マイナンバーカードの体験
s-umemoto
デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は、株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、
雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、デザイン組織開発支援事業部から原さんです。
原さん、よろしくお願いします。
n-hara
よろしくお願いします。
s-umemoto
マイナンバーポータル機能がすごく良くなってますね。
n-hara
そうなんですか。
s-umemoto
マイナンバーのアプリとか入れてますか?
n-hara
入れてないです。
s-umemoto
本当ですか。
この前ですね、病院に行ったんです。
病院の健康保険証がマイナンバーカードでできるみたいなのをしてたんですけども、
最近それでやるようにしてたんですね。
それを自分の携帯にも入れられるということで、
結局ログインはカードを使ってしなきゃいけない。
非接触のカード認証で携帯持っててもNFCみたいにピッてやって、
マイナンバーでログインするみたいな感じなんですけど。
それをやってみたらですね、自分の健康診断の記録とか薬の記録とか、
n-hara
ワクチンの接種の記録とかですね、
s-umemoto
全部入ってるんですよ。
それはお薬手帳として機能するわけじゃないっぽいので、
お薬手帳アプリみたいなのがあったんで、それと連動させたんですよ。
そしたらそのお薬手帳アプリもマイナンバーカードと連携するみたいなボタンがあって、
それを押すとマイナンバーカードからミューって、
もう一回認証しなきゃいけないんですけど。
今まではお薬手帳を持ってなかったんですけど、
それでようやく持とうかなとか。
マイナンバーカードすごいなと思ってました。
それだったら確かに下づける意味がわかります。
個人情報が漏れるとか、プライバシー見られてるようで嫌だみたいな。
もちろんそういう考え方もあると思うんで、
そういう人は使わないほうがいいと思うんですけど。
私的にはすごく便利だったなあ。
n-hara
健康診断って過去のもの?
s-umemoto
ちょっと私も使い始めてパパッとしか見なかった。
過去1回もあったんですけど、
その前のデータはどこまでデータ保持してるのかとか、
どこまでデータが連動できるのかまではわかったんです。
n-hara
そこまで見れば。
s-umemoto
健康診断に結果はさすがに入ってなかったんじゃないかなと思うんですけど。
n-hara
受けた日とか。
s-umemoto
受けた日とか、どこの病院行ったとか、そういうのは入ってたと思いますけど。
デジタル庁がけっこう肝入りのプロジェクトじゃないですか、マイナンバーカードって。
いろいろやってるなと思って、プレスリリースがnoteとかでもよく発信されてるので、
ちょこちょこチェックはしてるんですけども、
やっぱり実際に使うとその解像度がぐっと上がりましたね。
n-hara
やっぱりみなさんすごいデザイナーとかエンジニアがいっぱいいるんだなと思って。
s-umemoto
応援したい気持ちにいっぱいになりました。
ロジカルシンキングの重要性
n-hara
かっこいいです。
s-umemoto
すいません、前講堂は長かったですけども、
今日のテーマは何でございましょうか。
今日のテーマは、デザイナーはロジカルシンキングを学ぶべし。
ありがとうございます。
デザインシンキングじゃなくてロジカルシンキングを学ぶと。
何でこのテーマにされたんでしょうか。
n-hara
あんまり意図はないんですけど。
改めてロジカルに考えることって重要だよなって思うシーンって日常にいっぱいあるなと思っていて。
特にデザインって正解がないものだと思うんですけど、
状況とか目的によってどうあるべきかみたいなのが変わってくると思っていて。
なので、実際に業務をやっていく中で、
これが正解とかこれが不正解っていうところに向かって作っていくものじゃなくて、
どっちかっていうと説得力とか論理性とか納得感とか、
そういうことをちゃんと書く過程で持って、最後にアウトプットまで持っていける観点。
そういうのがすごい重要な業務だなっていうのを持ってるので、
s-umemoto
そこがロジカルシンキングの一つなのかなと。
ありがとうございます。
最初にこれといって出来事がないって言ってたので、
企画だからひねり出してるんですよ、メモスさんという声もちゃんと聞こえてまいりました。
受け止めました。
すみません、いつも企画ありがとうございます。
確かにロジカルシンキング大事ですよね、正解がないと。
正解がないときにどこにあるのかっていうのは、
当然自分の中にあるのか、もしくは世の中の事象にあるのかとか、
ある場所はいろいろあるんですけども、
その中で正解に近づけるための思考方法としては非常にロジカルシンキングっていうのはいいですよね。
ちなみに原さんがロジカルシンキングがなぜ重要だと思うのか、
そのあたり教えていただいてもいいですか。
n-hara
ロジカルシンキングって論理的思考力、論理的に考えることっていう意味の言葉だと思うんですけど、
デザイナーにすごい重要なスキルだなって元々すごく思っていて、
結構デザインやってると、お客さんとかもそうですし、
デザインにあまり馴染みがない人から言ったときに、
結構デザインって感覚的なものですよねみたいな、いわゆるパネルとかあったりするんですよね。
そういうときはだいたいセンスがあるからとかセンスがないからとか、
そういうので片付けられちゃう場面があって、
そのセンスって、センス自体は必要なんですけど、
センスって実は感覚的なものじゃなくて、
いかにいいアウトプットに向かって、ちゃんとロジカルに考えてアウトプットを出せてるかっていうことがセンスだと自分は思っているので、
そこは感覚的に生まれ持っているものとか、特別な人であるとか、
そういうことではないかなと思っているっていうのが私の前提としてあって、
結構感覚的にアウトプットするっていうイメージがつくものに、
結構アートとかそういう領域のものがあると思うんですけど、
デザインってそもそもアートとは全く違うもので、問題解決の手段とかそういうものだと思うんですけど、
感覚的なアウトプットっていうのは再現性がないものというか、
本当にその時その時その人の感覚的に出してるので、
あんまりデザインというよりはアートのこっち側の領域のものだなと思っているので、
デザインっていうふうに置き換えるとそれは問題解決の手段なので、
必ず再現性があるようになっているかなと思う。
s-umemoto
なのでそこには論理的に考えることがすごく重要だなと思っています。
デザインにおける判断基準
n-hara
よく言語化の話とか自分はよくこの場とかでしてると思うんですけど、
言語化もロジカルシンキングと同じ話だなと思っていて、
いかに自分のデザインを設定できるか、
いいと思うものを紙に砕いて言語化できるかとかそういうスキルだと思っているので、
言語化もロジカルシンキングの中に入るものだと思っているんですけど、
やっぱりそういうこれからデザインを学ぼうとしている方とか、
今他の業務、いろんな業務をやられていて、
デザインについて知っておこうかなというふうにちょっと躊躇する方とかいると思うんですけど、
よくそういう躊躇する理由として感覚的なものというイメージがついてもらっていて、
やっぱり言語化というのは、
デザインについて知っておこうかなというふうに思っていると思うんですけど、
やっぱり言語化というのは、
デザインについて知っておこうかなというふうに思っていると思うんですけど、
やっぱり言語化というのは、
デザインについて知っておこうかなというふうに思っていると思うんですけど、
やっぱり言語化というのは、
デザインについて知っておこうかなというふうに思っていると思うんですけど、
やっぱり言語化というのは、
デザインについて知っておこうかなというふうに思っていると思うんですけど、
やっぱり言語化というのは、
デザインについて知っておこうかなというふうに思っていると思うんですけど、
やっぱり言語化というのは、
s-umemoto
デザインについて知っておこうかなというふうに思っていると思うんですけど、
やっぱり言語化というのは、
アーティストとデザイナーの違いとちょっと似てるような議論がありますよね。
n-hara
そうですね。
やっぱりちょっとアート的なイメージがある。
世の中的にあるものがあるかなと思って、
s-umemoto
それはロジカルシンキングのほうに近い話。
確かに。ロジカルシンキング系の人はアウトプットをもっとそっち。
そっちのことやったらすぐにそんな気がしますよね。
n-hara
確かに。
スキルとしてある方がアウトプットを出せるようになると、
s-umemoto
すごい強いかなと思います。
確かに。
デザインで、たとえばロジカルシンキングを学んでいる人がデザインチャレンジしようというのじゃないですか。
n-hara
はい。
s-umemoto
デザインでいうロジカルシンキングっていうのは具体的にはどういうものなんですか。
n-hara
そうですね。本当は細かいところとかを例に出していると、
例えば資料を作るときでもいいですし、
デザイン的なことをするときでもいいですけど、
色を選ぶシーンっていう場面であると思うんですよね。
この赤を選ぼう、青を選ぼうとか、配色をするシーンですね。
そのときにちょっと想像してもらいたいんですけど、
色ってすごいいろんな種類が世の中にあって、
赤って言っても色んな赤がある。黄色よりも赤。
日本名の赤っていろんな種類があると思うんですけど、
実際色を選ぶときにどうやってその色を選んでいるのかっていうと、
そのサービスのコンセプト、
例えば資料作りだったらその資料の目的だったりとか、
色選びのロジカルシンキング
n-hara
何のルールを見とって色を付けるのかという目的にのっとって色を選んでいったりとか、
あとはどんな人に見てほしいか、どの色を選ぶのかとか、
そういったユーザーの状況とか要求とか悩みとかっていう、
見てほしい人とか与えたい印象みたいなユーザーの人に与えたい印象とかっていうところに対して色を選んでいったりとか、
あとは実際に色を付ける媒体というか、
例えばスマートフォンの画面なのかパソコンの画面なのかとか、
いろんなどこかで使うものだと思うんですけど、
そういった環境に対してどういう色を付けるべきなのかとか、
あとは用途とかですね、色を付ける場所の目的とか、
強調したいかどうしてほしいかとか、
そういう目的だったり、いろんなことを考えて一つの色を選んでいるっていうのが、
実際の業務の中だったりするとあると思うんで、
このときって感覚で選んではいないと思うんですよね。
何かしらどのかの観点を持ってこれにしようと一つ選んでいるということだと思うので、
その目的に合わせて色を選んでいるということが、
ロジカル視点を活用している状態かなと思うので、
その辺の理由がある状態で色を選んでいるので、
なんでこの色を選んだのっていうときにこういう意味ですっていう、
s-umemoto
説明ができるっていうことがデザインビューのロジカル視点だったりのところなんじゃないかなと思います。
なるほど。説明できるっていうことが大事なんですね。
n-hara
そうですね。絶対いろんな観点というか、
ことを考えてそれを一つ選んでいるっていうことだと思うので、
絶対説明はできるはずっていうものですね。
なので色以外にも他にもUIのパーツを選んだり、
フォントを選んだりとかアイコンを作るときだったりとかっていう、
全部その目的があってそれを作るっていうことだと思うんで、
それが例えば感覚的に決めてしまって、
この色はかっこいいから、この色は最高の雰囲気になってるかなっていう感じで選んだときには、
たぶんそれは実際に使う人から見たらすごい見づらい色だったりとか、
わかりづらいなっていう感じで言うようになってる可能性があるので、
やっぱりロジカルに考えてそれを選ぶっていうことが非常に重要かなと思います。
デザイナーの学び
n-hara
デザインでいうロジカルシンキングを説明してくれましたね。
s-umemoto
確かに。何かの狙いがあるんだったら、
それはこういう表現をしましょう、それにはこういう理由があるからですっていうのがセットになると、
n-hara
おそらくそこで会話ができますからね。
s-umemoto
いやいや、俺は青が好きじゃないんだとか言われるんじゃなくて、
これは受け手の方が青が望ましいから、
それはこういうカラーの考え方があるから、みたいな。
それでもこっちの色にしたいんだってなると、
おそらくそれは自分としてはこういう狙いがあるからだみたいなことを話して、
n-hara
そこで議論をちゃんとして、意思決定していく。
s-umemoto
今のもロジカルの話ですからね。
本格での議論じゃなくて、どんどん議論していく。
じゃあ、デザイナーはロジカルシンキングを学ぶべしということなんですけども、
これどうやって学んだらいいんですか。
n-hara
そうですね、デザイナーになる方でいうとデザインを学ぶときとかは、
ビジュアル部分のデザインを学んでいったりとか、
ツールをちゃんと使いましょうとか、そこが通る道ではあるので、
いきなりロジカルシンキングからっていうことはないとは思うんですけど、
その辺を合わせてビジュアルの勉強しながら、ツールの操作を勉強しながら、
ロジカルシンキングとかの考え方のポイントを見たりとか、
ワークができたりするカリキュラムがあったりすると思うんですけど、
そういうのを使って同時進行で学ばれるとすごくいいんじゃないかなと思っていて、
同時に学んでいくと、多分実際ビジュアルデザインするときに、
感覚的にいいなって自分で思ってたことが、
ロジカルシンキングを学んでいくことによって、
なぜ良くないっていいと思ったのかとか、
なぜ心地よいと感じたのか、
なぜ見やすいと感じたのかっていうところの肉付けというか、
合理性を持ってアウトプットを紐付けていくということができると思うので、
手を動かしながらとか、情報をちゃんとインプットしながら、
ロジカルシンキングをちゃんと思考力というか、
考え方として学んでいくということができるようになると、
そこをうまくつなげて考える癖みたいなのができるかなと思うので、
まずデザイナーとしては、このビジュアルの表現の心理観を鍛えつつ、
ツールの操作に慣れて、ロジカルシンキングを学んでいくっていう、
その3点が揃って最初スタートしていけるといいんじゃないかなと思うんですね。
s-umemoto
なるほど。非常にいろいろ学ばなきゃいけないってことですね。
そういうことは思います。
原さんもそうやって学んできたことを今お伝えいただいているということですね。
その中でもたぶんロジカルシンキング結構、仕事に役立つ。
質問を変えると、仕事に役立ちますよね。
n-hara
どこの仕事でも役立つと思います。ロジカルシンキングができると。
s-umemoto
そうですね。あまり家庭でロジカルシンキングしてるところが多いです。
n-hara
それはダメです。
ダメですか。
s-umemoto
女性では役に立たない、ロジカルシンキングは。
でも仕事で役に立つということで。
デザイナーでちょっとうまくいかないなっていうときは、
意外ともしかしたらロジカルシンキングを学んでみると、
何か発見になるかもしれないですね。
ということで、今日も聞いていただきましてありがとうございました。
編集後期、お疲れ様でした。
家庭では何が一番大事なんですか。
n-hara
家ですか。家では共感力。
s-umemoto
共感力。
調和を大事にする。
n-hara
調和を大事にする。
s-umemoto
正論を大事にする。
n-hara
正論は役に立ちますか。
s-umemoto
役に立たないです。
役に立たない。
n-hara
じゃあ何を持って決めればいいんですか。共感だけでいいですか。
s-umemoto
観察をして、共感して、調和をする。
原田さんそんなのしてるんですか。
n-hara
私は別にしてないです。
s-umemoto
してない。
旦那さんがもしかしたらそういうふうにしてるかもしれない。
原田さんからはその共感力高めですか。
そうですね、高いです。
n-hara
影響されやすい。
影響されやすい。
s-umemoto
私も見習います、旦那さんを。
影響されるっても全然いい。共感力高いと言われたいですね。いいでは。
じゃあ仕事ではご自宅にいる共感力ということで、
今日もありがとうございました。