デザインの味付け
デザインの味付け。
はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は、株式会社ajike代表の梅本と、
その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、先週に引き続きまして、デザイン組織開発新事業部マネージャーの原さんです。
原さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
先週はお酒の話を冒頭にしましたね。
はい。
その時に、食べ物の話を聞けなかったんで聞こうと思ってたんですけど、
はい。
何の食べ物の集まりだったんでしたっけ?
キッチンカーですね。
キッチンカーね、いいですね。
全国のキッチンカーが集まってるイベントです。選手権みたいなのですね。
えー、全国キッチンカー選手権。
はい。
もしかしたら青森の方でやってる人も、もし呼ばれてたら、車で来ちゃうってことですか、キッチンカーで。
そうですね。北海道の方がいましたね。どうやって来たんですか。
もうフェリーでしょ、さすがに。違うのかな。
そうだよね。キッチンカーって、もちろん食材いろいろあると思うんですけど、どんな食材があるんですか。
すごい広がってるんだなと思う。レパートリーがすごくて、
ハンバーガーとかマホトドクとかそういう軽食系もちろんありますし、ラーメンも普通にありますし、沖縄料理みたいなものもあれば、インド料理とか韓国料理とか、本当にいろんなジャンルがありました。
すごいね。
すごいですよね。
キッチンカーって中に、プロパンガスとか通すんだよね。
そうですね。電気使ってるのとガスもたぶん使ってて、中ちょっと見えたんですけど、本当にキッチンみたいになってて、火が使えたりとか冷蔵庫がついてたりとか、鍋を中で煮てたりとか。
今進んでますね、車時代から。
車時代。まとめがメカニックの進化ですね。
多種多様なものを食べてきたということですかね。飲んで食べて。素晴らしい。一日お休みだったかと思います。
さて、今日はどんなテーマでございましょうか。
サービスの課題を見つけるための方法
今日のテーマは、サービスの課題を見つけるための方法というテーマです。
なるほど。なんでこのテーマにしたんですか。
前回使いづらいサービスについてのお話をさせてもらったと思うんですけど、ちょっとそれに近しい話で、そもそも自分たちのサービスってリリースした後、使いづらいと思われてるのかとか、課題があるのかということ自体がわからないという状況の方もいるんじゃないかなと思っていて、
そもそも今の自分たちのプロダクトっていうのはどういう状況なのか、課題は何なのかっていうのを見つけるための方法について今日お話ししたいなと思ってます。
めっちゃわかるなあ。サービスリリースしてこれ本当にMVPになったんだっけとか。
使った人どんな感想を抱いてるのかって、いつも聞きたいし聞けないしどうやったらいいんだって悩むよね。
その辺を支援している実績から今日はいろいろお話しいただけるということですかね。
はい。
ちなみにサービスの課題を見つけるための方法っていうのはどんな方法があるのか教えていただいてよろしいですか。
1つ目は前回お話ししたUXピラミッドを使った客観的な指標でチェックをしていくっていう手段があるかなと思ってます。
これは前回のラジオを聞いていただければなと思ってます。
他にはユーザーの視点に立つっていうことがすごく大事だと思うので、
同じ状況下でサービスを利用してみるっていうことをやるっていうのが1つあるかなと思ってます。
例えば通勤に使うようなアプリを出している会社さんであれば、
その実際の通勤の状況とかで本当にユーザーになった気持ちでそれを触ってみて、
どんな課題がありそうかっていうのをユーザーになって体験してみるっていうことができると、
それはご自身の中でできるような課題発見のプロセスかなというふうなもので、
1つやり方としてやるんじゃないかなと思ってます。
いい方法ですよね。手のパンで割れます。
他なんかあったりするんですか。
あとは社内の例えば社員の方とかに対してユーザビティテストをしてみるっていうものなんですね。
実際本当のユーザーさんを集めてってなると結構ハードルが高かったり、
準備の時間だったりとかお金がかかったりっていうこともあると思うんですけども、
社内のユーザーに例えば近しい人とかっていうのを集めて一旦ユーザビティテストしてみたりとか、
あとは基本的に何か最低限のユーザビティテストの下のレイヤーじゃないですけど、
使いやすさみたいなところを知りたいのであれば、
特にやっぱり属性とか関係なくいろんな人に使ってもらうっていうことがいいと思うので、
そういったところでまだ使ってもらっていいっていうのも成り立つんじゃないかなと思ってます。
身内から始めるっていうのは早くていいよね。
そうですね。すぐできるんで。
そこで質問の仕方失敗したなと思うときも結構あるもんね。
そうですね。そこがロープレになるというかシミュレーションになる。
あとは他方法あるんですか。
あとはやっぱり実際にユーザビティテストに聞くっていうのが一番いいかなと思ってますね。
インタビューをしたりとかユーザビティテストをしたりとかっていろいろ形式はあると思うんですけども、
普段どのようにその方が使っているのかとか、どういう理由で使って続けてくれているのかとか、
あともっとこうだったらいいのにって普段思っていることないかとか、
その辺りはやっぱり実際に使っている方に聞いてみるっていうのが本当に、
それがもうイコール課題に繋がっていくと思うので、
それができるのであればそれを実施するっていうのはすごくいいんじゃないかなと思いますね。
今さらっとおっしゃっていただきましたけど、
普段どういうふうに使っているのかと、どんな理由で使い続けているか、
これはめっちゃ大事な質問ですよね。
そうですね。聞いてみないと見えてないところだって、
仮説としてこういうふうに使ってくれるんじゃないかとか、
こういうことを価値感じて使い続けてくれるんじゃないかって仮説はあると思うんですけど、
それが実際に聞けるっていうのはすごくいい機会だと思うので、
そうです。重要な観点かなと思います。
もっとこうだったらいいのには、
逆に言うとあんまり参考にならないこともあったりもするもんね。
ぶっちゃけ聞いたほうがいいと思うんだけどね。
直接的な解決策というよりはニーズとして聞いてみる。
なるほど。
今、社員の方にインタビューしたり、ユーザーの視点に立ってみたり、
実際にユーザーにインタビューしたり。他あるんですかね。
他ないです。
ありがとうございます。すみません。
そりゃそうだよね。
出口先生は、
勉強するには旅と本と人と話すしかないです、ぐらいないかもしれないですね。
まずはこのニーズかなと。
しかもやりやすい順に話してくれたってことですね。
ちなみにこのサービスの課題を見つけるためにということで、
サービスの課題と企業のイメージ
今日のテーマになっているんですけども、
そもそも何でこの課題に取り組む必要があるんですかね。
サービスそのものだったりプロダクトっていうのは、
企業のイメージに直結すると思っています。
例えば、アプリとかを出している保険会社さんがあったとして、
そのアプリがとても使いづらいと、やりたいことが全然できないっていうふうに
ユーザーさんがなってしまうと、
その保険会社そのものに不信感につながっていくかと思っています。
それは何でかというと、ユーザーが使うもの、つまりお客さんが使うものに
どこまで気を配ることができているかっていう、
お客さんの目線を大事にしている会社かどうかっていうのが、
使う側が、使うことによってすぐに分かってしまうっていうのがあるので、
その辺りをしっかり作っておくと、
それイコール会社の信頼を上げていくっていうところにつながっていく。
そうですね。前回神田さんと話したときに、
デザインと売り上げの関係、ビジネスの関係みたいな話をしました。
そのときにいろいろあったんだけど、
信頼っていう言葉はすごい大事だなと思ったんですけども、
デザインが良かったら信頼につながることは多分ありますからね。
そうですね。
サービスとユーザーの関係
商売っていう言葉を使っているのがあれですけど、
商売の基本は信頼が根底にある、みたいなことをよく聞く。
そうですよね。そう思います。
だからデザインとビジネスの関係がうまくいけば、
本当に関係が近い要素ですよ、みたいなことをやっぱり言いたいところではありますよね。
そうですね。本気でサービスを作っているのかどうかとか、
それを例えば会社から作っているのかどうかとか、
会社の利益として商品を何か紹介したくて、つなげたくて、
事業側の思いだけで作ってしまったのかっていうのは、
本当にユーザーを使うと分かってしまうので、
なのでサービスを出す側っていうのは、
しっかりユーザーに使われたときに、
ユーザーがどんな印象を持つのかとか、
どういう体験をすることになるのかっていうのが大事だと思います。
そうですね。
そうですね。
なるほど。
自分もいろいろFigmaのプラグインとか作っているんですけども、
熱量問われるとちょっと悩むところもありますね。
何が当たるか分からないから、
ただ自分の好きな領域とか、
デザイナーが多い会社だからこそデザイナーに対して
何が当たるか分からないんですけども、
何が当たるか分からないんですけども、
何が当たるか分からないんですけども、
フェーズはあると思うんですけどね。
検証という段階、
そもそも求められているのかっていうところからやっている段階というのは、
完璧なものを作るっていうのは無理だと思うので、
作りたいというところからスタートすることは、
やっぱり自分の好きな領域とか、
デザイナーが多い会社だからこそデザイナーのためになる機能って
何だろうと思って、いろいろ作って、
それを数をこなしていくみたいなことでトライはしているんですけども、
その辺の思いっていうのは、
じゃあどこにあってみたいな、
っていうところからスタートすることはあるとは思うんですけど、
アプリとか何かサイトとしてしっかりリリースして、
みんなが使っていくような誘導をしていって、
もう会員がいっぱいいてっていう状況で、
結構その状況が生まれてしまうと、
かなり信頼を失ってしまうっていうことがあると思うので、
その辺り使っている中で、
その後どういうふうにそれが使われていて、
どういうふうに今ユーザーが思っているのかっていうのは、
チェックをしていくことが求められるかなというふうに思いますし、
自分がユーザーとしていろんなサービスを使うって、
それぞれ皆さんあると思うので、
そういう立場になったときに、
それ使いづらいって結構もう信頼下がるよなっていうのは、
結構共感できるところなのかなと思うので、
提供する側に立ったときもその目線を持った上で、
自身のプロダクトっていうのは見ていく必要があるんだろうなと思います。
サービス開発と課題の発見
なるほど。ありがとうございます。
自社サービスをいくつか作ってきて、
本当にいつも悩んでるんですよね。
最初はやっぱり整理したり、ユーザーの意見聞いたりするんですけど、
どっかでは自分の思いつきみたいなところがスタートしてるものも多いじゃないですか。
それを実際に触ってもらうみたいなテストだったりとか、
プロタイプを触ってもらったときに全然伝わらなかったりとかして、
がっかり落ち込んじゃうみたいなのもある。
思いはあるんだけども、それが伝わらないときにどういうふうに展開していくのか、
そこはそこで別の課題ですけども、悩みはあるなと思いましたね。
サービスを伸ばすためにはしっかり課題を見つけなきゃいけないので、
その方法とかどういう姿勢で取り組めばいいのかっていうのは、
今日は原さんにいろいろと報告ができました。
ということで、きょうも聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
編集後期、身につまさられる話でした。
なんか私に言ってんのかなと思って。
そんなことない。たくさんのことね。
ちゃんと思い持って今ネリやって温泉してるんですかって。
ありがとうございますみたいな。カツを入れてました今。
そんなメッセージはごめんね。
メッセージ入れてもらってもいいんですけど。
込めときましたって言ったらすごい笑うと思います。
ちょっと違う話になりますけど、
何かの意図を伝えたいからちょっとまぶして、
なんか言うっていうことを原さんやったりするんですか。
しますね。知ってると思います。
どっちかというと知ってるって断言できるんですね。
そうですね。年齢を重ねることで身についたスキルな気がします。
まぶしてるけど言ってるみたいなね。
言いたいことは伝える。
おもしろいな。
これもしかして私にもやったりします?
上の方より直接言ってると思うんですけど、逆に下の方ほど。
マネジメント対象ね。
そうですね。直接的に言うんじゃなくて。
伝わりやすいかたちで。
わかりやすい例みたいなのを作ってそれを言うみたいなんですか。
そうですね。いろいろやってるような気がします。
具体的には出てこないですけど、やってると思います。
なるほど。年を重ねるごとに、日本酒からワインに変わり、
味の嗜好も変われば、マネジメントの方法も変わっていく。
たこ焼きスキルということですかね。成長されております。
ということで今日の編集講義も以上となります。ありがとうございました。