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2024-07-08 20:21

#62/UXデザインを「本当にできる」状態とは

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今回は「UXデザインを「本当にできる」状態とは」をテーマに、代表の梅本@dubhunter とUXデザイナー/サービスデザイナーの原が話す回です。

UXデザインを「本当にできる状態」とはどんな状態なのか、必要な段階についてお話している会です。

UXデザイナーになりたいと考えいる方やUXデザインを学びたいと考えている方はぜひお聴きください!


番組のキーワード

UXデザイン,UXデザイナー,サービスデザイナー

サマリー

原さんは本を読んでUXデザインの基礎的な知識を学び、実際の現場で経験を積むことが本当にできる状態になるためのステップです。そして、UXデザインの状態になってからの経験やアドバイスについて話しています。

UXデザインの学習と基礎知識
s-umemoto
デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は、株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、先週に引き続きまして、原さんです。原さん、よろしくお願いします。
n-hara
よろしくお願いします。
s-umemoto
しまった、前の話を忘れてました。
何かありますか?
n-hara
グッド&ニューありますか?
本を買いました。
本?
本を買いました。
s-umemoto
おお、いいですね。何の本ですか?
n-hara
組織に居ながら自由に働くという本を買いました。
s-umemoto
思うところがあるんでしょうね。
n-hara
結構いい本が、いい話でした。
もう読み終わったんですか?
s-umemoto
言える範囲でいいんですけど、あらすじ全体、こんな内容でした?
もしくは、ここ刺さりました?
n-hara
そうですね。内容的には、組織に居ながら自由に働くという状態になっていくためには、
どういう成長の段階というか、キャリアのステップがあるのかみたいなのが、結構わかりやすく書いてあって、
加減上昇。
s-umemoto
加減上昇。
n-hara
プラスマイナス、オケルワルの法則。
加減上昇の法則っていう考え方で、一番最初は、
加、プラスのレイヤーにいるんですけど、
その時はとにかくいっぱい、いろんなことをやるみたいなステージ。
できることもできないこともいろいろあるけど、とにかくやるっていう。
いろんなことをまずやりましょうみたいなステージがあって、
それを超えると、マイナスのステージになるんですけど、
強みが出てくるっていうところになるので、やらないことを増やしていきましょうみたいな。
s-umemoto
その人はもうこれみたいに強みを作っていきましょうみたいなステージになる。
n-hara
で、×になると、
s-umemoto
強みを掛け合わせるとかじゃないの?
n-hara
掛け合わせる、なんか横の人たちと繋がってくるみたいな感じ。
s-umemoto
強みのある人たちと一緒にやっていくみたいなステージ。
n-hara
ちょっと上すぎると自分はあんまり共感できなかったんですよ。
下のプラスとマイナスのところがあえてそうだな、
s-umemoto
自分が辿ってきていったステージのイメージが。
こういう話とかをマネジメントとかするといいなと思う。
最後の割り算はすげえ難しそうだけども。
n-hara
よくわからなかったですね。
s-umemoto
よくわからなかった。
自分があんまり言うとまだそこまで言ってない。
私も全然イメージがわからなかったですね。
加減上まではわかりましたけど。
まああるんでしょうね、ちゃんとした。
読んでないからわかんないですね。
ありがとうございます。いい前向上を持ってきてくれました。
さて、今日のテーマは何でしょうか。
今日のテーマはUXデザインを本当にできる状態と。
UXデザインを本当にできる、なるほど。
ってことはできない状態もあるっていうことなんでしょうね、これはね。
n-hara
そうですね、これもステージがある。
s-umemoto
ステージが、なるほど。
わかりました。なんでこのテーマを持ってこられたんですか。
n-hara
そうですね。
ちょっと前回に引き続き、今支援しているクライアントさんで
UXのチームみたいなのがいらっしゃるんですけど
そのチームの方と一緒に1年も一緒にお仕事をさせてもらっていて
当初の状態と今の状態みたいなところで結構変化みたいなのがあるなというところが
直近その振り返りとかがあって思うところがありまして
やっぱりUXデザインって学びたいなと思っている人とか
やりたいなと思っている人っていると思うんですけども
そのあたりどうやったら本当に実際にできる状態になっていくのかっていう
s-umemoto
そのあたりの話ができればいいかなと思ってやってきました。
なるほど。
お客様も変化をされている。変化を感じるって嬉しいですよね。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
ズバリ聞いてみるとUXデザインを本当にできる状態っていうのはどういうことなんですか?
n-hara
そうですね。まずUXデザインをこれからやりたいなと思っている人とか
UXデザイナーになりたいなと思っているっていうところから入ってくるときって
大体本を読んだりっていうのが多いんじゃないかなと
UXデザイン系の書籍っていっぱいあると思うんで
まずそこのあたりでUXデザインってどういうことをやるんだろうっていう基礎的な知識つけて
どういうことをやることがUXデザインなんだろうかとか
どういうアプローチの種類があるのかとか
その辺をまず学んでいくみたいなステージがあるかなと思うんですけども
結構そこからじゃあ実際にやってくださいってなるときって
なかなか実践に移すっていうのが難しいっていうのが
よくある状況なんじゃないかなと思っていて
そこでちょっと止まってしまうというか
実践するっていうところまでいかなくて
なかなかやるっていうできる状態にならないっていうのがあるんじゃないかなと思っています
なのでそれは結構その理由として自分が思うのは
現場のその業務のイメージっていうのがつきづらいっていうのが
結構原因としてはあるのかなと思っていて
例えばまだUXデザインの会社に入ってない方とか
あとはそもそもまだ案件としてそういうところに入ったことがない方って
なかなかその本とかではいろいろ書いてたりとか
概念としてはいろいろ見てるけど
実際じゃあ現場ってどういうことやってるんだろうみたいなのは
なかなかイメージがつかないので
やっぱりそれ実際にやってくださいっていうときに
なかなかその状況に対応できないというか
どういうふうに学んだ内容を当てはめていけばいいんだろうかっていうのが
実際の現場での経験
s-umemoto
分からない状態なんじゃないかなと思います
n-hara
なのでそうですね
本当にできる状態っていうのはつまり
自分が思う状態としては
UXデザイン自体を自分の言葉で語れる状態
またその状況に合わせて
どういう要素をこの案件で入れて動かしていくのがいいんだろうか
みたいなところを選択できるみたいな
その辺の状態がやっぱり本当にできる状態なのかなという風に思うので
教科書的なこれをやってくださいみたいな進め方では
なかなか実際の案件では対応できないところがあるので
その辺をしっかりカスタマイズできるスキルというか
s-umemoto
経験みたいなのが必要なんじゃないかと
言葉通りだと思うんですけど
本当にできるのは実際にその知識を使って成果物を出せるっていう状態なんでしょうね
n-hara
そうですね
多分結構それも段階があると思っていて
プロセスとしては割と見える状態になっているというか
まずペルソナ作ってくださいねとかカスタマイズ作ってください
いろいろよく言われるのがあると思うんですけど
実際それを作ることだけを多分意識してというか
じゃあこのタイミングでこれ作ったらいいんだろうとか
そういうところでやってるとあんまりそこまで本当にできる状態にはなってなくて
なぜこの案件ではこれを用意する人があるのかとか
それを使ってどうしたいのかとか
何のためにやってるのかみたいなところが
ちゃんと筋道立てて説明ができたりとか
エントができてる状態っていうのはやっぱり習得できてる状態
s-umemoto
本当にできてる状態なんじゃないかと
確かに
ペルソナとかでも今回のペルソナは
例えば20代
こういうライフスタイルの女性ですっていうふうに言うときでも
n-hara
本当にそれを信じて言えるというか
s-umemoto
こういう人なんでこういう試作をしたいと思ってます
って言うとたぶんそのペルソナって生きてくる
議論する上ではすごく生きてくると思うんですけど
20代女性
犬を飼ってるみたいな話を
人がターゲットですとかペルソナです
っていう説明の仕方とかすると
本当にそれあってんのっていうところからスタートしちゃうもんね
n-hara
そうですね
そもそも何で今ペルソナ用意したんだっけとか
何に使うためにペルソナってあるんだっけみたいな
そこがやっぱり由来じゃんというか
ちゃんとしたもの
やっぱり意味ないねっていうあまり良くない
UXデザインって本当に意味あったのかなみたいな経験とか
その辺はすごい重要かなと思いますね
確かに
s-umemoto
なんかコミュニケーション論みたいな話だけど
相手に伝わって初めて意味が成立するみたいなものだもんね
n-hara
そうですね
s-umemoto
そうだと思います
なるほど
じゃあこっからもちろんでもステップはあると思うので
いきなり最初に全部UXデザインやってくださいって
最初からできる人って当然いないと思います
なので原さん的にはどうやったらUXデザイン
n-hara
本当にできる状態になれるのかとかなんかありますか
そうですね
先ほど言ったように本を読むっていうのは
スタートとしては一番基本というか重要だと思うので
基本知識をまず身につけるっていうのは
絶対最初のステップとしては必要かなと思っていて
その次に必要なこととしては
実際にUXデザインを行っている現場に立ち会うっていうことが
すごい大事だなというふうに思っていて
ここがあるかないかでだいぶ経験値が変わるというか
成長のスピードが変わるなっていうのも
自分の実感としてもあったりとかするので
その辺の知識をつけた上で
実際にやってるところを見たときに
リアルな情報として現場の情報が得られるというか
こういうふうに実際現場でやってるんだみたいなところが
得られるとかなりこう
積極的な参加と実践
n-hara
本を読んでいる状態から知っているっていうところが
かなりステップアップできる状態なんじゃないかと思います
なのでできればその社内で
例えばUXデザインやってるような組織にいるような方であれば
かなりそれはチャンスというか
いいチャンスだと思うので
そのタイミングでやっぱりちょっと積極的に
アサインされていない方としても何かしら
アンケートの状況とかが分かるようなところに
顔を出していくっていうことで
徐々にそのUXデザインの役割というか
その辺のスキルっていうのをつけていくことが
できるんじゃないかなと思いますね
あとはそうですね
やっぱりやっていくことが一番重要だと思うので
知識があって観察して
現場ってこういうことやってるんだなみたいなのが分かった上で
それが何でそのプロセスをやってるのかとか
UXデザインへの取り組み
n-hara
何で取り組みをしてるんだろうみたいなところに
深掘りまでできるとすごい重要かなと思っていて
先輩が例えばUXデザインをして活躍されてる組織だったりとか
何かのプロジェクトでUXデザイン取り入れたりしてると思うんですけど
その時に何でそのやり方をやってるんだろうかとか
何を明らかにしたくてその順番でやってるんだろうかとか
例えばその辺りを何故を突き詰めて深掘りをしていって
自分の答えみたいなところを出した上で
実際にやってる人に正解を聞いてみるとかすると
そこも本当にリアルな情報にプラス築きが加わるみたいな形になるので
その辺をやった上で実際に自分もやってみるみたいなところまでいけると
あんまりまだデザインの経験がなかったとしても
人の経験からいろいろ情報を入れられてたりとか
するような状態になってると思うので
実際に自分がやるっていうのはもちろんですけど
他の人がやってるものだったりとか
実際に何故そのプロセスをやってるのかみたいなところの
考え方みたいなのを自分でちゃんと持った上で
実際自分もデザインをやっていくっていう現場をいろいろ経験していくと
徐々にデザイナーとしての
1,2枚になっていくステップっていうのをたどっていけるかなと思うので
s-umemoto
その辺の段階っていうのも必要なんじゃないかと思います
なるほど。ありがとうございます。
そのとおりなぜっていう疑問とか
さっきの相手に伝える、なぜこれが必要なのかっていうのを
n-hara
相手に伝えるっていうところまでがワンセットで
s-umemoto
その単位というか、なぜから伝える単位がでかいのか小さいのかは
それは代償問わないですけども
それから繰り返しちゃんと鍛錬できる人みたいな感じですよね
n-hara
そうですね。
実際自分が一緒に
今EXデザイナーとして活躍してるようなメンバーとかも
最初は自分と一緒にアシスタントとかで一緒に入ってて
自分がやったプロセスとかに対して質問があったりとか
なぜこういうやり方をするのか
議論を一緒にやってるのがすごい重要な時間だったなと思うので
そういうのと多分自分自身もそういうふうにやるんだみたいなところが
アシスタントの段階でも結構理解が進んだりとかすると思うので
それをちゃんと現場の人と議論するのってすごい貴重な機会だし
s-umemoto
やったほうがいいことなんだなと思いますね
ちなみにアンチパターン、つまり
そういうなぜとか現場でこういう姿勢はあんまり伸びないかな
本当にできる状態になれないかなみたいなケースってありますか
n-hara
そうですね
全体を見るというか
全体のプロセスを考えて
それぞれの関連性とかもちゃんと理解した上でというか
検討した上で全ての工程をたどっていくっていう
クリアしていくみたいなことをやっていくと思うので
全体に対して意識がいけることができるかというか
意識を持てるかみたいなところだったり
自分の役割のところだけの部分だけを重視してないかとか
その辺で結構同じ現場に入ってたとしても
全体を頑張って見ようとしてる人と自分の役割だけを見てやってる人では
かなり学びの量が同じ現場でも違うと思うので
実際に自分がメインのデザインの担当になったような気持ちで
アシスタントでも入ってその気持ちで見ていくと
かなり学びの量が多いんじゃないかなと思うので
その辺が必要かなと思います
s-umemoto
いいご意見でございます
今 UX デザイン これから知識も増えてきたので
もうちょっと頑張ってみたいと思っている方へのアドバイスとかありますか
n-hara
そうですね ちょっと改めてなんですけど
教科書的なフォーマットで覚えていくものではなくて
状況に合わせて指差選択できるという状態が
本当にできる状態になっていくので
その辺りはしっかり目的とか
なぜそれをやる必要があるのかっていうところをちゃんと
いつも疑問に思いながらというか
自問自答しながらやっていって
UX デザインってつまりどういうことなんだろうかみたいなところを
自分なりの答えを持っていくことができると
徐々にできる状態になっていくかなと思いますので
まだ本を読んでいるか
先からまだ行けてないんですよねっていう方が
もしいる場合は 今日の話を踏まえて
まず現場に入ってみるというか
現場でどんなことをやっているのかというのを学んだ上で
なぜそれをやるのかというところを深掘りするみたいなところを
一歩踏み出してやってみてほしいなと思います
本当にできる状態への挑戦
s-umemoto
ありがとうございます
n-hara
アドバイスみたいなお話でしたね
s-umemoto
新人 UX デザイナーへのアドバイス
自分ごと化して頑張る
n-hara
今日も聞いていただきましてありがとうございました
編集後期 お疲れ様でした
s-umemoto
本編の続きみたいな質問になりますけど
原さんはいつぐらいからちょっと UX デザイン分かるというか
n-hara
ちょっとできるかもみたいになってきたんですか
いつぐらいかな
s-umemoto
でも3年前とか3年ぐらい前ですかね
3年ぐらい前になる
それはなんかどういう
n-hara
ビフォーアフターというかその時に得た感覚ってどういうものだったんですか
s-umemoto
分かったみたいな
n-hara
そうですね分かったという感覚はやっぱりあって
何案件やっている過程でも色々あるんですけど
なんでこのタイミングでやるのかとか
色々考えながらやってはいるんですけど
これってやっぱこういう時にやるべきだよねとか
別にエルサナを作るっていう
エルサナを作ることが重要じゃなくて
何を決めなきゃいけないのかっていうのが重要
決めるためには何の情報が必要なのかっていうのが
最終的にもしかしたらエルサナという形になるかもしれないし
違うようなコマットになるかもしれないねみたいなところが
3年ぐらい前の案件とか状況みたいなところから
結構個体が出てきたというか
自分の要求に対応できるところの選択肢が出てきたので
たぶんそのぐらいの時期だったような気がします
s-umemoto
その時はどういう役割だったんですか
もう一人で前に立つUXデザイナーだったんですか
n-hara
そうですねPMをやりつつUXデザイナーをやるみたいな時期
s-umemoto
そういう突破する瞬間って言語化してたり
これがみたいなのがきざしというか
印があればわかりやすいんですけど
n-hara
なかなかそれっていうのはちょっと難しい
でも言語化してる最中にありますよね
議論してるときも言語化だと思うし
自分で提案するために考えてるときも言語化だと思うし
自分の中で自問自答してるときも言語化だと思うんですけど
何かしらの答えを見つけようとして
言語化をしようとしてるときに
やっぱそうだよねというか
そういうことかみたいな
s-umemoto
本編で聞いとけよって話した
でもヒントになりました
そういう状況やっぱり一人で
最終責任者だったんでしょうね
UXデザインのサービスを提供する最終責任者で
やっぱり真剣に向き合わないと
自分が最終の取り入れだ品質の取り入れだ
みたいな感じでやって
ちょっと一皮剥けたのかなみたいな印象がありました
ということで今日も聞いていただいてありがとうございました
原さんでした
20:21

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