに作ることはすごく難しいんですけど、
シンプルに作ろうと思えば上手い人は割と誰でもできるかなと思うんですよ。
ただなんかそのすごい力強くて骨太なデザインっていうか、
コンセプトとかアイディアがものすごくしっかり作り込まれていて、
最終的にそのデザインとしてパワーを持っているっていうものって、
24:01
デザイナーだと感じ取れる部分はあると思うんですけど、
なんかないですかそういうの。
ありますけど、具体的にどんな作品かって言われるとちょっとうまく言えないなこれ。
たぶんね、昔の広告業界がすごく頑張っていた時代のポスターとか、
ああ、でもそっかわかるな。
昭和とか昭和時代のまだそのみんながパソコンじゃないものでデザインをしていた時代。
そういう時って結構アイディアとかコンセプトがやっぱりとても重視されている時代だったと思うので、
あれみたいなもんですよ。
ファミコンのゲームがいまだにやっても面白かったり覚えてたりとか、
音楽が記憶に残ってたりするみたいなものと一緒かなと思うんですよね。
だから今はファイナルファンタジーも3とか4とか、
あの辺りはすごく記憶に残って何回もやりたくなったけど、
最新作は何かあまり覚えてないっていうか何回もやる気もしないっていうか。
ただグラフィックはすごく良くなってるけど。
確かに。
なんでしょうね。
ストーリーが良かったりとかシステムが素晴らしかったりとかいろいろあったと思うんですけど、
見た目のグラフィックにとらわれない部分でいろいろみんなアイディアを出し合って頑張ってたんだなっていう。
そういう作品ってやっぱりすごく力を持ってくるから。
ありましたね。
そうか。
あった。
昔あったなんか通販生活の広告とかすごい良かったな。
何だっけ、外国人が筆でなんか数字で書いてたやつ忘れちゃった。
忘れちゃったけどいいや。
だからなんかね僕大抜き拓也さんの広告デザインが割とそれに該当してるっていうか、
そういうものすごくいっぱい上手に作ってる人だなっていう気がしていて、
ずっと好きだったとか今好きじゃないわけじゃないですけど、
そういうデザインが作れるようになりたいなっていうふうに思って、
思ってっていうか思いながら今でも仕事してるような感じですかね。
でもなかなかね、そういう仕事があったらいいなって思いますけどね。
なかなかもうそういう仕事やったことないから。
わかんないんですけど。
いやでもわかるなぁ。
ですよね、そうやって伝説に残りそうな広告ですよね。
なんかそういう昔のやつって。
そう昔のね、今の人がなんか頑張ってないとか恵まれてないという話でもないと思うんですけど。
ワンアイディアで突き抜けるような広告ですよね。
そうそうそう、そういうのがなんかやっぱり力強いなっていうか記憶にも残るし。
これどれだけの人がわかってくれるかなって。
デザインを学び始めの人とかはあまり今日全く面白くない回かもしれないし、
その割にあまりお互い具体例をちょっと出せずにいるというもどかしさというのもあるんですけど。
27:03
こんな回もありますってことで。
ご容赦くださいっていう感じではありますかね。
はい。
デザイナーの給頭室。
はい、いかがでしたでしょうか。今週のデザイナーの給頭室、そろそろお別れの時間となりました。
今日はデザインセンスを感じるポイントということで。
お互いちょっと難解な説明になってしまって。
ハズレ回?
いやでもわかる人にはわかっていただけると思いますよ。
そうですね、デザイナー歴がそこそこ悪い人じゃないとそうそうそうとはならない回だったかもしれないですけど。
かもしれないですね。
すいません、そういう回もあるということで。
はい、ということで気を取り直して、今度はポッドキャストフリックスの追加情報についてお伝えしたいことがございます。
ポッドキャストフリックスといって、大阪ナンバーで開催される、3月4日土曜日に開催されるポッドキャストのイベントがございまして。
そちらでですね、僕らの番組はハントブースっていうコーナーで、なんとね、コースターを皆様に無料配布いたします。
イェーイ。
コースター。
コースターですかね。
一応デザイナーの給頭室っていうことで、給頭室に絡んだね、何かアイテム作りましょうって話になって。
で、そのアイテムがコースターっていうことになりました。
普通にステッカーとかもらってもあんまり面白くないってこと。
そうなんですよ。せっかくデザイナーで給頭室だしっていう。
で、それでコースターを作りましたので、皆さんも是非ね、ポッドキャストフリックスに参加されて、皆さんの他のポッドキャスターさんたちのステッカーだったりとかカードとかもたくさんございますので、そちらも併せて受け取っていただけたらなと思います。
はい。
デザイナーの給頭室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。
TwitterのDMやYouTubeのコメント欄などからどしどしを寄せください。
またハッシュタグデザキーをつけて投稿していただければ、リプライやリツイートをしに参りますのでお気軽に投稿してください。
また今年はデザキュー1周年を記念して、毎月月替わりのスマホ用壁紙をプレゼント中です。
デザイナーの給頭室のTwitterアカウントをチェックしてみてください。
次回は2月2日木曜日21時頃お耳にかかります。
本日もありがとうございました。
お会いで私パチパチと
うたでした。
バイバイ。
30:08
ポッドキャストフリークス
2023年3月4日大阪南波でポッドキャストをテーマにしたイベント
ポッドキャストフリークスを開催
総勢27組のポッドキャスターに会えるリアルイベント
入場チケット絶賛発売中
詳しくはポッドキャストフリークス
オフィシャルホームページ
podcast-freaks.comをチェック
ポッドキャストラバーの皆様のお越しを心からお待ちしております。
ポッドキャストフリークス
30:38

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