-
-
スピーカー 2
それはやっぱりキャリアのブランクがあるっていうことですか?
スピーカー 1
まずブランクが3年ありました。
そもそも私がそのこと自体をものすごく多い目に感じたっていうのは多分あると思います。
面接とかでも堂々と受けた。
やっぱり生活習が私にじみ出てたっていうのを、
独身の時のスーツを着てみて、鏡の前に見て分かったって感じですね。
自分でですか?
昔着てた時の自分と全然違うんですよ。
スーツが似合わなくて。
試着した時に似合わない服ってあるじゃないですか。
それになってたんですよ。
スピーカー 2
え、私これめっちゃ似合ってたんだけどみたいなやつが。
スピーカー 1
3年経ったら全然違うの?
自分がスーツ着てるみたいな感じだったんですよ。
スピーカー 2
面白いですね。
スピーカー 1
アホみたいに似合わなかったんですよ。
スピーカー 2
アホみたいに似合わなかった。
何でしょうね、それは。
スピーカー 1
顔つきとか?
顔つきとか、あと何だろうな。
スピーカー 2
何ですかね、これ多分林回子とかだと言語化してくれると思うんですけど。
スピーカー 1
体全体に緩みが出てたんだと思います。
顔のフェイスラインとかもそうだし、姿勢とかもそうだし。
とにかくスーツが着られてて、本当に似合わなかったんですよ。
もう似合わないっていう感じで面接に行くんで、
当時はオンラインでもないし、リアルに面接に行くんで、
この面接が私のこと超見下してるって分かるんですよ。
それが被害妄想かもしれないけど、
スピーカー 2
明らかに会話の感じとかも、
スピーカー 1
なんか主婦の方が来たんですねっていう感じだったんですよ。
スピーカー 2
あんなにバリバリやってたのにね。
スピーカー 1
しかもバリバリやってたとはいえ、
無名のベンチャー企業なんで、
これが例えば三菱UFJですとか、
電通ですとかだったらまた違ったと思うんですけど、
そうではなかったので、
多分なんかよく分かんない会社にいて、
専業商品屋さんでやってた人が、
スピーカー 2
何、うちの会社に入ろうと思ってんのクソっていう感じじゃないですか。
そういうのを感じちゃう。
スピーカー 1
感じましたね。敏感に感じました。
もちろんちょっとやっぱり、
自分が被害妄想を持っている手もね、
おじけついてたっていう弱気な部分もあったとは思いますけど、
でもそれを差し引いてもあったと思いますね。
え、なっちゃん、昔ほんとこんなのじゃなかったのにみたいな。
スピーカー 2
あとそのバリバリ、しかも強烈にバリバリやってた残像もあるじゃないですか、
スピーカー 1
自分の中に。
スピーカー 2
そうですよね。
で、私1日長かったですよ。2年ぐらい。
特に一人目撮ったので、
その復帰するときにね、
なんかね、口がね、もごもごしちゃうの。
分かります?2年ぐらい休憩取ってたときに、
もちろん大人とも話すんだけど、
やっぱりそのバリバリで働いてるときに比べたら、
そのスピード感とか内容で話すっていう機会が圧倒的にその期間減ってるので、
なんかね、口の使ってない筋肉がきっとあるんだね。
なるほど。
で、私は復帰したときに、
なんかもごもご。
なんか自分がもごもごするなって思ったことがあって。
なるほどね。
そう、だから、なんかその3年のブランクの、
ね、追い目に感じてたっていうのも話されてましたけど、
で、あとその見た雰囲気とか、
いろんなところになんか出るんだろうね。
スピーカー 1
出るんですね。
スピーカー 2
きっと。
スピーカー 1
出るんだろうね。
自分は無自覚なんでそういう雰囲気を携えてたというか、
じわじわ3年間いるうちに。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
だと思うんですね。
スピーカー 2
しかも1回距離を置いたって自分の中でも。
確かに。
思ってるわけですもんね。
だってその、何ていうの、離婚っていう事象がなければ、
そのまま続けて、専業就職を続けてたんですか?
分かんないです。
分かんない。
また働きたい気持ちもちょっと出てきてた?
スピーカー 1
結構、さっきの背景にある1対1、子供と親の1対1っていうのに、
あんまりメリットを感じなくなってきてたんですよ。
スピーカー 2
その当時にはもう。
なるほどね。
スピーカー 1
なので、それはもしかしたら離婚とかがなかったとしても、
意外とどこかで来てたのかもしれないですね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
今となってはっていう感じですけど。
ちょうどいいタイミング、なんだろうな。
なんならもしかしたらそういうきっかけがちょっとあったから、
離婚に勢い付いてたっていうのもあるかもしれない。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
これだったらいいのかもしれないとか。
確かに。
スピーカー 2
離婚してる人に保育園入りやすくなったりしますか?
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
点数ね。
シングルマザー点数高いからね。
スピーカー 1
でも当時は細かいことを言うと、
実は関自体は小学校の中学年くらいまで入ってたんですよ。
そうなんだ。
だから離婚家庭ではなかったんですよ。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
なぜかというと、向こうが嫌だと言ってたのもあり、
私としては別で生活が自分で稼いで、
生活ができるようになってれば、
席が入ってる入ってる、
スピーカー 2
私が最大者、最大者じゃないか、
スピーカー 1
離婚者であろうが、独身、離婚者であろうが、
それは関係なくて、
とにかく自分でちゃんと自立したかったっていうだけだったんで、
別に席を抜くのは向こうも嫌だって言ってたんですけど、
そこはもうどうぞどうぞって、
別に私が他に男なんて来るとかじゃないし、
全然払うもの払ってくれればいいよみたいな感じで、
なのでちょっと微妙なんですけど、
運動会の時は呼んでて、
私と元夫の間のことであって、子供には関係ないんで、
なるべく会わせるようにもしてたし、
そこはすごく不思議な家族関係みたいなのを、
小学校の時まで続いてて、
その時に小学校になった時に、
向こうがサインをしてくれるようになったんで、
スピーカー 2
晴れて明日ともにっていう風になってるんですけど。
ちなみに再就職する時の就職活動の苗字って、
それは結婚…
スピーカー 1
結婚してる時の旧姓じゃなくて新姓なんですよ。
私の旧姓はまた違う上村っていう旧姓なんですけど、
子供の名前を変えるのが嫌だったんで、
離婚しても子供の名前が変わらないのを前提に、
家庭裁判所に行って、元夫と。
旧姓じゃなくて新しい姓のまま維持しますっていう手続きをして。
そこはあまり関係ないというか、
スピーカー 2
そこは私の中ではそんなにこだわりポイントではなくて。
お子さんでも3歳だと親が離婚するとかって、
スピーカー 1
分かってました?
スピーカー 2
分かってなかったと思います。
スピーカー 1
うどん会とかも来てもらってたし、
スピーカー 2
ただなんかお家が引っ越しして、
お父さんはたまに来るけど普段はいないみたいな感じなんですよ。
スピーカー 1
そういう前提で住まいを新居決めてたので、
しばらく分かんなかったと思いますね。
スピーカー 2
名前も変わらないし。
スピーカー 1
うどん会は来るし。
うどん会は来るし。
スピーカー 2
一目で会話がないってわけじゃないですかね?
短絶してるわけじゃないから。
スピーカー 2
その後はもうピンクですか?
スピーカー 1
その後に楽天に行ってます。
スピーカー 2
楽天に行ったのか。
その後のキャリアはずっと人事だったんですか?
スピーカー 1
楽天は、私は一回栽培者グループに行ったときに、
でもやっぱりもう人事一周したら、事業に行きたいですって言われたんですよ。
お金を稼ぎたかったんですよ、私は。
スピーカー 2
事業に戻って。
スピーカー 1
それがなんかすごい自分が口読んでる感じがしたんで、
で、事業に戻ってアプリのリリースとかやるようになってたんですよ、後には。
で、楽天はスカウトだったんですけど、
もともと私はグローバルの、今度はグローバルだと思ったんですよ、私。
次はグローバル。
スピーカー 2
次はグローバルだと。
スピーカー 1
栽培者のグループが全体的にドメスティックに集中するっていう戦略を立てた頃だったんで、
海外拠点とかも引き上げたりとかもしてたんですね。
なので、グローバル、そっかグローバルじゃないんだっていうのがあったんで、
グローバル行きたいなって思って、
転職活動を始めてたんですよ、ぼっそり。
楽天のスカウトがあって、面接で決まってっていう感じで、
で、雇用語を英語にしたっていうので話題になってた頃だったんで、
当時すごいイケイケで海外の会社を買収とかしてた頃だったんで、
これはちょっとありかもなって思って楽天に転職して、
当時はグループマーケットっていうユーザー視点で
マーケティングを考えることをやってほしいっていう感じで、
マーケティングソリューション室長っていう感じだったんですけど、
そこの責任者っていう形で入ってました。
次がフィンクですね。
スピーカー 2
フィンクでは人事やってたんですか?
スピーカー 1
フィンクも楽天のマーケティングだったんで、
マーケティングを任せて、私よりも何でもできます、何でもやりますみたいな感じだったんです。
小っちゃかったんですよ、商売が。
スピーカー 2
30人もいなかったぐらいだった。
スピーカー 1
でもほとんどがインターン生で学生だったので、
男性社員はだいぶ少なかったんですよ。
スピーカー 2
そういう小さい組織に行きたくなったんですか?楽天みたいな大きな組織から。
スピーカー 1
今と一緒なんですけど、
楽天に行ったら快適すぎて。
楽天に行ったらすごいなんか、
私たぶんすごく金力がついて、ビジネス金力がついてて、
サイバーとかワンホープでいろいろやりながらも。
楽天に行ったらすごいちょっと上から目線の良い方をすると、
めっちゃ評価されたんですよ、行って。
楽天でもすごい聴覚したんですよ、評価のたびに。
お給料もすごいお前低すぎるとか言われて、
私の中ではそんなに特別なことをしてるつもりはなかったんですよ。
でもめっちゃ評価されるのと、評価されると同時に、
私そんなに手応えのある何か価値を生み出した感じはしてなかったんですよね。
で、このまま行ったら私たぶん、
これも生意気なことを言うと、
まあまあちゃんと上に登っていくんだろうなっていう気配がしたんですよ。
で、そのためのお作法として社内の派閥を理解し、
こういう風に話し通すときはここを通さなきゃいけないとか言うのも、
なんか危機として話してくれる昔が何が何の先輩とかもいたんですよ。
で、こういうセファーズっていう世界もあるんだなとか言うのも、
それはそれで利用すればすごく面白いなっていう風に思って、
やっぱり業に入りては業に従えではないけど、
やっぱりちゃんとそういうビジネスマナーも覚えたいなとかも思い始めてた頃に、
果たしてでもじゃあ私は一生ここに骨を埋めるのかっていうのとセットじゃないですか。
スピーカー 2
ずっとこう登り詰めようとした時に。
スピーカー 1
で、腹を決める時点でずっとここにいて、
もうとにかく頂点目指すか、頂点とか行けるところまで目指すか、
でもここに最適化するってことはある意味途中で離陸するとか離脱するっていうのは、
ここに最適化するスキルで自分が最善になっている可能性があるから、
他で潰しがきかない可能性があるんで、
ここの船に乗るっていうことはある程度決めても一生いるって決めなきゃいけないとか、
その方が楽しいと思ってたんですよね。
で、どっちかなんじゃないかっていうのを思い始めちゃったんですよ。
スピーカー 2
それ楽天に入って何年目くらいから思い始めたんですか?
スピーカー 1
2年経つか経たないかくらいに。
スピーカー 2
結構早いですね。
スピーカー 1
なぜかというと本当にトントン拍子でいい感じに評価されてたんですよ。
で、私の中ではもっと仕事って苦労するものなのではないかと思ってたんですよね。
なんだけどそんなに苦労しなかったんですよ。
なのでどっちかだとは思ってたんですよ。
楽天は楽天すごい仕組みが上手い会社だったんで、
このマナー、この作法というかビジネスにしていく力とかすごい勉強になってたんで、
ここはここでめちゃめちゃいるんだったら上に行った方が仕事は面白いなと思ったんですよね。
その仕組みを作る側なので。
でも仕組みに巻き込まれる側にいたらつまんないから、
スピーカー 2
息子とかは楽天に入らない方がいいなと思ってたんですよ。
スピーカー 1
そこから登り詰めていったらいいですけどね。
ただここのグローバルを見てたし、やっぱりすごいめきさんさんがすごいやっぱり
本当にカリスマだし頭がいい人だったんで、
この人の近くじゃないと面白くないなっていうふうに思ったんですよね。
離れていけば離れていこうという仕組みが中の一部になっちゃうから、
近くに行かないとダメじゃないですか。
確かに上の人はすごくたくしそうに仕事をしてるんですよね。
なのですごいそういう大きなお金をドーンと動かしたりとかするのが楽しそうだったんで、
どっちかで迷ってた時にフィンクのスカウトが来て、ずっと迷ったんですよ。
半年くらいフィンクにも。
時々遊びに行って、まだ迷ってますとか。
でもちょっとごめんなさい、楽天の方も好きじゃなくて。
っていうので後もすごい迷ってて、
踏ん切れがつかないやつだったんですけど、
6ヶ月くらいいて踏ん切れがついたというタイミングがあって。
スピーカー 2
それは何かきっかけがあったんですか?
スピーカー 1
すごい本当の細かいきっかけでいうと、
迷ってた、迷ってた、迷ってたっていう時に本を読んで、
その本に2052年という本なんですよ。
ヨルゲンランデスっていう有名な未来予測の本。
科学的に未来予測した書いてある本。
すごい分厚い本。
読んだら自分の自然とかいろんな科学とかに関して、
自分の今の一個一個のアクションが2052年の30年後?
今でいうと。