デザイナーパートナー事業部の仕事
デザインの味付け。
はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は株式会社アジケ代表の梅本と、
その仲間たちがデザインについて話す番組です。
今日のお相手は取締役の神田さんです。
神田さん、よろしくお願いします。
はい、神田です。よろしくお願いします。
今日はマイクの調子が良さそうですね。
本当ですか。
今日は家で録音してるんで、梅本さんにもらった良いマイクを使わせてもらってます。
聞いていて気持ちがいいですね。
編集しやすいですか?
編集しやすい。
そうですね。ちょっと雑談から入りますけど、
UIデザインのYouTubeもやっておられる、
カイさんと話したんですけども、
そのときにもうちょっと長くしてくださいとおっしゃっていただきました。
そのときに結構編集めんどくさいんですよねとかっていう悩みを私が相談していたら、
もうしなくてそのままでいいですよって言ってくださいました。
なるほど。そのままで。
あーとかうーとかって最初に結構続いちゃうじゃないですか。
あれ結構カットしてたんですけど、
まあそれもしなくていいのかなって最近思いましたね。
なるほど。それで時間が延びるっていうのは。
それはどうなんですかね。それでもいいってことですかね。
なんか冗長になったら良くないと思いますね。
ちょっと場所から編集しようかなと思うんですけど、
結構細かくやってたらもうめんどくさいなと思っちゃうんで、
なるべく垂れ流しにしていくようなことでいこうかなと思います。
そうですね。脳編集でも耐えられるように喋るのが盛ります。
確かに脳編集。脳編集の人ってすごい。
すごいですね。そのすごさがわかりますね。この立場に立ってみると。
そうね。言葉だけでその意図とか文脈がちゃんと伝えられるかどうかっていうことだもんね。
いやーそうですよね。
ちゃんと文章と構成を立てて話さないとなかなか伝わらないとかあると思うので、
あの技術が本当にすごいと思います。
もう我々もとうとうそれにチャレンジするぐらいやってきているということで。
はい。
よろしくお願いします。さて、今日のテーマは何ですか。
組織開発支援事業部の進め方
はい。今日はですね、事業運営側にとって学んだことということで、
もうちょっとテーマに話してみたいなと思います。
おー。事業運営側。これはなかなかいいテーマですね。
はい。
大前提、じゃあちょっと神田さんの少しキャリアの説明というか、
そこからやっておいたほうがいいんじゃないかなと思ったんですけど。
はい。自分はずっとデザインパートナー事業部の事業責任者兼プレイヤーとしても、
いろんなお客さんの事業をサポートしていくっていうので、
プレイングをずっとしてきたんですけれども、
今は取締役としてデザインパートナー事業部を見ています。
プラス、味気にはデザイン組織開発支援事業部っていうのがありますので、
そちらも担当しているんですけども、
今日はデザインパートナー事業部のほうではなくて、
組織開発支援事業部のほうでチャレンジしているサービスの制度運用、
こちらに関して学んだことっていうのを中心に話したいなと思っています。
はい。事業運営側っていうのはデザイン組織開発支援事業の運営側っていうことですよね。
そうですね。はい。
ちなみに何でこのテーマにしたんですか。
何でこれをテーマにしたかというと、
普段はデザインの専門家としてお客さんの事業の創出とか成長っていうところを支援しているっていうのがあるんですけども、
どちらかというと事業運営の主体はお客さん側にあって、
我々はパートナーとして参画しているっていうようなやり方になっているんですけども、
今もう一つの組織開発支援事業部のほうでやっていることっていうのは、
我々が本当にデザインのサービスを設計していって、
顧客にサービス自体を提供していくっていうところの主体のメンバーになっているので、
それはちょっと立場が違うっていうところがあって、
結構気づきっていうのがそれによっていろいろ学びとかを得られていたんで、
結構違う視点でデザインを捉えられるというか、
事業に向き合うっていうのができているのかなというふうに思うので、
そういう提供したいなと思いました。
なるほどなるほど。
デザイナーってもともと役割とか職種の中でいうと、支援事業、別にそれが事業者とかですね、
住宅事業という分け方よりもですね、
デザイナーってそもそも目的に対してこのデザインという手段を提供していく、
支援するみたいな色が強い仕事じゃないですか。
そこが多分支援事業だけじゃなくて、
事業主体になったときに、
神田さんももともとデザイナーという出自があると思いますので、
支援事業から自分が主体の事業をやるときには、
デザイナーとしてもこういう点が気づいたっていう学びを紹介してくれるということですよね。
おっしゃるとおりです。
じゃあ、今神田さんが事業運営側としてどういう進め方とか何をしているか教えてもらっていいですか。
まずですね、組織開発支援事業部の方ではDOTSっていうサービスを提供を続けています。
このサービスをPMF突破するっていうのを目標にずっと活動を続けているんですね。
PMFっていうのはマーケットフィットしていくっていうことで、
フィットジャーニーと呼ばれるフレームワークに沿ってずっと目指していってるわけなんですけども、
フィットジャーニーは梅本さんがよくご存知だと思うんですけども、
段階があって、まずは顧客に課題があるか、課題に対して対決策があっているか、
事業運営側の難しさと気づき
それを製品にできるのかみたいなところのステップがあるんですけども、
それを一番最初のほうから順番順番に試していって、
今我々はこのステージにいるよなっていうところを確認しながら、
プロダクトマーケットフィットを目指しているっていうような、そういうようなやり方をしております。
なんか横文字が並びましたけど、随所に解説があったので、
もし気になる方はフィットジャーニーとかPMFとか検索していただくと、
そういう意味ねってわかると思うんですけども、
ウェブサービスとかですね、ウェブサービス以外もあると思うんですけども、
ウェブサービスをちゃんと事業として成長させるためにはどういう流れで進めていけばいいのかっていうので、
それが今回はフィットジャーニーという流れを取っているということですね。
はい、そうですね。
そしたらどういう進め方のところで、おそらくデザイン会社なので、
お客さんへのインタビューとか提案とかしながら事業を構築していると思っているんですけども、
そのあたりで気づいた点とか、今感じていることってあるんですか?
はい。ねもとさんの言うとおり、お客さんにインタビューをするとか、
サービスの紹介をしてみて、実際に興味を示してもらえるかとか、
いうところを起点に進めていっているので、
直接反応を見るっていうところがすごい重要になってきます。
で、そこでの結構気づきというか、
本当にチャレンジしてきていて、得られていることっていうのはですね、
やっぱりお客さんに対してサービスを紹介するとすごくいい反応が返ってきたりとか、
逆にそんなに我々には必要ないですっていうような反応を返していただいたりとか、
そういうお客さんの声っていうのを拾いながら進めていってるんですけども、
結構支援事業をしているときに比べて、
受け止め方が結構違うというか、
お客さんのその反応一つ一つに結構一喜一憂してしまうっていうのは結構でかいなと思ってます。
結構その当事者だからこそっていうのはすごく大きいと思うんですね。
支援事業の場合は結構そのお客さんの反応とかをフラットに客観的に見ていって、
分析なりこうやった方がいいんじゃないかみたいな提案をお客さんにしたりっていうのは、
結構できやすいというふうに思うんですけども、いざ事業運営側に立つと、
お客さんの声を分析するとかその前に、
あんまりいい反応を得られなかったなとか、あそこら辺のフィードバック気になるなとか、
細かいところがすごく気になったりして、すごい進め方が難しいとか、
いろいろ雑念っていうんですかね、感情が入ってくるっていうのがあるんですね。
なので、本当にお客さんの声を聞きながら進めるっていうところの重要性は、
何かその、一般的な問題に対しても、
お客さんの声を聞きながら進めるっていうのは、
一般的な問題に対しても、
お客さんの声を聞きながら進めるっていうのは、
一般的な問題に対しても、
の要素が詰まってたような感じしますね。
でもどうですか?
いやいや、もうほんとその通りね。
普段自分がやっていることは、
第3者から見てもらって、
意見もらうと、
ほんまそうやろ、何やってたんやろ、とか。
思うんですけど、その一対一というか、
そこにのめり込んでいる状況だと、
お客さんから例えばそういう、
自分が作っているものに対してこうじゃないか、
みたいなこと言われたら、
ずしーってなったりとか。
意味なかったんかな、自分が作ったものは、
みたいなところがよくなりますよね。
いや、ほんとそうで。
よく本当に本質的な課題を見つけるとか、
本質的な価値をちゃんと磨いていくとか、
それも頭ではもちろん分かってますし、
我々も支援事業とかで結構専門家として、
そのプロセス設計だったりとか、
そのプロジェクトを進めていくのを
主体的にやってきたりしていたんで、
その大変ノウハウとかはあると思ってるんですけども、
やっぱりその当事者としてそれをやっていくのと、
パートナーとしてそれをやっていくのと、
全然種類というか、
良し悪しがあるっていうのはあるんで、
本当に立場の違いで、
やっぱ見える景色っていうのが違うよな、
いい意見ですね。
相手の気持ちになって考えましょうってなかなか考えられないからね。
本当そうで。
あとは基本的にテストの点数、
間違い正解とかっていうそんな単純なものではもちろんなくて、
お客さんから返ってくる反応っていうのも全部、
ゼロなのか100なのかはっきりしてるわけじゃなくて、
全てグレーゾーンだと思うんですね。
こういうところは良いと思ってるんだけれども、
でも今回はサービスを使うのはやめておきますとか、
あとは実際お金払って利用してくれましたみたいなお客さんももちろんいて、
それはすごく嬉しいんですけども、
結構不満に思っている部分とかもあるとか。
そうするとちょっとそういう声を受けて、
サービスを改善していくっていうことに進めていくわけですけども、
どの声を拾って、どれを買うっていうところを意思決定しながらやっていかないといけないんで、
これの難しさみたいなのもすごく痛感してるっていうのがあります。
今日の今の意見は本当当事者の意見だなと思って聞けますね。
これはもう自分もそうなんですけども、
デザイナーが事業運営側に立つことの意義
組織開発支援事業部でやっているメンバーファー、
結構ここ数ヶ月、お客さんへの提案みたいなのを繰り返してるんで、
みんな結構感じてることなんじゃないかなと思います。
なるほど。心は折れてないですか?
いや、そうですね。折れずに保ってるんですけども、
やっぱ一気一意をするんですよね。
まあそうだよね。
目標に向かってしっかり一気一意してしまうとは思うんですけども、
みなさんもその道のプロでもあると思うんですけども、支援側になったらですね。
どういう姿勢がいいのかっていうのは立ち返る第三者的な目線も持ってるんで大丈夫なんじゃないかなと思ってですね。
今の築きからですね、神田さんとしての学びっていうふうに形で集約すると、学びは何なんですか?
学びはちょっと2点あると思ってまして、
まず1つ目がやっぱり同じような話になってるんですけども、
事業運営の当事者になるとやっぱり得られる情報量っていうのが違うなというふうに思っています。
お客さんの声っていうのをどのように拾っていくのか、どれをカットしていくのかみたいなところを見極める訓練っていうのがすごくできているなというふうに思うので、
当事者側に立つっていうのは1つ目はそういうところがあるんじゃないかなと思っています。
2つ目はデザイン会社なので、いいデザインを作るっていうのは命題ではあると思うんですが、
デザインがいいっていうことと、やっぱり事業が成功するっていうことはイコールではないので、
これが本当に当たり前なんですけれども、バカみたいなこと言ってると思われるかもしれないんですけど、
これ分かってないとやっぱり事業責任者とか事業運営側の方と同じ目線になれないっていうのがあるようなと思っています。
デザイナーがいろいろこだわりを持って事業に取り組んでいくと思うんです。
アウトプットするとか、表装のデザインを良くしていくっていうこと自体がゴールっていうわけではもちろんなくて、
事業をどのように成長させていくかっていうところが目的なので、それを目的としたときにデザイナーはどのように振る舞うべきかとか、
アウトプットした後に顧客の反応を見てどうサイクルを回していくかとか、
そういうような立場というか目線っていうのを身につけられる学びみたいなのがあったんじゃないかなと思います。
デザイナーに求められる役割と目線
いいですね。デザイン支援会社としてどういう心持ちとかでやればいいのかっていうのが最後の学びの2点ですごく含まれてたんじゃないかなと思います。
もちろん最初の言われたことをしっかり作るとか、もしくはお客さんが満足するようなものをしっかり作り上げていくっていう、
短いスパンのフォーカスというかゴール目標みたいなのはできる技術を身につけるっていうのが大前提あると思うんですけど、
その身につけた後の先に何があるかっていうと、実はそういうことなんだよっていうことですね。
そうですね。面白くもあり、本当に学ぶことばっかりだなと思うんです。
なるほど。ありがとうございます。
いや、今日はいい話やったんで。もうちょっとこっち膨らましたほうがいいですか?
今18分です。
18分は十分、十分じゃないですか。
解散すいませんみたいな。
20分にはいいってことはあるんですけど。
じゃあ聞いてください。
そうですね。梅本さんはアジケの中でもいろいろな新規事業とかにチャレンジしてると思うんですけども、
自分と同じように思う部分とか、それとも梅本さんならではで感じられる部分があるのかとか、
ちょっと聞いてみたいなと思うんですけど、どうですか。
ありがとうございます。ほとんどが失敗してるなって感じですからね、神田さんご存知のとおり。
チャレンジの数はいろいろやってますよね、多い。
チャレンジのウェブサービスを作った数は意外と多いんですよね、皆さん全然知らないと思うんですけど。
意外とって言っても多くないかな。自社のやつでたぶん10個ぐらいはやってる。
そうですね。やってると思います。
しかも似たようなコンセプトのやつはみんなだいぶヒットしていったりしてますね。
確かに。そうですね。向こうの会社も同じようなことしてたと思ったらそっちが成功していったりとか。
何度も経験ありますよね。
2,3度あるんじゃないかな、そういうサービスって。
なんで、やろうとしてることはなんとなくあってるんだけども、そこへの解像度が甘いままか、
情熱とリソースを投入しきれないまま難しいなってもやもやしてたらそのままフェードアウトしていったみたいなのがあったりするんで。
すごく反省はいつもするんですけども、成功するにはウェブサービスをしっかり事業に乗せていくまでには何か自分は足りてない部分が多いんだろうなっていつも実感はしてますけどね。
いやー、そうですよね。これは本当チャレンジの量でやっぱり程度が変わってくるのかなっていうのがすごく思いますね。
全部の事業はもちろん失敗したわけじゃないので、ある程度事業はどれかは成功してるから今の我々の会社があるっていうことなんですけど、
こういうウェブサービスで全て成功させられないのはまだまだわかってないことが多いんだろうなと思います。
いやー、そうですよね。
何かのアンケートで、心が折れたときが辞めるときってことを見たことあるんで。
なるほど。折れないように続けていくっていう。
そうですね、折れないように。そしてお金がしっかり続くように。
ということで、今日学びの部分はちょっと再まとめはしませんけども、
事業運営側に立った神田さんの気づきについてお話をいただきました。
聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
編集はどうでしたか。
いい話でしたね、今日も。
そうですね。
これは原ちゃんとか玉野さんにも聞いてみたいなっていうのは思いますね。
はい。
はい。
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はい。
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はい。
はい。
はい。
はい。
つながる話ですね。
つながる話。さすがです。
はい、ということで今日の編集講義も以上となります。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。