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スピーカー 2
でも人生なんか後半になればなるほど、それぐらいのゆるさで、全部愛おしく受け止めるみたいな努力があった方が、面白いし楽なんだと思ったよ。
スピーカー 1
いいじゃん、いいじゃん、みたいな。みんな混ざっちゃえばいいじゃん、みたいな。
なんかね、そういう感じがしたよ。
だってね、森口ひろことかさ、渡辺真希子だっけ?
3人の同級生なのか、なんか昔からの友達みたいな、働く子供いないかな?
3人でいつも飲みに行ってる、どっちかっていうと都会の女神の鎌倉での、きょんきょんじゃないんだよね、東京で夜景の中でいつも飲んでる。
またね、おしゃれなお店を選ぶんだよね、あの3人が飲むときは。
っていう、その3人組の中での郷泉強夫、千秋と鎌倉の長倉家と一緒にいる、ただのお隣さんなのにも家族の一員みたいな彼女と、それ以外の職場とか、そういうコミュニティがね。
本当になんかここって混じらない、なんかシーズン2までは全然別のものとして、彼女のいくつかの世界みたいな感じで描かれてたのに、これ一緒になっちゃうんだっていう感じが、この第3シリーズの。
なんかでもそれはやっぱり年を重ねてその、混ざっていいじゃんみたいな、全然違うから、わけとこうにならない感じが、なんかすごいちょっと人生を感じるって思ったし。
スピーカー 2
それはさ、年齢もあるし、時代もあるのかな、わかんないけど、どうなんだろう、あと女性ってのもあるのかもしれないけど。
スピーカー 1
でも確かに女性が、ある年代のところはさ、生き方がさ、特にね、キョンキョンぐらいの年代だとさ、仕事を選んだ女、家庭を選んだ女、みたいな、欲張りな女、みたいなさ、いろんな女性の像があって、
それぞれ自分のテリトリーの中で分断があるっていうかさ、あの人たちとは違う私、みたいな感じがあったんじゃないかなと思うし、私たちの世代でも別に憎み合うわけじゃないけど、やっぱり違う選択をすると話題が共有できる話題が減って、なんか一緒にいるのがしんどいみたいな。
そうだって、やっぱりさ、気使うみたいなさ。なんか私、まだまだ港区で遊んじゃってるのに、洋子ちゃんが子育てしてるって思ったら、ちょっとなんか、いやもうこんなアホみたいな話をできんわ、みたいな、ちょっと遠慮がね、あるみたいな。
なんかそういうのがやっぱり多から少なかである。まあ男性にもあるかもしんないけど、女性の方がもしかしたら、わかりやすく人生の選択が、別れる時期に30代とか40代とかは、ライフスタイルが全然違うっていう風になりがちなんだけど、もう60近くなってくると、もうなんか子供も大きくなったり。
まあね、飯島直子はさ、中でのりこか、子供をね、息子は家出て、もう一人立ちしちゃって、LINEの返事が返ってこないって言って、旦那さんと、あれは離婚したのか?
スピーカー 2
旦那さんはなんだろうね、いなくなっちゃってるね。
スピーカー 1
昔のね、まず一人暮らししてて、孤独感を感じて、選挙主婦として生きてきた自分の人生なんだったんだろう、みたいなことで悩んじゃってる。なんか寂しいなって思ってる。
で、千秋みたいに、なんか誇れるようなものが私には何もない、私の人生何なんだろうって、なっちゃってる、その飯島直子。
まあそれさえ、もう何言ってんの?みたいな。
そんななんか、みんな一緒じゃん?みたいな。みんな愛おしいじゃん?みたいな感じに、なんか一定のステージまで来ると人間そうなるっていうかさ。
なんかそう言えない時期があるのかな?
スピーカー 2
そうね。世代年代がやっぱり一番大きいんだろうね、きっとね。
確かに、それはあるかもしれない。だってさ、あと、やっぱり節目っていうか、千秋だって仕事してきて、仕事はあるかもしれないし、
してきたからこそ今持ってるスキルとか、ネットワークとか、それこそアセットがね、あると思うんだけれども、
でも、黄昏研修受けたり、今属している組織に居続けるのは、やっぱりタイムリミットが来ているし、
かつ居続けても、今までとは役割が違う、みたいなことが見えている中で、やっぱ何かしら考えるわけじゃん?
なんかさ、それはまだ子育て、専業主婦で仕事がなくて子育てして、私の人生なんだったんだって言ってるのりことは、
種類は違うけど、でもやっぱり、何て言うのかな、立ち止まって考えるみたいなのが一緒だと思うんだよね。
スピーカー 1
そうだよね。振り返っちゃうよね。
振り返っちゃうね。
別に後悔するとかじゃなくても、
なんかさ、人生でさ、やっぱりしんどかったな、みたいな時期とかもあるわけじゃん?
それを、じゃあもう一回人生をやり直すとか、あるいはこのつらかった時期をショートカットするのか?
思ったりはするけど、でもやっぱり、それを辿ってきたもの全部含めて、自分の人生だから、
なんか、しょうがないっていうか、愛おしいみたいな気持ちになるよね。
それも含めた自分だから、しょうがないっていうかなんだろうね。
スピーカー 2
そう、なんかアホなことをやった、経験とか失敗とか、うまくいかなかったこととかも含めて、
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
あとね、もう一個ね、かわいいなと思ったのが、きょんきょんが仲井きいちと三浦ともかずを誘って、3人で飲んで。
スピーカー 1
お姫様。
スピーカー 2
そう、お姫様。
完璧近いきょんきょんが、何でしょうね、たまには自分が一番年下でお姫様気分を味わいたかったんですかね、みたいなことを言ったじゃない。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
あれもなんかかわいいなと思う。
スピーカー 1
確かに。
いや、そうですよ。
スピーカー 2
かわいいね。
いいね。ドラマはないけど、いろんな場面がいい。
スピーカー 1
あのさ、60代70代の人たちのちょっとした恋愛感情、恋愛ってドロドロしたものは全然ないけど、恋愛、恋心みたいなものを描いてるじゃない。
普通はさ、ちょっとなんていうのかな、なんか爽やかだよね、あのドラマで見るものは。
スピーカー 2
そうだね、確かに。
スピーカー 1
なんかちょっとね、そういうのって時々あるけど、ちょっとなんかあんまり見たくないなって感じちゃうときもあるんだけど、あのドラマだとなんか爽やかだなっていうか。
スピーカー 2
それはなんだろう、役者さん?
スピーカー 1
何なんだろうね、役者さんの清潔感なのかな、なんか。
スピーカー 2
なんかさ、いくつになってもそういう恋心があるのが自然っていう風に見えるよね。
スピーカー 1
まあね。
スピーカー 2
たぶんゆう子ちゃんが今言ったのはさ、見え方とか、役者さんもあるかもしれないけど、によってはちょっと引いちゃうっていうか。
スピーカー 1
そういう感じを受けるケースもある気がするんだよね。
スピーカー 2
で、なんでじゃあそれがそういう引く感じになるかっていうと、たぶん自分たちの頭の中で、無意識にある一定年齢以上はそういう恋愛とかをするっていうイメージがないからなのかな、わかんないけど。
スピーカー 1
いや、どうなんだろうね、イメージがないとかってわけではないんだけど。
いや、イメージがないわけじゃないんだけど、何なんだろうね、あれは。
でも私なんかちょっとあれに対しては、別にその爽やかかどうかっていうこともそうなんだけど、ちょっとあれを見ながら、恋をしたいか、恋愛感情、懐かしいとかね。
またあれ、恋を忘れてませんか、みたいな話あるじゃん。
恋をするのは良いことで、歳をとっても恋心を持つことは良いことです、みたいな話。
人を好きになるのは素敵なこと、みたいな。
いや、別にそうかもしれないし、それも否定しないんだけど、私ちょっと、もういいわっていう。
私個人の問題かもしれないんだけど、もうなんか。
スピーカー 2
なるほどね、そこから下脱したい感じがあるってこと?
スピーカー 1
そうね、恋というものが、人に恋を持つことだとしたら、それが素敵なことかもしれない。
でもそこに付随する嫉妬とか、執着とか。
スピーカー 2
あと感情が降りましたね。
スピーカー 1
裏切りとか。
なんかやっぱり、本当の恋って言うと変だけど、本当に過虫にあるときの恋愛って、そういうものと無関係ではないと思うんで。
そういうのが全くない恋って、あんまりリアリティがない感じがする。
かといってそればっかりがフォーカスされるのも、そんなドロドロばっかりしないだろうって気がするんだけど。
スピーカー 2
そういう意味ではさ、でもね、タイトルが最後から2番目の恋だからね。
スピーカー 1
そう、最後から2番目。そうなんだよ。
スピーカー 2
恋が入りますからね、タイトルに。
スピーカー 1
そうなんだよ。だから、仲良きイチとキョンキョンの関係って、お互いに恋というか、自分たちでもなかなか説明できないとか言ってたけど、
でもなんか、なんとなくずっと一緒にいたいなって思う人、みたいな。
でもなんかあんまりこう、だからなんか、その気持ちはいい感じがするっていうか、
それが別に友達っていうのともまたもうちょっと違う、異性であり、つれ合いのような感じ?
その関係性は、それは以前から、過去のシリーズを見てた時は、もっと恋愛的な、この2人もうくっついちゃえばいいのに、みたいな感じで私も見てた気がするんだけど、
今は、これでいいみたいな、この距離感で、もっと近づくかもしれない、近づかないかもしれないけど、
スピーカー 2
でもここになんか、激しいものがあると、なんか、ああもう、それあんまり人生にいいんじゃないかなっていう感じ?
スピーカー 1
でもやっぱり恋愛を、ちょっと年齢が高い人たちが恋愛をするようなドラマがあった時に、