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2025-07-23 34:53

#100-1 自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ!問いが導くグローバルキャリア 【運命を探して ゲスト:タカラトミー常務執行役員 小野澤香澄さん】

▼番組のnote:
Dialogue cafe | note

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▼内容:
またもや元リク、稀少な40代女性プロ経営者/食えない道?!LAへのご褒美アート留学/新卒配属でテクノロジーを学ぶ/好きと言われると意識する?!ひっそりカップルをつくるアプリ/文化や背景が違う相手と働くこと/「思っちゃった」で行動/海外駐在者の条件3点セット/シアトルのポケモンへGO!/リエゾンとしての仕事/業務が属人化するマインドセット/痛みを伴う学びがキャリアの迫力をつくる

▼出演:
ゲスト
小野澤(永田)香澄さん(タカラトミー常務執行役員、1児の母)

MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)


▼関連エピソード:
#37 起業するために生まれた!見切り発車は才能です
#38-1もし元コギャルが新規事業立ち上げの責任者になったら
#49-1帯同でも単身赴任でもない!ふたりではるばる行くぜアメリカ!
#67-1 事実と洞察、論理と感覚!マーケティング戦略はリサーチに始まる
#90-1 私の後に道ができる!元祖ワーママの好き勝手パイオニア人生

サマリー

長田香澄さんは、自身のキャリアや教育に関する考えを共有し、グローバルな視点を持つことの重要性について語ります。リクルートでのインターンシップ経験から、どのように宝トミーの役員へと成長したのかを掘り下げます。このエピソードでは、ゲストの小野澤香澄さんがリクルートでの経験や、タカラトミーでのキャリアを通じて得た知識について語ります。特に、グローバルな視点からのキャリア形成や、自己の成長を促す問いの重要性が強調されます。タカラトミーの小野澤香澄さんは、ポケモンを通じてのグローバルキャリアの築き方や、国際的なビジネス環境におけるコミュニケーションの重要性について話します。彼女は、アメリカと日本の文化の違いを学び、自身の経験を通じて成長する姿勢の重要性を強調します。

長田香澄さんのキャリアの始まり
スピーカー 1
Dialogue cafe 筋書きのない対話から新しいアイディアと自分自身に出会う場所
この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
今日もゲストをお迎えしているんですが、実は今回は陽子ちゃんがちょっと休養ができてしまいまして
収録に来れなかったので、私とゲストの2人でお話をしていきたいなというふうに思います。
よろしくお願いします。
長田香澄さんです。私は長田さんとは2回目ですね。
スピーカー 2
2回目ですね。
スピーカー 1
はい、お会いするのは。もともとご紹介いただいたのが、元ランサーズの小沼さん。
小沼さんにご紹介いただいて。
田中さん、ご紹介した人がいますって言って、きっと会うと思うって言われて
たまたま家がわりと近くて、3人とも。
それで3人でご飯を食べたっていうのが、あれが何月でした?
スピーカー 2
あれ何月でしたっけね。だいぶ記憶飛んでますけど。
でも3ヶ月くらい前だから、3月とか?
スピーカー 1
3月くらいですね。まだ寒かったですよね。
3人で。それ以来なんで、今6月なんで3ヶ月ぶりなんですけど
スピーカー 2
もう最初に会った時からね、ポッドキャスト出てくださいって。
子供の話をしましたよね。
スピーカー 1
お子さんが今1年生なんですよね。
長田さんはいろんなキャリアを歩まれてきて、今は宝トミーですよね。
宝トミーで役員をやっていらっしゃいまして、バリバリです。
以前はティンダージャパン。
スピーカー 2
そうですね。ティンダージャパンに行って、あとウィズトミーアイを運営する企業の
エニットグループっていうところに行って、今は宝トミーっていう流れですね。
スピーカー 1
そうですよね。それ以前アメリカで長くいらっしゃった時期もあったりとか
めっちゃプロ経営者ですね。今や。
スピーカー 2
そうとは言えないんですけど、そうとは言わないんですけれども
だいぶ自分が想像したところとは違う場所にいるなっていうのは
本当に思ってます。
スピーカー 1
そうなんですね。女性でこれだけグローバルで経営レイヤーで
ご活躍されていらっしゃる同世代ですかね。私よりちょっと若いかな
ぐらいの方って本当に少ないと思うんで
本当にこれまでのキャリアの話をまず聞いて
それから1年生のお子さんの教育の話とか、子育ての話
リクルートのインターンシップ
スピーカー 1
産んだのはアメリカですか?
スピーカー 2
アメリカで産みましたね。
スピーカー 1
今は日本で日本の小学校に入れたっていうことで
ちょっとねこれも結構このポッドキャスト
教育のテーマはよくお話をしていて
海外の子育てについても私たちもすごく関心があって
どうなの日本の教育みたいな感じもあるので
そういう話も2本目以降で聞いていこうかなと思います。
まず今回はですねキャリアですよ
スピーカー 2
永田さんはファーストキャリアはどこだったんですか?
スピーカー 1
ファーストキャリアはリクルートなんですよね
スピーカー 2
リクルートなんですね
リクルートに入ったのが
一番最初にリクルートが
インターンを始めた時があって
学生のインターン?
学生のインターンってあんまなくって
リクルートのインターンシッププログラムの
動画があって出てて
そこにインターンしたら10万円って書いてあったんです
スピーカー 1
10万円って思って
スピーカー 2
いやと思って応募して面談をしてくれた方が
女性の方だったんですけど
その方がすっごい面白い方で
私がしくしくとただただ面白い
自分が面白いと思うことを喋ってるだけなんですけど
その人がすごい盛り上げてくれて
めっちゃいい会社じゃんと思って
その人がその10名の中に入り
10人だけだったの?
すごい選ばれし人じゃないですか
でもそんなにインターンそのものが
そんなにメジャーじゃなかったので
そんなに当たり前のように
みんながインターンする世界じゃなかったんですよ
10万円に目がくらんだ人っていうので
スピーカー 2
どのくらいの期間?
そんなに長くなくて1週間?2週間?
そのくらいで
その時は営業に配属されて
人材系の営業マンについていかせていただいて
お客様にプレゼンする横とかで聞いていて
最終的には自分が営業だったらって言って
仮想のお客様を立てて
それを営業チームの方たちを前にして
プレゼンをするっていうことをやって
それをブログとかに書いて
っていうのをやったんですけど
インターンのメンバーの人たちめちゃくちゃ優秀で
いろいろとインターン陣が突っ込んできて
スピーカー 1
みんなで一緒にやるんですか?
スピーカー 2
別々の部署なんですけど
時々会って
自分の進捗とか報告するみたいなのをやって
その時にめっちゃ突っ込まれた
同期から超突っ込まれた記憶があって
こんな優秀だなみたいな
めっちゃ怖いわって思った記憶があるんですよね
でもすごく良い会社だなって
いらっしゃる営業マンの方たち含めて
めちゃくちゃポジティブだしロジカルだし
人がすごく楽しいと思っちゃったんですよ
スピーカー 1
みなさんおっしゃいますよね
リクルートは人が魅力的だから入っちゃったみたいな
何年生の時ですか?
スピーカー 2
それが3年生の時かな?
スピーカー 1
就活は始める前ですね
スピーカー 2
就活のタイミング
もう始まるかなくらいのタイミングで行って
その後終わった後に海外に行きたくなっちゃって
インターン終わったらそのまま就職できるような
LINEに入ってたんですけど
海外に行きたいんで入学しますとか言って
入学してその後戻ってきて
どう入る?みたいな感じで入れてくださって
1年遅らせて入った感じでした
私がリクルートに惚れてたのって
当時住人トイレっていうキャッチコピーを出してたんですよね
そのキャッチコピーと自分の価値観がめちゃくちゃフィットしてたので
その価値観を持っているリクルートと私っていう関係であって
スピーカー 1
就職先をどうしようとかっていうビジョンは
インターンに行った時には全くなかったんですか?
何仕事したいなとか
スピーカー 2
申し訳ございませんっていう感じですかね
何もなく
受けた会社の傾向を見ると
広告代理人とか
スピーカー 1
コミュニケーションで作っていきたいなって思ってたんだと思う
スピーカー 2
ビジネスとかに疎い経で育っているので
今はビジネスやってるの私だけで
スピーカー 1
裁判官、弁護士、カウンセラー、研究者、水族館員みたいな
水族館員?
スピーカー 2
ビジネスしてないところのお家から来てるので
だいぶ感覚的に薄かったんです
スピーカー 1
ご両親は?
スピーカー 2
カウンセラーと研究員の研究学者の娘
カウンセラーの方は自分でNPOもやっていて
世の中はこうあるべしみたいな
グローバルな視点の重要性
スピーカー 1
男女共同参画こうだからみたいな
スピーカー 2
それお金美味しいですか?みたいなところとか
お金ついてまいりますか?じゃなくて
こうあるべきだしねっていうのが強い感じの家計なので
住人といるのキャッチコピーに共感しちゃうし
広告代理店に興味持ったのも
ACの存在だったりしていて
ACがやってる広告を見た時に
素晴らしい、こういうことを世の中に広く伝えられるのは
ここしかないじゃないかみたいな
どちらかと言えば
ノンプロフィット側にいた方が
スピーカー 1
本当はヒット感が高かったタイプだったり
そうなんですね
スピーカー 2
なんですけど
一個だけノンプロフィットをやってる母を見て思ってるのが
そこに関わってる方達って
すっごく意志があってエネルギーがあるんだけど
電話しないんですよね
彼らの中だけに収まる感じがすごくあって
計測もたぶん彼らが亡くなったタイミングで
これ終わるだろうなみたいなことを
彼らを見て思っていて
ビジネスって
誰かがいいイメージがあったら続くじゃないですか
100年1000年残っていくっていうところに
私自身ちょっと興味が向いていて
ノンプロフィットの考え方がすごく強いんだが
そして何か意志、志みたいなのがあるんだけど
でもそれを継続させたいっていう欲がでてきたところだから
ビジネス側に行ったっていうのが
スピーカー 1
たぶん構造的だと思います
すごいでも筋が通ってますね
おっしゃってることがすごく
なるほどって思ったっていうか
確かにビジネスじゃなきゃできないことっていうのは
その通りだなって思いました
留学はどこに行かれたんですか?
スピーカー 2
留学はアメリカのサンウィーブに行ってたんですけど
それは本当お母さんごめんなさいなんですけど
それまでずっとこう
なんていうんだろう
こうあるべしから選択をしてきたんです
大学に入る時に
日大芸術学部かICUっていう選択肢があった時に
たぶん心の底からは日大芸術学部に行きたかったんだけど
その先食えねえだろうよっていう
ロジック側が出てきちゃって
行かなくてICUに行ったとか
そういう選択をずっとしてきた自分に
ちょっとご褒美をあげたいと思ってしまって
その留学先はずっとアートのクラスにいたんです
政治とか経済とかやれよとか思うんですけど
本当に一年だけちょっと忙してくださいっていう
スピーカー 1
言ったんですか
言ってないけど
何のために行くんだって言ったんですか
スピーカー 2
海外で勉強
スピーカー 1
海外で勉強
語学も学べるし
スピーカー 2
行きたいです
スピーカー 1
でもいいですね
一年間楽しかったんじゃないですか
スピーカー 2
楽しかったですよ
もう最高でした
もう最高
最高ですよね
シアターのクラスとか
すごいシアターが好きなんですけど
クラスとかインターンとかさせてもらって
背景を作る
とんかんとんかん
舞台を作るほうじゃなくて
作られた舞台に色を塗ったりとか
デザインしたりとかするところを
やらせてもらう
祝々と毎日色塗ってるだけで
すっごい幸せで
めっちゃ楽しいからみたいな
アメリティ活動はやりたがらない
雑物なわけなんですけど
本人はめちゃくちゃ楽しんでるから
やってますので
スピーカー 1
一年やってアメリカまで行って
そっちの方向に行きたいな
みたいな気持ちにはならなかったんですか
スピーカー 2
食えないよねって
スピーカー 1
割とそこは合理的に考える
そうですね
スピーカー 2
インターンをやってる間も
アメリカ人のその劇場で働いてる人たちと
ランチの時とか会話させてもらうわけなんですけど
食えない話とかが出てくるわけですよ
別に私に話してるわけじゃないんだけど
日々の会話をその場でするのを横で聞いてて
厳しい世界だなみたいな
スピーカー 1
そうか
スピーカー 2
そういう現実をより知る機会にもなったことなのかな
スピーカー 1
じゃあ一年間楽しく過ごしたけど
現実の世界に戻ってきてきて
リクルートに入って
どの部門にいたんですか
リクルートもいろんなビジネスがありますけど
スピーカー 2
頭脳が足りてないので
企画に行きたいですみたいな
親族の人がよくあるやつを行った時に人事に
企画になりたいのであれば
リクルートだと二つ道があるよと
一つが営業からちゃんと上がって
認められて企画に行く
あともう一つがシステム
当時まだスマホとかもなくて
リクルートがいろんな事業部がネットで統合されて
スピーカー 1
共通のIDを持つんだとかそんな話が
それも長いことかかりましたよね
リクルートIDが統合されるまで
スピーカー 2
吸収されようと一つになろうとすると
やっぱり違うんだって分かれていくっていうから
寄せて返して何回かやった結果なんですけど
それの流れの中でテクノロジーから入って
企画をやるパターンっていうのを提示されて
影響嫌だなと思って
スピーカー 1
テクノロジーに入って
スピーカー 2
なのでテクノロジーの部署に配属されて
言語が分からないですよね
皆さんが喋ってる
バッチがコケたとか
バッチ?みたいな
なんの話ですか?
学んでいって
たぶん私自身の元々の性質とフィットしたのが
プロマネ体質のところがあって
スピーカー 1
やりたいって
スピーカー 2
そのプロマネのところと
あと企画をやって
リクルートでの貴重な経験
スピーカー 2
ユーザーを動かしたいっていう
そこの2つはフィットしたので
システムの部署で3年間くらいやらせていただいて
本当にやらせていただいてよかった
もうタダで勉強させてもらってる状態なので
あの時間がなかったら
テック業界に入れなかったし
本当リクルート様様だなって思っています
スピーカー 1
すごい
でもその時期にリクルートで
実際のサービスを
システム側から作るっていう仕事を
できたっていう経験は
めちゃめちゃ貴重ですよね
ありがたいです
そこからたくさん
人材も輩出してますもんね
起業家とか
スピーカー 2
経営者の方もね
ちょうど私の1個
年齢的に言うとちょうど私が
ぴったりハマる年齢
スピーカー 1
私1個遅れて入って
スピーカー 2
その世代の人たちはすごい優秀で
そうなんですよ
上々企業の社長さんになっている方が何人かいて
スピーカー 1
すごいなぁ
すごいですね
リクルート人材輩出してますよね
そこに
どれくらいいらしたんですか
スピーカー 2
リクルート自体は
7年間からいたんです
婚活プロダクトの提案
スピーカー 1
30歳くらいまでいたんですね
スピーカー 2
31歳とかまでいたのかな
システムの部署行って
そしたら次に
ちょうどこう
FacebookとかSNSがわーっと出てきた時代で
リクルートももっと
価値のあるテクノロジープロダクトみたいなのが
必要なんじゃないか
流れの中でメディアテクノロジーラボっていう
とにかく新しいもの作れみたいな
部署に入って
バーンと予算を与えられて
これで面白いもの作ってねっていう
なんて雑なみたいな
でもそれその自由度が
すごい好きだったので
プロダクトを何個か作って
その中の一つが
すごい当たったんですよ
当たったのはどういう観点かというと
ユーザーが付いたってことと
一応売り上げがそれなりに立ったっていう
その二つで当たったので
どういう風にもインターネットプロダクトって
売れてくんだみたいな
ワクワク感っていうのがあって
やっぱプロダクト作るの好きだな
みたいなのも思っている
なので自分の中で
その辺りから得意として
プロマネと
ユーザー向け
2C向けの
2C向けの
テクノロジープロダクトを作る
っていうのはその二つが結構得意だな
って思い始めた
スピーカー 1
っていう感じでした
スピーカー 2
なるほどね
それがあって
その部署にいるときにリクルートのリング
っていう
あれの提案をして
ゼクシーが
婚活のプロダクトで
募集しますみたいなのが出たので
そこに応募したんですね
スピーカー 1
なるほど、そこから繋がるのか
そうなんです
スピーカー 2
当時自分も婚活中だったし
人と人との恋愛で
繋げるの大好き
お節介で
人と人と紹介してみたいなのやってたんですよ
その流れで
インターネットのプロダクトで
こういうプロダクトを作ったらいいんじゃないか
っていうのを提案して
全社の経営者が
座ってるところでプレゼンして
賞をいただいて
お金をいただいて
ゼクシーでそのプロダクトをやりながら
ゼクシーに移動した
スピーカー 1
マッチングアプリ的な
ビジネス
スピーカー 2
その時は自分が提案したのは
マッチングアプリよりは
手前で
大きなイベントで
誰かと誰かを
ひっそりくっつけるアプリみたいな
ひっそり
誰々さん好きですっていうのは
すごいハードル高いじゃないですか
気になってます
あの人なんだけど
日本人の奥ゆかしさ
イエスって言えにくい
そこを
匿名で
誰々さんのこと好きって言える
ずっと私が
田中さんのこと好きだったとすると
気になってるっていう時に田中さんのこと
好きですってポチって出せる
田中さんも私のこと好きだったら
好きですポチってやる
2人が両方になった時だけマッチする
クローズドでテストをしたりとかして
イベントをやって
その中でそのツール使ってもらってテストをしたりとかして
その時面白かったのが
誰かから好きですって来ると
使おうと思わなかったそのツールも
みんな使うんですよ
そうするとこの矢印が
すっごい増えるんですよ
活動量が半端なく増える
結局マッチングする人が出たりとかしていて
これ面白いねってなって
これやりたいですって言ったんですけど
でも
ちょうどこのタイミングで
アメリカで
マッチングアプリと言われるものって
業界として伸びている
むしろここと一緒にやった方がいいんじゃないか
みたいな話
彼らとゴーベン会社をつくるみたいな
ところを
推進する役割にちょっと変わって
ゼクシーの当時の
事業部長の方をアメリカにお連れして
このCEOの方を日本にお連れして
みたいなのを一緒に事業計画をつくる
みたいなことをやってたんですね
それもすごい楽しかったんですけど
グローバルな視点の重要性
スピーカー 2
その会話の中で
私自身が
私はすごい日本の中の
犬の中の飼わずだったな
って思うことが何回もあって
それまでは
例えばパートナーさんとかと話すときに
相手が何を欲しているかって
だいたい感覚でつかめるようになってきてたんですよ
この人は
口ではこう言ってるけれどもこういう役割があるから
実際はここまで持っていかなきゃいけないんだろうなとか
それを踏まえた上で
喋るみたいなことが
日本語の会話の中だとできるようになってたんですけど
スピーカー 1
アメリカ人が
スピーカー 2
アメリカ人がなんでこの質問するのか
全くわからんみたいな
え?って
スピーカー 1
出たんです
それは背景がわからないからですか
英語っていうこともあるかもしれないけど
その人のバックグラウンドが
全然やっぱりプロトコルが違うなっていう感じがしたってことですか
スピーカー 2
そう
2レイヤー
今アメリカで働いてみて
2レイヤーあるなってわかった
あの時は全くわからなかったんですよね
まずアメリカの仕事の仕方と
日本人の仕事の仕方が
本当に全く違う
それは文化からひも付いたりとか
生き方としてひも付いたりとか
育て方というか
何を良しとして育てられたかとか
それぞれの教育から
そこに起因して
違うから
全然違うってことを
わかってなかった
それぞれの
個人の性質
ってことを見抜けるほどの
その人たちに近寄ろうとしもしなかったし
偉い人たちだ
その2レイヤーを
理解すると
前よりは
なんでこの人
こういうことを発言するかなとかが
スピーカー 1
わかる
なるほどね
その時は
なんでわからないんだろう
っていう気持ちになって
これを理解しないと
ダメなんじゃないかって
スピーカー 2
強く思った
スピーカー 1
思っちゃったんです
スピーカー 2
大体何かしらの行動をするときって
思っちゃった
スピーカー 1
というところから行動するんですけど
スピーカー 2
強いモチベーションがあって
動く
もしくは周りからせざるを得ない
プレッシャーとかも
お前はこうだって言われて
嫌ですって言いながらそうなっちゃう
スピーカー 1
でもすごいわかる
なんか
よくね
例えば社長になりたいですとか
経営者になりたいですとか
お金持ちになりたいですとか
そういうゴールイメージがあって
それに対して
自分がどうしていくのかみたいな
男性とか女性とかっていう
切り方はあまり正しくないかも
しれないですが
そういうモチベーションで動いている人
っていうのが
比較的男性だったり
比較的
従来的な日本の
日本だけじゃないと思いますけど
ビジネスパーソンには
そういうモチベーションなんでしょっていう前提に
コミュニケーションされると
別に私社長になりたいわけでもないし
出世したいわけでもないです
っていう女性ってすごい多い気がするんですよ
でも自分の中に問いが立っちゃって
どういうことなの?
知りたいとか
これができるようになりたいとか
いけないじゃんとか
あるいは周りから固められて
なんとかしないといけない立場に
置かれる
どっちかが女性を動かすっていうか
そういうモチベーションで動く人っていうのも
いて
まさにそういう
タイプだっていうことですね
スピーカー 2
でも今おっしゃられた通り
周りの女性を見ると
そのタイプの人が多い
それで行動を決定している人が
スピーカー 1
多いなと思うんですね
傾向として
それで
リクルート辞めなきゃって思ったってこと?
スピーカー 2
辞めなきゃとまで思わなかったんですけど
どちらかというと
スピーカー 1
海外行かなきゃって
スピーカー 2
海外行かなきゃって言ったときに
リクルートだって無理だなって
スピーカー 1
思ったんです
スピーカー 2
なんでですか?
大企業だから
今の時代と比較すると
まだ古い話をしているので
スピーカー 1
ちょっとこう
グローバルも結構やってますもんね
スピーカー 2
全然違う
リクルートも変わったし
働く環境とか男女の
考え方も変わったので
今とは当てはまらない可能性が高いんですけど
当時私が思ったことで言うと
海外駐在になるには
男性であって
かつ家族がいて
その会社の中で何かしらの実績を出した
そういう3点セットがないと
いけないって思ったんです
冷静です
スピーカー 1
その通りだと思いますけど冷静ですね
スピーカー 2
分析が
リクルートの中でその3つを立たせますか
という時はどれもできない
スピーカー 1
女性だし結婚してないし
まだこれという
実績はまだこれからだと
スピーカー 2
10年かかるわと思って
違う方法を
考えなきゃ
名だたる海外に来たい
男性人
家族持ちと
対等に戦って
自分の価値を取るには
何かしらの
自分の価値が出せる
もしくは
その会社全体がその方向に行こうとする
波に乗っかる
どっちかと思って
当時フリーの田中社長が
海外行きますって
海外行きますみたいなことを
大声でおっしゃっていたので
波だと思って
その波に乗っかるぞって
入ってみたら
スピーカー 1
海外行きますっていうのが
スピーカー 2
全然
私は日本事業部に入りまして
あれ?って聞いちゃった話
まぁいいやと思って
なるほど
こういうことが起こり得るんだなって理解をしたので
スピーカー 1
企業の論理
スピーカー 2
次は必ず現地に
行けるという保証がある転職をしたい
っていうのをエージェントさんに
ご相談して
ポケモンの現地採用か
ソフトバンクのインドネシア採用
ただし現地採用ではなくて
行けるとしても
2,3年後あるかねみたいな感じだったところで
ポケモンさんの現地採用も
即そのまま
リザを出してもらえて入れる
スピーカー 1
っていうところだったので
ぜひっていうところが
なるほど
ポケモンっていうのがいいじゃないですか
やっぱり日本が海外で戦える
強力な
コンテンツというか
だから自信を持って行けますよね
スピーカー 2
ただ当時は違ったんですよ
そうなんですか
ポケモンとアメリカのビジネス
スピーカー 2
2013年入社したんですけど
当時は
今と比較すると
事業規模も
全然海外大きくないですし
日本もそこまで
それもちろん日本の中でポケモンと言われる
っていうのはありましたけど
今のトレーディングカードゲームですごい成功されている
ところまでは行ってなかったですし
覚えてるのが
一緒に並んでた時に隣のお兄ちゃんと
話をしていて
女の仕事やってるの?
ポケモンやってるんだけど
ポケモンってまだいたんだって言われたんですよ
スピーカー 1
過去のものだったんですか
スピーカー 2
覚えてるよ
俺ちっちゃい頃ポケモンのテレビ見たもんね
歌ってあげるって書いて
歌を歌ってくれて
子供向けのアニメの一環で
もう推されたブランドって
捉えられてるんだなっていうのをその時理解をして
っていうくらいだったんですよ
スピーカー 1
ポケモンGOが来て
そこで開発が
スピーカー 2
あれが何年ですか
スピーカー 1
あれが2018年
ポケモンGO開発されたのって
中国にルーツがある日本人の方なんでしたっけ
そうなんですか
NHKで見た
ポケモンGO開発者
中国残留孤児の子孫みたいな
感じで
NHKでそういう番組見ましたよ
スピーカー 2
見たかったですね
中にいたけれども
そんな知らなかった
スピーカー 1
もちろんメインの拠点は日本ですよね
スピーカー 2
そうですねロッキーヒルズにある
スピーカー 1
そうですよね
アメリカで
その頃の
アメリカでの仕事っていうのは
ポケモンの
ライセンスビジネスをやるとか
スピーカー 2
そういう感じだったんですか
アメリカの
ポケモンの売り上げの大半は
当時なんですけど
トレーディングカードゲームだったんです
日本は
任天堂さんがやってるゲームがあって
その中で
トレーディングカードとか
もろもろ事業がある中で
アメリカはほとんど
トレーディングカードゲームの売り上げっていうのが
構造としてなっていて
なので
文化の違いを乗り越える
スピーカー 2
そこ以外の
売りをどう立てていくか
っていう命題だったりとか
会社として
お持ちだったなと
認識してます
ここら辺になると私とだいぶ口が重くなってくるんですけど
はいはい
スピーカー 1
すごいコンフィデンシャリティが高い会社だったな
スピーカー 2
なるほどね
そういうのも理解できるので
スピーカー 1
話しにくいね
いやいやわかります
スピーカー 2
大丈夫です
今の仕事とひも付いてるな
と思うところで
申し上げると
日本の本社と
海外の支社って
大きな溝が発生する
パターンがある
と思ってます
特に
支社の方に
現地の人たちが
大半であって
日本人の数が少なくて
いう時に
日本本社という
強い意思を持つ
日本側と
現地をきちんと分かってるし
ビジネスを回してると思ってる支社側
現地の人たちとの間には
もう全然相容れない
永遠に相容れない溝があるんですね
そこを埋めないと
進まない案件とかも
スピーカー 1
存在していて
スピーカー 2
そこの穴埋めとして
私は存在していたなと思って
何かそういう間に入る
理恵像の旗がいるんですけども
そこに入らせていただいて
それぞれの主張と
働き方の違いとか
見る中で
なるほどと
こういう言い方をすると
動かないし
こういう言い方をすると動くし
全く同じ環境でも
違う結果が出せるというか
今までは自分の意思で
こうやりたいと思ったら
開発会社さんにお願いして
こうして、ここのボタンを
こういう色に押してくださいって
完全に自分の色を出してた仕事が
そうじゃない
人に動いていただく仕事っていうのを
初めてそこで経験して
スピーカー 1
なるほどね
スピーカー 2
だいぶ失敗しました
本当に失敗したなって思うんですよね
日本的なやり方とか
リクルート的なやり方っていうのを
持ち込もうとしちゃった
で、いいこともあったんです
それがあったからこそ
何年間もオープンできなかった
e-commerceのサイトを
それなりの短期間で
ローンチができたと
01の時のもやもやしてるやつを
ブワーンってやり切る
っていうところまでの
ハワーの出し方としては
合ってたと思ってるんですけど
その結果長くみんなが楽しく
そのサービスを盛り立てる
ような構造ができましたか
っていうと
失敗したと思ってますし
なるほど
すごくよく覚えてるのが
お前はジョブセキュリティって言葉を知ってるか
って言われたのを覚えてて
待ってみたいな
なんですかって思ったんですけど
そこにいらっしゃる方たちは
首を切られると
大変なわけで
そうされないように
情報共有はできる限りしないし
自分が抱えて
この人じゃないと
分からないから
彼女じゃないと分からないから
っていう状態を作るということで
スピーカー 1
ジョブをセキュリティ
スピーカー 2
セキュアな状態にしてるんだ
その考え方が
私全くも理解できなく
リクルーが当たり前
オープン環境を
情報共有して
スピーカー 1
思ったと違うので
スピーカー 2
そういう
マインドセットで
入っていってガーってやっちゃうと
怒るわけですよね
そこがもっと勉強になって
あれがあったからこそ
その先のコミュニケーションを
本当にだいぶ気をつけるようになった
っていう感じがして
スピーカー 1
なるほどね
もちろん国に関わらず
大企業には
比較的ある
傾向かもしれないな
とは思いますけど
もしかしたら首を切られる
リスクっていうことで考えたら
アメリカの方が断然
日本よりもみなさん
怯えてますよね
俗人化
むしろさせることに対するインセンティブが強い
日本でもね
自分のポジションを守るために
そうしようとする傾向は
無意識にやっぱり
大きな組織だったり古い組織ほど
そういう傾向ってあるかな
と思うんですけど
スピーカー 2
より顕著なんでしょうね
スピーカー 1
そうか
なるほどね
無理くりやろうとして
反発というか
長期的には
組織の何かを壊してしまうような
失敗もやらかしたと
キャリアにおける学び
スピーカー 1
なるほどね
でもその中から学びが
それはまさに行く前に
何がバックグラウンドとして違うんだろう
みたいに分からなかったことの一つ
っていう感じなんですかね
学びだと思います
学びですよね
でもその辺を
学べるのって本当に実際にやってみないと
分かんないことかもしれないですね
スピーカー 2
だいぶ痛いですけどね
痛みを伴う
学びですよね
スピーカー 1
まあね
でもきっとそういうものの
一つや二つないと
確かにね
それが迫力っていうか
キャリアに向ける迫力な気がするんですよね
何か
教科書的に学んだとか
誰かに聞いたとかっていうだけじゃなくて
自分自身が痛みをこむった
っていうことから
だからあの人は
強いんだなっていうふうに
周りからも評価されるものになるし
自分もそれを自信にできるのかな
って気がしますけど
そこでポケモンで何年くらい
スピーカー 2
ポケモンが6年とか
いさせていただいたかな
スピーカー 1
じゃあ結構
スピーカー 2
キャリアの大事なところを
スピーカー 1
30代半ば
がっつり
やってたって感じですね
それが日本に帰ってくる直前まで
ポケモンだったんですよね
で日本に帰ってこようってことになるわけですけど
その話は
2本目でしたいなと
思うんですけど
アメリカでご結婚されて
みたいなのはポケモン時代の話
ですかね
婚活からサービスを
考えるくらいだった中田さんが
アメリカでどんな婚活を
したのかっていう話
どうぞその後のキャリアについて
次回聞きたいと思います
34:53

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