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2024-08-05 14:36

#66/実は日本人的思考?UXデザインは「おもてなし」だと思う理由

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今回は「UXデザインを「本当にできる」状態とは」をテーマに、代表の梅本@dubhunter とUXデザイナー/サービスデザイナーの原が話す回です。

UXデザインの考え方は日本人の「おもてなし文化」につながるのではないかという考察について話しています。


UXデザイナーという職種だけではなく、お店や旅館、テーマパークなど様々な場所や業界でお客さま(ユーザー)を「おもてなし」している方々に共通する考え方についても話しています。 番組のキーワード UXデザイン,UXデザイナー,おもてなし

00:02
s-umemoto
デザインの味付け。はい、始まりました。デザインの味付け。
この番組は、株式会社ajike代表の梅本と、その仲間たちがデザインについて、雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手は、先週に引き続きまして、原さんです。原さん、よろしくお願いします。
n-hara
よろしくお願いします。
s-umemoto
プールマニアですか?
n-hara
毎週言ってます。
s-umemoto
毎週言ってるの?
n-hara
先週、先々週言ってました。
s-umemoto
それは知らなかったです。毎週か。
今、二度見ならぬ二度聞きみたいになってます。健康的になってます。
やっぱり仕事のストレスが溜まってるかどうかは知らないですけど、リフレッシュはできますか?
n-hara
そうですね、やっぱり夏って感じですね。
s-umemoto
プール行くと夏だなっていうのを感じる場所なんで。
n-hara
ご家族で行かれてる?
s-umemoto
そうですね、夫婦で行ってます。
夫婦で?何話すの?
n-hara
プールは話すとかじゃないですけど、流れるんですよ。基本的に流れるプールなんで。
s-umemoto
プールで流れたら、バーって流れてる。
何を話すんですか?
いやいや、確かに私も妻ともし流れるプールで行ってたら何話してるんだろう。
なんか怒られてるかもしれない。
n-hara
プールでもちゃんと流れなさいね。周り見て流れなさいね。
s-umemoto
流れ方をお叱りください。冗談です。
n-hara
さて、今日のテーマは何でしょうか。
s-umemoto
今日のテーマは、実は日本人的思考UXデザインをおもてなしだと思う理由というテーマです。
なるほど。
なるほど、UXデザインをおもてなし。なんでこのテーマにしたんですか?
n-hara
そうですね。また直近のお客さんに研修したっていう話につながるんですけど、
そこでUXデザインとはみたいな、ちょっとライトに皆さんに感じてもらうための講義みたいなのをやったときに、
UXデザインっておもてなしですよみたいな話をしたんですね。
その研修の考えるときに、自分自身のUXデザインって簡単に言うと何だろうなとか、
そういうことを思ってたときに、まさにおもてなしなんじゃないかっていうふうに行き着いたので、
s-umemoto
その辺の話をしたいなと思ってます。
面白いですね。では早速聞いていきましょう。
UXデザインがおもてなしだと思う理由は何なんですか?
n-hara
そうですね。そもそもUXデザインって、ユーザーの利用者のことを考えてデザインをするっていう行為だと思うんですけど、
03:00
n-hara
日本の文化でおもてなし文化ってあると思うんですけど、それもすごい似てるなって個人的には思っていて、
よく海外の人が日本に来たときの動画とか見るの好きなんですけど、
よく海外の人とかって、すごい日本って便利ですとか、よく使う人のこと考えてますねみたいなことを言ってたりとか、
あと海外に行った日本人の人が日本に戻ってきたときに、すごい便利だって、やっぱり日本は便利だっていうふうに言われるし、見てて、
日本ってそういうところを考えられてる環境というか、なんだなーっていうのを感じてたっていうのがあるんですね。
日本ってもともとそういうおもてなしっていう文化あると思うんですけど、
おもてなしも使う人だったりとか、訪れる人に気持ちよくとか心地よく過ごしてほしいなとかっていうことが思いが込められてて、
みたいなものがおもてなし文化だと思うので、
やっぱりそれって訪れる人に容赦のことを考えるデザインっていうのもすごいつながるというか、
日本自体がこういう環境とか社会なんだろうなっていうふうに思ったので、おもてなし、つまりUXデザインかなって思いました。
s-umemoto
なるほど。確かにUXデザインっておもてなしと共通点が多いもんね。
n-hara
そうですね。やっぱり日本の100円ショップとかもそうですけど、
いろんな製品とかってすごいよく考えられてる、使う人のことをすごくよく考えられてる製品だと思うので、
やっぱりそこってつまり、利用者がどう使うかっていうシーンだったりとか、
利用者のことを作ってるからそういうふうに感じてもらえるってものだと思うので、
やっぱりそれを文化として根付いてるんだなって思います。
なるほど。
やっぱりUXデザインって聞くと海外のイメージが強くて、シリコンマーケットのイメージがやっぱり強いと思うんですけど、
日本のその考え方のおもてなし文化みたいなところの観点とかはすごい生きる部分なんじゃないかなっていうふうに思うので、
実は最後まで目が行き届く、日本人が活躍できる職種とか領域がUXデザインなんじゃないかなっていうふうに思いますし、
あと誰かに対して何かをお届けしてる人に関してはベースとして備わってる考え方だったのかなっていうふうに思いますね。
s-umemoto
なるほど。
確かにおもてなしって、当然日本の言葉になるんですけど、
おもてなしの起源、言葉の起源は諸説入りがあるんですけど、
一番それを体系的にわかりやすく学びやすくしたというのが千利休なんです。
おもてなしの心っていうのが、利休七卒だっけ?
06:06
s-umemoto
憲法で見てる。
始まりみたいなのがあって。
利休七卒は全部もちろん覚えてないんですけど、
主な内容は相手のことを思いやるみたいな、気持ちを考慮するみたいな話。
n-hara
あとは七卒の中で、準備を頑張るみたいな、準備を大切にするみたいな。
s-umemoto
他は覚えてないです。
なので、すごく今のUXデザイナーの顧客中心というか、
ユーザーのことをしっかり考えてやるっていうのと、準備をしっかりするじゃないですか。
めっちゃ準備大事じゃないですか。
n-hara
そうですね。
s-umemoto
まさにおもてなしの利休七卒と共通点そりゃあるよなと思って。
n-hara
なるほど。
s-umemoto
ギリギリ何か思い出した。
よくわかんない。千利休が出てくると。
n-hara
おもてなしといえばね、滝川キリスというか千利休。
s-umemoto
みんなこの右手こうやってると思うんですよ。
オリンピックも近いし。
おもてなしとUXデザインという話ですけど、
それだとスキルの話じゃなくて、試行性の話とかもあるんですけど、
例えば原さんだったらどんな人が向いてると思いますか。
n-hara
そうですね。実際UXデザイナーっていう肩書きを持ってなくても、
UXデザインやってる人っていっぱいいるなっていうふうに思っていて、
それは自分のお店を持っていてお客さんを迎え入れてる人だったりとか、
あとディズニーランドとかのUSAとかをテーマパークで働いてる人だったりとか、
あと旅館とかホテルで働いてる人とかも、
やってることって結構UXデザインも近いんじゃないかなって思っていて、
お客様のことを考えてどういうふうにおもてなしするかっていうと、
迎えて楽しんで帰ってもらえるかっていうことを考えていろいろやってると思うので、
やっぱりそこは実際多くの人がやってるんだろうなっていうふうに思っています。
UXデザインって聞くと手法とかやり方みたいな、
専門的な何かみたいなふうに思いがちだと思うんですけど、
それってやりたいこととしては幸せにしたい誰かがいて、
その誰かのためにサービスを提供しましょうみたいなことをやるっていうことだと思うので、
やっぱその人の感情とかそういう行動に興味があるような人だったりとか、
s-umemoto
訪れる人とか使ってもらう人には気持ちよく心地よく感じてほしいなっていうふうに思えるような人だったりとか、
n-hara
結構おもてなしを受ける側になった時にも、
09:02
n-hara
細部まで気づける人というか、これすごいよかったなとか、
こんなところまでやってくれたんだなとか、
すごい使いやすいなっていうふうに思える人とかもやっぱ向いてるんじゃないかなと思うので、
UXデザイナーになりたいなとか、
ちょっとUXデザインって興味あるなっていう人とかは日常のシーンから、
あれこれってUXデザインじゃないかっていうのを見つけていけると、
本質的な取り組みとか観点を気づけて、
s-umemoto
身近なところからちょっとやってみようかなっていうふうに思えるんじゃないかなと思うので、
n-hara
と思います。
確かに。
s-umemoto
そうだね。
そういう顧客志向とか、
ゼンカイザーの起点を考えるっていうのは別にUXデザイナーだけじゃないかな。
n-hara
そうですね。そう思いますね。
s-umemoto
営業マンとか見てても、めちゃくちゃ売る営業マンとかは、
n-hara
こういうふうに言うことをめちゃくちゃ考えられる人が売れてると。
s-umemoto
デザインはデザイナーだけのものじゃないとか、
よく聞きますから、そういうことなんでしょうね。
n-hara
そうですね。
日常にホテルとか旅館行ってても、
ここの旅館はすごいいい体験を提供してるな、みたいなところがあるので、
別にUXデザイナーとかいるわけじゃないと思うんですよ。
s-umemoto
方針というか、ホテルの方針としてやってることだと思うんで。
お客様のことを客って呼んでるところはデザインできてない気がしますし。
細かいところにだいぶ諸差が。
今日は理休の話をしたから諸差が。
イキっちゃってます、もう。モードに入っちゃってます。
モーダルです、今。
イキってますね。
気をつけなきゃいけないですね。
ということで、UXデザインっていうのは、
実は原さんからすると表なしだということで、
私も確かにそうだなということが感じましたので、
今日はこの辺でお開きいたします。
どうも聞いていただきましてありがとうございました。
n-hara
ありがとうございます。
s-umemoto
編集後期、お疲れ様でした。
n-hara
お疲れ様です。
s-umemoto
原さんはホテルとか旅館好きだい?
n-hara
大好きですね。
s-umemoto
大好き?
大好きですね。
12:00
s-umemoto
なんか好きなホテルとかあるんですか?旅館とか。
n-hara
あります。いっぱいあります。
s-umemoto
いっぱいある?
いっぱいあります。
n-hara
一個だけ紹介してくださいよ。
s-umemoto
ひょうりつリゾートっていう系列が好きなんですけど。
n-hara
系列が?
系列が好きで、コンセプトが好きなんですけど。
ここでとか、京都とかにもあるんですけど、
入り口から旅館の中から、
すべてが設計されている、体験設計されている感じなんですよ。
体験設計は。
本当におもてなしなんですけど、入り口。
例えば、草津とかにある温泉が好きなんですけど、
草津にあるひょうりつリゾートさんのところだと、
まず靴を脱いで上がるんですけど、
全部畳なんです、中が。
s-umemoto
切り替えが入るというか、スイッチが入るというか。
n-hara
モーダルが。
温泉とかもすごい種類の温泉があったりとか、
s-umemoto
温泉で立てるのもアイスがあったりとか。
すべての時間に入り込まれている。
n-hara
なるほど。
s-umemoto
カスタマージャーニーのフェーズだけじゃなくて、
つなぎ目のところに各種。
一連の流れの。
何度も行きたくなる。
何度も行きたくなる。
おすすめです。
味圏に何度も発注してください。
それはいいですね。
何度も行きたくなるっていうのがなかなか。
n-hara
そうなんですよ。
実際何度も行ってて、同じところに行ってます。
s-umemoto
いっぱいあるけど、きょうりつリゾートさんには何度も。
n-hara
そうです。きょうりつリゾートさんがいろんなことを展開して。
京都だったら京都のコンセプト。
s-umemoto
嵐山にあるんですけど。
n-hara
すごいいいところです。
s-umemoto
そうですか。
ちょっとおもてなしを意識しながら。
ビジネスホテルばっかり泊まってるんで。
n-hara
旅館に帰ってる。
s-umemoto
旅館に泊まって。
リゾートとか旅館に泊まって。
時にはちゃんと意識したいと思います。
はい、ということできょうも終わります。
ありがとうございました。
14:36

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