2025-06-12 14:35

#52 周りの意見を聞けない人にどう対応したらよいのでしょう?ミッキーさん

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52回目 ご相談のお便りをミッキーさんからいただきました。「自分の意見が正しいと思い込んでいて、周りの意見を聞けない人にはどう対応したら良いでしょうか? その人は自覚がないためトラブルに突っ込み、詐欺にも遭ったようだ」と心配されています。ゆーこさんは、自分の意見が正しいと強く主張する背景には「自分のことを認めて欲しい」といった、不安や欲求がある、と説明してます。
#51「私が正しい」と譲らない人に どう対応したらよいでしょう?
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この番組は、臨床心理士の「ゆ―こさん」とキャリアコンサルタントの「ぼーちゃん」の二人が 「だれせめ」-だれも責めないコミュニケーション-を使って、お悩みやお困りごとの解決のヒントや応援メッセージをおしゃべりでお届けしていきます。

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企画: ソウルフルパートナーズ

Music: CREEVO開発チーム ⁠https://creevo-music.com⁠ , vocal「Sinsy」

#人の話を聴かない #自分が正しい⁠ ⁠⁠#自責  #他責

サマリー

このエピソードでは、周りの意見を聞かない人とのコミュニケーション方法について考察しています。具体的には、不安や感情から自分の意見を強く主張する人に対し、どのように対応すべきかについてのヒントが語られています。周りの意見を聞けない人とのコミュニケーションの難しさと、その対応方法について議論されています。また、ミッキーさんが詐欺に引っかかった事例を通じて、柔軟な考え方や多様なアプローチの重要性が強調されています。

周りの意見を聞かない人の特徴
スピーカー 1
みなさん、こんにちは。だれせめ相談室のお時間です。 だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆうこさんです。
こんにちは。アシスタントでキャリアコンサルタントのぼーちゃんです。 この番組は、ゆうこさんとぼーちゃん2人が、誰も責めないコミュニケーション
だれせめを使って、お悩み・お困りごとの解決のヒントや、元気になるメッセージをお届けしていきます。
スピーカー 2
はい、今日のテーマは、周りの意見を聞かない人です。 お便りをいただいております。ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。 30代女性ミッキーさんからです。
スピーカー 2
ここ最近の私たちの放送、聞いてくださっているのかなというご相談です。 早速読んでみます。
自分の意見が正しいと思い込んでいて、周りの意見を聞けない人にはどう対応したら良いでしょうか。
その人は不安と妄信からアクションをしてしまうことが多いように思いますが、ご本人にその自覚はありません。
トラブルに自ら突っ込んでいっているように思いますし、詐欺にも引っかかってしまったと聞きました。
ご相談の内容を読みました。
スピーカー 1
はい、ありがとうございます。ミッキーさんの私はこの洞察力というか、推察力というか、もう恐れ入りますという感じで、
ついね、正しい意見が正しいと思っているような言い方をする人の、そういうコミュニケーションを聞くと、
正しいことを言っているんだ、正しいんだというふうに受け取っちゃいがちなんですけど、
ミッキーさんはちゃんとその人は不安と猛進からアクションをしてしまうことが多いように思うというふうに、
正しいと思い込んで意見を言って、周りの意見を聞けないなっていうのをちょっと俯瞰してね、ちゃんと見ていらっしゃって、素晴らしいなと思いましたね。
スピーカー 2
そうですよね。ちゃんと分析までされてて。
スピーカー 1
変な人だなとか嫌な人だなとかじゃなくて、この人の中ではこういうことが起きているんじゃないのっていう推測でね、推察でちゃんとその人を見てあげてるというかね、それはすごい素晴らしいと思いました。
これは短いご相談の文章なんですけども、すごいね、1行目にバーンとね、首相ご相談いただいてて、自分の意見が正しいと思い込んでいて、周りの意見を聞かない、聞けない人にはどう対応したらよいでしょうか?
っていうふうにね、1行目にバーンっていただいてます。
もう率直にね、ここまでこういろいろこう状況を推察されてて、多分それで合ってると思いますが、これの回答としては、正しいと思い込んで、人の意見を聞かずに、わーっとってかともわかんないですけど、言ってくる、語りたい、語っているという人に対しては、聞いてみる、話を聞く側に回るっていうことが、
ちょっとガーッと強くおっしゃる人を落ち着ける一番の手段ですね。
それを止めようとするとか、やるよりも聞く側に回る。
意見より、その人に関心を持つこと
スピーカー 2
あれ?もしかしたらっていう、その意外性で対応した方がいいってことですかね?
スピーカー 1
そうなんですよ。そうそう。こうね、ちょっと一瞬ヘッて思うような回答になっているかと思うんですけど、
実は、このミッキーさんが推察していらっしゃるように、不安とかね、なんでみんな私の言うこと、僕の言うこと聞いてくれないの?っていう不安とか、聞いてよ聞いてよっていう思いからつい、こっちの方が正しいんだぞっていうスタンスで来ているように見えるような話し方をするわけなんですよね。
こういう方ってね。だから、本当は自分の意見を聞いてほしいとか、自分の意見を採用してほしいとか、ちょっと私もこの意見の仲間に入れてほしいとか、そういう欲求からの、この正しいでしょっていう言い方になっちゃってるっていうことなんですよね。ほとんどの場合が。
なんかありますでしょ、こういうシーンって。
スピーカー 2
ありますあります。なんか内容はともかくどうでもいいんですよ。極端な話言ってしまうと。だけど、ともかく自分に関心を寄せてほしいと。まあ意見も聞いてもらうのも関心の一つじゃないですか。やっぱり僕はここにいるんだよ。だから僕のことをみんな関心持ってくれよっていう、そういう思いで多分、でも聞いてくれないからどうしてくれるんだっていうので
スピーカー 1
爆発してしまってるんじゃないかなっていうのは、なんとなく場面が見えますけどね。そうなんですよ。だから、ちょっとヘッって思うかもしれないけど、逆に話を聞いてあげると。どうしたいの?どうなったら良いと思う?っていうふうに、ついね、こういう場面で、まあ静止するというか、まあまあまあまあみたいに、他の人の意見も聞いてみようよみたいに。
成功法でいくとね、そういうことになろうかと思うんですけども、多分そうすると、ますますこう、自分の意見がいかに正しいかっていう主張の方に行ってしまうと思うので。だから、ほうほうほう、ちょっとじゃあちょっと聞いてみるよ。どうなんだ?どうなんだい?っていうことで、どうしたいの?どうなの?どう思ってるの?もっと深く詳しく言うとどうなの?っていう風に話を聞く側に回ると、このミッキーさんの推察されているこの不安が下がるんですよね。
不安が下がる。つまり、聞いてくれないんじゃないかとか、誰も自分の言ってることなんて信用してくれないんじゃないかとか、正しいと思ってくれないんじゃないかっていうね、不安がますます高まっちゃって、ますます動きが強まるっていうか、正しい主張が強まっちゃうので、聞いてあげる。これが一番。
スピーカー 2
意見っていうよりも、その方がどうしたいの?っていう風に個人的な思いを聞いてあげると、さらにもっと関心持ってくれてるんだっていう思いが伝われば、もっと不安は下がっていくと思うんですよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。結局、正しい正しくないっていうフェーズを外してあげるっていうかね、正しいか正しくないかっていうことよりも、あなたがどう感じてる、どう思ってる、どうなりたいっていうことの方を、私は大事にしたいですよっていうメタメッセージが伝わるので、そうすると不安が下がる。そういう仕組みです。
スピーカー 2
意見というよりも、あなたがどう思ってるかっていうのは重要ですよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。このご相談では、どういう関係性の方なのかってのはわからないですけど、でもね、これマネージメントとかね、上司から部下とか、親から子どもとか、なんかね、あらゆる場面で同じシチュエーションっていうか、同じことが言えると思うんですよね。
一生懸命あだかにというか、強く主張がある時っていうのは、ほぼほぼゆっくりじっくり聞いてあげるっていうのが、まあまあ結構フィットすることが多いです。
スピーカー 2
そうですね。そのうちだんだん、ご自分の気持ちも少しずつ出していってくるようになるんじゃないかなっていうのは、ちょっと予想するんですけれども。
スピーカー 1
そうですそうです。おっしゃる通りです。不安が下がってきて、ここではそんなにあだかに正しさを主張しなくても、ニュートラルに聞いてもらえるんだっていうふうに不安が下がって安心してこられると、もうちょっと雑談とか普通のニュートラルな、こんなふうにも思ったりするんだけどねっていうように、
ナチュラルな会話が増えてきて、もっともっと安心安全なやり方っていうものが、この方にとってもこのコミュニティにおいては定着していくっていうのかな。それが多分見込めると思うんですよね。
スピーカー 2
まあそうなってくるとその怒りっていう、怒るっていう、その強気っていう場面はだんだん少なくなってくるはずですよね。
スピーカー 1
そうですそうです。いつの間にかあんなことも、かつてあんなこともあったねぐらいになっていくと。そんなふうにすると、あとはそうだな、このご相談だと、ご本人にその自覚はありません。
まあそれはね、多分自覚は難しいことかと思うんですけども、結果として穏やかになっていけば、穏やかなやりとりができるようになっていけば、OKということなんですね。
正解があると思う世界を生きてると、詐欺にも引っかかりやすくなる
スピーカー 1
最後のね、このトラブルに突っ込んでいってるように思いますし、詐欺にも引っかかってしまったと聞きました。
これもなんかね、このミッキーさんがちょっと距離を置いて俯瞰して、この方を見ながらもちょっと心配してあげてる様子がね、うかがわれて、本当にミッキーさんのお人柄っていうのが見えてくるところですけどね。
スピーカー 2
これ本当だったら、上下関係だかわからないんですけども、ちょっと遠い関係だとすれば別に心配する必要はないのにも、かかわらず、こうやって心配してあげてるっていうのはすごくいい方なんだなーっていうのが見て取れますよね。
スピーカー 1
そうなんですよね。だから、もし割と近しい距離の関係性の方であれば、トラブルには突っ込んでいくんだろうし。
というのがですね、このミッキーさんが対応すると、ちょっと穏やかになってて、冒頭の話みたいに、ちょっとだんだん自分の気持ちとか言えるようになったとしても、他の場面というか、他のコミュニティだったり、他の場面だったり、他の人たちとの間では、やっぱり正しいから入っていくコミュニケーションっていうのは早々簡単に変わるものでもないと思うんで。
だから、多分、トラブルに突っ込んでいっているかのような現象が起きてしまうと思うんですよね。
誰だってね、自分は正しい前提でガーッと来られると、みんな受け取れないから、ちょっと袖にされるというか、喧嘩になるとか。
受け取る方も、何言ってんだね君ってことになると、正しい論争で、あいつはちょっと失礼だとかね、なんかいろいろトラブルになりますよね。
スピーカー 2
それはなかなか、ご本人が自覚しない限りは、どうしてもそこは避けられない衝突なんでしょうね。
スピーカー 1
こういう方の、正しいと思い込んでいるかのようなコミュニケーションを取る方の前提には、正しいものが回答というか、正しいあり方というか、正解があるっていう世界観の中に生きていらっしゃるっていうことだと思うんですけど。
実際でもね、ある問題場面において何が正解っていうのはないですからね。あるとしても複数ありますから、これ一つの正解じゃなくて、いろんな、よく例えられる富士山に登る、山に登るときにルートは数限りなくあって、どこから登っても登りきることはできるわけですから、絶対この道じゃないとダメっていうものは存在しないわけなんですけど。
でも、経験が少ないなのか、どうも思い込みが強すぎるとかだと、他のルートとか、他の考え方、他のやり方っていうものが、まだレパートリーが少ない人っていうのはえてしてこうなっちゃうんですよね。若い時はこうなりがちかもしれないですね。
スピーカー 2
そうですね。私たちも経験はしてます。
スピーカー 1
あります。はい。ちょっと恥ずかしい黒歴史みたいな10代とか20代振り返れば、なんかね、やっちゃったなっていうのはありますけども。なのでね、絶対とか正解とかはないんだよっていうことなんだけど、この詐欺に引っかかるっていうのは、詐欺って絶対断定するじゃないですか。絶対こうですよとか、これは正しいですよとか、独特な和術を持ってますから、だから正解があると思う世界を生きてると、詐欺にも引っかかりやすくなるっていうのはそういうことですね。
スピーカー 2
だからよくね、俺は騙されないんだっていう人が詐欺に引っかかっちゃうことってよくあるじゃないですか。
それこそやっぱり自分のその持論を持ってらっしゃるからっていうところなんでしょうね。
スピーカー 1
だから、どんなことにもね、そうじゃない可能性っていうこの揺らぎの部分っていうのは必ず1割、2割、3割、何だったら5割ぐらい含んでるので、自分さえも疑っておいた方がいいぞっていうね、揺らぎってものを持っておくと、詐欺にも引っかかりにくいんですけど、こういう絶対こうだってこうなっちゃうと、引っかかりやすいとね。
でもこのミッキーさんのこの引っかかってしまったと聞きましたっていうこのなんか残念そうなそして優しいこの響きのあるでこのコメントってのは、もしこのご本人さんとこの詐欺に引っかかっちゃったんだっていう話をする機会があるとしたら、やっぱり同じく、
どうしてそうなど何がどうなってそうなったの。そうなのあらあらそりゃ大変だったねなって言いながら、聞いてあげることですね。
聞いてあげて、やっぱりどうしたい。今後どうしたい。こういうのまたあったらどうなりたい。どうしたいっていうふうに話を聞いてあげると、少なくともこの方とこのミッキーさんあるいはミッキーさんのこの共有しているコミュニティではこの方はやっぱり素直に話してくれると思うんで、そういうふうに聞いてあげることがこの方の助けになるかなというふうに思います。
スピーカー 2
はい、ということで今日はミッキーさんからのご相談に回答させていただきました。ゆう子さんありがとうございます。
スピーカー 1
はい、ありがとうございました。
スピーカー 2
だれせめ相談室ではご相談のお便りを募集しております。どんな小さなお悩みでもOKです。こういったテーマを扱ってほしいというご意見も大歓迎。概要欄のホームからご連絡ください。また番組のフォローやチャンネル登録をしていただけるととても嬉しいです。
来週も木曜日の夜18時に公衆いたします。お仕事帰り、週末に向けてあと一息という夜にお聞きいただければと思います。
スピーカー 1
では次回のだれせめお楽しみに。
14:35

コメント

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