UXデザインの学習と基礎知識

デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は、株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、先週に引き続きまして、原さんです。原さん、よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

しまった、前の話を忘れてました。
何かありますか?

グッド&ニューありますか?
本を買いました。
本?
本を買いました。

おお、いいですね。何の本ですか?

組織に居ながら自由に働くという本を買いました。

思うところがあるんでしょうね。

結構いい本が、いい話でした。
もう読み終わったんですか?

言える範囲でいいんですけど、あらすじ全体、こんな内容でした?
もしくは、ここ刺さりました?

そうですね。内容的には、組織に居ながら自由に働くという状態になっていくためには、
どういう成長の段階というか、キャリアのステップがあるのかみたいなのが、結構わかりやすく書いてあって、
加減上昇。

加減上昇。

プラスマイナス、オケルワルの法則。
加減上昇の法則っていう考え方で、一番最初は、
加、プラスのレイヤーにいるんですけど、
その時はとにかくいっぱい、いろんなことをやるみたいなステージ。
できることもできないこともいろいろあるけど、とにかくやるっていう。
いろんなことをまずやりましょうみたいなステージがあって、
それを超えると、マイナスのステージになるんですけど、
強みが出てくるっていうところになるので、やらないことを増やしていきましょうみたいな。

その人はもうこれみたいに強みを作っていきましょうみたいなステージになる。

で、×になると、

強みを掛け合わせるとかじゃないの?

掛け合わせる、なんか横の人たちと繋がってくるみたいな感じ。

強みのある人たちと一緒にやっていくみたいなステージ。

ちょっと上すぎると自分はあんまり共感できなかったんですよ。
下のプラスとマイナスのところがあえてそうだな、

自分が辿ってきていったステージのイメージが。
こういう話とかをマネジメントとかするといいなと思う。
最後の割り算はすげえ難しそうだけども。

よくわからなかったですね。

よくわからなかった。
自分があんまり言うとまだそこまで言ってない。
私も全然イメージがわからなかったですね。
加減上まではわかりましたけど。
まああるんでしょうね、ちゃんとした。
読んでないからわかんないですね。
ありがとうございます。いい前向上を持ってきてくれました。
さて、今日のテーマは何でしょうか。
今日のテーマはUXデザインを本当にできる状態と。
UXデザインを本当にできる、なるほど。
ってことはできない状態もあるっていうことなんでしょうね、これはね。

そうですね、これもステージがある。

ステージが、なるほど。
わかりました。なんでこのテーマを持ってこられたんですか。

そうですね。
ちょっと前回に引き続き、今支援しているクライアントさんで
UXのチームみたいなのがいらっしゃるんですけど
そのチームの方と一緒に1年も一緒にお仕事をさせてもらっていて
当初の状態と今の状態みたいなところで結構変化みたいなのがあるなというところが
直近その振り返りとかがあって思うところがありまして
やっぱりUXデザインって学びたいなと思っている人とか
やりたいなと思っている人っていると思うんですけども
そのあたりどうやったら本当に実際にできる状態になっていくのかっていう

そのあたりの話ができればいいかなと思ってやってきました。
なるほど。
お客様も変化をされている。変化を感じるって嬉しいですよね。

そうですね。

ズバリ聞いてみるとUXデザインを本当にできる状態っていうのはどういうことなんですか?

そうですね。まずUXデザインをこれからやりたいなと思っている人とか
UXデザイナーになりたいなと思っているっていうところから入ってくるときって
大体本を読んだりっていうのが多いんじゃないかなと
UXデザイン系の書籍っていっぱいあると思うんで
まずそこのあたりでUXデザインってどういうことをやるんだろうっていう基礎的な知識つけて
どういうことをやることがUXデザインなんだろうかとか
どういうアプローチの種類があるのかとか
その辺をまず学んでいくみたいなステージがあるかなと思うんですけども
結構そこからじゃあ実際にやってくださいってなるときって
なかなか実践に移すっていうのが難しいっていうのが
よくある状況なんじゃないかなと思っていて
そこでちょっと止まってしまうというか
実践するっていうところまでいかなくて
なかなかやるっていうできる状態にならないっていうのがあるんじゃないかなと思っています
なのでそれは結構その理由として自分が思うのは
現場のその業務のイメージっていうのがつきづらいっていうのが
結構原因としてはあるのかなと思っていて
例えばまだUXデザインの会社に入ってない方とか
あとはそもそもまだ案件としてそういうところに入ったことがない方って
なかなかその本とかではいろいろ書いてたりとか
概念としてはいろいろ見てるけど
実際じゃあ現場ってどういうことやってるんだろうみたいなのは
なかなかイメージがつかないので
やっぱりそれ実際にやってくださいっていうときに
なかなかその状況に対応できないというか
どういうふうに学んだ内容を当てはめていけばいいんだろうかっていうのが
実際の現場での経験

分からない状態なんじゃないかなと思います

なのでそうですね
本当にできる状態っていうのはつまり
自分が思う状態としては
UXデザイン自体を自分の言葉で語れる状態
またその状況に合わせて
どういう要素をこの案件で入れて動かしていくのがいいんだろうか
みたいなところを選択できるみたいな
その辺の状態がやっぱり本当にできる状態なのかなという風に思うので
教科書的なこれをやってくださいみたいな進め方では
なかなか実際の案件では対応できないところがあるので
その辺をしっかりカスタマイズできるスキルというか

経験みたいなのが必要なんじゃないかと
言葉通りだと思うんですけど
本当にできるのは実際にその知識を使って成果物を出せるっていう状態なんでしょうね

そうですね
多分結構それも段階があると思っていて
プロセスとしては割と見える状態になっているというか
まずペルソナ作ってくださいねとかカスタマイズ作ってください
いろいろよく言われるのがあると思うんですけど
実際それを作ることだけを多分意識してというか
じゃあこのタイミングでこれ作ったらいいんだろうとか
そういうところでやってるとあんまりそこまで本当にできる状態にはなってなくて
なぜこの案件ではこれを用意する人があるのかとか
それを使ってどうしたいのかとか
何のためにやってるのかみたいなところが
ちゃんと筋道立てて説明ができたりとか
エントができてる状態っていうのはやっぱり習得できてる状態

本当にできてる状態なんじゃないかと
確かに
ペルソナとかでも今回のペルソナは
例えば20代
こういうライフスタイルの女性ですっていうふうに言うときでも

本当にそれを信じて言えるというか

こういう人なんでこういう試作をしたいと思ってます
って言うとたぶんそのペルソナって生きてくる
議論する上ではすごく生きてくると思うんですけど
20代女性
犬を飼ってるみたいな話を
人がターゲットですとかペルソナです
っていう説明の仕方とかすると
本当にそれあってんのっていうところからスタートしちゃうもんね

そうですね
そもそも何で今ペルソナ用意したんだっけとか
何に使うためにペルソナってあるんだっけみたいな
そこがやっぱり由来じゃんというか
ちゃんとしたもの
やっぱり意味ないねっていうあまり良くない
UXデザインって本当に意味あったのかなみたいな経験とか
その辺はすごい重要かなと思いますね
確かに

なんかコミュニケーション論みたいな話だけど
相手に伝わって初めて意味が成立するみたいなものだもんね

そうですね

そうだと思います
なるほど
じゃあこっからもちろんでもステップはあると思うので
いきなり最初に全部UXデザインやってくださいって
最初からできる人って当然いないと思います
なので原さん的にはどうやったらUXデザイン

本当にできる状態になれるのかとかなんかありますか
そうですね
先ほど言ったように本を読むっていうのは
スタートとしては一番基本というか重要だと思うので
基本知識をまず身につけるっていうのは
絶対最初のステップとしては必要かなと思っていて
その次に必要なこととしては
実際にUXデザインを行っている現場に立ち会うっていうことが
すごい大事だなというふうに思っていて
ここがあるかないかでだいぶ経験値が変わるというか
成長のスピードが変わるなっていうのも
自分の実感としてもあったりとかするので
その辺の知識をつけた上で
実際にやってるところを見たときに
リアルな情報として現場の情報が得られるというか
こういうふうに実際現場でやってるんだみたいなところが
得られるとかなりこう
積極的な参加と実践

本を読んでいる状態から知っているっていうところが
かなりステップアップできる状態なんじゃないかと思います
なのでできればその社内で
例えばUXデザインやってるような組織にいるような方であれば
かなりそれはチャンスというか
いいチャンスだと思うので
そのタイミングでやっぱりちょっと積極的に
アサインされていない方としても何かしら
アンケートの状況とかが分かるようなところに
顔を出していくっていうことで
徐々にそのUXデザインの役割というか
その辺のスキルっていうのをつけていくことが
できるんじゃないかなと思いますね
あとはそうですね
やっぱりやっていくことが一番重要だと思うので
知識があって観察して
現場ってこういうことやってるんだなみたいなのが分かった上で
それが何でそのプロセスをやってるのかとか
UXデザインへの取り組み

何で取り組みをしてるんだろうみたいなところに
深掘りまでできるとすごい重要かなと思っていて
先輩が例えばUXデザインをして活躍されてる組織だったりとか
何かのプロジェクトでUXデザイン取り入れたりしてると思うんですけど
その時に何でそのやり方をやってるんだろうかとか
何を明らかにしたくてその順番でやってるんだろうかとか
例えばその辺りを何故を突き詰めて深掘りをしていって
自分の答えみたいなところを出した上で
実際にやってる人に正解を聞いてみるとかすると
そこも本当にリアルな情報にプラス築きが加わるみたいな形になるので
その辺をやった上で実際に自分もやってみるみたいなところまでいけると
あんまりまだデザインの経験がなかったとしても
人の経験からいろいろ情報を入れられてたりとか
するような状態になってると思うので
実際に自分がやるっていうのはもちろんですけど
他の人がやってるものだったりとか
実際に何故そのプロセスをやってるのかみたいなところの
考え方みたいなのを自分でちゃんと持った上で
実際自分もデザインをやっていくっていう現場をいろいろ経験していくと
徐々にデザイナーとしての
1,2枚になっていくステップっていうのをたどっていけるかなと思うので

その辺の段階っていうのも必要なんじゃないかと思います
なるほど。ありがとうございます。
そのとおりなぜっていう疑問とか
さっきの相手に伝える、なぜこれが必要なのかっていうのを

相手に伝えるっていうところまでがワンセットで

その単位というか、なぜから伝える単位がでかいのか小さいのかは
それは代償問わないですけども
それから繰り返しちゃんと鍛錬できる人みたいな感じですよね

そうですね。
実際自分が一緒に
今EXデザイナーとして活躍してるようなメンバーとかも
最初は自分と一緒にアシスタントとかで一緒に入ってて
自分がやったプロセスとかに対して質問があったりとか
なぜこういうやり方をするのか
議論を一緒にやってるのがすごい重要な時間だったなと思うので
そういうのと多分自分自身もそういうふうにやるんだみたいなところが
アシスタントの段階でも結構理解が進んだりとかすると思うので
それをちゃんと現場の人と議論するのってすごい貴重な機会だし

やったほうがいいことなんだなと思いますね
ちなみにアンチパターン、つまり
そういうなぜとか現場でこういう姿勢はあんまり伸びないかな
本当にできる状態になれないかなみたいなケースってありますか

そうですね
全体を見るというか
全体のプロセスを考えて
それぞれの関連性とかもちゃんと理解した上でというか
検討した上で全ての工程をたどっていくっていう
クリアしていくみたいなことをやっていくと思うので
全体に対して意識がいけることができるかというか
意識を持てるかみたいなところだったり
自分の役割のところだけの部分だけを重視してないかとか
その辺で結構同じ現場に入ってたとしても
全体を頑張って見ようとしてる人と自分の役割だけを見てやってる人では
かなり学びの量が同じ現場でも違うと思うので
実際に自分がメインのデザインの担当になったような気持ちで
アシスタントでも入ってその気持ちで見ていくと
かなり学びの量が多いんじゃないかなと思うので
その辺が必要かなと思います

いいご意見でございます
今 UX デザイン これから知識も増えてきたので
もうちょっと頑張ってみたいと思っている方へのアドバイスとかありますか

そうですね ちょっと改めてなんですけど
教科書的なフォーマットで覚えていくものではなくて
状況に合わせて指差選択できるという状態が
本当にできる状態になっていくので
その辺りはしっかり目的とか
なぜそれをやる必要があるのかっていうところをちゃんと
いつも疑問に思いながらというか
自問自答しながらやっていって
UX デザインってつまりどういうことなんだろうかみたいなところを
自分なりの答えを持っていくことができると
徐々にできる状態になっていくかなと思いますので
まだ本を読んでいるか
先からまだ行けてないんですよねっていう方が
もしいる場合は 今日の話を踏まえて
まず現場に入ってみるというか
現場でどんなことをやっているのかというのを学んだ上で
なぜそれをやるのかというところを深掘りするみたいなところを
一歩踏み出してやってみてほしいなと思います
本当にできる状態への挑戦

ありがとうございます

アドバイスみたいなお話でしたね

新人 UX デザイナーへのアドバイス
自分ごと化して頑張る

今日も聞いていただきましてありがとうございました
編集後期 お疲れ様でした

本編の続きみたいな質問になりますけど
原さんはいつぐらいからちょっと UX デザイン分かるというか

ちょっとできるかもみたいになってきたんですか
いつぐらいかな

でも3年前とか3年ぐらい前ですかね
3年ぐらい前になる
それはなんかどういう

ビフォーアフターというかその時に得た感覚ってどういうものだったんですか

分かったみたいな

そうですね分かったという感覚はやっぱりあって
何案件やっている過程でも色々あるんですけど
なんでこのタイミングでやるのかとか
色々考えながらやってはいるんですけど
これってやっぱこういう時にやるべきだよねとか
別にエルサナを作るっていう
エルサナを作ることが重要じゃなくて
何を決めなきゃいけないのかっていうのが重要
決めるためには何の情報が必要なのかっていうのが
最終的にもしかしたらエルサナという形になるかもしれないし
違うようなコマットになるかもしれないねみたいなところが
3年ぐらい前の案件とか状況みたいなところから
結構個体が出てきたというか
自分の要求に対応できるところの選択肢が出てきたので
たぶんそのぐらいの時期だったような気がします

その時はどういう役割だったんですか
もう一人で前に立つUXデザイナーだったんですか

そうですねPMをやりつつUXデザイナーをやるみたいな時期

そういう突破する瞬間って言語化してたり
これがみたいなのがきざしというか
印があればわかりやすいんですけど

なかなかそれっていうのはちょっと難しい
でも言語化してる最中にありますよね
議論してるときも言語化だと思うし
自分で提案するために考えてるときも言語化だと思うし
自分の中で自問自答してるときも言語化だと思うんですけど
何かしらの答えを見つけようとして
言語化をしようとしてるときに
やっぱそうだよねというか
そういうことかみたいな

本編で聞いとけよって話した
でもヒントになりました
そういう状況やっぱり一人で
最終責任者だったんでしょうね
UXデザインのサービスを提供する最終責任者で
やっぱり真剣に向き合わないと
自分が最終の取り入れだ品質の取り入れだ
みたいな感じでやって
ちょっと一皮剥けたのかなみたいな印象がありました
ということで今日も聞いていただいてありがとうございました
原さんでした