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スピーカー 2
テキスタイルデザイナーのBLNKさんをお招きしてのお話なんですが、テキスタイルの話から、ちょっとテキスタイルを始めたのが4、5年前っていう。
スピーカー 1
2年くらいはどっちかというと、作家活動を中心にしてたので、布を作るんだけど、どっちかというと図案とか原画とかをどんどん描きつらねて描き溜めるみたいな作業だったので。
絵画制作みたいな感じだったんです。
あとインクをとりあえずめっちゃ作って、色材を自分の中でバリエーション広げて用意しておく。
そこからカラー展開して、布展開してっていう感じだったので、本格的に生地自体をやり込み始めたのは、ここ3年とか2年半とか。
スピーカー 2
ってことなんですよね。
今のこの話だけでも、面白くない?
面白いよね。
色材を用意するって、そこから?って。
何十年これやってきたんだって思うくらいの知識もそうだし、アウトプットやってきた。
バカ図もめっちゃその短い期間にすごい色んな試行錯誤というか、アウトプットも繰り返されてきてるように感じられた。
めっちゃ濃そうな気がしたんだけど。
やった2、3年っていうことなんだけど、どっから話すかだけど、そもそもなんでテキスタイルに出会った?これを始めようと思ったんですか?それまで映像のことやってきたのに。
もともとちょっと子供の時から家の環境はそんなに良くなくて、母はすごくよくしてくれたんですけど、父がちょっと問題があって。
破天荒な感じのね、お父さんでね。
スピーカー 1
それでちょっと家に居づらいなとか、私の世代の時にパソコンとか色々あったので、そういうのを使いながら曲を作ったりとかっていう風にしてたら、
それこそ14歳で野球の記事替えてた女の子とか、この間いたと思うんですけど、日本じゃないと思うんですけど、そういう感じでいいねみたいな、うちでちょっとやってみないみたいな。
スピーカー 2
それネットで発信してたってこと?自分が作ったのを。
スピーカー 1
ネットとかで、ニコニコ動画みたいなので投稿するっていうのもあったんだろうけど、自分はどっちかっていうと、会社に直でこんな感じのサンプルとかこういうの作ってて。
スピーカー 2
送ってたんですか?
スピーカー 1
そうですね。で、それやったりとかして、そうすると意外と声掛けしてくださって。
どういうところに送るんですか?
なんかその事務所の人たちがコンペとかをやってたりするんですよ。
その当地とかだと、こういう曲を作る。
例えばアイドルの方とかの曲があるとして、それのコンペみたいなのが、最終的にはその曲がアレンジされたりとかして、
で、そういう叱るべきプロデューサーさんとかというところに渡されて、
ここの人たちが曲作るみたいな状態になるんだけど、それまでにいろんな曲募集して、
で、これじゃない、あれじゃない、これいいんじゃないみたいな。
スピーカー 2
オフィシャルなものじゃなくて。
スピーカー 1
どうなんだろうな、なんかあんまりその表だってっていう感じのものではなくて、
テレビとかの企画で表だってオーディションするみたいな、ああいう感じでは全然なくて。
スピーカー 2
音楽界隈の人とかバンドの人たちとか通じてみたいな感じで、そういうのがあるから、ちょっと足してみたらみたいな。
スピーカー 1
音楽は何で作るんですか?
曲はもう私の時に、DTMとかもあったんですけど、音楽制作ソフトみたいなのもあるんですけど、
たぶん友達でギターをやってたりとか、そういうボーカルやってたりとか、子たちとかもいるので、
そういう子たちと一緒にスタジオ、スタジオのわみたいなところで楽音したりとかってことも、
スピーカー 2
演奏もあるし、実際の演奏もあるし、それをMacとかで編集して、それっぽく育って、こうやって、
スピーカー 1
プロツールスがなんだろうっていう感じで、QSがなんだろうって、それでやって、
それを送る。
送ってとかっていうのをやったりとか、あとはネット上でお金払ったらダウンロードできるみたいなのがあるじゃないですか。
ああいうのとかでちょろちょろ載せたりとか、ああいうのはどっちかっていうと、ニュース番組とかでたまに流れてる、
背景で流れてるニュース曲みたいなのがあるじゃないですか。ああいうのとかフリーソフトとかでやったりするんですけど、
これは使い勝手がいいからとりあえず買っておこうみたいな音源とかもあったりするので、
毎回毎回同じものを使ってたらちょっと悪いっていう感じだったりとか、
するとそういうのをやったりとか、ドラマとかでもちょっと差し込みで買ったりとか、映画とかでもあるじゃないですか、
あんな感じでちょっとこの音源買っておいた方がいいなぐらいのクオリティのものをいくつか作って、
スピーカー 2
イラストとかで言うピクスタとか、ピクシブとか、そういう感じの自分が作ったものを販売するみたいな、そういうのから始めた。
スピーカー 1
プラットフォームがもう充実してたから、本当に世代的にも恵まれてるなあ。
スピーカー 2
いやでもね。
まず作るっていう段階で少ないと思うし、
さらに作ったものを売ったりとか出したりとか発表したりみたいなところのアクションまでしている子は、
なかなかいないと思います。
スピーカー 1
そうですかね。結構自分の周りだと多くて、
そうなんですね。
類友みたいなことなんですよね。
スピーカー 2
そう、学校の友達。
スピーカー 1
全然違う友達ですね。
街で会ったみたいな。
街で会った。
スピーカー 2
どこで会うの?
どこで会うんですか。
スピーカー 1
うちがちょっと繁華街とか近いところでもあったので、
それでちょっと行ったらそういう人が集まるようなところとかがあったんですね。
で、そこでファッションが好きとか、いろんな人いるじゃないですか、子供たち。
スピーカー 2
それちょっと違うかもしれないけど、東横みたいな場所ですか?
スピーカー 1
東横の、なんだろう、優しいバージョンみたいな。
渋谷とか原宿とか。
スピーカー 2
でも全然知らない子たちが、若い子たちが集まって、なんとなく仲良くなる場所っていうのがある。
スピーカー 1
そういうのがあったんですね。まだ街の中で出会って、話して、交流して。ギャルさみたいな感じ。
スピーカー 2
ギャルではなかった?
スピーカー 1
ギャルでは全くなかった。
スピーカー 2
ギャルでは全くなかったけど、そこに行ったらちょっとお友達ができるかなみたいな。
スピーカー 1
あんまりそういう意識もなくて、なんだったっけ、
例えば八甲とかの前にいたら自然とそうなったりとかするよね。
スピーカー 2
自然とそうなるのかな?
スピーカー 1
そうなんだ。
これ言ったらあれかもしれないですけど、人間観察って言ったらちょっと語弊があるんですけど、
風景とか、そこでどんな人たちがどんなことをしてるかっていうのを見ると、すごく生き生きしてるというか、
それぞれの生き方とか、自然体の感じ。誰にも見られてないと思ってそれをやってたりするじゃないですか。
そういうのを見るのがすごく素敵だなと思って。
全然名前も知らないし、全然分かんない人だけど、
でもその一瞬が自分がその人を見てるとき、
その人に愛着が湧くというか、その感覚がすごい好きだよ。
街の中でぼーっと人を見て、ずっと凝視してるわけじゃないですよね。
なんとなくパッパッパって見たりとか、そういう時間が好きで、
そういう時に話しかけられたりとかするんですよね。
その時に比較的安全相談があって、人と交流するみたいな。
スピーカー 2
すごい面白いね。
スピーカー 1
そうするために楽器とか持ってたりとかする人とかもいるので、
最初はどんな人だなと、明らかに聞くじゃないですか。ギターを抱えてとか。
スピーカー 2
一緒に音楽作ろうよってなるってこと?
スピーカー 1
それで最初はライブに行ったりとかっていう感じで、
そこからだんだんどうやって曲作るのとかって話をして、
教えてくれたりとかしてっていう。
スピーカー 2
そこで学んだの?それまでは全然作曲とかはしてなかったんですか?
スピーカー 1
なんか多分、学校で音楽の授業とかを受けるときに、
光っていうか色が見えたりとか、共感覚だと思うんですけど、
そういうので具合が悪くなるときとかもすごい多くて、
ちょっと音を聞くのが苦手だなっていう時期がすごいあったんですよね。
隣の家の音とかも聞こえてきたりとかすることもあって、
聴覚過敏みたいなのもあったと思うんですけど、
それでちょっと音に敏感すぎてイライラするとか、
色とかいろんなものが浮かびすぎて気持ち悪くなるとか、
どっちかというと避けてたんだけど、
音楽ですよっていう状態で聞くってなったら、
その音を聞くことに集中するみたいな状態になるなと思って。
だから周りも会話したりとか色々するんだけど、
そんなに気にならない状態で聞ける。
学校の授業だと音楽に明らかに興味がなくて、
色んなことを喋ってる。
その横で音楽を聞かなきゃいけないみたいな。
これがすごく気持ち悪くなってるけど、
だいたいお金払ってその場にいる人とかって、
この興味の対象が決まってますよ。
そうなると共通性のある会話。
後ろで会話してたとしても、
前に演奏してたバンドさんとの話だったりとか、
このバンド見ながらいいねとか、
この音はこうでいいよねみたいな話をしてたり。
共通性があるから、
全然別の話題をこっちからこっちから聞かなきゃっていう話がない。
スピーカー 2
ただ、それでよかったのかなっていう感じがしてる。
スピーカー 1
だからあんまり気持ち悪くなるっていう感じはなかったから、
あ、意外といいんだ。
何語で言ったらいいのかっていう関係があったりする。
スピーカー 2
なんか江澤坊くんが言ってた話を思い出した。
精神科医のね。
腸に精神科医の人のゲストに来てもらった話を聞いたんだけど、
そういうやっぱり、
いろんなところからいろんな話が聞こえてくるっていう、
それにも耐えられない子っていうのが結構いて、
だからそういうことが要因で、
例えば不登校になっちゃうとかも、
別に人間関係に問題があるとか、
そういうのとは限らなくて、
もうちょっと脳的に無理みたいな。
スピーカー 1
あ、それすごい思います。
学校の生活のしづらさ、一番それがあって、
なんか嗜護をするじゃないですか、結局。
子供たちとかだから、
それは本当にダメで、
授業中に先生の声聞きながら嗜護が聞こえてくるのが、
もう具合が悪くなっちゃう。
ちっちゃいときはそれをやって、
あと大人の会話とかも、
なんかこういう、個室とかだったらまだあれだけど、
ああいうちょっと広いスペースとかで、
なんか飲みながら食べながら、
いろんな人がいろんな会話をしてるっていう、
あれが本当にもう苦しくなっちゃう。
それはすごいありますね。
自分もそうなんだなっていうふうに今思いました。
スピーカー 2
だからあんまり学校には行きたくないっていうような状態だったんですか?
スピーカー 1
具合が悪すぎて、行けないとかもあったし、
スピーカー 2
あとね、識字障害もあるっていうような。
スピーカー 1
そうなんですよね。
なんか成績は良かったらしいんですけど、
あんまりそれも覚えてなくて、
なんかちょっといろいろ大変だったから、
もう記憶がすごいしっかりあるわけじゃないんですけど、
なんか文字読めない割には、
国語の成績が良かったみたいな話は聞いてて、
数学とかも別にできたのはできたらしいですけど、
だから興味があるから自分なりにやってはいるけど、
じゃあペーパーテストとかでちゃんとできるのかって言われたら、
適当に書くしか選択肢がないし、
あと文字が読めないですってことを言ったとして、
それが今の自分の情報と整合性があるように相手に伝わるのか?
言ったらちょっと難しいだろうなって。
相手にも知識がないと共有ができないってことですよね。
なんでこそディスレクシアって広まってるけど、
その当時は全然誰も知らないから、
そういう文字が読めない人ですね、みたいな。
本も読めないですね、勉強もできないですね、みたいな感じになっちゃう。
誤解されちゃうと思う。
っていうので、言っても多分伝わらないなっていう感じだったので、
あんまりそこでどうこうしようっていうこともなく、
だけど色とかを頼りに書いたりとかしてっていう感じですよ。
問題もなんとなく当てずっぽうみたいな感じで書いたり選んだりみたいなことをしてて、
スピーカー 1
でもイギリス行ってからそれを初めて言われて、
独自障害というかディスレクシアなんじゃないの?みたいな。
しかも言ってることが共感覚っぽいから、
ディスレクシアと共感覚が持ち合わさってる状態じゃない?みたいな。
あとちょっと人の顔を覚えるとかがすごく難しくて、
ちょっとつるんとしてるように見える。卵っぽく見えるっていうか。
それが一つ一つのパーツをグーって集中してみれば、
こういう成り立ちというかこういう形をしてるんだみたいなのが分かるんですけど、
全体の像で見るとちょっとつかまえられないみたいな感じなので、
それも総合質に日本語で当てるんじゃないかっていうので、
いろいろ自分の状態がそれで分かったかなと。
なんとなく曲作ったり送ったりでそれでお金もらったりとかっていうのは、
多分その滞りみたいなのを今でも意識してるのって、
そういうのが厳選にあるのかなって今ちょっと思ったんですけど、
そこからちゃんとなんでそういうのがあるのかなっていうのが、
自分の状態がイギリスに行って、知識のある人たちとかがそれを教えてくれたことによって分かったっていう感じですね。
そこでやっと照らし合わせが自分でできた。自分の状態に対して。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
それまではよく分かんないからっていうので、音楽だと音楽理論はもちろんあるけど、
抽象性の部分もかなり高いのはあるから、表現自体は。
なのでそこでバランスとってたのかなっていう感じがします。今考えると。
音楽はいつまでずっと続けられてたんですか?
そこから別に現場に行って録音しなきゃいけない時もあるんだけど、
それだけじゃなくて、音楽投稿するとかっていうことも全然できるじゃないですか。
そういう意味ではずっとダラダラダラダラ続けてっていう感じですね。
今でも続けられてるんですか?
映画制作をするっていう段階に入った時に、音響機械工学っていうのを学んだんですけど、その後にイギリスとかで。
そこから音楽はとりあえずやったから、じゃあ次映像に行こうっていうことで、映像制作をやってっていう。
その段階の時に映像制作をして曲を作るってなったら、もうここで発表ってなる、セットでっていうかなるので、
そしたらもう個別に音楽だけアウトプットしなきゃって、必要がなくなったって感じなんで、
じゃあこっちでセットでやろうみたいな感じで、音響やったり映像カメラマンとかでやったりっていう形になりました。
スピーカー 2
音楽を作って実際に曲を作るっていう前は、音楽関係を何か習ったりとか、楽器を習ったり、そういうことをやったりしてたんですか?
スピーカー 1
一応、本当に一応、ヴァイオリンとピアノみたいな。
スピーカー 2
一応。
スピーカー 1
でも本当に身につかないっていうか、弾けて楽しかったみたいな。
自分で勝手に弾いて楽しい時はあったけど、ちょっと間違えたのか何なのか、
うちの母が先生をガチ目の人になっちゃって、本当にプロを養成しますみたいなタイプの先生だったから、
それでちょっと合わないなって。
練習していかないで適当に弾くとめっちゃ褒められるんですよね。
練習していくとなんかちょっと違う、動き悪いって言われて、
だから努力って無駄なのかみたいな。
それが自分としてはそんな価値観はちょっとあんまり身につけたくない。
スピーカー 2
で、12、13歳で終わったから。
スピーカー 1
もっと前。
スピーカー 2
もっと前、もっと前。そんなのが嫌だった。
スピーカー 1
9歳とか。
9歳くらいだったかな。
もっと前だったかな。
それで頑張ってる人って、上から目線で言うわけじゃないですけど、
努力してる人って自分はすごく好感を持ってるから、
それに対する否定的な見解をその時はすごく避けてたんです。
だけど現実としてそれはあるじゃないですか。
圧倒的な才能というか、本当に努力しなくてもできることってやっぱりあって、
自分自身もそれがあるし、
その時にいくら頑張って好きだからって言って続けてたとしても、
その人は身にならなくて、
でも大して好きじゃないけどとりあえず得意だからやっちゃおうっていうので身になる。
これが現実としてあるから今はそこまで否定的ではないんですけど、
その時はそういうのは良くないなって。
人として良くないんじゃないかみたいな気持ちになって、
この先生のことで教わってたら、
そういう価値観を身につけてしまいそうだみたいな気持ちになったから、
本当に嫌だなってなって、やめちゃったなって。
あんまりバイオリンがどんのとか関係なかったかもしれない。
それを通じてどういう価値基準を獲得するかとか、
そういうことに自分はすごく着目してた。
自分の中でそれが一番の変化になるから、
っていうので、それが自分に好ましくないなと思ってやめたっていう感じ。
どっちかっていうと先生との価値観とか関係、
そういう意識だった。
あんまり音楽関係ないとか?みたいな気持ちで今思ったんですけど。
スピーカー 1
いやでもすごい早熟してるというか、
もちろんいろいろ難しさはありつつも、
スピーカー 2
すごい考えてるっていうか、
スピーカー 1
その時自分が大事にしてる価値観というか、
もう9歳?
9歳ですごい早熟してるなって思います。
スピーカー 2
先ほどからなんとかイギリスって話もあったんですけど、
スピーカー 1
イギリスは何歳の時に?いつ行かれたんですか?
14とか5ぐらいからちょこちょこ向こうに行ってて、
そのままもう留学っていう形。
スピーカー 2
それは誰が提案して?
スピーカー 1
いやなんか自分で勝手に。
スピーカー 2
イギリスに行きたいなって?
スピーカー 1
イギリスから母の友達とか訪ねてきてたんですね。
その方たちは日本語ももうペラペラでみたいな感じ。
いろいろお話し聞いたりとかすると、
自分がずっと不思議だった、
例えば自分の感覚的なこととかっていうのを
よく考えて教えてくれるみたいな感じだったんですよ。
すごくそれが心地よくていいなと思ってて、
あと日本の人と話すときって
結構全体主義的なエッセンスを感じるので、
そこに対しての配慮ってすごく大事なんだなって思うんですけど、
向こうの人たちと話しするときって
あんまりそこまで気にしてない全体主義に関して。
個人主義的な部分もすごく強くあるから、
その感じがすごく気楽に話せていいなと思って。
それでちょっと、それもそうなんですよ。
勉強ももちろん自分が興味ある内容とかが
向こうでしか取り扱ってないみたいなものもあったから、
ていうので向こうに行ったっていうのも一つあるけど、
人との話とか関係地とかっていうものは
結構心地いいかもしれないと思って、
それで向こうに行ってみようっていうのを思いましたね。
英語を話さないとなかなかコミュニケーションが難しいっていうところだから、
とりあえず話せるようになればいいか、向こうで。
スピーカー 2
全然英語はそんなわからない状態で、とりあえず行こうってのか。
スピーカー 1
そうですね、自然と覚えるかなと思って、
なので全然もうわからない状態で行って、
ファンデーションコースみたいなのがあるんですよね。
基本的なことを教えてくれるような。
そこでちょろっとやって、
そこからあとは勉強で身につけていったほうが、
今必要、今知りたい、この言葉を知って
こういうことをしたいっていうのがないと、
目的がないとなかなか覚えられない。
お腹空いたからお腹空いたって伝えてっていう意味がないと、
なんか難しいなと思ったから、
生物学的なこととか、物理とか興味があったとか、
そういうものを実際に知識として入れるために
スピーカー 2
英語を覚えていくっていうほうが自分に合ってるなと思った。
スピーカー 1
そのまま直でやるっていう感じにしてました。
基本的なグラウマみたいな成り立ちだけ教わって、
ある程度最低限の会話、生きていける会話を身につけて、
そこからは知識のために、
自分が知りたい子のために英語を覚える。
英語で学ぶに行く。
スピーカー 2
ホーディングスクールに入ったんですか?
スピーカー 1
そうです。
向こうに寮とかに入って、
いろんな国からいろんな子が来る。
イギリスってそういう感じ。
アメリカも多分そうだと思うんですけど。
人間関係が日本にいるとき以上に多様性がすごくて、
もちろんいじめとかもいろいろあるし、
自分がいじめられているよりも、
いじめを発見というか目の前で行われていて、
どう対処しようとか、
そういうことが結構多かったりはしたんですけど。
派閥。女の子同士の派閥みたいな。
あとはLGBTQIプラスとか。
だいたいクラスに1人とか2人とかの割合で、
LGBTQIプラスの人たちもいて、もちろん。
そうやってカミングアウトしてるの?
普通の例えばレズビアンだよとか、
トランスジェンダーだと思ってるけど、
まだホルモン治療とか手術とか年齢的にまだできないから、
これから計画はしてるからその予定みたいな子たちとか。
あとはインタセクシャルの人とかもいましたね。
その人は女性期と男性期が両方あるっていう状態で、
だけど脳の認知的には男性だと思ってるから、
女性期は将来的に切除したいなと思ってるけど、
それが妊娠とか手術とかにどう関わってくるかわからないから、
まだ子供だから今はまだ手術しないみたいな。
インタセクシャルの人とかでも性別感がない人とかいたりもするし、
あと無性の人とかもいるじゃないですか。
あとパンセクシャルの人とかもいるしっていうので、
いろんな人がいるからそれぞれ全然違って、
それもすごく自分の中との照らし合わせみたいなのがどんどんできていく感じがして、
すごい面白かったですね。
いろんな人と出会っていろんな話ができて。
それまで女の子と付き合うとか、
男の人と付き合うっていうのはあんまり考えてなかったけど、
恋愛自体そこまで興味があって、
相手が望めば合わせるみたいな感じなんですけど、
そこまで積極的に自分でっていう気持ちがなかったので、
そこから女の子とかに合格されたりとか、
女の子と付き合うって考えたこともないし、
男の人と付き合うって考えたこともなかったけど、
ちょっとやってみるかみたいな感じで。
それで、付き合うって大変だなって。
スピーカー 2
付き合うということは大変なんだみたいな。
スピーカー 1
男とが女だじゃなくて、付き合うということは大変なんだみたいな。
苦手にはならなかった、付き合うということ自体は。
でもすごい好ましいかって言われたら、
ちょっと大変だしめんどくさいなって。
あんまり交際をするってことに対して積極的ではないし、
あと、あんまり友人関係と交際関係の区分みたいなのがあまりなくて、
普通に友達とも仲良くするし、
だけど、人から見ると普通よりももっと仲良いじゃん、
もしかしたら付き合ってるの?みたいな感じで見えたりとか。
でも別に付き合ってるわけじゃないみたいな、そういう友達っていう。
なんかそこら辺も、人から見ると分かんないことがだらけだろうからって感じなんだけど、
そういう自分、自身への発見とかもいろいろあって、
興味深いなっていう。
いろんな意味で、いろんな自分とかいろんな他人とかを発見できる環境だったからすごく良かったですね。
スピーカー 1
争うってこともある程度受け入れるっていうことができたし、
日本だと争いが起きること自体が受け入れられないみたいな。
良くない。
それはそれでムラ八分みたいなことになっちゃうし、
人と人が対立するって実は自然な構造だったりするから、
でもそれをどう導いていくかとか乗り越えていくかとか、
それもしくは離れるかとかってそれぞれの選択肢があるから、
どうしていきたいのか自分の中でその問題だっていうことだと思う。
起きること自体を恐れすぎても何もできなくなっちゃうし、
何にも向き合えなくなっちゃうから、
それはある程度の仕方ないこと、
自分でこの話しかないと思ってても仕方ないことだと受け入れて、
そこからどうしていくかっていうことを考えていく。
よりそういう気持ちがはっきりしていった感じがしますね。
自分の中の概念として。
なるほどね。
スピーカー 2
それでボーディングスクールにずっと行って、大学もイギリス?
スピーカー 1
うん。結構大学院まで行ってという感じで、
文字読めないのによく大学院まで行けたねみたいなことを
いつも言われるんですけど。
自分の運が良かったのが、
例えば日本だったら障害者手帳とかを申請してとか、
それでヘルパーの人をつけてとかっていろいろあるんですけど、
そういうのは全然しないで、
普通に友達とかで、
耳が聞こえない子?
デフは耳が聞こえない。
その子とかもヘルパーの人と一緒に通ってたんですけど、
そういう感じで、別に耳が聞こえないからヘルパーの人を雇いますってことを
学校側に申請しなくても、
例えば補聴券つけても明らかだし、
お金をそこでちゃんとやり取りがあってっていう状態で契約してて、
この人が資格を持っててデイリーができますよっていう状態だったら、
私障害者ですっていうこと言わなくても、
教育機関に対して全然やり取りができるっていう状態だったので、
私もそれでノートを取ってもらう人っていうのを最初頼んで、
それでノートを取ってもらったら、
だんだんやり方が自分で分かってきたというか、
こういう風だったら自分でもこれ対処できるんじゃないかっていうのを、
例えば色をこうやって見て磨け付けるようにするとかっていう感じで、
そっちの方向で自分でちゃんと全部ノートを取れるように、
しかもその時パソコンを使ってよかったんですよ。
iPadもiPhoneも何でも使ってよかったから、
そういう機械とかの発展のおかげでもあって、
自分が一人でそうやってできるようになったと。
読み込み機能とかも、読み上げ機能とかもその時発達したから、
だいぶそれで自分自身でできるようになったっていうのが大きかったですね。
だいぶ今出ていけたのって。
それが一つでも欠けてたら全然もうダメだったろうなって思うから、
本当に環境的にも恵まれてて、
自分がもともと思ってた共感覚の要素っていうのも活かすことができた。
本当にもうラッキーにラッキーが重なった状態なんだよ。
みんながこれをできるとか全く思ってない。
だからよく文字が読めない人にとって希望になるんじゃないかっていうので、
インタビューさせてほしいみたいな話とか言われるけど、
それはスタンダードだとか思ってもらいたくないし、
それじゃあやってけない人とか苦しくなる人もいっぱいいるから、
あんまり思い込みの一例として取り上げられたくはない。