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2023-09-11 15:06

#27/ ユーザーインタビューへの苦手意識を考える

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今回は「ユーザーインタビューへの苦手意識を考える」をテーマに、代表の梅本@dubhunter とUXデザイナー/サービスデザイナーの原が話す回です。 サービスにユーザーの声を取り入れるための手法である「ユーザーインタビュー」に対して苦手意識や失敗体験のある方に向けて、インタビューのコツや実践するための方法についてお話しています。 番組のキーワード ユーザーインタビュー、ユーザビリティテスト

サマリー

デザインの味付けです。この番組は、株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話しています。今日のお相手は、デザイン組織開発支援事業部マネージャーの原さんです。ユーザーインタビューへの苦手意識を考えることをテーマにしています。ユーザーインタビューへの苦手意識を解消するためには、準備で早く失敗し、本番で成功するプロセスをたどることが重要だと思われます。

デザインの味付け
s-umemoto
デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は、株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、デザイン組織開発支援事業部マネージャーの原さんです。原さん、よろしくお願いします。
n-hara
よろしくお願いします。
s-umemoto
最近、夏休みのことばっかり話してるんですけども、原さんは夏休み、もう取られたんですか?
n-hara
夏休みは、9月に私は取ります。
s-umemoto
まだお取りになってない?
まだはい、取ってないですけど、プール行ったりはしました。
そのプールっていうのは何ですか?市民プール的なやつですか?
いや、もうちょっと、ホテルのプールみたいなやつ。
失礼しました。マネージャーだもんね。
n-hara
そういうわけではないです。
そういうわけではないですか。
毎年行ってるプール。
s-umemoto
毎年行ってるプール。原さんはワンちゃんを飼ってるから。
もしかしてワンちゃんも一緒に行くんですか?それはないですか、さすがに。
n-hara
いや、プールはさすがに連れていけないので。
s-umemoto
そうだよね。多少リフレッシュはしたという感じですかね。
n-hara
そうですね。夏なので、夏らしいことをしてきました。
s-umemoto
素晴らしい。9月の夏休みも楽しんでください。
n-hara
はい、ありがとうございます。
ユーザーインタビューへの苦手意識
s-umemoto
さて、今日のテーマは何でしょうか。
n-hara
今日のテーマは、ユーザーインタビューへの苦手意識を考えるというテーマを持ってきました。
s-umemoto
なるほど。ユーザーインタビュー、やっぱりちょっと緊張するもんね。
n-hara
そうですね。自分もそういう経験があったので、お話ししたいなと思ってきました。
s-umemoto
なるほど。これはあれですか、最近デザイン組織開発支援事業部の仕事で、
お客様とお話をするときに、ユーザーインタビューやってみましょうみたいなことを言って、
そういう悩みがあったりとかするんですかね。
n-hara
そうですね。事業部のお客さんからそういう声が上がってくるという場面もあれば、
実際のプロジェクトで他のメンバーと一緒になっていても、
やっぱりちょっと苦手意識みたいなのが最初あるんだろうなっていうところを感じるところがあったので、話したいなと思います。
s-umemoto
なるほど。じゃあそのユーザーインタビューに関する、よくある悩みっていうのは何かあるんですか。
n-hara
そうですね。まずユーザーインタビューの前提みたいなところなんですけども、
結構そのUXデザインのプロセスでいうと、かなりユーザーから直接声を聞くみたいなプロセスってすごい重要っていうのは、
なんかもう世の中的に結構知られていることなのかなと思うんですけれども、
新規事業だったりとか、既存の何かプロダクトを改善するとかに関しても、
お客さんから声を聞こうみたいなことをやられようとしている方って結構多いんじゃないかなと思っています。
なんですけれども、共通してやっぱり聞かれるのは、インタビュー自体にすごく苦手意識があるとか、
失敗した経験があるとかですね、そういうところをよくお伺いするっていうのが直近ではあって、
それはデザイナーの方ももちろんですし、新規事業とかそういうのを担当されている企画職の方とかですかね、
に関しても言われているので、皆さん共通して持っているお悩みというか、
声を聞きたいんだけども、なかなかそれをやるにあたってチャレンジが難しい領域なのかなっていうのを思いますね。
s-umemoto
なるほど。たぶんアドバイスの一つに出てくるんですけど、やっぱりアウトプットしろ姉さんでもあるので、
ユーザーインタビューいっぱいやりましょうっていうのは、もしかしたらこの後アドバイスいただくのかもしれないですけども。
n-hara
オチですね。
s-umemoto
オチを先に言っちゃって申し訳ないんだけど。
ちなみに、やっぱりTipsとかコツとかっていうのもあるじゃないですか。
なので、ユーザーインタビューのコツっていうのは原田さん的にはあるんですか。
n-hara
そうですね。あると思ってて、一般的に結構言われるようなものだと、
マインドセットとテクニックみたいなので分けて言われるものとかっていうのは結構知られているかなと思うんですけど、
例えばマインドセットとかだとニュートラルな態度を貫きましょうとか、時間とともに深い話題に入りましょうとか、
そういうの結構マインドセットとして言われたりしますし、
テクニックとかだと具体的なストーリーを引き出しましょうとか、オープンクエスチョンで聞きましょうとか、
そういうのが結構テクニックの領域とかだと一般的に言われるようなものだったりしますね。
s-umemoto
なるほど。
n-hara
この辺は結構インタビューを経験する上では事前に知っておくべき事前の情報としてすごい重要だなっていうふうに思うんですけれども、
やっぱりコツというところで言うと、本番を想定した準備をしっかりするっていうのが全部のコツというか成功にかかってくるものなんじゃないかなというふうに思いますね。
s-umemoto
本番を想定するってめちゃくちゃ本当に大事だと思うんですね。
n-hara
はい。
s-umemoto
これコツの一つだと思うんですけども、本番を想定した準備っていうのはどういうものなんですか。
n-hara
そうですね。本番を想定した準備っていうのは、まずインタビューでどんなことを知りたいのかっていうのが一番最初スタートで目的ですねっていうのがあると思うんですけども、
それはしっかり明確にした上で、その流れに沿ってインタビュー項目とかファシリテーションの該当とか、そういう進行のイメージですね、
っていうのを作っていくっていうところ、それがつまり計画書とかって言われるものだと思うんですけども、
それをやった上で、それを結構頭の中で考えたことだと思うので、
頭の中だけで考えたことで終わらせるのじゃなくて、社内のロールプレイングみたいなところですね、練習をしっかり行うっていうのがかなり重要なんじゃないかなというふうに思っています。
計画書と計画書を持ってちゃんと社内でロールプレイングをする、練習をするっていう、実践を踏まえて練習をするっていう、この部分がすごく本番を想定した準備っていうところで必要なんじゃないかなと思いますね。
ロールプレイングっていうののやり方みたいなところで言うと、本番と同じ役割分担でやっていただくっていうのがいいかなと思っていて、
例えば実際に進行するインタビューの方と記録を取る方とか、そういう形でプロジェクトの際は何かしらの体制として役割分担されてやっていくと思うので、
それを想定した上で実際に練習もやっていくっていうところが必要だと思っています。
やる相手っていうのは社内の中でいいと思うんですけども、一つはプロジェクトを知っている人に対してやるっていうところ。
2つ目は知らない人に向けてやるっていう、大体2回ぐらいやっておけば十分準備としてはいいんじゃないかなと思いますね。
s-umemoto
なるほど。結構具体的に2回っていう数字が出たんですけど、なんで2回なんですか?
n-hara
プロジェクトを知っている人に対してまずやるっていうのは、何を聞きたいんだっけとか、流れとしてこれでいいんだっけっていうような、
そういったところのプロジェクトを知っている人としての意見をもらえるっていうのがまず一つやるべきかなというところで1回目っていうのがあるのと、
知らない人に関しては何から説明するべきか、全く何も知らない人に対して前提として何を伝えるべきかとか、
あとは分かりづらい質問みたいなところですね、こういう問いかけでちゃんと伝わるんだろうかとか、その辺の意見がもらえるので、
知っている人と知らない人って形で1回ずつやっておけば十分不足点というか改善点っていうのは見えてくるんじゃないかなと思います。
s-umemoto
じゃあなんかちょっといろいろ今バーッと話してもらったんだけども、まとめるとどんな感じですか?コツとしては。
n-hara
そうですね、まとめると本番で失敗してしまうみたいなところのほとんどは準備不足の影響があるかなと思っているので、
インタビューっていうのは結構経験が多ければ多いほど成功体験が増えるものだと思うので、
その社内のロールプレイングっていうのも経験という形でどんどん増やしていくっていうことが重要なんじゃないかなというイメージですね。
s-umemoto
なるほど、グーの音も出ません。
私が補足することに何もなかったですね。
そうですね、ロールプレイングは本当に真剣なロールプレイングですよね。
本番を意識した真剣なロールプレイングっていうのがめっちゃ大事だと思います。
ロールプレイングからとはいえ実践とちょっと差があるようにも思うじゃないですか。
そこに向けて何かアドバイスありますか。
例えばどうやったら実践でちゃんとできるようになるのかっていうのを原田さんの目から見て何かアドバイスあればお願いします。
n-hara
先ほどロールプレイングのところからもちょっと繋がる話ではあるんですけど、
まずやっぱり一連の流れですね。テストの一連の流れっていうのを準備段階で体験してみるっていうことはすごい重要だと思っていて、
その検証の目的を設定して計画書を作ってロールプレイングしてっていうところをやった上で最後分析をしていくって流れがテストだとあると思うんですけども、
その流れを事前にやっておくっていうところですね。
これが結構本番を前にして経験をしておけると、実際もっとこういうことを聞いておけばよかったとか、
最終的にインタビューしたらどういうふうに結びつくんだっけとか、その辺のボールを意識して計画が立てられるとなると思うので、
こうなったら実践っていうところでもうちょっと準備のところと話は中腹するかもしれないんですけど、
一連の流れを経験しておくっていうのはやっぱり実践に一番近いやり方なんじゃないかなというふうに思いますね。
s-umemoto
確かに。今いただいているアドバイスあると思うんですけども、
ロールプレイングね、やれやれやった方がいいって皆さん頭の中にあるとは思うんですけども、
とはいえやらない人ももちろん中にいらっしゃると思います。
で、やったらどういうメリットがあるのかっていうのは原さんからもちょっと一回お伝えいただいてもいいですか。
ロールプレイングと失敗
n-hara
はい、そうですね。まずロールプレイングとか事前の一連の流れっていうのを体験しておくっていうのは、
本番前に早く失敗ができるっていうところですね。
本番だと失敗ができないと思うので、しっかり準備の段階で失敗をしておくっていうことがすごい重要だと思います。
インタビューとか分析とかもそうだと思うんですけど、最初初めてやるとイメージがあまりつかなくて、
すごい不安を感じると思うんですね。
なのでなかなかそこ自体に足を踏み入れるというか、チャレンジができないという状況があると思うので、
まずはこうやってみるっていうところですね。
ロールプレイングもそうですし、準備もそうだと思うんですけど、
まずやってみるっていうことでやると、練習でも本番でも経験した人が一番好きな感じについていくっていうものだと思うので、
まずは失敗を恐れずに実践するっていうところが大事だと思います。
s-umemoto
ありがとうございます。
そうだよね。おそらく失敗怖いとかってあると思うんですけども、
よくアドバイスでも失敗を恐れずにやりましょうっていうのは言われることだと思います。
私とかも一応経営者ではあるので、経営者としてはどういう機会になってもらったらいいかなと思うと、
やっぱり失敗してもいい場所で失敗するのはめちゃくちゃ嬉しいですよね。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
だからロールプレイングっていうのはやっぱり失敗していい場所なので、
そこでどんどんどんどんもっと良くなるなっていう自分の改善料につけてもらうっていうのは本当に効果があるんじゃないかなと思います。
ちなみに原さんのほうで、ロープレイ、原さんも今でもよくやるとは思うんですけど、
リサーチの研修の成功
s-umemoto
効果を感じた場面っていうのはあります?最近。
n-hara
そうですね。ちょっと冒頭でお話したように、リサーチの研修というかインタビューの研修みたいなのをやったお客さんが最近いらっしゃって、
その時はユーザーインタビュー自体の経験がない方、企画部署の方々を対象にしてたんですけれども、
1ヶ月間ぐらい、ちょっと短い期間でこの研修っていうのをやってみたところ、
結構短い期間だったんですけれども、合計6名の方が経験者っていうふうに言える状態になったんですね。
そうですね。なのでこれ全く未経験というか、やったことがないところから、
1ヶ月間でやってみて、実際に実務でやっていただくっていう段階までいけたので、
これから研究を積んでいく上の下地が今できてるという状態だと思うんですけれども、
結構その段階までにいくのに苦労されたりすると思うので、そこが1ヶ月間でいけたっていうのは結構大きな効果を感じた場面ですね。
s-umemoto
すごいね。まとめると、今日のエッセンスあります?
n-hara
そうですね。準備で早く失敗しましょうっていう話と、やっぱり本番で成功するっていうところに向けて、
準備で失敗して本番で成功するっていう、そういうプロセスをたどれると、
すごくユーザーインタビューに対して苦手意識っていうのはなくなるんじゃないかなというふうに思います。
s-umemoto
いいアドバイスです。今日はほとんど私からのコメントはなくていい感じですね。
n-hara
大丈夫ですか。
s-umemoto
楽をします今日は。
あとは原さんのお決まりの2回出たら必ず1回は宣伝するっていうミッションを持っていらっしゃるので、そのお時間でございます。
n-hara
宣伝です。デザイン組織支援事業部っていうのはユーザーリサーチ研修という、
先ほどちょいちょいお話をさせていただいた短期間のメニューっていうのをご提供しておりますので、
ぜひ自分たちでインタビューとかイザビティテストとかできるようになりたいよっていう人がいたら、ぜひご相談いただければなと思います。
s-umemoto
はい、ぜひ。結構ユーザーリサーチの自分たちでもやってみたいっていう声、ほんと結構聞くようになってきたよね、最近。
n-hara
そうですね。最近よく聞かれますね。
s-umemoto
やっぱお客さんのほうを向くっていうのが顧客目線とか言われるんだけども、それがほんと広まってる感じがあるよね。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
画流で勉強するのももちろんいいと思いますし、もし我々のようなサービスを提供している会社の支援、
一回評価とかフィードバックとかアドバイスを受けたいなという方がいたらぜひご連絡いただければと思います。
ということで今日はユーザーインタビューの苦手意識を考えるテーマでお話をいただきました。
聞いていただきましてありがとうございました。
n-hara
ありがとうございました。
s-umemoto
編集、コウキ、おつかれさまでした。
n-hara
はい、おつかれさまでした。
s-umemoto
巧みな内容になってきてますね。
n-hara
大丈夫ですか?
しゃべりすぎてないですか?
s-umemoto
ラジオだからやっぱしゃべらないといけない。
しゃべりすぎはないと思いますけど。
原さんあれだよね、だいぶインタビューやってるからかやっぱスラスラ出てくるね、この辺ね。
n-hara
そうですね、本当にかなり最近このインタビューのことばっかり考えてですね。
s-umemoto
原さんがインタビューをする機会ももちろんあると思うんですけど、どれぐらいやってこられたんですか?
n-hara
どれぐらい?10回はいかないぐらいだと思うんですけど、10日回ぐらいやってるんじゃないかなと。回数でいうとですね。
s-umemoto
人数でいうともちろんね、もっとかなるよね。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
一番の失敗は何だったんですか?
n-hara
失敗。
s-umemoto
準備不足?
n-hara
準備不足は本当ありますね。目に見えてあります。
s-umemoto
目に見えてある。
n-hara
そうですね。やっぱり計画を立てるとかは準備だと思うんですけど、そこのコツというかやり方みたいなのが自分の中で固まってないときにやってた時期っていうのは結構結果としてもいい結果が出なかったっていうのがあったので。
そこをしっかり回帰ができるようになったっていうのが大きいかなと思っております。
s-umemoto
なるほど。実践した人の経験を踏まえた今回のお話っていうことでしたね。
素晴らしいです。ちょっと私も今度なんかのインタビューやってみようかなと思いました。
n-hara
ありがとうございます。
では今日はこのあたりで終わります。聞いていただきましてありがとうございました。
15:06

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