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スピーカー 2
かおりさんは、本当にあるがままを受け入れ、伸ばす、いいところを伸ばすっていう、そういう考え方で育ててきたのかなって気はするんだけど、
でも、この子のこういうところをちょっとどうにかしないとまずいな、みたいなのとかさ、なんかあるじゃん、親的には。もうちょっと、なんかちょっとあまりにも身長差が足りないんじゃないか、これでなんかもう思いついたらすぐ動くみたいな感じだと、ちょっと失敗するんじゃないのってドキドキしちゃうから、もうちょっとは考えようよって、なんか親としては導きたくなったり、
まあね、いい面は伸ばせていいんだけどさ、ちょっとなんか不安になったりとか、なんかそのそういうその不安だったところとか、そういうものも結局大人になって、まあそんな変わんないなって思うか、それともなんかここはちょっと軌道修正したほうがいいんじゃない、みたいな働きかけをしてみたかどうかもあるし、したとしたらそれで何か効果はあったかっていうとどう思う?
変な変わらないなだよ。変わらないか、結局。
スピーカー 1
でも、あのまあ飲んでる時とかご飯食べてる時とかに、まあこういう傾向あるよねって私は思ってるよっていうことは言って認知させる。
良いところももちろん言うし、ちょっと改善した方がよりうまくいくだろうな、みたいなところも言う。
あとは、なんかそこで、その後彼女とか彼氏とか先輩とか上司とか、そういう人と出会った時に、あ、お母さんが言ってたあれやなっていうので、なんかこう修正していくものだと思うから、私が直させる役ではない。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
いつも動かして長い間見てる、なんかそばで見てる係って言ったら、お伝えだけはしておきますって感じやねんけど、なんかさ、うちのさ、長男がさ、去年、あ、違う違う、今年の夏さ、日本帰ってきてて、
インターンやってて、外資でゴリゴリでインターンしてたんやけど、そこで、どうやら、俺ってさ、黙ってると機嫌悪いように見えるらしいって言うから、言われたらしいのよ。
むっちゃ言っててさ、なんか、そんな私もさ、娘もさ、妹たちもさ、ほんまあんた黙っとったら怖いで、とか言って。
でもね、そんなん全然聞こえてなかったけど、そこで、多分一人の上司やと思うんやけど、言われて、だから、どういう顔してたらいいかなとか言われたから、まずは口角上げるやん。
だいたい、いいってやっとったらええねん。朝だけ、いいってやっとけ、とか言って。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
こうやって、なんか、ん?ってなっちゃうと、なんか怖い、怒ってるよね。
スピーカー 2
もう散々言ってきたのに、親の話だと聞かなかったって、家族の話だと聞かなかった。
スピーカー 1
聞いてなかったけど、本当に課題感に、誰かに言われたっていうのが、気になる人に言われたんやろうね。
うん、だね。
スピーカー 2
なんかその、親、でも親が言ってたなっていうのは、なんか頭のこの辺に残ってて、片隅に。
あると思う。
残ってないけど、なんか片隅にはあって、だからそれを第三者、しかもちょっと影響のある、インパクトのある人に言われたときに、なんか、言われてたわ、これみたいな。
変えないといけない、みたいな、繋がるっていうか。
確かにね。
繋がるのが、いいのかもしれない。親からずっと。
スピーカー 1
なんかさ、そういえばさ、昨日の生誕祭のときにね、パーティーのときに、
私50周年だったから、ちょっとヒストリー話したけど、なんか飛ばしたなと思ったやつあって、終わってから、あれも話せばよかったみたいなのがいくつかあってんけど、
そのヒストリーの中に、夫と結婚した写真一応出しといたやんか。
結婚した写真っていうか。
結婚した写真ね。
スピーカー 2
それでさ、なんけど、私、その、それまでほんまサラリーマンと付き合うのめっちゃ嫌いやって。
スピーカー 1
いろんな、なんか自分で事業やってる人とか、お医者さんとか、なんか自分でなんかやってる人が結構好きやって。
けど、親がさ、サラリーマンやねんけど、サラリーマンが一番ええって言ってて。
うち、兄弟3人ともサラリーマン、一部上場企業のサラリーマンと結婚してんのよ。
親の言ってることってさ、その時何言ってるかいつか思って、付き合ってる時とか、友達とかはそういう系やけど、結婚するってなった時、そこの引き出し開けてさ。
あの時、健康委員やってんけど。
スピーカー 2
それは結構やっぱり、親が言ってたことをその時思い出したってこと?
スピーカー 1
思い出してるつもりはないけど、やっぱり地雷みたいに言うか、結婚するっていう時には、やっぱりその、なんかあれが発動したんやろうなと。
私は思ってんねんけど。
スピーカー 2
あると思う。なんか無意識の選択に左右してるというか。
じゃあ、お伝えしておくのはいいわけですね。
それで動くかどうかはわかんないというか、その動かすためじゃなくてお伝えしておく。
もしかしたらいつかそれが参考になるかもしれない時のために、お伝えは母としてはこう思いますよっていうのをお伝えはしておくと。
スピーカー 1
しかもさ、やっぱりさ、こういう、ゆう子さんもそうやけど、かなり視点が高いからさ、そういう人は言っておいてあげるっていうのはとってもちゃんとした、お金もらってもいいぐらいやんか。
スピーカー 2
お金もらってね。
お仕事もさ。
確かにね。コンサルフィーがね。
分析費用。
でもなんかさっきね、河森さん言ったみたいに、やっぱり10何年、ちょっと生まれた時からお付き合いをしていて長いわけで。
で、その、まあでも、自分たち、それこそ河森さんの沼に、自分対自分の沼があるぐらい、自分のこの歳になったって親だって分かってない部分もあるぐらいだから、常にやっぱ自分のことを向き合いながら、うまくこうなんていうの、自分をこうコントロールするっていうか、マネージするっていうか、使いこなすっていうか。
やっぱ大事な中で、ちょっと10何年付き合ってるお母さんは、今あなたのことはこんなふうに、こういうところが得意だよねとか、こういうところもやりがちだから、それがやりがちとかちょっとここ苦手とかっていうのを意識して、行動してもいいんじゃないとかっていうのは言う。
で、さっきの河森さんの話と本当同じで、そしたらなんか、今のチューターみたいなことをやってくれてる先生から同じことって言われたりすると、帰ってきて、お母さんと同じこと言ってたわ、みたいな。
でもやっぱりその言葉の方が響くよね。だからなんか、親以外の大人との付き合いをやっぱりこう持たせてあげるっていうのもすごい大事なのかなとかって思ったりもする。子供に。
スピーカー 2
気づくよ。みんな優秀な子供、優秀だからさ人間ってさ、本当に気づくのよ。だから種まきだけしとけばいいんだよ。種まきね、いろんな意味でね、しとけばいつか花咲くかな、みたいな。
スピーカー 1
うん。どこで発芽するし、発芽しなかったものは必要がないんだよ。
スピーカー 2
ちょっと河森さんに聞きたいことがあって、今の発芽で思い出したんだけど、そのさっきお父さんがね、父親も結構どんどん育児に参加したい、参加するって人が増えてきてる中で、
すごいビジネスマインドだったり、どうしたい、こうか、みたいな。子供を見る人もやっぱり中にはいるわけですよ。
子育てってさっきのその、撒いたけど出ないことだってあるわけじゃない?
でもそれが重なっていくと、何て言うのかな、もう虚しくなるというか。
なんか意味がない虎に感じるみたいな。
ところで、ちょっと投げやりになったりとか、もうここを撒いても意味ねえな、みたいな感じになったりとかっていうことも聞くんだけど、
そういうお父さんは、自分対自分の向き合いが足りないのかな。
自分対子供なのかしら。何が沼ってるんだろう、お父さんたちって。
スピーカー 1
そうね、自分対自分もあるよね。あとはさ、
やっぱりなんか肥料対とか言ってる時点ですごいよね。
人間の関係ってさ、やっぱさ、夫婦間とかもそうだし、子供との関係も無償、無償じゃない?無償っていうのかな。
資本主義に読されてるんだよ、これ。ビジネスマインドになってるって。
労力をいっぱいかけたとか、コミュニケーションコストとかさ。
子育てなんてコミュニケーションコストだけじゃない?みたいなさ。
いいじゃん、何回も言ったりとかやったりしてさ。
でもその愛おしい営みを楽しめたら結構伝わりやすくなるし、
それがもう、何か言わせんのよ、みたいな感じでやってると、どんどん伝わらなくなってくるから。
スピーカー 2
確かにね。楽しいっていう要素が、むしろ子育てでやらせてもらってますみたいな気持ちっていうか、
お世話させてもらってますみたいな喜びもある気もするんだけど、
なんかそこはコストになっちゃうっていう。
スピーカー 1
じゃない?そのなんか費用帯とかビジネスマインドの人は結構それをコストだって考えちゃう。
私もでも仕事忙しい時とか、もうこの1週間はちょっとおしゃべりができませんみたいな感じの
時間はあるけど、でもそれが空けたら、プロジェクトベースみたいな感じで、その期間はちょっと大変やけど、
それ空けたらまたゆったりして過ごす、何ていうの、会話できるようにしたりして。
大変な時までそれをやろうと思ったら結構しんどいけど、自分の身削らなあかんくなってくる。
スピーカー 2
この2週間は、すいませんが無理ですみたいな感じで。
そうすると、自分のことにまだまだ精一杯だからってことなのかね。
なんか自分の何かを削って、お金とか時間とかを、自分がやりたいことがあるものを何か犠牲にして、
子供にそれを投下してるっていう気持ちだから、コストのある気持ちになっちゃうってことなのかな。
スピーカー 1
そうだと思うよ。だから塾とかもったいないと思ったら、やめた方がいい。
例えばご飯とかって2万円とか3万円とかのコースとかって、いい値段するじゃない。
それを子供に食べさせてもったいないと思うんだったら、そんなの子供望んでないから、ハッピーセットでいいからっていうさ、
経験をさせたいみたいなふうに思って、
食べさせたら美味しくなかったとか、
あぐらとか出てきたってさ、分かんないしさ。
そういう人にやっぱり、こっちが与えたいだけのさ、
それでもっといい反応しろとか感謝しろとか、
スピーカー 2
食事とかもそうだし、旅行とかもそうだし、旅行とかも結構やってる人多そうよね。
確かにね。そういう話も本の中にもあったよね。
お金かけすぎない方がいいっていう。
スピーカー 1
遅延条材とかそういうのも。
お願いベースでいいと思う。向こうがこういうステーキ食べてみたいから連れてってほしいとかさ、
こういう曲行ってみたいとか言うんだったらそこから考えればいいけど、
こっちからやっぱり与えて効果がないみたいに言ってんのは迷惑よ。
スピーカー 2
話聞いてて、結果を求めすぎというか、
結果なんて分かんないのに、
こうなってほしいからこれをやるって、それこそ先の目的としてなんじゃないけど、
そこのマインドがすごく強くなった時に、
やっぱりその目的に達するためにこれやってんのになんでこうならないんだみたいな、
こう、苛立ちのが出てくるのかなとかって思うと、
もちろん受験とかそういうのはある程度明確なのがあるから、
それやるべき時はあるのかもしれないけど、
もっと本質的な子育てのところみたいなところって、
結果を求めないほうがいいのかもね。楽しむというか。