デザイン面接の導入
デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、
雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、デザイン組織開発新事業部から、マネージャーの原さんです。
原さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします、原です。
あ、前向きをまた考えたんです。
夏休みは取られましたか?
私は9月に取る。まだです。
9月に取るということは、しっかりお盆の時期は業務に頑張っていらっしゃったと。
そうですね、あまりお盆は関係なかったです。
関係なかった。もう休みたくて仕方がないですか。
はい、頑張ってます。休みに関して。
頑張ってます。頑張ってくれてますね。
9月、夏休みは話せる範囲でいいんですけども、どっか行こうとかいうのはあるんですか。
そうですね。初めて和歌山県に行こうと言ってました。
和歌山県。なかなか行かないエリアですよね。
三重ぐらい行きづらいんですよ。
三重ぐらい行きづらい。
新幹線とかで大阪経由とかで。
そうですね。私は奈良県出身だけども、やっぱり和歌山そんなに多く…。
もちろん結構行ったことあると思うんですけど、そんな回数ないかもしれないですね。
海とか遊びに行くときって和歌山とか行かないんですか。奈良県とか。
まさにそうですね。白浜ですね。白良浜っていうところが。
そこを何回行ったことあるのかな。そもそも川に行くみたいな選択肢になるんですよね。
ああ、海じゃなくて。
で、事故がよく起こるみたいな。
川は危ないですね。
川はやっぱり危ないですよね。
じゃあ初めての和歌山ということで、もう計画は立ってらっしゃるんですか。
ほぼほぼはい。
なるほど。わかりました。ぜひ楽しんできていただければと思います。
過程の重要性
じゃあ今日のテーマは何でしょうか。
今日のテーマは、デザイナーの面接で重視している家庭の話というテーマです。
なるほど。ありがとうございます。これもアジケの採用試験の話にもなるじゃないですか。
そうですね。
特に原さんが来たらこれを見てるぞという話ですね。
そこをチューして受けてもらった。
だから受かるみたいなのはあんまりないですもんね。
じゃあなんでこのテーマにしたのか教えていただいていいですか。
自分が去年ぐらいから、新卒のデザイナーの方の面接を担当する機会が増えていまして、
新卒を見るのって結構難しいかなと思っていて、
今は業務の経験とか中途の方と違って、
スキル的に業務を実際にやってきたという実績がない状態で見ていく感じになるので、
本当にまっさらな状態で見ようとした時に、何を意識したらいいんだろうなというか、
何を見ていったらいいんだろうなというのを改めてポイントを考えてみたので、
その辺をお話できたらなと思っていますし、
実際に面接を受けられる方も、どういうところをアピールしたらいいのかなとか、
どう準備したらいいのかなとか、その辺に悩まれて挑まれる方も多いかなと思うので、
その辺を参考にしていただきたいなと思っているのと、
あと結構面接で見る観点と外部のパートナーさんを見るときの観点、
ちょっと近いものもあるなと思っていて、初めましての状態で、
デザイン会社のどこを見たらいいのかとか、デザイナーさんのどこを見たらいいのかとか、
その辺も参考にしていただくといいかなと思っていました。
ありがとうございます。もう一気に3つも出ちゃいましたね。
ポイントがいっぱい出ました。
でもあれですよね、結構デザイナーの面接だから、
うちもそうだと思うんですけど、新卒の皆さんは一応ポートフォリオ出していただくじゃないですか。
そうですね。
それパッと見たらもう分かるようなもんだと思うんですけども、
アウトプットじゃなくて過程を見ようみたいなのはどういう意図があるんですか。
そうですね。もちろんポートフォリオとかもすごい参考にさせてもらってますし、
アウトプットを見て分かることも多いと思うんですけど、
やはりすごくいい、めちゃくちゃ高品質なデザインであれば、
もう説明もなくパッと見てはすごいいいデザインで、
それ作ってる人はめちゃくちゃ一緒だなっていうのもすぐ分かると思うんですけど、
やっぱ新卒のデザイナーになる方とか、経験がまだない方とか、
あとは担当した案件の実績とかを見た時にでも、
その内容とか目的とか、前提の情報が分からない状態でアウトプットを見ても、
それが本当にいい状態なのかとか、
アウトプットだけだと判断できないなと思っていて、
なのでポートフォリオももちろん先行の材料にしてると思うんですけど、
実際その内容がすごくいろんなテーマに載ってたりとか、
すごいビジュアルが凝ったものが載ってたりとか、
いろんなデザインが載ってたりとかしても、
そこをすごい重視してるっていう感じじゃなくて、
どっちかっていうとテーマであるように、
過程のところとかを見ていくっていうのが、
自分はすごく重要だなと思ってるので、
ポートフォリオに関して言うと、
出来がいいっていうのが一つの観点ではあるけど、
それはあくまでその人のデザイン的な感覚の部分を測るところだったりとか、
その辺の一つの材料にすぎないかなというのが、
やっぱり過程がすごい大事なんじゃないかと思ってます。
なるほど。
これももちろん結果ポートフォリオを見てるとか言うのもありますけど、
最近、たぶんネットに転がってるんでしょうね。
こういうふうに作ったらいいよとか。
調べればいろいろわかることが今ある時代なので、
なかなかそこだけだなと思ってます。
じゃあ原さんが多分面接で過程を見ていくとかいう話だと、
デザインに取り組む過程ですかね。
成果物を作る過程を見るっていうことなんですけども、
具体的に何を見てるかっていうのを教えていただいてもいいですか。
そうですね。
過程って言ってるのはアウトプットを作るまでの一連の流れとかなので、
作成の手順もそうですし、
考え方とか何を考えてその手順を組んでるのかとか、
その辺の一連のプロセスのところを重視してるっていうのがあって、
それによってどれぐらいその人が面接になっているのか、
どれぐらいその人が視野を広く持ってとか、
視座高く持ってアウトプットに対して考えてるか、
テーマに対して考えてるかっていうのがありますし、
インプットもそれによって多分、
いろんなことインプットしなければいけなかったりするのがあると思うので、
そのインプットを誰ぐらいしてるのかとか、
それに対してどれぐらいその人が考えて、
最後アウトプットまで至ってるのかっていうところがわかるかなと思うので、
その辺の作成の手順だったりとか、
その手順がどんな目的で組まれてるのかとか、
どういう考え方のもとにその手順があるのかとか、
その辺をちゃんと説明ができたりとか、
ポートフォルニアの中にもそういうことが情報として載ってると、
それはなるほど、こういう流れだったのかっていうとこなんで、
今日からの記事になるかなと思って、
その辺を見てるっていうのがありますね。
なるほど。
ポイントとしては例えばそうですね、
何の目的でそれが作られているのかみたいなところが、
明確に書かれていったり、
明確に説明できたりとか、
あとはその目的があるから、
こういう手順を今回は踏んでますみたいなことを、
ちゃんと説得力を持って説明できるかとか、
そこが一貫性があるかとか、
そういう目的に対して一連の手順をちゃんと考えて選んで、
それが結構納得感のある説明できてるか、
みたいなところがポートオリオとか、
選考するときに課題を出したりとかもすると思うんですけど、
そういう課題に対しても、そういうことがちゃんと自分の言葉で説明できるか、
ということが重要かなと思いますね。
なるほど。
成長と探究心
デザインの目的ですか。
目的大事ですね。
新卒のときの学生さんが結構目的持つの難しそうじゃないですか。
どうですかね。
でも何のためにやってるのかとか、
なぜみたいなことって、
どんな場面でも出てくるときかなと思って。
確かに。
そうですね。
実際デザインする現場に入ったときにも、
なぜって聞かれることとか、
なぜに対して答えられない場面ってすごい多いのと思ってて、
なぜそのデザインなのとか、
なぜそれをここに選んだのとか、
なぜそれがいいと思ったのとか、
それに答えなきゃいけない。
どんな場面でも出てくる。
そこは自分自身で聞かれる前に自問自答して、
自分なりにこういうことだろう、
それは別に精度が低くてもいいと思うんですけど、
自分なりになぜに対して回答をちゃんと持って、
人に対して説明する。
そこが意識ができているのがすごい重要だなと思ってて、
そこがなかなか乗り越えられないと成長もできない。
そこはやっぱりなぜを最初に考える。
なぜ。
新卒に書いてですね。
なるほど。
なぜっていうのを持つ、
あるいは探究志向みたいな人の話じゃないですか。
そうですね。
好奇心とかもそうなのかもしれないですけど。
他にこういうところが大事だ、
姿勢みたいな話でいくと、
なんかあったりするんですか?
そうですね。
デザイナーの案件自体はチームで、
何名かのチームを組んでやっていくと思うんですけど、
結局そのアウトプットを出すときって、
デザイナー自身が最後に出さなきゃいけないというか、
そのデザイナーの調整力というか、
具体化力みたいなところである程度、
その案件の品質とかも決まってきちゃうというところは、
最終的に出すので、結構孤独な戦いだと思うんですね。
自分がレベルアップしないとなかなかいいものが出せないみたいなことがあると思うので、
そういうデザイナー自身が楽しい場面ばかりじゃなくて、
やっぱりすごい辛い場面の方が、
まだ経験浅いうちはかなり多いので、
そういう想像したようにうまくいかないとか、
どうやったらいいんだろうなってわからないときとかにも、
そういうなぜっていうところで説明がちゃんとできるっていうことが、
いろいろな壁にぶつかりながら
成長していくということだと思うので、
面接とか自体は、
まだ入り口というか、
これから経験していくことまで入り口に立って、
自分の働きたい会社とか、
会う会社と出会うための入り口のところだと思うので、
その辺がちゃんと擦り合うような場として、
あまり構成伸びもしすぎず、
ただちゃんと準備できることは準備してっていうところができると、
結果的に入ったときのギャップとかっていうのもないかなと思うので、
その辺がちゃんと擦り合うような場として、
あまり構成伸びもしすぎず、
入ったときのギャップとかっていうのもないかなと思うので、
ポートフリオとかもいろいろ調べて、
すごいものが出来上がったとしても、
それが実際に本当に考えて、
案件の中で当てはめたときに、
同じようなものが作れるのかっていうところとかが、
面接における重要な要素
実際に今日入ると問われてくることになっちゃうので、
すごいギャップが出てきちゃうと思うんですよ。
本来。
やっぱり入り口として、
初対面の人たちがあって、
自分たちが合うところを見つけるという場だと思うので、
そこにはあまり後悔のないような形で、
そこが擦り合わせられるような姿勢というか考え方で、
挑めるというのはすごいいい場になるんじゃないかなと思ってます。
なるほど。
はい。
はい。
なるほど。
ちゃんと目的意識といいものを作ろうと思って、
取り組まなきゃいけないけど背伸びしすぎるなよという話ですね。
そうですね。
アウトプットだけをよく処理すると、
すごいことが出来上がると思うんですよ。
それがそこにないと後悔が生まれちゃうってこともきついと思うんで。
なるほど。
そうですね。仕事人生とか、
仕事時間はどこで働くにしても長いので、
一回やるとね、
普通だったら会社を変えるっていうのはあるかもしれないですけど、
職業を一個選んだら3年ぐらいはやるんじゃないかなっていう前提があるとしたら、
3年間そのペースと情熱で耐えきれるかとか、
ずっといけるかみたいなのは結構大事かもしれないね。
そうですね。
なるほど。
ちなみに家庭を見ている原さんからすると、
これからデザイナーを目指そうとしている人は、
どのあたりを意識したらいいんですか?
そうですね。
家庭を見てますよって話があるので、
その家庭を意識してもらうっていうのが前提ではあるんですけど、
その面接の対策として、
ポートフォリオをしっかり作っていくとか、
課題をしっかりやっていくみたいなところもあると思うんですけど、
その人のポテンシャルを見ているのが面接だと思うので、
さっき自分が話したように、
デザインについてちゃんと考えるっていう目的を持って、
なぜそれをやるのかって、
なぜを考え続けるマインドとか思考を
自分自身が持っているっていうことが重要かなと思うので、
その辺は訓練というか、
その辺をやっていくといいんじゃないかなと思うので、
それが例えば内状でポートフォリオとかがすごく重要だったりとか、
例えば内状でポートフォリオとかがすごくいい状態で出したときに、
自分の中で実際にアウトプットを出すための過程はあんまり
身についていないとか浸透していない状態で、
結局ポートフォリオが良かったからっていう形で入ったときに、
結局やっぱり後から自分が苦労してしまうということが起きると思うので、
そのなぜとかデザインについて考えるっていう、
考え続けるっていうところを意識して、
アウトプットまでの方針とか意味とかを持って、
最終的にアウトプットに持っていくっていうことを意識してもらうと、
すごくいいポートフォリオ自体もできるんじゃないかなと思うので、
その過程とかなぜを考えるっていうことを意識しながら、
挑んでもらいたいなと思います。
ポートフォリオの意義
なるほど。ありがとうございます。
わかりました。
原さんから私にメモとか送ってもらったんですけど、
メモを送ってもらったんですけど、
メモを送ってもらったんですけど、
わかりました。原さんから私にメモとかここも話しておいたほうがいいんじゃないかみたいなのありますか?
もう特段ないですか?
メモさん逆にどんなとこ見てますか?
やべえ。考えてないのに聞いてしまった。
どこを見てるか。
そうですね。自分ごとにどんだけできてるかみたいな話ですかね。
今回のテーマは新卒だっけ?デザイナーか。
一応そうです。新卒。デザイナーです。
めちゃくちゃ面白い仕事だと思っているので、
そこにはおそらくいいときもあれば悪いときもある。
それはどの仕事もそうだと思うんですけど、
いいときもあれば悪いときもある仕事の一つでもあります。
お客さんから依頼された、もしくは自分が何かを作ろう、
どっちでもいいんですけども、
こうやったら誰かが喜ぶぞと、
こうやったらめっちゃ面白くないですかみたいな、
自分だったらこうするんだみたいなとかですね。
その辺のうまくいったらみんなのおかげ、
失敗したら自分のせいみたいな。
それぐらいのマインドセットを持って
いろいろ作っている情熱とかがあると嬉しいなと思って
いつも見てますっていうとこですかね。
自体性とか、自分をとか。
そうですね。言い訳しようと思うと無限にできると思うので。
なんか失敗したときとかもあれですけど、
自分に置き換えたほうがいろいろと早いですよね。
自分の改善つけたほうが生産性も上がるし効率的に。
そうですね。ブラック企業とか無理なんだ言ってるっていうのは
すぐに逃げたほうがもちろんいいと思いますけど、
仕事で自分の作ったものが認められないとかになると、
もちろんいろんな要素あると思いますよ。
先方の上司が急にひっくり返したみたいな。
あると思いますけど、
でも全部の環境が抜群に揃って
自分の力が100%出せたらうまく評価される
みたいな土台とか環境ってほぼほぼ用意されないので、
自分でその環境を用意するしかないですからね。
そうですね。ないことが多分、足りないっていう状況のほうが多分ですか。
そうですね。時間もないしお金もないし、
自分に実力もないしっていう状態で
100%やってくださいっていうのを毎回言われると思うんで。
それをちゃんと自分の力でねじ伏せてやるんだとかですね。
失敗したら自分のせいみたいな感じの人のほうが
伸びていってるような気はします。
あんまりハードなこと言うとよくないなと思ってたんで。
最後なんかポップにしました。
言葉じりだけポップにしても内容ポップじゃねえじゃねえかって言われるのは
ご愛嬌ということで。
ちょっとこの辺長く話しすぎるとあれですけども、
原さんのお話を伺うと、デザイナーの面接で重視しているのは過程。
過程っていうのは目的識を持って、
なぜとかどういうふうにっていうのをしっかり思考を何度も考えられるような
プロセスとかそういうことですかね。
確かに大事だと思います。
弊社だけじゃなくてね、いろんなデザイナーさんを求めている会社さんいらっしゃると思うし、
そこでそういう話ができるとおそらく面接合格する可能性もあると思うので、
頑張ってクリアしていってもらえたらなと思います。
はい、ということで、今日も聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
自己改善とマインドセット
編集後期、お疲れ様でした。
お疲れ様です。
原ちゃんは仕事を失敗したら自分のせいにしてるんですか。
そうですね。でもだいたいそうじゃないですか。
失敗したときって自分のせいじゃないですか。
ハードマネジメントが。
全然観点が足りてなかったとかそういうこともあったんですけど。
原さんはそうですね、原さんから何々が良くなかったんでって話はあんまり聞いたことがないです。
悔しかったら改善したり、本読んだり、インプット増やしてアウトプットもたらしていくみたいなタイプだもんね。
そうですね。きっと調整をちゃんとやろうっていうタイプ。
素晴らしいです。見習います。
他人を変えることはできないっていうね、よくある話ですもんね。
哲学とかやってもね、自分の窓とか他人の窓みたいないろいろ話ありますけど、
他人を変えることはできないので、自分の世界を変えることはできますので、
ぜひそういう姿勢で頑張っていただけたらなと思います。
今日もありがとうございました。