デザインの味付け
s-umemoto
デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は株式会社ajike代表の梅本とその仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、原さんです。原さん、よろしくお願いします。
n-hara
よろしくお願いします。原です。
s-umemoto
やべえ、何にも考えてなかったのに。
今日は収録日が4月22日の月曜なんですけども、
この前、こっちでは結構大きい地震がありました。
愛媛とかの文護水道あたりですね。あの辺で震度6とかあったんですけど、
私の福岡でも震度3とかで結構サイレンが鳴ってましたね、携帯からの。
n-hara
怖いですね。
s-umemoto
あの怖いやつ鳴って。
やですよね、あの音。ガキッとしますね。
結構正確なんですよ。あれの3秒とか5秒後ぐらいに、
お、揺れてる、揺れてる、みたいな。東日本大震災のときのあれを思い出しましたよ。
n-hara
そうですよね。
s-umemoto
怖かったです。
n-hara
最近多いですね、地震が。
s-umemoto
そっちでもありましたか。
n-hara
こっちは、私神奈川に住んでるんですけど、神奈川だけ揺れてるみたいな地震がちょっと前にありました。
s-umemoto
ピンポイント。
n-hara
すごい局所。
s-umemoto
ピンポイントですね。
n-hara
ピンポイントに。怖いなと。
s-umemoto
いやー、もう忘れてますよね。よくないんですけど。
12年前と23年前を忘れて。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
あのときはまだ原さんは入社してないですよね。
n-hara
そうですね、全職で働いてました。
s-umemoto
全職で、そうですか。
一応あのとき、代々木上原にオフィスに構えていたときなので、
たぶん6、7人のメンバーだったと思うんですけど、
飛び出してましたね、オフィスの外に。
n-hara
そうですよね。
s-umemoto
あれ、帰宅難民とか出たときですもんね。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
使用止めのオフィスの方たちが帰れないんで。
n-hara
電車とかは全部止まってましたね、夜は。
そうだ。
目の前の方も動いてなかったですね。
s-umemoto
そんな感じですね。
いやいや、忘れないように。何をしていいかって言ったら、
準備しましょうぐらいしかないかもしれないですけど、
忘れないように気をつけていきましょう。
はい。
今日のお題は何でございますか。
n-hara
はい、今日のお題はユーザー目線、客観視することが重要だけどやっぱり難しいという話です。
s-umemoto
なるほど、ユーザー目線大事って言うけど難しいよね。
n-hara
難しい、はい。客観視しましょうっていうのは難しいなと思います。
s-umemoto
なんでこのテーマ持ってきたんですか。
n-hara
はい、これはそうですね、自分が今新規事業っていう担当者っていう立場っていうこともありますし、
ユーザー目線の重要性と難しさ
n-hara
クライアントワークしててお客さんのサービスの運営してる方たちと一緒にお仕事する中でも、
共通してぶつかる壁だなっていうのを感じたので、ちょっと今回テーマとして持ってきました。
s-umemoto
なるほど。これ具体的にはどんな課題にぶつかってるんですか。
n-hara
そうですね、やっぱりよく聞くのはユーザーが使ってくれないんですっていう話だったりとか、
登録が必要なくてはそういうのがゴールだとすると、最後まで登録をしてくれないんですっていうような課題があったりとかっていう。
結構サービスを運営しているといろいろ感じる課題っていうのは、目的に向かってこういうことをやってほしいんだけど、
思ったように動いてくれないみたいな、そういう課題点っていうのはよく話として聞くなと思いますね。
スグレブ自体も今立ち上げて、まだ1ヶ月とか経っている状況で、これからどんどんお客さん増やしていきたいなっていう段階ではあるんですけど、
どういうステップにしたら使いたいと思ってもらえるんだろうかとか、どういうフローにしたら分かりやすいんだろうかっていうのは、
ユーザー目線大事って思いながら設計をしてても難しいなっていう、すごい感じますね。
s-umemoto
難しいよね。やっぱりリリースしてからが本番みたいな感じだもんね。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
ちなみに、スグレビューっていうのはURLとか送っていただいたら、そこに対してプロとして、デザインプロとしてUIデザインのアドバイスをするサービスなんですけども、
これリリースして、想定していた課題、リリース前にこうなるだろうと思ってた仮説と、リリースしてからちょっと違ったかなって気づいたこととかあったりするんですか。
n-hara
そうですね。仮説としては結構、ライトに取り組んでもらえるような設計になっていまして、スグレブって言ってもライトとプロっていう2段階の一応サービスなんですけど、ライトのほうは無料でできるやつなので、基本的にチェックではなるんですけど、
何かちょっとこういう使いづらいっていうの持ってるけど何かどこに課題があるのかわからないとか、お客さんってどういうの持ってるんだろうっていうことを知りたくてっていう人が簡単にその場でチェックして、ページを見る、その先にもっと分析してほしいなと思って、
そういう設計をしてたんですけど、意外とやっぱり無料のほうをやりたいっていう方と、もっと詳細に分析してほしいっていうプロのレポートのほうですね、やりたいっていうのは若干お客さんの状況だったりとか、課題っていうのはちょっと違うんだなっていうのは必ずしもそこに繋がらないっていうのが今の。
s-umemoto
そうですね。
めっちゃいい気づきだね、それ。
n-hara
思いますね。
s-umemoto
確かに。ちょっと自分も想像しなかったけど、今ので確かにユースケース違うよね。
n-hara
そうですね。逆のパターンもあるってことにも、いろいろ月でデータ見たり、周辞で見たりとかしてるんですけど、そのプロのほうを見て、ちょっと試してみたいなとか、中身ちょっと知りたいなっていうので、ライトのほうをちょっと使ってみるっていう動きとかのほうが結構多い傾向もあったりとかするので、これはちょっと出してみて初めて。
分かったお客さんの動きというか。
いいですね。
s-umemoto
はい。
n-hara
いいですね。
フローの整理を通じたユーザー目線の理解
s-umemoto
じゃあ今そこを何かちょっとチューニングしていってる感じなんですか。
n-hara
そうですね。はい、今はそのプロのほうの改善というか、ライトはいろいろコンサートに使ってくださっている方いるので、そこはそこでもどんどん使っていっていただけたらなと思うんですけど、プロはプロで、もうちょっと中身が分かるようになったりとか、何がお客さんにとっていいのかっていうところをもう少し伝えていかないと難しいですね。
なるほど。ありがとうございます。
s-umemoto
はい。
ちょっと私が変な質問しちゃったから、本筋と外れちゃったかもしれないですけど、あれですよね。要は事業担当者だったらやっぱり第三者目線っていうのを得るのがやっぱり難しいって話ですもんね。
難しいなと思います。
n-hara
結構そこに気づいたのも、自分たちで事業部で話しながらっていうのもありますし、逆にそのうちの事業部にいない人にそのあたり意見もらったりとかっていうのを見てみると意外とシンプルに、確かにそれは分からないかもしれないなとか、そういうことちゃんと伝えられてなかったなとか、
そういうちょっと客観的な視点っていうのはやっぱりあんまり内容が知らない人に見てもらうと気づきにはなったりするので、やっぱりそういうのは必要だなって思いましたね。
s-umemoto
なるほど。ちょっと今の答えてもらったことと重複するかもしれないですけど、自社内で第三者目線持ちたいなとか、でも難しいから自社内でどうやったら気づけばいいのかってアドバイスありますか。
n-hara
そうですね。今先ほど言ったように一つは自分たちのサービスとあまり知らない人に聞いてみるっていうので、ご家族でもしかしたらいいかもしれないですし、他の部署の方でもいいかもしれないんですけど、
これを見てみてどう思ったかとか何が分かったかとかどう感じたかということを聞いてみてもらったりすると、
担当者だと気づけなかったことに気づけたりっていうのはあるかなと思ってますね。
結構見てもらったりすると、どういうこと?とかあんまりイメージできなかったなとか、そういうことを率直に言われる場合があると思うので、
そうするとユーザーもそう感じてるんだなって思ってます。
s-umemoto
近場で聞ける人から聞いたらいいよって。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
二つ目とかあったりするんですか?
n-hara
もう一つは客観視みたいなところの観点で言うと、イネーザーのフローを目に見える形で整理するっていうのは割とシンプルに効果あるなっていうのは思っていて、
単純に言葉だったら頭の中でもそういうことは想像してるとは思うんですけど、実際それを絵にするというか、簡単なフローだと思うので、
どういう環境でどういう情報を見てどういうことを考えてるんだろうかみたいなとこ、ちょっと時系列で自分もって整理とかしてみると、
割と現状とかそういう流れになってるってことはつまり伝わってないかもなとか、ここの順序不自然とか、その辺は結構客観的にユーザー目線になれるんじゃないかなと思いますね。
なるほど。
s-umemoto
確かにだから定量的なデータ、今みたいなやつだとフロー、ファネルとかフローとかっていうので、どこのタイミングでどういう数値になってんのかみたいなことを、
もちろん撮れてれば見たらいいと思いますし、見ようっていう話に聞こえるかもしれないですけど、原さん的にはあれですもんね、今なると。
n-hara
はい。
s-umemoto
そうじゃなくてもなんとなく見えますよね。訂正的にも見えますよね。
画面の操作とお客さんの行動
n-hara
そうですね。数字とかなく、単純に画面の操作のステップとか、お客さんの行動の流れみたいなのを、画面とか動きに当てはめて流れ整理してみると、
s-umemoto
違和感がある箇所って見えてきたりとかするので、そういうのをやってみるといいんじゃないかなと思います。
カスタマージャーにマップとかそんなに気にしなくてもいいってことですね。
n-hara
そうですね。そんなに形式をあまり気にせず、本当に直列で並べてみるみたいなところでやってみるといいんじゃないかなと思います。
s-umemoto
なるほど。ありがとうございます。
なんか他に気づく方法とかあったら。
n-hara
そうですね。やっぱりスグレビですかね。
s-umemoto
倒れそうでした、今。
n-hara
自然でした。自然に言いました。
s-umemoto
なるほど。もちろん私の会社で運営している事業のスグレビですね。これを使ったほうがいいと。
n-hara
そうですね。専門家が入るっていうのと客観的な視点でっていうところがクリエイティブなサービスだと思うので。
s-umemoto
私もね、ちょっと自分の種類のお客様に紹介させてもらって使っていただきました。
n-hara
すごくあんまり期待してなかったんだけどさ。
s-umemoto
ただめっちゃちゃんとしてたねっていうふうに。
ワイヤーフレームじゃないんだけども、
サンプルのUIのナビゲーションとかこういうふうにやった方がいいですよとか、
フォームの形はこんな感じがいいですよっていうのを結構抽象化して書いてくれてはいたんですけど、
それもこんな時間で出してくれたんです。びっくりされてたんで。
すごいお客様の信頼、それをもとに今も継続的なお仕事になってるんですけど、
それをもとにこうしたらいいんじゃないですかみたいな起点にはなってるので、
本当に私は助かったなと思います。
一番ですね、担当の方が。
そうですね。
自分でレビューポイント探すのはやっぱりめんどくさいじゃないですかね。
n-hara
そうですね。
結構数字でも書いてますし、訂正的な観点でも書いてるっていう感じなので。
s-umemoto
そうですね。
n-hara
客観的に見れると。
s-umemoto
本当にこの方針が合ってんのかみたいなのはちょっと確認してみたいですけど。
でもだいぶ時間の短縮とか。
そうですね。
1ヶ月調査からレポートしてみたいな考えてる人にとってはすごいレビューの名前通り。
時間が短縮されたなという印象でした。
そうですね。ぜひお願いします。
ということで今日はちょっと短めになりますけど、
他に言いたいことありますか、このテーマで。
n-hara
そうですね。
スグレーブ結構そのレポートを見てみないと、
どんなもんなんだろうっていうのがちょっとなかなか伝わりづらいっていうのが今課題があるんですけど。
やっぱりお客さんのレポートなどなかなか公開ができないっていうのがちょっとネクティアになってまして。
ちょっと本当にそんなことやってくれるの?みたいな。
どんなものが出てくるの?ってちょっとこう疑心暗鬼に見られてしまうとこあるかなと思うんですけど。
結構その梅本さんおっしゃってくださったように、改善のところまで出せるっていうのが結構強みとしてあったりはするので、
現状の分析だけではなくて、こういうことやったらこの課題って解決できますよっていうのを具体の絵としてですね。
一応レポートをしてますので、そのレポートの内容を持ってデザイナーさんに依頼をしてとか、
開発の会社さんとかにこういうことやりたいんだけどっていうのを直接相談していただけるようなレポートにはなってるかなと思うので。
ぜひちょっと興味のある方は申し込んでいただければと思います。
s-umemoto
無料からでもいいんで。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
ライトからでも。
n-hara
ライトから入っていただいてもいいですし。
あと今相談会っていうのもやろうとしてるので。
えー。
s-umemoto
公開しますので。
原さんだったらその相談会で一つ解決出しそうな感じで。
n-hara
そうですね。基本的にUIとかEXの課題の相談を受け付けますっていう形で。
s-umemoto
その場で解決できる感じになります。
ぜひ、多分今だけだと思いますよね。
今事業構築中だから原さんがかなりコミットしてくれると思うので、
お早めに見せていただければと思います。
n-hara
はい。
s-umemoto
はい。ということで、今日も聞いていただきましてありがとうございました。
n-hara
ありがとうございました。
s-umemoto
編集後期。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
すぐレビューってあれだもんね。
自力で今やってるもんね。
n-hara
でも今半分ぐらいは自動。
マジ?
s-umemoto
はい。
すごい。
あれか。
何をやってますかっていう点数のやつが。
n-hara
そうですね。
割とそうですね。
前半のほうはシステマチックにできるようになってきたので、
後半は課題とか改善の分析をレポート化するってとこなんで、
どうしても専門家が基本解いていく必要があるんですけど、
一定の評価みたいになるとシステムができてきてます。
s-umemoto
自分も読んでましたけど、あれ作れって言われたら結構しんどいなと思う。
n-hara
何読んだなと思う。
そうですよね。
でも意外とそこがシステマチックにできるようになったんで、
自分自身も根拠ある判断というか、主観じゃなくて、
こういう作られてるからこうだなっていうのの理由を分析できるんで。
s-umemoto
なるほど。
n-hara
いろいろ使いそうだなと思うんです。
s-umemoto
そうっすよね。
お客さんの仕事でも結局こっちにコンセプトとかちゃんとロジックとか、
n-hara
考えました、これです、みたいな話があると全然違うもんね。
s-umemoto
言葉が強いですね。
編集工期も本編みたいな話をしちゃいましたけども、
最近原さん頑張ってるんですごいなと思います。
ということで今日は終了したいと思います。ありがとうございました。