2025-03-27 16:31

#41 トーク6、 テーマは「うらやまけしからん」その怒り、実は羨望? 認知的不協和

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41回目 フリートーク5、テーマは「うらやまけしからん!」

「うらやまけしからん」とは「うらやましい」と「けしからん」が合わさった造語です。インターネット掲示板「2ちゃんねる」(現5ちゃんねる)で生まれた言葉と言われています。

怒りの裏に隠された「羨望」の感情が具体的に誰がどんな場面で表出しやすいか。また「けしからん!」と怒られた時、受けた人が自分が悪いのかな?とならないような、受け止め方についてもお話ししてます。こちらおおすすめ → #36 自治会運営、シニア世代の過剰な干渉に悩む現役世代、これって老害?解決策は?

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この番組は、臨床心理士の「ゆ―こさん」とキャリアコンサルタントの「ぼーちゃん」の二人が 「だれせめ」を使って、お悩みやお困りごとの解決のヒントや応援メッセージをおしゃべりでお届けしていきます。

【お便り募集】ラジオネームでペンネームでこちらからご連絡ください。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSej9f6HBdva-IIjK4ld08I9PQ97jw_jxbxgTyh-66RLnPhmuA/viewform

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企画: ソウルフルパートナーズ

Music: CREEVO開発チーム ⁠https://creevo-music.com⁠ , vocal「Sinsy」

⁠⁠#だれせめ相談室⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠ #認知的不協和 #うらやましい #けしからん #自責 #他責 

サマリー

ポッドキャストでは、「うらやまけしからん」というテーマを通じて、他人に抱く怒りが実は羨望から来ていることが探求されています。年齢を重ねることで感じる嫉妬や、過去の苦労と現在の若い世代との比較が語られています。このエピソードでは、「うらやまけしからん」というテーマに基づき、人々の感情や期待について考察されています。特に、他者への羨望とその背後にある社会的な孤立が探求されています。

うらやまけしからんの概念
みなさん、こんにちは。だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆうこさんです。
ようこそ。
こんにちは。アシスタントで、キャリアコンサルタントのまおちゃんです。
この番組は、ゆうこさんとまおちゃん2人が、
誰も責めないコミュニケーション、だれせめを使って、
お悩み・お困りごとの解決のヒントや、
元気になるメッセージをお届けしていきます。
だれせめ相談室、久しぶりのフリートークでいきまーす。
パフパフパフ。
今日のテーマはですね、
うらやまけしからん、
っていうテーマで話したいと思うんですが、
ゆうこさん、うらやまけしからんってあんまり聞いたことないんですけど、
そもそもうらやまけしからんってなんでしょう?
うらやまけしからんはですね、
うらやましいとけしからんの造語セットになった造語なんですけど、
もともとたぶん、
今、にちゃんって言って通じるかどうかわかんないんですけど、
ひろゆきさんで有名なにちゃんねるで生まれた造語らしいんですけど、
自分はそのね、うらやましい側面が、
本音ではうらやましいけど、
何だこの野郎みたいなときに、
ちょっと冗談めかしてね、うらやまけしからんなみたいな、
そういう言葉がね、流行ったらしいんですね。
私にちゃんとかあんまり見てないんで、わかんないですけど、
その頃からネットでこう、
それはうらやましいなって言わずに、
それはうらやまけしからんみたいな感じでね、
ちょっと冗談めかして言うようになったらしいんだけど、
そのポイントとしては、
このね、誰攻めで扱うってことは、
別にうらやまけしからんの話をしたいっていうよりは、
けしからんと他人に対して、
それはどうなの?とか、
怒りと羨望の関係
それはいかんだろう?っていうふうに、
他人を咎める気持ちっていうね、
あとは、何だあいつ?みたいな、
怒りみたいなものが湧くときとかね、
けしからんという気持ちの中には、
実はうらやましいっていう気持ちが潜んでることが、
ままあるなっていう話を今日はね、
したいと思って、
うらやましいって、
気づいてればね、まだいいんだけど、
だいたいね、誰かを咎めるときって、
けしからんっていう言葉はね、
ちょっと笹江さんのナミヘっぽくて、
ちょっとね、
あんまり使わないけどね、
使わないんですけど、
何だあいつは?とかね、
あいつ気に入らん?とかね、
なんかあいつムカつく、腹が立つみたいなことかな、
それが昔の言葉で言う、
けしからんとこうね、
そういう言葉なんですけど、
けしからん、腹が立つ、ムカつくっていうときには、
だいたい、何でムカつくのかっていうと、
好きの反対は無関心っていうじゃないですか、
好きの反対は嫌いじゃなくて、
好きの反対は無関心と、
だけど、ムカつくとか、
イラつくなとか、あいつ気に入らねえってなるってことは、
その人の、
その相手の持っているものとか、
やってることとかに対して、
関心があるから、
クソとかね、何やってるんだとか、
こうなるわけですよね。
気になるのね。
そうそう、気になっていると。
全く気にならないことだったら、
多分、無関心でそのままスルーなんだけど、
腹が立つってことは、
なんか自分の中では、
それが、あるいは、
欲しいけど手に入らないもの、
手に入らないことだったりとか、
自分は、
例えば、
こうあるべきとか、
こうあるべきでない、
とかみたいに、
自分には禁じてることを、
その人はやってるとか言ってるとか、
飲んだり食べたりしてるとか、
持ってるとか、
っていう時に、自分は、
そんなものあってはいけないと思うので、
我慢してるのに、とか、
我慢してきたのに、
なんだ君は、と。
消しからんとかね、
怒りの正体なんですよね。
そうか、そうか。
例えば、職場で、
上司が部下にとか、
先輩が後輩に、
自分の若手時代には、
許されなかったこととか、
若手時代には、
そんなことするもんじゃない、
こうあるべきだって、
教わってきたことを、
新入社員とか、
今時の若い人が、
怒りしてると、
なんだこの野郎、
俺は我慢してきたのに、とか、
私たちは我慢してやってきたのに、
っていう気持ちで、
怒りが向かうわけですよね。
俺たちの時代は、
24時間戦ってきたのに、
過去と現在の価値観の対比
お前らは停止で帰ってって。
それそれそれ。
それこそまさに、
裏山消しからんですよ。
そうね。
本当はね、
正直に素直に、ポジティブにいけば、
今の若い人はいいな、
それが当たり前になりつつあるのは、
いいな、
自分の時代も今みたいに、
早く帰るのが普通だったら、
よかったな、
素直になれれば、
いいんだけど、
なんだあいつは、
さっさと帰れよ。
ほとんどそっちじゃないから。
そこそこ。
だから多くの、
裏消しから、なんだあいつは、
っていう怒りっていうのは、
大体裏山氏が含まれてるっていうのが、
私の仮説なんですよ。
多分この仮説は当たってるというか、
ハマってるんじゃないかなと思うんですけどね。
そう言われてみれば、
そうかもしれないな。
そう、そうなの。
残念ながら認めざるを得ないところがあって、
そう。
私もでも子育てしながら思ったことあった。
自分が子供の頃には、
そんな甘えてんじゃない、
言われるようなね、
先生とか親とかに、
もっとちゃんとしなさい、
言われるようなことも、
今は別に服装一つとっても、
もっと自由だったりすると、
いいよな、この子の時代は。
子供に嫉妬するみたいなことはね、
ありましたよ。
ありますよね。
環境とかもそうじゃないですか。
私の学校の頃なんか、
今でも信じられない。
冷暖房なしですよ。
冷暖房なしっていうのはね、
よくあったみたいで。
あれでよくまあ、過ごせてきたなと。
今は絶対ありえないでしょ。
ありえない、ありえない。
それもね、だから、
学校にそれこそね、
冷房、暖房つけるかどうかってなると、
反対する地元の
親父とかが出てくる。
いや、俺らの頃はそんなのなくても、
できてた、みたいな感じで、
そんなものに、
市民の税金を使うんじゃない、
みたいな。
あれは多分、典型的な
裏山消しからじゃないかなと、
思うんですよ。
確かにそうかもね。
だから、あれをね、
本当にこう、
いいな、今の子はいいな、
俺らの時代もそうだったらよかったな、
素直に思えたらね、
あんなにプンプンプンプンをね、
周りにこう、今時の若いものはって、
怒らずに済むのにね、
本当はね、って思うわけなんですよ。
なんだろう、
感謝してもらいたいのかな、
今時の若い人たちに、
俺たちはこう苦労して、
なんかね、
感謝してもらいたい。
あの時の苦労を、
当たり前なんだから、
いいからそう苦労しろ、
我慢しろって言われて、
そうあるべきってふうに、
押さえつけられてきたから、
大人が言う、先生が言ってくるべき論に、
頑張って従ってきたわけじゃないですか。
それを頑張ったのに、
誰も褒めてくれないし、
誰もねぎらってくれなかったし、
言ってみればもう、
悲しい記憶なんじゃないかと、
思うんだよね。
ひも解いていけばね。
だけどあれだ、
そうだ思い出した。
怒りって、
怒りっていうのは二次感情で、
悲しいがやっぱり一次感情なんだ、
っていう話があるじゃないですか。
それに近いかもしれないね。
悲しかったなんてそんな、
弱っちいことを言うもんじゃない、
みたいなまたべき論が、
こうね、
上からかぶさってるんで、
なかなかあれはつらかったなーとか、
あれは悲しかったなーって、
自分のあるし、
弱さというか、
無力感みたいなものを、
自分に認めることはなかなか、
難しかったりする人もいるじゃないですか。
そうですよね。
だってそれを出してはいけないって、
教わってきているよね。
特に男の人はね。
男の人はね。
だから、
男子は泣くなーとかね、
男なんだから泣くなー、
みたいに育っているとすると、
えーんって泣いている子供が、
やっぱりその声に、
イラつくとかね、
うらやましい背後の感情
えーんって泣いている男の子に、
例えば先生とか周りの大人とか、
周りの女の子とかが、
大丈夫?って、
そういうふうにすると、
それこそ羨まけしからんが、
むくむくむくむく、
俺が子供の頃は男なんか、
泣くんじゃないって怒られて、
我慢してきたのに、
っていうのが、
すごいそこの方にあるもんだから、
あることに気づいていればまだ楽なんだけど、
気づいていないままね、
だからその男の子、
男なんだから泣くなーとかって、
叱ったりするみたいなことに、
多分繋がっているんだろうね。
だから子供の泣き声とか、
運動会とかの、
学校の行事とかで、
子供がわーわーと騒いでいるのに、
うるさい!とかって電話かけて、
苦情を言ってくる人もいるわけでしょ?
そう、多分それも
その辺なんじゃないかなっていうのはね、
思うよね。
きっとそういう人たちに、
運動会にも来てくださいよって、
誘ったら、
ニコニコ来るかもしれないですね。
いやほんとね、なんかこう、
ランチとか用意して、
近所の皆さんの席みたいな感じでね、
可能であればね、
そういう風にして、
ウェルカムウェルカムで、
子供たち、近所の皆さん、大人の皆さんに、
子供たちの成長を見ていってください、
みたいなことがあれば、
ひょっとしたら、
その地域のみんなが、
大人っていうか年配の人にも、
いつもありがとうございます、
みたいにねぎらいというかね、
感謝というかがあれば、
そんな気持ちにはならないと思うんだよね。
そうなんですよね。
きっと、
孤独っていうのも、
あるのかもしれないですね。
あると思う、あると思う。
孤立化っていうのがね、
一人二人家庭の中だと、
どうしても、
分断がね、されがちなんで、
頭の中でのイメージで、
人と付き合うみたいな、
付き合えばいいんだけど、
付き合いもしないっていうね、
なんかこのけしからんが先にね、
来ちゃうっていうのは、
悲しいことだけど、
側面としては、
社会的な構造にもあるかもしれないね。
そうなんだと思うんですよね。
だから、
もうちょっとコミュニケーションをやっぱり、
取れる場面が、
増えてきてくれてれば、
そういう、
うるさくさせるな、みたいな、
そういう愚情は、
減るんじゃないかな、
いや、ほんとだから、
結局ね、
寛容さとか寛大さみたいなものって、
その地域のね、
おじいちゃん、おばあちゃんぐらいの、
年配の方が子供に、
っていうのもそうだし、
職場なんかでね、
上司が若い人に、
同じだと思うんだけど、
自分がねぎらわれたり、
感謝されたり、
いてくれてありがとう、
っていう気持ちがどっかから、
持ってきてれば、分断されずに、
そしたら、自分もその相手に対して、
自分より年配の人に対して、
やっぱ寛容になるし、
寛大な大らかな気持ちになれるんだ、
と思うんだけど、
まあ今やっぱりね、
社会全体でいうと、
孤立化する方に、
孤立化する方に、
残念ながらなっちゃっているので、
それもあってけしからんが先にいっちゃう。
で、うらやましいって思ったら、
自分が辛くなるっていうか、
みじめになるんじゃないけど、
そういう無意識が働いているのかもしれないな、
っていうのは思うかな。
そうね。
でも、
こちらの、たとえば、
クレームをもらっちゃったりとか、
怒られちゃったりとかね、
する方としても、
裏側に、
うらやましがっているんだ、この人は、
っていうふうな気持ちを持っていると、
ちょっと受け止め方が、
少し柔らかくなれるかもしれないなと、
そうですね。
本当そう。
たとえば上司に、
けしからーんとか、
何やってんだとか言われても、
例えば定時に帰るって時に、
怒るとしたら、
この人は定時に帰ることが許されない時代を、
生きてきた人なんだな、
ってね、
ちょっとうらやましいのかなとか、
時代に感謝とか思いながら、
でも帰るみたいに、
ちょっと想像できると、
自分がその人から、
その上司から嫌われているんじゃないかとか、
ターゲットされているんじゃないか、
っていうのとは別の解釈ができるように、
なるかもね。
関係性の改善
ストレートに、
怒られているっていうことを、
直接受け取っちゃうと、
やっぱり、
自分も責めることに繋がっていっちゃうだろうな、
そうじゃなくて、
そういう背景があるから、
そういうふうに厳しく言ってるんだ、
この人は、
ちょっと考え方は、
受け止め方が変わってくるかな、
受け止め方が変わってくると、
言われた時の、
こっちの対応っていうかね、
返す言葉もちょっとずつね、変わってきて、
そこが、
なんだこの上司は、じゃなくて、
すいません、じゃあすいません、でも帰らせてください、
ありがとうございます、みたいにね、
ちょっと言葉が変わってくるかもしれないし、
そうすると関係性もね、
ちょっとずつ、
いいほうに緩んでくるかもしれないし、
放送を聞いていて、
そういう上司とか、
そういうご近所さんとか、
方と付き合わざるを得ない状況にいる方がいらっしゃったら、
ちょっとその目線で見てみると、
変わってくるかも。
いや、ほんとほんと、
ちょっと世界がね、
ぱっとこう変わって見えるかもしれないね。
だから、うらやまけしからんっていうのは、
かなり、
私たち自身のね、
本能的なものって言ってもいいかもしれないな、
もうプリセットされてるっていうかね、
あるもんだと思って、
誰かが怒ってるイコール、
ちょっとうらやましいとか、
私はそうじゃなかったのに、
僕はそうじゃなかったのに、
俺んときは、みたいなのが混じってるっていう風に、
見たほうが、
そうじゃなかった場合でも、
そう見たほうが多分、
結果いいんだろうなっていうのはね、
ここでおすすめできることですよね。
今度はその目線で、
ぜひ対応してみてください。
見てみて。
ということで、
今日のフリートークは、
うらやまけしからんでした。
はい、ありがとうございます。
最後までお聞きいただき、
ありがとうございます。
誰攻め相談室では、
お困りごとを大募集しています。
応募方法は、
概要欄にあります。
ラジオネームで、
どんな小さなお悩みでもOKです。
お待ちしております。
では、次回の誰攻め、
お楽しみに。
16:31

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