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スピーカー 2
もともとは、私が今関わっている、独立系映画の制作に関わってるんですけど、監督のコニーさんの高校の後輩なんですよね。
別に同じ時期に在学してたわけではなくて、アルム内みたいな感じで知り合ったって聞いたんで。
コニーさんも異色の、割とレアキャラな感じの中ですけど。
でもコニーさんとお会いした時に、奥村さんがすごいコニーさんと友達になりたいっていうか、知り合いになりたいっていう感じで、
割と奥村さんからコニーさんに飯交換したいです、みたいな感じで来られたって聞いたんですけど。
その話は全然間違ってなくて。
スピーカー 1
じゃあその話をすると、もともと確かにコニー、旬監督は私の高校の先輩なんですね。
もちろん被ってないんで、在学所にしてたとか全くそういうわけじゃないんですけど、
たまたまですね、出身高校の毎年やっているOB会みたいなものがあって、私も行ったことなかったんですけど、
先輩の弁理士で同じ高校出身の人がいて、その人が一緒に行ってみようや、みたいな感じで。
同じ高校出身の弁理士とか弁護士って何人かいるんで、7、8人集めて、それで初めて行ったんですけど、
その時に同窓会のコニーさん目立つんで、壇上で変わったOBの挨拶みたいな感じで喋られてて、
この人は面白いだろうなと思って、ウィキペディアに彼が載っているというウィキペディアで調べたら、中古は一緒なんですけど、
それだけじゃなくてさらに大学の学部、学科まで一緒で、ちょっとそれで縁を感じまして。
スピーカー 2
それはあれですよね、物理工学を早稲田でやってた。
スピーカー 1
私も早稲田の理工の応用物理学科というところで、コニーさんもそうで、
それで声を掛けたら、向こうも何となく面白い奴だなって思ってくれたのが、
その時は面名詞交換で終わったんですけど、別途メールいただいて、今度遊びに行くんで飲みに行きましょうみたいな感じで言ってくださって、
大変忙しい方だと思うので、そんな私なんかでいいのかなとか思いつつ、
考慮を深めさせていただいて現在に至るという感じですね。
スピーカー 2
コニーさんも奥村さんのラジオ番組に出られたり、
この間見たら奥さんも出てましたね、コニーさんの奥さんの小島さんも出てますから、
割と近いところで、何の話からしましょうかね、
弁理士のお仕事の話から、私たちなかなか弁理士さんという職業とは。
私は始まる前に少しお話ししてたんですけど、
リアルな弁理士さんにお会いするのは、今日が初めてでした。
メールの先にいる方たちでした。
メールの先にね、やり取りされてる知財関係の話の中に、
なんか横ちゃんCCで入ってるみたいな、そういう感じ。
あと、知財に経由して、弁理士の先生に確認いただいて、
パスの先っていう形だったので、
本当に弁理士の仕事って表面的なところしか分かってないので。
そもそも弁理士という職業を知らない人もいるかもしれないです。
確かに。弁護士と何が違うの?
弁理士って、要は何をする人なんですか?
スピーカー 1
そうですね。こちらをお答えすると、
スピーカー 2
まず、便利って言葉から、蜂の巣を駆除する人とか、
スピーカー 1
トイレの工事をする人とか、というふうに思われるかもしれない。
それはネタなんですけど。そういうわけではなくて、
弁護士の語の字を理科の理に変えて、便利士というふうに書きます。
実は旧字体は弁護士と便利士で字が違うんですけど、
現在の便利という字は同じなんです。
どういう仕事かというと、知的財産権ですね。
特許とか商標とか、著作権とかもなじみがあると思うんですけど、
そういった知的財産を専門的に取り扱う国家資格の仕事というのが便利士です。
その中でも特に特許、衣装、商標、実用信用というのもあるんですけど、
そういうものがありまして、それが特許庁というところが管轄していて、
そこに書類を出して特許を取りたいです。
あるいは衣装を取りたいです。商標を取りたいです。
そういう書類を作って申請するという作業があるんですけど、
本当は出願というんですけど、出願というのは自分たちでやるのがなかなか難しいんですね。
法律があって、あとはルールがあって、その規定に従って頑張って
特許なり商標なりを取るというのがなかなか大変で、
我々便利士というのは、お客様に代わって特許とか商標とかを取るお手伝いをする。
書類を作ったり、ヒアリングをしてどういう書類を作ればいいかというのを考えて、
特許庁に提出して、特許庁の審査官という審査を専門にする部隊がいるんですけど、
そういった人たちとやり取りをして最終的に特許を取るというようなことをやっています。
この仕事自体はですね、日本に限らず実は世界中にあるんですが、
便利士が便利士業務をやっている国もあれば、
実質便利士ではなく弁護士が同じ仕事をやっているという国もあります。
国によってちょっと違っていて、代表的な国ですとアメリカは実は弁護士が弁護士の仕事をしています。
なんか便利士の資格みたいなものもあるんですけど、
それを取った弁護士がやるというような感じになっています。
一方でヨーロッパ、ドイツとか、あとはアジア諸国、日本も含め韓国とか台湾とか中国とか、
その辺は便利士という資格が単独でそれなりにある程度難しくなっていて、
その資格を持つだけで便利士の仕事ができるという風になっていますね。
国によってちょっと違いますね。
スピーカー 2
私は独立する前、トヨタ自動車でレクサスのブランティングとかマーケットの仕事をしていたんですけど、
その中で、例えばブランドスペースみたいな空間を作ったりとか、
あと物を作ったりとかした時に、デザイン事務所にレクサスからインスパイアしたデザインをいろいろ作ってもらったりして、
そのデザインの権利をレクサスで保有するとか、どっちが持つんだみたいな議論の時に、
弁護士さんの商標とかに詳しい方に相談をしたりみたいなことをしてたんですけど、
そういう相談は便利士っていう頭とか全くなくて、まずは相談は弁護士みたいな感じでしたんですが、
弁護士さんと便利士さんの商標のあたりの違いで言うと、出願とか登録になると便利士さんってことなんですか?
スピーカー 1
そうですね。実は相談はどっちもできます。
次回に便利士に相談っていうパターンもありますし、
弁護士さんって法律に関してはオールマイティーなので、
とりあえず弁護士さんに相談して、登録のところまで行ったら便利士に流すっていうルートもあります。
どっちもありますね。
スピーカー 2
そうなんですね。
存在を知らないと便利士さんに相談しようっていう頭になってなかったなって今、話しかけながら思ってました。
スピーカー 1
そこがちょっともどかしいところで、世の中の一般の方々にPRが届いてないんですね。
やはりそこを我々としてはもう少し認知をしていただいて、
スピーカー 2
なるほど。
奥村さんIPXという便利士法人を、便利士事務所を経営していらっしゃる、
ここはそういう意味でいろんな分野の得意な方が集まって、
案件によってチームを組んでやっているみたいな、
そういう感じなんですか?
スピーカー 1
そうですね。人によっては、
例えば化学に関してはもともと化学出身の便利士はいますし、
化学だけども機械もできますよって、
化学と機械っていう組み合わせの便利士もいれば、
化学とIT、最近AIとかって本当にいろんな分野に進出しているので、
AI×化学みたいなのはできますよっていう化学出身の便利士とかもいたりしますね。
スピーカー 2
確かにね、技術も複合的にね。
AIっていうキーワードが出たんで、今のソラ2?
なんだか知らないけどタイムラインで踊ってる人がやたらいるんですけど、
あれもすごいここにわかにね、先週ぐらいからめっちゃ流行ってますけど、
一部でね、あれ招待制だから私も使ってみたいと思ったけど、
コードがなくてまだ使ってませんが、
AIって、奥村さんのラジオの
予告編のショート動画を見てても、
ほとんどの方がAIを使った技術の話をアイデアをされてて、
やっぱり今AIホットなんだなってすごい思うんですけど、
AI絡みってでも割と知財関係グレーな話があるじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね、ソラ2とかは本当に特許というよりも著作権周りのところで、
これ日本の例えば有名なアニメとかの大題材として動画が作れちゃうとか、
声も実際の声優さんが出していた声をそのまま
AIに学習させたものが出力できると。
好きな場面で好きな声優さんの声を出させて出力されると。
ここまで来るとちょっと著作権的にはどうなのっていうような話が、
スピーカー 2
やっぱり今話題になってますね。
どっちかはこういうことに絡んで、
なんか自分のものを使われてるみたいに言ってくる人、
あるいはこういうのを作りたいんだけど、
なんか著作権の侵害にならないかみたいなので気にされるとか、
AI絡みの相談っていうのが増えたりしてるんですか?
スピーカー 1
そうですね。
著作権周りに関してはどちらかというと
ラジオ関係の仲良い人とかにすごい聞かれます。
そうなんですか。
特許に関して言うと、やっぱりAIを使ったアイディアみたいな話っていうのは
実際多く出ていて、そういった依頼っていうのは
たくさんうちの事務所の方で相談を受けてますね。
実は特許って技術的アイディアであるっていう必要があるんですけども、
当然なんですけど技術的アイディアなので
技術的に実現できそうもなかったら単なるアイディア、願望って言うんです。
単なる願望は昔は特許取れなかったんですよ。
だから単なる願望は特許を出したとしても
これ単なる願望だよねって言われたんですけども、
最近昔だったら単なる願望だったけど、
これ生成AI使ったら意外とできるよねみたいなものが