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2023-07-08 11:09

#20/デザイナーに必要なスキル「言語化力」ってどうやって身につけるの?

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今回は「デザイナーに必要なスキル「言語化力」」をテーマに、代表の梅本@dubhunter とUXデザイナー/サービスデザイナーの原が話す回です。 ビジネスシーンでも重要な「言語化力」について、デザイン現場にフォーカスを当てながら必要性や訓練の方法について話しています。 言語化力を鍛えるための実践的な場面やデザイン時の意識についてもご紹介していますので、言語化力や文書化についてお悩みの方はぜひ聴いてみてください。 番組のキーワード 言語化力、文章化

サマリー

デザイナーには「言語化力」が必要であり、読書と文書化が効果的な方法です。デザインする際にも方針や意図を言語化することが重要です。デザイナーはどのように「言語化力」を身につければよいのでしょうか?

言語化力の重要性
s-umemoto
デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は株式会社ajike代表の梅本と仲間たちがデザインについて、
雑談を交えながら話していく番組です。
今日のお相手は、原さんです。原さんよろしくお願いします。
n-hara
よろしくお願いします。
s-umemoto
この前も原さん全体会来られてましたね。
n-hara
はい、オフラインで来ました。
s-umemoto
オフライン、どうでしたか原さん。
n-hara
いや、楽しかったですね。
やっぱり顔合わせてますと、雰囲気が変わるんでいいですね。
s-umemoto
そうですね。一番最後まで残っていっぱい飲んではりましたもんね。
n-hara
酒を持って帰りました。
s-umemoto
酒を持って帰りました。
ちなみに銘柄は何を持って帰られたんですか。
n-hara
朝日とキリンを持って帰りました。
s-umemoto
あ、ビールを。
ビールをいっぱい持って帰ってましたね。
ボトル系は持って帰らなかったんですか。
n-hara
ボトル系は重いので。
s-umemoto
ご自宅でもしっかり楽しまれたことかと思います。
さて、今日のテーマは何でしょうか。
n-hara
今日のテーマは、デザイナーに必要なスキル、言語化力ってどうやって見つけるのというテーマです。
s-umemoto
おー、気になります。大事だよね。
大事ですね、言語化力。
得意な人、苦手な人もいらっしゃると思うんですけど、
言語化できないと何を表現していいかわからないような気がするんですけど、そんな感じないですかね。
n-hara
そうですね。コミュニケーションのスキルも重要な一つだと思うので、
お客さんとのコミュニケーションもそうですし、デザインを作りながらでもそうですし、
何かを人に伝えるっていう、表現というのは絶対必要なスキルだと思うので、
s-umemoto
すごい重要だと思う。
なるほど。じゃあちょっと今日はそのあたりを深く聞いていきたいと思います。
原田さんにとっては言語化力って何なんですか。
n-hara
コミュニケーションのスキルの一つだと思っていて、
結構自分の考えとか意見っていうのを相手にとって理解しやすい表現で伝えるスキルだと思っています。
s-umemoto
なるほど。
n-hara
はい。そうですね、案件とかの意味にすると、
結構複雑な問題とか課題とかって解いていくっていうのがDXデザインとかアジケの業務としてはあるんですけど、
その辺をやるにあたってもやっぱりその状況を整理して分析して、
積極的に組み立てて、それを伝えるっていう。
それを持って他者と議論するっていう、そういう環境を生み出していくためのスキルだと思うんで、
そういうところの場面ってすごい重要なスキルなんじゃないかなって思うんですね。
s-umemoto
確かに。
言語化力ってもちろんどのビジネスマンにとっても必要というか武器になるようなスキルだと思うんですけども、
デザイナーにとってなんで言語化力っていうのは必要なんですか。
n-hara
そうですね。ビジネスの場面でもすごい重要なスキルだと思うんですけど、デザイナーも特に必要だと思っていて、
デザイナーは意外とコミュニケーションを備える場面が多いっていうのがあるかなと思ってます。
物を作るところの範囲以外のところも領域が結構広いかなというふうに思ってて、
例えばお客さんと会議をしたりとかコミュニケーションを取っていくっていうところも場面としてはすごく多くあるし、
また実際にユーザーさんに声を聞くというかインタビューしていったりとかテストしていったりとか、
その辺のユーザー検証みたいなところでもコミュニケーションを取っていくっていうスキルが必要になったりですとか、
実際に自分が作ったものを提案するっていう場面も必ず出てくるので、
そういうところの部分でもいろんな関係者の人と一緒に共通言語を持ってコミュニケーションをしていくっていうところがすごく求められる職業だと思うので、
そういう場面で言語化力はデザイナーにとっては必須なんじゃないかなと思います。
確かに。デザイン志向とかだと、徐々に徐々に作りながら出していって確認して進めていくっていう方法があるじゃないですか。
s-umemoto
そのときはやっぱり言語化力がないと小さく進めていくっていうこともうまく進まなくなっちゃうもんね。
n-hara
そうですね。
言語化力を身につける方法
s-umemoto
そしたら原さんにとってどうやったら言語化力をつけることができるんですか。
n-hara
自分がやってて効果が高いなっていうふうに感じたのは、結構一般的ではあると思うんですけど、
s-umemoto
読書するってことと、文書化をするっていうこと、アウトプットするってことかなと思ってます。
今なぜ笑ってるかは原さんとの会話の前々回ぐらいのやつ聞いていただくと、アウトプット姉さんの話が出ますもんね。
口癖なんですよ。
なるほど。読書家と文章家ですね。
n-hara
やっぱり本を読むと読解力がまずつくと思うので、その読解力がつくっていうところが結構言語化につながると思いますし、
あとは文書構造みたいなのも自然に理解できるようになっていくと思うので、
ブログでもメモでもいいんですけど、自分の言葉で文書化をするっていうことをやると結構鍛えられると思っていて、
自分が読んでいる本の一番重要だと思ったところとかをメモとして書いて、
重要なポイントとして自分の言葉でメモしていくみたいなことをやってたりすると、
理解でもつながれるし、人に伝えるときにすごく言葉にもすでになってるので伝えやすくなったりっていうのもあるので、
言語化力で鍛えられたのかなっていうのを思いますね。
インプットしたまま、読書を読むだけだとあんまり頭に入らないとよく言うので、
s-umemoto
インプットしたものをちゃんとアウトプットとか書いて、
それをさらに人にわかるように伝えられたら、非常に言語化力が上がるよね。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
本読むのままはしんどいじゃないですか。
n-hara
そうですね。
デザイナーにおける言語化力の重要性
s-umemoto
新人の方はどういうふうにやったら言語化力を伝えられるとかアドバイスをしたりするんですか。
n-hara
そうですね。一番新人の人に言うのは非自力をしっかり書くっていうのがありますね。
非自力ね。
話してる内容とかをメモしていく作業だと思うんですけども、
ただ普通に箇条書きでわーっと書いているだけではなくて、
ちゃんと構造を考えてメモしていくみたいなところが必要になるのは非自力だと思うんで、
会議の場でどういった内容のどういった文脈で話していって、
結論どうなったのかみたいなところをしっかり非自力の中で構造化して言語化していくっていうことを
繰り返し繰り返しやっていくと、自然に文書構造みたいなのを人に伝えるための
わかりやすく簡潔な文章みたいなのができるようになると思うんで、
s-umemoto
結構非自力は最初のスタートなのかなと思うんですね。
非自力はどの職場でもいけると思うんですけども、
デザイナーさんに向けてはアドバイスあったりするんですか。
n-hara
そうですね。デザイナーが鍛えるときとしては、
デザインするときに方針とか意図を言語化するっていうことを結構訓練にはなるかなと思っていて、
デザインコンセプトを立てたりとか、マナーのキーワードだったり方針みたいなのを言語化したりということを
必ずその作業に入る前にやっていって、
しかもその作業に入る前にそれをチームメンバーに伝えるとか、
形的に作ったらそれを提案資料に残していくという作業になると思うので、
そういう形で徐々に徐々に具体的にしていくみたいな流れを取っていくと、
デザイナーからのデザインの相談
n-hara
結構論理的なデザインをしているっていう段階が出てくると思うので、
その辺も鍛えることができると思っています。
s-umemoto
原さん部下の方とか後輩のデザイナーいらっしゃると思うんですけども、
n-hara
その方からデザインの相談を受けたりとかチェックをするときとかは、
s-umemoto
意図がちゃんとあるかとか確認されてるんですか。
n-hara
そうですね、まず前提の確認っていうところをした上で、
どういう意図でどういう理由を持ってそのデザインになってるのかっていうのは
まず説明してもらった上で、
どこにとっかかりがあるかとか引っかかるところがあるかとか、
どこに課題があるかみたいなところを確認しながら、
構想的な問題なのか構想的な問題なのかとか、
その辺を読み解いていくってことをやってフィードバックしたりとかするので、
その互換をしてもらっています。
s-umemoto
アドバイスとしては、よくあるあるだよなってあります?
こういうところをよく頑張ってもらいたいんだよなって。
n-hara
結構あるのは、参考のデザインとかを持って、
このデザインにしましたっていう形でデザインするってこと、
結構デザイナーも多いと思うんですけど、
そのときにただ参考にしているだけっていう理由があって、
そこに何か、何でそこを参考にしたのかとか、
どこの部分を今回参考にすべきだと思ったのかとか、
なぜ今回それが適していると思ったのかとか、
その辺の深い読み解く力とか、
なぜそれがいいと思ったのかっていうところの深い理解みたいなところまで
落とし込めてないっていう場面をよく見たりするので、
参考にしてUIを使いやすいものにしていくっていうのはすごい大事だと思うんですけど、
言語化力の必要性
n-hara
なぜそれを参考にしたのかとか、
なぜそれが使いやすくて、今回適していると思ったのかっていうのは
しっかり感じておかないと、お客さんに伝えるときも
その辺りをしっかり伝える必要があると思うので、
そこは意識していくと良いのかなと思います。
s-umemoto
なるほど。パクリとオマージュの違いみたいな感じだよね。
n-hara
そうですね。まんま投書するんじゃなくて、
要所をつかんで参考にするみたいな。
s-umemoto
原子音で言語化に他に気づきとかありますか。
n-hara
部下の人とかと話をしてて思うのは、
今の現状というか世の中的にLINEとかSNSとか、
短い文章とか、LINEとかスタンプだったりすると思うんですけど、
短い文章でやりたりすることが結構多い場面っていうのが
日常的になっているので、メールだったりとかチャットだったりとか、
しっかり文章にした相手に伝えるみたいなところに
苦手意識がある人って結構多いのかなと思っていて、
意識的にその辺りの相手にとってこれは伝えられるのかとか、
相手の視点に立ったときにちゃんと前提があるのかとか、
何を伝えなきゃいけないのかっていうのをしっかり構造として
文章化していくっていうところは、意識的に見つけていくスキル
じゃないかなと思います。
s-umemoto
なるほど。ありがとうございます。
今日はデザイナーに必要な言語化力ですね。
言語化力っていうのは何かとかですね。
なんで必要なの?どうやったら身につけられるの?
っていうあたりを原さんにお聞きいただきました。
今日も聞いていただきましてありがとうございました。
n-hara
ありがとうございました。
s-umemoto
編集後期。
はい、おつかれさまでした。
言いたいことしっかり伝えられました?
そうですね。伝えられました。
n-hara
言語化力磨いてほしいなーって思うときに遭遇するっていう感じなんですか?
そうですね。それもかなりシーンとして多いのと、
ほかの会社さんとかほかの現場の方も結構やってる課題なんじゃないかなっていう。
そうですね。今の授業とかやってるって思うことが多いので。
そっか。お客さまのデザイン組織を開発育成支援していくみたいなときに。
s-umemoto
ジュニアクラスのデザイナーの方とかは結構言語化ができないとか。
n-hara
強い意味が。
そうですね。言語が多いかなと。
余談ですけど、私も昔妻にLINEスタンプ適当なやつ送ったらどういう意味かわからへんって。
いいと思って。
s-umemoto
なんか許してもらえるかなみたいな適当なスタンプをしたらやっぱり怒られるというのを覚えておいて。
そうもないかと思います。
ということで今日も聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございます。
11:09

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