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2025-06-18 43:34

#95 今夜ダンスには間に合う!「続続」に学ぶ幸せに老ゐるヒント【続・続・最後から二番目の恋】

▼番組のnote:
Dialogue cafe | note

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▼内容:
愛おしき我が人生/みんなが許し合うわちゃわちゃ感/分岐する女性の30・40代/振り返っちゃうのは年なのかしら/女の定年退職/老いらくの恋と恋心について/曖昧だから最後から二番目の恋/混ざり合わないコミュニティで築くアイデンティティ/全部溶け合う極楽浄土/独占しない幸せ/ずっとお話のつづき/幸福な老いへのヒント

▼出演:
MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母)

▼関連エピソード:
#56-1 ついに完結!寅子の一生、わたしたちの半年
#56-2 地獄の先の春に会おう!さよーならまたいつか!
#61 最近、何観てる?アフター寅子のドラマの話※ネタバレなし
#86 「港区女子」がアラフィフに⁈金銭感覚とファッションは年齢と環境で変化する
#92 昭和なら初老⁈整うまでの50年、ますます楽しい50年

サマリー

ポッドキャスト第95回では、ドラマ『続続最後から二番目の恋』を通じて、人生における幸福な老いの洞察が語られています。特に、ノスタルジーや愛おしさ、人間関係の築き方が強調され、年齢を重ねることで得られる新たな視点が示されています。また、『続・続・最後から二番目の恋』を通じて、年齢を重ねる意味や人間関係の温かさについても触れられています。恋愛感情が爽やかに描かれ、人生の選択における共感の重要性が紹介されています。幸福な老いについてのヒントが語られ、特に「溶け合う」というテーマが強調されています。さまざまな人々とのつながりや共同作業を通じて、アイデンティティの形成や幸福感の本質が探求されています。さらに、人々のつながりや互いを受け入れる心の余裕についても深く掘り下げられています。コミュニティにおける優しさや、違いを楽しむ姿勢が老いを豊かにする鍵であると強調されています。

ドラマの魅力とノスタルジー
スピーカー 1
ダイアログカフェ。筋書きのない会話から新しいアイディアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
えー、今回も雑談会なんですか。
スピーカー 2
そうだね、はい、雑談ね。
スピーカー 1
あのー、最近見てるドラマの話。前回ね、生誕祭のね、
スピーカー 2
ちょっと触れたけどね。
スピーカー 1
時にも触れたんですけど、コンクール結構見てた。
まあ、まだやってますけど、続続最後から二番目の恋ですよ。
スピーカー 2
ねー、なんかねー、なんだろう、やっぱキョンキョンいいね。
スピーカー 1
なんかね、ドラマのさ、エンディングでさ、キョンキョンとさ、中井キイチがさ、ちょっとこうなんか、かっこいい感じで歌ってるエンディング。
やっぱなんか、白髪が入ってんだけど、もうかっこいいなって。
スピーカー 2
かっこいいよね。
ね。
そう、でも私なんかさ、あのー、オープニングが浜崎あゆみなんだよね。
で、これがまたなんかちょっと若干さ、ノスタル…ノスタル…
スピーカー 1
ノスタルジーかね。
スピーカー 2
ノスタルジーじゃん、なんか。
スピーカー 1
なんだろうね、浜崎あゆみのノスタルジー感はなんだろうね、もう宮古春美感が。
なんかちょっと。
スピーカー 2
わかるでしょ。
スピーカー 1
うん、わかるわかる。
スピーカー 2
なんかね、もう浜崎…
スピーカー 1
エンカみたいだもん。
エンカ?
なんかその感覚として、拳の利き方も含めて、なんかちょっと平成を感じるっていうか。
スピーカー 2
そうそうそう、そうなの。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
ね。
ノスタルジーね。
スピーカー 1
ノスタルジー感じる。
なんかね、あの、わかるわかる、わかる。
スピーカー 2
あれ、ね、よく浜崎あゆみもちゃんと受けてくれてよかったよね。
そうだね。
なんかあそこも含めての、こう、時代をさ、きちんと繋がってる感じがするじゃん、平成から。
スピーカー 1
わかるわかるわかる。
いやー、なんかね、シリーズ3本目にして、結構前のね、1本目2本目のエピソードを拾ってる部分もあるし、
でもその、なんか、若い頃っていうかその40代ぐらいの時の、から時を経て60近くなってきた、なんか一種の哀愁みたいなものもあるし、
まだまだ続くぞっていう感じもあるし、なんかね、その、ドラマのサブタイトルっていうかさ、毎回1話ずつサブタイトルがついてるじゃないですか、1話ごとに。
あの中でもこう、なんか、愛おしさみたいな、自分の人生に対する愛おしさみたいなものがすごくこう、シリーズ3本目は特に出てるなっていう感じがするんだよね。
人間関係の深まり
スピーカー 1
いいこともあったし、まあ大変なこともあったけど、でも肯定したいっていう感じの、なんか抱きしめたいみたいな感じがすごくあるなって。
スピーカー 2
しかもまたなんかさ、主人公のキョンキョンで役の千明がさ、女っぷり無意識で、人間っぷりがいいっていうか、もうちょい悩んだり、いろいろこう、なんていうの、感情の揺れ幅はあるんだけど、
でもやっぱすごくどっしり構えてるし、なんかこう、いろんなことを需要してる感じがするじゃない。
あれがまたいいんだよね。
スピーカー 1
あとなんかやっぱりね、人に、彼女の周りにいる人たちがさ、みんななんか、彼女が愛されてる感じもあるし、頼られてる感じもするし、なんていうのかな、
そうやって年を重ねてさ、嫌なっていうかさ、やっぱりいろんな世代、すごい若い子は20歳ぐらいの子もいるし、まあ自分より上の人もいるんだけど、なんかみんなでつながっていく感じっていうか、
なんかみんなが許し合う感じとか、認め合う感じとかっていうのを特に感じるなっていう、まあ行き方は様々だったりするんだけど、なんかみんなそこに集まって、なんかほっこりできるっていうか、癒される感じ?
スピーカー 2
そうなんだろうね、肯定されるというか、受け入れられてる感じというか、そういう感じがする。どんな形であれね。っていうのがね、いいよね。
スピーカー 1
なんかね、わからない、シリーズの1本目2本目がどうだったかっていうのはちょっと今そこまで細かく覚えてないんだけど、なんか非常に今回はわちゃわちゃしてるコメディ感が、いや前からコメディではあったんだけど、なんかわちゃわちゃしてる感もすごい結構みんなが集まってくるとかさ、シーンがすごく多いなと思って。
でもこのわちゃわちゃ感って、なんか人生も6週くらいになってくると、なんかそんな感じなんじゃないかっていう。これは仕事のつながり、これはなんか学生時代からの友達、これはなんかご近所さんとか、なんかそういう風にそれぞれに分かれてたコミュニティみたいなものが、もう一緒でいいじゃんみたいな感じが。
なんか第3シリーズはあるんじゃないかなって。
スピーカー 2
でもさ、それができる人って実際はそこまで多くないのかもしれないよ。
だけど本来さ、境界線がグレーで、近所も仕事も、なんかちょっと離れた友達、学生時代からの友達とかそういう友達とかも、なんかこうぐちゃっとグレーで、でも一塊で自分の人生に関わってきた大事な人たちっていうか、みたいな受け止め方。
で、そこを意図してか意図してないか、なんかこう交わっている感じ。
スピーカー 1
特に後半とかさ、そんな感じだったじゃない。
スピーカー 2
謎の女子会があったじゃない。
謎の女子会あったよ。
謎の女子会。で、このグループには私はちょっと初ですが、みたいな感じでさ。
石田ひかりの役の女性がさ、話をしたり。
スピーカー 1
なんかよくわかんないけど、そんな深くなかったかもしれないけど、いるからさ、おいで!みたいな感じのノリで混ざっていく感じ。
スピーカー 2
あれも楽しいよね。
人生の振り返りと選択
スピーカー 2
でも人生なんか後半になればなるほど、それぐらいのゆるさで、全部愛おしく受け止めるみたいな努力があった方が、面白いし楽なんだと思ったよ。
スピーカー 1
いいじゃん、いいじゃん、みたいな。みんな混ざっちゃえばいいじゃん、みたいな。
なんかね、そういう感じがしたよ。
だってね、森口ひろことかさ、渡辺真希子だっけ?
3人の同級生なのか、なんか昔からの友達みたいな、働く子供いないかな?
3人でいつも飲みに行ってる、どっちかっていうと都会の女神の鎌倉での、きょんきょんじゃないんだよね、東京で夜景の中でいつも飲んでる。
またね、おしゃれなお店を選ぶんだよね、あの3人が飲むときは。
っていう、その3人組の中での郷泉強夫、千秋と鎌倉の長倉家と一緒にいる、ただのお隣さんなのにも家族の一員みたいな彼女と、それ以外の職場とか、そういうコミュニティがね。
本当になんかここって混じらない、なんかシーズン2までは全然別のものとして、彼女のいくつかの世界みたいな感じで描かれてたのに、これ一緒になっちゃうんだっていう感じが、この第3シリーズの。
なんかでもそれはやっぱり年を重ねてその、混ざっていいじゃんみたいな、全然違うから、わけとこうにならない感じが、なんかすごいちょっと人生を感じるって思ったし。
スピーカー 2
それはさ、年齢もあるし、時代もあるのかな、わかんないけど、どうなんだろう、あと女性ってのもあるのかもしれないけど。
スピーカー 1
でも確かに女性が、ある年代のところはさ、生き方がさ、特にね、キョンキョンぐらいの年代だとさ、仕事を選んだ女、家庭を選んだ女、みたいな、欲張りな女、みたいなさ、いろんな女性の像があって、
それぞれ自分のテリトリーの中で分断があるっていうかさ、あの人たちとは違う私、みたいな感じがあったんじゃないかなと思うし、私たちの世代でも別に憎み合うわけじゃないけど、やっぱり違う選択をすると話題が共有できる話題が減って、なんか一緒にいるのがしんどいみたいな。
そうだって、やっぱりさ、気使うみたいなさ。なんか私、まだまだ港区で遊んじゃってるのに、洋子ちゃんが子育てしてるって思ったら、ちょっとなんか、いやもうこんなアホみたいな話をできんわ、みたいな、ちょっと遠慮がね、あるみたいな。
なんかそういうのがやっぱり多から少なかである。まあ男性にもあるかもしんないけど、女性の方がもしかしたら、わかりやすく人生の選択が、別れる時期に30代とか40代とかは、ライフスタイルが全然違うっていう風になりがちなんだけど、もう60近くなってくると、もうなんか子供も大きくなったり。
まあね、飯島直子はさ、中でのりこか、子供をね、息子は家出て、もう一人立ちしちゃって、LINEの返事が返ってこないって言って、旦那さんと、あれは離婚したのか?
スピーカー 2
旦那さんはなんだろうね、いなくなっちゃってるね。
スピーカー 1
昔のね、まず一人暮らししてて、孤独感を感じて、選挙主婦として生きてきた自分の人生なんだったんだろう、みたいなことで悩んじゃってる。なんか寂しいなって思ってる。
で、千秋みたいに、なんか誇れるようなものが私には何もない、私の人生何なんだろうって、なっちゃってる、その飯島直子。
まあそれさえ、もう何言ってんの?みたいな。
そんななんか、みんな一緒じゃん?みたいな。みんな愛おしいじゃん?みたいな感じに、なんか一定のステージまで来ると人間そうなるっていうかさ。
なんかそう言えない時期があるのかな?
スピーカー 2
そうね。世代年代がやっぱり一番大きいんだろうね、きっとね。
確かに、それはあるかもしれない。だってさ、あと、やっぱり節目っていうか、千秋だって仕事してきて、仕事はあるかもしれないし、
してきたからこそ今持ってるスキルとか、ネットワークとか、それこそアセットがね、あると思うんだけれども、
でも、黄昏研修受けたり、今属している組織に居続けるのは、やっぱりタイムリミットが来ているし、
かつ居続けても、今までとは役割が違う、みたいなことが見えている中で、やっぱ何かしら考えるわけじゃん?
なんかさ、それはまだ子育て、専業主婦で仕事がなくて子育てして、私の人生なんだったんだって言ってるのりことは、
種類は違うけど、でもやっぱり、何て言うのかな、立ち止まって考えるみたいなのが一緒だと思うんだよね。
スピーカー 1
そうだよね。振り返っちゃうよね。
振り返っちゃうね。
別に後悔するとかじゃなくても、
なんかさ、人生でさ、やっぱりしんどかったな、みたいな時期とかもあるわけじゃん?
それを、じゃあもう一回人生をやり直すとか、あるいはこのつらかった時期をショートカットするのか?
思ったりはするけど、でもやっぱり、それを辿ってきたもの全部含めて、自分の人生だから、
なんか、しょうがないっていうか、愛おしいみたいな気持ちになるよね。
それも含めた自分だから、しょうがないっていうかなんだろうね。
スピーカー 2
そう、なんかアホなことをやった、経験とか失敗とか、うまくいかなかったこととかも含めて、
年齢と人間関係の見直し
スピーカー 2
それがあるから今に全部つながってるわけじゃない?
スピーカー 1
その価値に見るときはさ、そんな風には思えないけど。
スピーカー 2
だからなんかそういう意味では、なんだろうね、年齢なのかしら。
スピーカー 1
年齢なのかね。
なんか別にさ、物語としてすごく起伏があるかっていうとさ、あんまないじゃん。そんな大した事件は起きないじゃん。
ドラマはないよね。
なんかただ、人と人とのやりとりの会話の中で何かを見直したり、なんかそういうことの積み重ねのドラマだよね。
あんまり事件的なものはさほど起きないもんね。
スピーカー 2
さほど起きないね。
でもなんか本当そうね、気持ちとかシチュエーションとかその気持ちとかが多分ポイントポイントで共感する人たちがいろいろいると思うんだよね。
森口博子さん、自分は再雇用を選ばずにもう辞めると。
丁寧に辞めるっていう。
丁寧に辞めるって選択をして。
彼女は多分管理職とかにはなってないけど、ずっと会社にいて働いてきてっていう役割の中で、
自分の居場所はないっていうか、求められていない居場所はないみたいな言い方をしてたんだよね。
で、キョンキョンとかもう一人の友達が、そんなことないわよとかって言うんだけど、いやそんなことあるんだよって。悲しいけどそんなことあるんだよって。
でもなんかそれを受け入れて、苦しいけど。
でもなんかとにかく次に行くために、一回退卒じゃないけど辞めるみたいな判断をするのとかも、なんかすごい共感する人はたくさんいるんだろうなって。
スピーカー 1
いや本当そう思うよ。
あそこでさ、いやそんなことないよって言って、実は職場で自分の存在意義を再発見しましたみたいな話だったら、
スピーカー 2
ちょっと白げるよね。
スピーカー 1
そんなにリアリティないっていうか、実際なんか職場で求められてないなって感じて悩んでる人とか、そこの現実からスタートしないと、そうじゃないんじゃないかって思ったところで。
スピーカー 2
いや本当そうだよね。でもさ、そこでその職場で求められてないイコール自分の存在意義がないわけではないっていうことも、なんていうのかな、やっぱり認識しないといけなくて。
でもさ、一人だと頭ではわかってるんだけど、でも悲しいじゃん。やっぱり。
なんか別に職場だけじゃないってわかってるけど、結構ね、長い年月を費やしてきたところで、なんかこう、もう自分の居場所じゃないんだなっていう風に感じるのってやっぱすごく寂しいし悲しいと思うんだよね。
だから、なんかその頭でわかっていることを友達が、そんなことないよっていうことだけじゃなくて、でもそれはあなた自身が否定されるわけじゃないっていうか、なんかいい決断したねっていうか、その彼女の人生そのものを肯定してあげるみたいな言う言葉とか存在とかがあることがものすごい救われると思うわけ。
スピーカー 1
次に進むときに。
そうだね。
スピーカー 2
っていう中でも、なんかこう、人間関係の温かさとかなんか、なんていうの、力強さっていうか、みたいなのを淡々、淡々でもないけど、ほわほわっと描いてる感じよね。
恋愛感情の描写
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
あとね、もう一個ね、かわいいなと思ったのが、きょんきょんが仲井きいちと三浦ともかずを誘って、3人で飲んで。
スピーカー 1
お姫様。
スピーカー 2
そう、お姫様。
完璧近いきょんきょんが、何でしょうね、たまには自分が一番年下でお姫様気分を味わいたかったんですかね、みたいなことを言ったじゃない。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
あれもなんかかわいいなと思う。
スピーカー 1
確かに。
いや、そうですよ。
スピーカー 2
かわいいね。
いいね。ドラマはないけど、いろんな場面がいい。
スピーカー 1
あのさ、60代70代の人たちのちょっとした恋愛感情、恋愛ってドロドロしたものは全然ないけど、恋愛、恋心みたいなものを描いてるじゃない。
普通はさ、ちょっとなんていうのかな、なんか爽やかだよね、あのドラマで見るものは。
スピーカー 2
そうだね、確かに。
スピーカー 1
なんかちょっとね、そういうのって時々あるけど、ちょっとなんかあんまり見たくないなって感じちゃうときもあるんだけど、あのドラマだとなんか爽やかだなっていうか。
スピーカー 2
それはなんだろう、役者さん?
スピーカー 1
何なんだろうね、役者さんの清潔感なのかな、なんか。
スピーカー 2
なんかさ、いくつになってもそういう恋心があるのが自然っていう風に見えるよね。
スピーカー 1
まあね。
スピーカー 2
たぶんゆう子ちゃんが今言ったのはさ、見え方とか、役者さんもあるかもしれないけど、によってはちょっと引いちゃうっていうか。
スピーカー 1
そういう感じを受けるケースもある気がするんだよね。
スピーカー 2
で、なんでじゃあそれがそういう引く感じになるかっていうと、たぶん自分たちの頭の中で、無意識にある一定年齢以上はそういう恋愛とかをするっていうイメージがないからなのかな、わかんないけど。
スピーカー 1
いや、どうなんだろうね、イメージがないとかってわけではないんだけど。
いや、イメージがないわけじゃないんだけど、何なんだろうね、あれは。
でも私なんかちょっとあれに対しては、別にその爽やかかどうかっていうこともそうなんだけど、ちょっとあれを見ながら、恋をしたいか、恋愛感情、懐かしいとかね。
またあれ、恋を忘れてませんか、みたいな話あるじゃん。
恋をするのは良いことで、歳をとっても恋心を持つことは良いことです、みたいな話。
人を好きになるのは素敵なこと、みたいな。
いや、別にそうかもしれないし、それも否定しないんだけど、私ちょっと、もういいわっていう。
私個人の問題かもしれないんだけど、もうなんか。
スピーカー 2
なるほどね、そこから下脱したい感じがあるってこと?
スピーカー 1
そうね、恋というものが、人に恋を持つことだとしたら、それが素敵なことかもしれない。
でもそこに付随する嫉妬とか、執着とか。
スピーカー 2
あと感情が降りましたね。
スピーカー 1
裏切りとか。
なんかやっぱり、本当の恋って言うと変だけど、本当に過虫にあるときの恋愛って、そういうものと無関係ではないと思うんで。
そういうのが全くない恋って、あんまりリアリティがない感じがする。
かといってそればっかりがフォーカスされるのも、そんなドロドロばっかりしないだろうって気がするんだけど。
スピーカー 2
そういう意味ではさ、でもね、タイトルが最後から2番目の恋だからね。
スピーカー 1
そう、最後から2番目。そうなんだよ。
スピーカー 2
恋が入りますからね、タイトルに。
スピーカー 1
そうなんだよ。だから、仲良きイチとキョンキョンの関係って、お互いに恋というか、自分たちでもなかなか説明できないとか言ってたけど、
でもなんか、なんとなくずっと一緒にいたいなって思う人、みたいな。
でもなんかあんまりこう、だからなんか、その気持ちはいい感じがするっていうか、
それが別に友達っていうのともまたもうちょっと違う、異性であり、つれ合いのような感じ?
その関係性は、それは以前から、過去のシリーズを見てた時は、もっと恋愛的な、この2人もうくっついちゃえばいいのに、みたいな感じで私も見てた気がするんだけど、
今は、これでいいみたいな、この距離感で、もっと近づくかもしれない、近づかないかもしれないけど、
スピーカー 2
でもここになんか、激しいものがあると、なんか、ああもう、それあんまり人生にいいんじゃないかなっていう感じ?
スピーカー 1
でもやっぱり恋愛を、ちょっと年齢が高い人たちが恋愛をするようなドラマがあった時に、
友情と恋愛の本質
スピーカー 1
やっぱり多かれ少なかれ、若い時の恋愛の激しさを、ただ年齢だけを上げて再現しているようなものが、ややなんか、そういうものはちょっとうって思っちゃう。
スピーカー 2
あー、なるほどね。わかったわかった。
なんかわかる。
例えばさ、老人ホームとかで揉める話とか聞いたりすると、
スピーカー 1
嫉妬したりとか、あの人の方がどうのとかさ、
スピーカー 2
とかね、たまに聞くじゃん。
スピーカー 1
実際そういうのもあるんでしょう。
スピーカー 2
怒るのとか聞くと、ちょっとなんかね、え?って。
スピーカー 1
例えば、なんかすっごい若い子を好きになるとかさ、
スピーカー 2
まあその逆でもいいんだけど、
スピーカー 1
まあ別に年齢がどうとかじゃないんだけど、
でもなんかやっぱり、
スピーカー 2
執着じゃない?それやっぱり。
かね。
恋愛に伴う、特定の相手への執着みたいなのが出てきた時に、
やっぱりなんか、この人間のさ、
なんかこう、ドロドロしたものをさ、含んで、
表出してきちゃう感じがあって、
続々にさ、ドラマに出てくる人たちは、
なんかこう、恋心もスパイスぐらいな感じであるんだけど、
執着じゃないじゃん。
だし、その人の人生の幸せは願うけど、
その人の人生をコントロールしようみたいな感じは一切ないじゃん。
だからなんか、
あのー、
まあ友情に甘えたら近いよね。
そういう意味では、友情とか家族愛とかに近い。
まあ家族だともうちょっと執着が入るけど、
友情に恋愛フレーバーがスパイスとしてかかってるぐらいの、
なんかこう爽やかさだから、見やすいんじゃない?
ってことなのかね。
スピーカー 1
でもまあ、そうなのよ。
恋じゃ恋かもしれないが、
全然こう…
スピーカー 2
恋じゃないのよ。
恋じゃないのか。
恋じゃないの。友情に恋愛スパイスだよ。
スピーカー 1
そこがやっぱり名前が付けられない感じが、
多分いいんじゃないかなって思うし、
あの二人も実際さ、
これ、あなたたちの関係はどうなの?って言われた時に、
すごい曖昧な説明の仕方をしてたじゃん。
スピーカー 2
二人ともが。
スピーカー 1
自分たちでもよく分かんないんだけど。
スピーカー 2
でもそれがいいと思ってるんだよね。
スピーカー 1
もうさ、相手を独占するとか、
なんかコントロールしようとか、
取った取られたみたいな話って、
もうちょっと変だけど、
60になって70になって、
そんなにあっていいものとは思えないっていうか、
それでも落ちてしまうのが恋なのですとか言ったら、
そうかもしれんが、
それってあんまり幸せな感じがしなくて。
スピーカー 2
しないしない。
でもさ、これさ、今話してて思ったけど、
友情もそうだよね。
セックスでも10代とかで、
溶け合うことの重要性
スピーカー 2
仲良い子がさ、他の子と仲良くすると怒る子みたいな。
あるね。
めんどくさいやつ。
そういうのとかって、めんどくさいじゃん。
わかるわかる。
そういうのから、下脱したい感じ?
スピーカー 1
いやでも、それなんじゃない?
あの謎の女子会っていうのもさ、
やっぱり手に取りを分けてたわけじゃん。
これは仕事の私。
これは学生時代からの友達の私。
これをそれぞれ守っていくことが、
自分の世界であり、
自分の独占というか、
これをよその人に踏み込まれたくない、
奪われたくないみたいな。
それがたくさんの部分を持っているのが、
自分を支えてたのかもしれない。
ある一定のところの方はそうなのかもしれないけど、
でもそれを溶け合うみたいな、
私だけじゃなくて、
みんなで溶け合うみたいな感じが、
すごくこう、
それも含めた、
そうなっていくのが、
菩薩的な、
極楽浄土的な感じなのか。
でね、
陽子ちゃん最新話を見てないって言ってたけど、
昨日放送したやつ。
その話の中にね、
溶け合うっていうキーワードが出てくるの。
みんなで、
ドラマの脚本を、
一人の人が書くんじゃなくて、
みんなで書き入れていくっていう、
そういうシーンがあるのね。
で、これで、
溶け合いましょうみたいな。
そうそう、あのほら、
スピーカー 2
宇都田駅がさ、
東京のこと好きじゃん。
スピーカー 1
好きだよね。
それで、
あれは何なんだって思ってたけど、
やっぱりなんか、
好きなんだよね。
でも、
その、
まあ、
多分、
前のシーズンの時に、
過去のシーズンの時に、
宇都田駅がさ、
思い余ってさ、
千明にキスしちゃうみたいなシーンが、
あるわけよ。
寝顔かなって。
気持ちが高ぶっちゃう。
みたいな。
で、
でも千明は、
きょんきょんは、
あなたの気持ちには、
恋愛っていうか、
答えられないと。
っていう話が、
かつてあるんだけど、
でもまあ、
ずっと宇都田駅が、
その、
東京のことが好きで、
千明様のために、
脚本を書いてるっていう、
それをモチベーションにやってきたんだけれども、
その、
思いを、
なんか、
あなたの気持ちを受け入れるとか、
そういうことは私はできないけど、
でも、
今ここで、
あなたが考えている、
その、
作ってきた、
その、
千明を、
自分にした脚本、
っていうものと、
私自身が、
その、
見てきたものっていうものを、
その、
スピーカー 2
もう、
スピーカー 1
溶け合わせて、
一つになろう、
みたいなことを言うわけ。
で、
それですごくこう、
あの、
宇都田駅は、
すごい幸福感を、
感じるんだけど、
で、
作品の中で一つになろう、
ね。
で、
千明と、
宇都田駅だけじゃなくて、
他の、
一緒に働いているメンバーの人たちが、
それぞれの地点で入ってきていいんだよ。
で、
別に、
なんか、
ここで入ってくるのは、
これもちょっとね、
ネタバレになっちゃうけど、
世代代表でもない、
女性代表とか、
男性代表とか、
30代代表とか、
40代代表とか、
そういうのは考えなくていい。
自分代表でいい。
みんな自分の視点で見える、
自分のその、
感性とか思っていることとかを、
この脚本の中に、
それぞれが、
書いていって、
みんなで回して作っていくっていう、
これ、
なんかさ、
この溶け合う感じがさ、
性別も年齢も、
全部超えて、
あるいは、
そのコミュニティとかも超えて、
一個になっていく感じが、
これが幸せな、
多いなのではないか。
関係性の再定義
スピーカー 1
という感じがした。
なるほどね。
スピーカー 2
なるほどね。
溶け合う。
スピーカー 1
溶け合う感じが、
なんかちょっとこう、
私って言うと変かもしれないけど、
私はこう。
こういう面もある、
こういう面もあるっていうことを、
守りたくなっちゃう。
それがアイデンティティっていうかさ、
いくつ尖ったものを持ってますか、
みたいな感じ。
でも、
今更、
自分は何なのかとかっていうことを、
一生懸命、
こわだかに話さなくても、
もういいんだよっていう。
十分、
私はこれだから、
みたいな。
私は女性であり、
私は70年代生まれであり、
私は50代であり、
私は子供がいますとか、
こんな仕事をしていますとかっていう、
いろんなタグがあって、
そのタグの一個一個を、
一生懸命、
たくさん持ちたかったし、
いっぱい人にも説明したかった。
自己PRをしてきたんだけど、
全部あるけど、
全部混ざっていいんじゃない、
みたいなところに、
来れたらいいな感じがするっていう。
そういう中で、
恋というものがあるなら、
それは幸せな感じがするんだけど、
その中の一部を、
私だけのものとか、
あなただけのものみたいな、
どこかだけのものに
独占された関係性みたいなものが、
ある時期、大事な時期もあると思うんだけど、
そこにこだわっちゃうことが、
スピーカー 2
息苦しいなって感じる?
スピーカー 1
わかるわかる。
スピーカー 2
なんかさ、
執着とか、
分断とか、
そういうところから解放されてる感じが、
すごくある。
すごくあるよね。
やっぱりさ、
それこそ心理学の中でも、
区別するっていうのは、
アイデンティティの作り方なわけよ。
この人たちは違うっていう風にすることで、
自分をより理解したり認識したり、
際立たせたり、
あとその、
自分はこっちっていう時の、
そっち側にいる仲間と、
集団化することによって、
そこの結束も固まったりもするし、
そこはさ、
本能的に、やっぱり人間がやりがちなところなんだと思うんだよね。
でもなんか、
そんなことしなくても、
さっきよこちゃんが言ったみたいに、
あとは存在そのもので、
もういいじゃんっていう感じになっていったら、
確かに、
相応せだよね。
下達してる感じがするよね、すごく。
スピーカー 1
なんかそれが、かっこいい感じがする。
スピーカー 2
かっこいいよね。
幸福な老いを目指して
スピーカー 2
わかるわかる。
でもさ、自分自身も、もちろんまだまだそこまでは到達してないけど、
若い時に比べたら、
スピーカー 1
なんか、
スピーカー 2
なんていうのかな、
毎度こう、
誤察感っていうかさ、
スピーカー 1
そうね、細かいことをあんまり気にしなくなるし、
スピーカー 2
ちょっとそう気にしないとか、
なんかこう、
若い時だったら苦手だなとか思ってた人とか、
そういうのに対しても、
なんかそんなにあんまり感じなくなるっていうか、
スピーカー 1
わかるわかる。
いや、そうなんだよ。
スピーカー 2
なんかどんどんそういう風になってきてる感じがする。
スピーカー 1
わかるわかる。
なんか、人によってね、
何を心地いいと思うかは人それぞれだから、
そうじゃなきゃいけないとは、
決して思わないんだけど、
自分の好みの問題か、
自分が何が楽と思うかって言ったら、
オープンな方が楽しいなって、
私はどんどん思うようになってる感じがする。
だから私ね、このポッドキャストをやっててすごい思うのは、
いろんなゲストの人に来てもらってるんだけど、
いろんな形で知り合った人が出てるわけじゃん。
もう50人以上出てきてるんだけど、
同級生もいるし、元同僚もいるし、
先輩もいるし、後輩もいるし、
最近知り合ったばかりの人もいたり、
いろんな人がいて、
自分の人生の中で出会ってきた、
いろんな世界のいろんな人なんだけど、
もはや結局共通したような話とか、
ずっと続きの話をしてるっていうか、
一回一回切れてるわけじゃなくて、
全部を通じてお話の続きをしてる感じがして、
全部プラットフォームの上に乗っかってる感じがするわけよ、全部。
スピーカー 2
あとさ、ゲスト50人ぐらい。
スピーカー 1
50人ぐらいいるんじゃない?
スピーカー 2
あと的にゆう子ちゃんつながりのゲストが多いんだけど、
私つながりのゲストも混ざっても、
大きな同じ流れで受け止めてる感じよね。
スピーカー 1
そうなんだよ。
それがまた不思議よね。
みんなで共有して、ゲスト同士がまたつながったり、
スピーカー 2
トラコの回もね、
スピーカー 1
結局ね、もはや何なのかわからないけど、
混ざってる謎の女子会になってるじゃん。
謎の女子会ね。
でも全然みんな違うところから来てるんだけど、
でもなんかお互いに何か分かち合えるものがあって、
その幸福感とか極楽浄土感が溶け合う感じがすごくあるなって。
これを追求していくと、
なんか幸せな追い、
遠塾見、
極楽浄土にたどり着ける感じが、
下脱の先なのか、なんかそういう感じがする。
するね。
老いとコミュニティの理解
スピーカー 2
なんかさ、コミュニティ作りともまた違う感じなんだよね。
全然違うよ。
何も目的としてないからね。
そうなんだよね。
コミュニティ作りって、
それはそれでまた一つの裏っていうかさ、
スピーカー 1
グループを作ろうとしてる感じじゃん。
壁があるんだよ。
コミュニティの外と。
スピーカー 2
うちと外に。
そうじゃないんだよね。
スピーカー 1
分かる分かる分かる。
スピーカー 2
そうなんだよ。
常にオープンな感じよね。
スピーカー 1
なんか隙あれば、
一つになれないかと思ってる感じがするの。
自分の中で。
人を、もしかしたらこれまでは何か選別があったかもしれない。
こっちのグループの人、こっちのグループの人。
どっちも私の世界だけど、
このグループの人とこのグループの人はやっぱりちょっと違うから、
スピーカー 2
別々の自分として接していこう。
スピーカー 1
それが心地よかった感じがするんだけど、
今は隙あれば、混ぜたくなってるっていうか、
混ざるんじゃない?みたいな。
意外といいじゃん、みたいな。
全然違う、もはやその中で、
みんながね、
そうよ、なんか大きな、
極楽浄土。
極楽浄土にみんなで、
っていう感じがするね。
だから誰の友達かとか、何の友達かとかも、
もはやどうでもいい感じになってきてるじゃん。
スピーカー 2
どうでもいい感じになってるよね。
スピーカー 1
なんか通じるとこあるし。
自分が引っかかって話を聞きたいと思う人には、
全然違うように見えて、
どっか繋がってたりするし。
違うってことも含めて、
面白がれるっていう感じがあるし。
そういう余裕がそれぞれにあるんだと思う。
自分との違いを受け入れられる余裕を、
みんなが大人になって持ってきてるからっていうのもあるんだろうし。
もっと尖ってたさ、
それこそ10代の時に誰と仲良くしたらみたいなさ、
時には、あの人と私は違うっていうね。
スピーカー 2
それによって自分のアイデンティティを守ってる。
スピーカー 1
そういう時期もあると思うし、
それがかっこよかった時期もあるのかもしれない。
と思うけど、もはや、
スピーカー 2
おばちゃんはさ、
おばちゃん最高だよね。
なんかこのさ、
なんでも割とこう、
受け入れるっていうか、
受け入れようみたいな気持ちもほぼ無自覚っていうか、
無意識のレベルじゃん。
楽じゃない?やっぱり。すごい。
スピーカー 1
ね。
スピーカー 2
最高だよ。
スピーカー 1
まあね、そうね。
若い人から見たらね、
離れたくないよねって思うようなおばちゃんかもしれないが、
スピーカー 2
本人たちは割と楽しいっていうね。
そうね。
だからさ、割とそういう考え方だから、
続々の世界観に妙に共感しちゃうんじゃん。
何でもいいよ、頑張ってきてよみんなみたいな。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
よく分かんないけどおいで。
スピーカー 1
そう。
ゆるさがいい。
こうあるべきもなければ。
みんな優しいし。
そうね、みんな優しいね。
みんな優しいのがいいね。
スピーカー 2
でもさ、優しいっていうのは、
やっぱり余裕がないと優しくなれないのかな。
そうだね。
余裕っていうのは、心の余裕ね。
スピーカー 1
分かる分かる。
スピーカー 2
そういう大人でありたい。
そうですね。
スピーカー 1
いいドラマだったね。
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』について
スピーカー 2
いいドラマだったね。
続々だけでたくさん話したね。
スピーカー 1
話せたね、一本ね。
トラツバ以来のドラマについて一本語っちまったよ。
スピーカー 2
確かにそうだね。
私アンパン見てるのにさ、まだそこまでアンパンに語れてないね。
スピーカー 1
そういえばね、それどっかで語れたらどっかで語る。
そう、アンパンもそうでしょ。
タイガドラマ見てる?
スピーカー 2
タイガドラマ?ちょいちょい。
スピーカー 1
ちょいちょいか。
これ、ヨウコちゃんと私で、
私去年のやつ全然だったんだけど、
スピーカー 2
今年は大好き。
本当?
スピーカー 1
何なんだろうっていうのを今、
スピーカー 2
なぜ私は今年のタイガドラマが好きなのかっていうのの言語化を試みようとしてる。
スピーカー 1
試みて?
じゃあ、また改めて。
そうしようと思います。
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