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2023-10-16 14:55

#32/ UXデザインの終わりについてどう思う?

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今回は「UXデザインの終わりについて」をテーマに、取締役の神田がインタビュアーを務め、代表の梅本@dubhunter と話す回です。 しばしば話題になる「UXデザイン」への懐疑的な言葉の裏には、どのような背景があるのでしょうか。また、UXデザイナーやUXデザイン会社がこれからすべきこととは?梅本の考えを雑談を交えて深掘りしています。 番組のキーワード UXデザイン、UXデザイン会社

サマリー

UXデザインの終わりについて、多くの方々が議論され、ビジネスに成果が出ていないという疑念が広まっています。このテーマについて、梅本さんと神田さんが話し合い、経営者とのコミュニケーションやデザインの価値を客観的に伝える必要性について考えています。UXデザインの終わりについては、会社としてはなくならないと思いますが、テクニックや言葉は変わっていく必要があるかもしれません。UXデザイン自体には価値がありますが、ビジネスの仮説を作ることが苦手なデザイナーや、寄り添いを目的にする寄り添い方は見直す必要があるかもしれません。

UXデザインの現状と疑問
スピーカー 2
デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は取締役の神田さんです。神田さん、よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 2
先週に引き続き、今日もマイクはイヤホン備え付けのマイクですね。
スピーカー 1
そうですね。ちょっと音声が悪いかもしれないんですけど。
ご容赦ください。
スピーカー 2
ポッドキャスターたるもの、音声に一番気を付けなきゃいけないじゃないですかね。
スピーカー 1
ポッドキャスターにはちょっとなりきれてないんで、まだ許してください。
梅本さんはだいぶ数こなしてますよね。
スピーカー 2
いやいや、数は誰も聞いてないと思うんですけど、数はこなしてるかもしれないですけど、
私が聞いているポッドキャストの番組ってほんとみんな音声いいもんね。めっちゃ聞き取りやすい。
スピーカー 1
それってマイクの質なんですか?
スピーカー 2
こだわってますね、みなさん。一番はマイク。
その後はエフェクターとかを買って、ちゃんと編集を入れてるみたいな感じですね。
UXデザインの問題点
スピーカー 2
音圧上げたりとかしてると思いますけど。
スピーカー 1
なるほど。そうですね。
ポッドキャストみなさんがやってるんで、それ聞くのも面白いですよね。
スピーカー 2
そうですね。そんなわけで今日も出まいりましょうか。
今日のテーマは何でございましょうか?
スピーカー 1
今日はUXデザインの終わりについてという、ちょっと刺激的なテーマで。
スピーカー 2
出ましたー。UXデザインの終わりについてのテーマ出ました。
スピーカー 1
あれですよね。ちょこちょここういう話題がバズるというか話題になることが多いですよね。
スピーカー 2
そうですね。すごいいいテーマだと思いますけど。
今日このテーマの進め方はどうしたらいいですか?
スピーカー 1
はい。今日はですね、ちょっと自分がインタビュアーになって、
ちょっと梅本さんにもいろいろ話を聞いてみたいな。
テーマだけ持ってこられて聞かれるっていう、斬新なスタイル。
いやいやいやいや。そこら辺はもう梅本さんに話してもらうので。
結構プレッシャー高いテーマよね。
そうですね。なんで、ちょっと自分からいろいろ聞いていきたいなというふうに思うんですけども、
UXデザインの終わりっていうのは刺激的ですけれども、
これもちろんRGKも無視できないなと思ってます。
梅本さんはこのニュースというか話題に対して、
スピーカー 2
どのように感じてらっしゃるのかというのをまず聞きたいと思います。
ありがとうございます。
そうですね。自分ツイッターで結構海外のニュース取り上げてるんですけども、
UXデザインの終わりについてっていうのは、
今年の前半ぐらいで2本か3本ぐらい目にして、自分もツイッターに投稿だけしました。
詳細内容がどの記事かどういう内容だったかまでは覚えてないんですけど、
UXデザインっていうのはビジネスに効果がないというふうになってきてますよ。
それのデータが集まってたりとかして、皆さん気をつけましょうみたいな話が多いかなと思って見てました。
スピーカー 1
なるほど。それは主に海外でのトレンドっていうことですか?
スピーカー 2
そうですね。言い出しっぺは海外だと思いますね。
日本では、もちろんそう感じてらっしゃる方は結構いるんじゃないかなと思うんですけど、
それをちゃんとした言葉でバンって出たっていうのはあんまりまだないんじゃないですか。
ツイッターとかSNS上でこういう記事が取り上げられてますよ、デザイナー界隈の皆さん。
思うことありますよね、みたいな問いかけをされてるっていうような状況じゃないですかね。
スピーカー 1
なるほど。自分もこういうニュースを目にすることはちょこちょこあるんですけども、
前見たので言うと、実際アメリカのUXデザイナーの求人の数とかっていうのが減っていってるみたいな。
そういうような情報もあったりしますよね。
スピーカー 2
あるある。求人数めっちゃ減ったみたいな感じだよ。特に最近ここ、夏から秋にかけても。
スピーカー 1
数年前はすごい年収も高くて、求人数もすごい多くてっていうのを逆に見てたと思うんですけども、
ものの数年で結構ガラッとトレンドが変わってきているのかなって。
デザインの価値と伝え方
スピーカー 2
そうですね。このテーマについては、自分も当事者の一人大手を振って、
自分は一人です、当事者ですっていうつもりはもちろんないですけど、
UXデザインとかやっぱり言ったりとかですね、お客様にもUXデザインやりましょうって言ってる一人ではありますので、
ちゃんと受け止めて整理しなきゃいけないかなっていうテーマだと思ってます、まずは。
スピーカー 1
はい。ちょっとなんでそういう傾向になっているのかっていうところをもう少し聞いてみたいんですけども、
どういうところが問題なのかっていうところとは、メモさんはどうお考えですか?
スピーカー 2
1点だけだと思いますけどね。要はビジネスに成果出てないんじゃないんですかって言われてるってことだと思いますけど。
スピーカー 1
成果出てないっていうところでいうと、UXデザイナーのやることだったりとかアウトプットとか、
そこら辺があんまりビジネスに効いてないんじゃないかって疑われ始めてるってことですか?
スピーカー 2
そうだと思いますね。あんまり言っちゃあれなのかもしれないですけど、
企業の方とお仕事をさせてもらうと、経営者の方とかの関心領域っていうのは、
それって結局売り上げ上がるのか、安くなるのかみたいなことが、
すごい考えの中の重しというかですね、絶対領域としてかなり占められているようなテーマだと思うんですね。
その中でデザインもちゃんとビジネスに効果がありますよとかですね、
使ってもらう方に好きになってもらうとかですね、
その体験を良くしてもらうっていうことがビジネスにとっていかにいいことかみたいなので、
成果が出ているもちろんデザインの仕事もあるとは思うんですけども、
多分多くのデザイナーとかがですね、それを売り上げとか数値に利くっていうことを証明できないまま、
流れていったプロジェクトの数が積み重なったってことなんじゃないですかね。
スピーカー 1
確かにそれもあると思いますって。
これをやることでどれくらい効果があるんですかっていうことを聞かれるシーンっていうのは、
自分も体験してきてきたし、業界の中でもこういうものがテーマになっているのも結構目にしてきたんですけどね。
やっぱり経営者の方を納得させて、じゃあ予算つけて投資しようかみたいな風になるほどの説得材料とかっていうのが、
なかなか出なかったっていうのがあるのかなと思いました。
スピーカー 2
ここら辺はお見事ですか?
そうだと思います。
あとは先週はですね、そういうデザイン界隈の人が増えたらいいよねっていうことで、
初心者とか関係なくやっぱりデザイン入ってこないと業界コミュニティが盛り上がらないよねっていうので、
初心者を大事にしましょうっていう話だったと思うんですけども、
UXデザインとかもですね、やっぱり面白そうな領域だっていうことでいろんな方が入ってきたと思います。
日本語の言葉の定義で、よくこれも昔から定義されてて議論の対象になってたんですけども、
UI UXって一緒に併記していいの?ダメでしょ?みたいな問題あるじゃないですか。
UI UXを併記してた人たちがUX効きますよみたいなところですね。
そうした結果が今に返ってきてるんじゃないかなと思いますけどね。
問題をうまく切り分けできなくて、これはUIデザインの問題、これはUXでやらなきゃいけない課題とかですね。
そこを乱暴にウェブデザイン作ることがUI UXデザインですみたいな。
デジタルのデザインみたいな領域が広がったんだろうけど、そこでUIとUXが言語の定義がうまく浸透しなかったっていう問題と、
だからこそ売り上げにつながるような課題整理ができなかったっていうことかなと思いますね。
スピーカー 1
こうすると課題は今のお話であるかなと思ったんですけども、
じゃあこれからどうしていくのがいいのかっていうのを話したいと思うんですけど、
今UXデザイナー等いう職種でやってるアジケにもメンバーもいますし、業界にもいっぱいいらっしゃると思うんですけども、
こういうことをしていかなきゃいけないんじゃないかと考えることってありますか?
スピーカー 2
そうですね。自分たちのサービスがデザインっていうのをちゃんと向き合うとしてきてくれた人たちの知見をしっかり受け止めて、
学習してアウトプットしていきましょうっていうことなのかなと思ってますね。
先人がちゃんと積み上げた使いやすいデザインっていうのは何?って言ったらこういうふうに作ったらいいですよって我々は知ってるわけじゃないですか。
それを考えついたのは別に私たちだけじゃなくて、先人の人たちの引き継いできたデザインの考え方とか捉え方とかですね。
それを体系化していくためにアクセシビリティとかユーザビリティもそうですけど、
していて使いやすいっていう状態になってきているので、
スピーカー 1
それを連続性のある動きを絶やさないというか、これは意味があるんだということをまずはしっかり言っていかなきゃいけないかなというのが一点ですね。
スピーカー 2
なるほど。ちゃんと価値を客観に伝えていかないといけない。
そうですね。何か作ることが価値というよりも、これがどういう意味があってどういう価値があるんだっていうことをしっかり、
ロビー活動じゃないんだけど広めていかなきゃいけないっていうのはやらなきゃいけないことかなと思います。
スピーカー 1
なるほど。それはデザイナー、いろんな職種にも言えることだと思うんですけど。
あとは会社としてどうしていくべきかみたいなところはありますか?
UXデザインの変化と価値
スピーカー 2
会社としてね。そうですね。でも会社としてもやっぱりUXデザインってなくならないんじゃないですかね、言葉が変わると。
お客さんの体験を良くしていく、顧客をしっかり見ていくっていうのは、ある意味では心理というか、
サービスを利用する人がなくならないので、その人の体験を上げるためにどういうことをしていくんだっけみたいなことは
やり続けて体系的にできるんだったら、それをチームで広めてその通りやっていくっていう。
なんかそのUXデザインの中身のアップデートはする必要あると思うんですけど、
UXデザインをやらないっていうことはしなくてもいいんじゃないかなと思いますね。
スピーカー 1
なるほど。つまり今回テーマはUXデザインの終わりについてっていうことですけども、
UXデザイン自体に価値がないとか意味がないとか、そういうことを言っているわけではないっていうことであってますか?
スピーカー 2
これ言った人はどうかは知らないですよ。わからないです。
トレンドが変わるのでそこをわかりやすい言葉に置き換えていく必要みたいなのは小づるいですけど、
戦術としてはあると思うんですよ。
お客さんにわかりやすくするために今これやってることはこういうことなんです、それがこういう言葉ですみたいなことはある変わったりはすると思うんですけども、
本質は変わらなくていいんじゃないかなと思いますけどね。
スピーカー 1
そうですね。これはもう非常に同感ですし、
文字系がUXデザインの取り組みを始めてから多分10年ぐらい経つんじゃないかなというふうに思っています。
スピーカー 2
そこら辺の言葉の扱い方だったりとかやり方とかテクニック的な部分みたいなのが変わっていくっていうのは結構必然なのかなと。
そうですね。だいたいどの事業も10年1サイクルって言うと思うんで、
デジタルデザインが衰退期に入っているかというとまた別の話なので、
どういう形で時代に合わせてデザインをしていくのかみたいなことは整理しなきゃいけないのかもしれないですね。
スピーカー 1
味気がデザインの役割でデジタルプロダクトとかを作っていくっていうのは変わらないと思うので、
本質的でかつ事業に貢献できるものっていうのをやっていかないといけないなと思います。
ビジネスの仮説と寄り添い方
スピーカー 2
そうだね。このUXデザインの終わりについてって言って淘汰されたUXデザイナーの人は、
ビジネスの仮説を作るのが苦手だったんじゃないですかね。
スピーカー 1
なるほど。もうちょっと聞きたいんですけど、どういうことですか、仮説を作るのが苦手って。
スピーカー 2
デザイナーってユーザーに寄り添うことみたいな形でふわっとして逃げてる人も多いと思うんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
別に寄り添うことが悪いわけではなくて、こういう狙いで一緒にそれを考えて、
まずはこの仮説を作って、それに一緒に解決していきましょうって寄り添い方は絶然ありだと思ってるんですけども、
仮説とか目的とかがない寄り添い。寄り添いを目的にしちゃうみたいなことで。
スピーカー 1
なるほど。ちょっと梅本さんのドライブがかかってきたんで、そろそろ終わりにしたいと思います。
スピーカー 2
ようやくするとビジネスとして成果出なかったよ、出てないですよねって言われてるようなことだと思うので、
ビジネスの仮説を持ってデザインをしてなかったらそういうことを思ってる人もいるっていう話だと思います。
スピーカー 1
このテーマに関してはアジ系がいる業界のドンピシャっていうところなんで、
自分たちもこの流れに乗らずに乗り越えていけるように考えていかないといけないし、動いていかないといけないんですよね。
スピーカー 2
両利きの経営じゃないんですけど、両利きのデザイナーというか、右手にソロバン、左手に感情みたいな。
それを合わせながらやらないといけないっていうことだと思います。
はい、ありがとうございます。
ということで今日はUXデザインの終わりについて、私の受け止め方について話した回でございました。
聞いていただきましてありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
編集後期。もっと笑わそうと思ってたんですけどね。
このテーマって無理じゃないですか。
スピーカー 1
そういうことですか。なるほど。
スピーカー 2
先週はプレゼンがちょっと笑わすの苦手ですが、淡々と語るのはいけるけどみたいな話だったんで。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
笑わせるぞーと思ってたんですけどね。
スピーカー 1
やっぱ受け止められ方がどうなるかちょっとわかんない。
わかりやすい笑いみたいな感じにならないと難しいですね。
スピーカー 2
そうだな。トレンディーエンジェルさんみたいな笑いをしなきゃいけないかもしれない。
スピーカー 1
どういう笑いですか。わかりやすい笑い。
スピーカー 2
なんかわかりやすいなと。すごい好きで笑ってるんですけど。
スピーカー 1
言い方とか、ギャグとかそういうのでいきたいですね。
スピーカー 2
そういうのでいきたい?
スピーカー 1
いや、憧れますね。自分は無理ですけど。
どっちかというとやっぱり鋭い、刺激的なことを言って笑わせるみたいな。
ちょっと反対に受け止められることがというのが難しいですよね。
スピーカー 2
確かにな。刺激的な笑いは無理かも。やってみたいですけどね。
いや、やってみたいです。すいません。
スピーカー 1
でも梅本さんはあれですよね。そういうちょっとみんなの前で話すみたいな機会も多いと思うんですけど。
そういうときって結構真面目と思うんですよ。
スピーカー 2
いや、もうめちゃくちゃ真面目も良くないよね、あれ。
本当はこうしたいみたいなのがあるんですよ。もっとずつしたいみたいな。
すごいなんか真面目そうな人やなって受け止められてる気がする。
スピーカー 1
そしてもうそれは本当の自分じゃないと。
そうそうそうそう。
それはちょっと皮を脱いでいかないといけない。
スピーカー 2
そうですね。仮面かぶりまくっていくっていうことなんでしょうけど。
仮面の数を増やすのがいいのか、もしくは素の自分でいくのがいいのかみたいなのは、まだまだ自分も訓練しなきゃいけないですね。
スピーカー 1
すげえ真面目な。
スピーカー 2
ということで、今日の編集講義終わります。聞いていただきました。ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
14:55

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