みなさん、こんにちは。だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆうこさんです。
ようこそ。
こんにちは。アシスタントで、キャリアコンサルタントのおうちゃんです。
この番組は、ゆうこさんとおうちゃん2人が、
だれも責めないコミュニケーション、だれせめを使って、
お悩み・お困りごとの解決のヒントや、元気になるメッセージをお届けしていきます。
今回も、Yahoo!知恵袋から、面白い相談を持ってきました。
はい。
みなさん、ご相談のお便り、私たち、いつもお待ちしておりますので、
ぜひぜひ、メッセージからご賛、ご相談をお待ちしております。
では、Yahoo!知恵袋を読み上げてみます。
相談者さんの性別や年齢がわかりませんので、そのまま読みますね。
悩みが多くて、何人もの心理カウンセラーや心理師に話を相談しても、話がかみ合わないことが多くて悩んでいました。
私はかなりドジで、そういうことをネタにして、
それはアホだな、とか驚かれたり笑われたりが好きなのですが、カウンセラーはそういう時にあまり笑ってくれず、
そうなんですね。誰でも店はありますよ、とか言うだけだったりするので、なんだか虚しくなります。
そういう意味じゃないのにとか、やはりカウンセラーにそういうことを求めるべきではないのでしょうか。
なんだかいつも話が通じず、もやっとすることが多いです。
もちろん趣旨は悩み相談で、その節節にそういった話が入るということが、なんだかネタがネタとして通じず、
変に慰められたりするので、毎回話をしていて苦痛になります。
というご相談内容でした。
面白いですよね、この相談。
いやー、詰まされるかもしれないな、カウンセラー的にはこれは。
起きてることですよ、きっとね、相談室で。
クライアントさんはこう、ちょっと面白い話としておっしゃってるのに、真面目に聞いて、
もちろん真面目は真面目なんですけど、そうなんですね、とか、誰でも店はありますよって返しちゃって、
クライアントさんが話滑ったかな、みたいな感じで話が続けられている場面が目に見えるのです。
微妙な感じにね。
いやー、これ、迷うところではあると思うんですよね、このカウンセラーとして聞いてても、
ちょっとドジな話っていうのが出た時に、それをネタにしてっていうふうに書いてありますけど、
もちろんそれはアホだなとは言えないし、これは笑っていいところなのか、
それとも、クライアントさんが自己否定的におっしゃってることなのかなって思うと笑うとまずいし、
でも、そうは言ってもね、カウンセリングの中でも普通の普段の話っていうのはもちろんするので、
その側面、その面でちょっとこんな面白い話があったんですよ、聞いてくださいよみたいな感じでおっしゃってるのかっていうのはね、
なんか微妙な線だなあっていうふうに思うかもしれない。
確かにカウンセラーとして悩むかなあ。
悩むかなあですよね。
学派とか理由派とかでどのカウンセリングをやっているかにもよるかもしれないけど、
そのまますぐ、何も考えずに笑うカウンセラーっていうのはあんまりいないかもしれないですよね。
そうですね。やっぱり意図を読もうとしますよね。
そのクライアントさんがこう言っている意味はどういう意味なのかなあって、
そのままストレートに受け取らずに探りながら対応していくのかなあっていうところですかね。
これ相談、毎回相談、誰に向かって相談されているのかって感じですけど、
これ答えるとしたらカウンセラーが答えるんですかね、ベストアンサーはどうなっているんですかね。
ベストアンサーなんですけどね、今回誰も回答してなかったみたいなんですよね。
実はAIが回答しているんですね。
ほうほう。
なのでこちらもちょっと面白いので紹介したいと思います。
AIからのお助け回答、これChatGPT-4ですね。
カウンセラーは専門的な視点からアドバイスを提供しますが、
あなたが求めているのはユーモラスな反応や共感的な反応かもしれません。
カウンセラーとの相性も大切です。
あなたの話し方や性格を理解し、あなたが求める反応を示せるカウンセラーを見つけることは大切です。
次回カウンセリングを受ける際には、自分の求める反応について明確に伝えてみてください。
それがカウンセラーとのコミュニケーションを改善する一歩になるでしょう。
という回答が表示されていました。
これがベストアンサーになってました。
これしか回答がなかった場合のこのChatGPTさんの、
これもでも面白いですよね。
冗談が通じなくて困っているんですっていう相談にGPTくんがマジレスしてるっていう。
これ冗談言えないのかな、ChatGPTっていうか、
生成AIってここでこういうユーモラスな回答できないんですかね。
ちょっと今ちらっと思っちゃったんですけど。
そこまでは求められないんじゃないでしょうね。
難しいのかな。
難しいでしょうね。
限界なのかな。
正論そのまま正論をぶつけちゃいましたって感じの回答ですけど。
いや面白い。
このChatGPTさんの回答を見た相談者さん、見たか見ていらっしゃらないかわからないですけど。
見た場合どう思われるのかぜひ感想を聞いてみたい気もしますよね。
確かに。
これでも実際カウンセラーとしてはどうするんだろうっていうね。
クライアントさんが何を求めてっていうか、何を意図してその話をされてるのかっていうところには、
多分流派学派を問わずみんなそこにカウンセラーって全集中すると思うんですけどね。
でもクライアントさんの意図が、
これはもしかして面白い話としてシェアしてくださってんだなって。
わかればね、もちろんある程度みんなアハハって笑うと思うんですけど。
それが微妙なラインだったときにね、面白話なんですよっていうメタメッセージがよくわかんなくて、
面白い話ですようなのか、私ってこんなにダメな人なんですようなのかによっては笑えないみたいなね。
笑うとまずい、あるいは笑った方がいいみたいな。
キロみたいなね、そんなところがあると思うんですけど。
でもこれもね、でももうChatGPTとか、
AIじゃないのでカウンセラーはね、ここで笑ってしまったら笑ってしまったでいいかなっていうか、いいも悪いもないかなって思うんですけどね。
なんかね、そのさっきChatGPTさんの回答だと、
ご相談者自身が、これは冗談ですよって伝えるべきですみたいなね。
が、このアクション起こしてくださいよっていう。
意図を説明しなさいみたいなね。
っていう風な回答をしているんですけども、
カウンセラーとして、生きた人間としてね、
それはそのさっきゆう子さんがおっしゃったように、
ChatGPTのできない範囲で、私たちが対応していけるところなんじゃないかなっていうのが。
そうですよね。
なんかね、笑ってしまう、笑ってしまったら笑ってしまったで、
それが本当に面白い話なんですよ、だったらそこでわははーで、
クライアントさんもカウンセラー側もわははーって、
あー面白かったみたいな場をね、共有できるし、
もしカウンセラーがそこは笑うべきじゃないところだったとしたら、
そこでクライアントさんがそんなつもりで言ったんじゃありませんみたいな感じだったりとか、
笑ったカウンセラーを見てまた反応するじゃないですか。
そんなはっきり言ってくださるクライアントさんもいれば、
え?っていう顔したりとか、こっちが笑ってしまうとね、
え?っていう顔したりとか、ちょっと顔が曇るとか、
なんかそれをカウンセラーキャッチするので、
だから多分どっちに転んでも、カウンセラー側が失敗したなと思ったら、
失礼しましたとか言って話を戻すとかすると思うんで、
まあ何だろうな、無理にね、糸がこうだからこうで、
頭で考えてやるよりはもっと自然な感じでいくと、
どっちにしても失敗だとしても、クライアントさんが思っていらっしゃるように、
笑い話でアハハってなったとしても、
どっちでもいい気はしますけどね、ラポール形成っていう意味ではね。
そうですよね。結局、クライアントさんとカウンセラーが対話することで、
ラポールを形成することがまず一番最初に必要とされるところだとすれば、
ラポールが形成されていけばどういう方向だったとしても、別に不正解はないと思うんです。
そうそうそうそう。そこがだからこう、このチャットGPTは、
相性が合うカウンセラーとかね、AIっぽいこと言ってますけど、
そこで、相性が合う人と合わない人っていうよりは、その場の空気を一緒に作っていく、
共同作業みたいなところが多いので、反応を人為的にコントロールするよりは、
自然にやってみて、お互い落としどころというか、
この人はこういう喋り方をするんだなとか、
ここはこういう空気の場なんだなっていうのは一緒に作っていくっていう風にね、
こうやっていければ一番、そうしていくうちにね、
ラポールが気づけるみたいなところはあるような気がしますよね。
なんかあの、これ私も気をつけなきゃいけないなと思ってるのは、
よくその手法にばっかりこだわってしまって、
ここでこう、継承しなくちゃいけないとか、
注意を向けてしまうと、何のためにその継承してるんですかってことになってしまいがちになるんですよね。
そうそうそう、そうなんですよ。
だからね、こうするべき、ああするべきみたいなね、
理屈先行でいくと、ここは笑っていいところ、いや笑うべきでないところ、みたいになっちゃうけど、
もともとはその、目の前のクラウンジさんが元気になるとか、笑顔になればいいって、
そこだけ一遍突破でね、いけば、多分笑っちゃおうがうまくいくんですよね。
その手段と目的をね、間違えずに、混同せずにやっていければね。
そう思います。
うん、確かに。でもあれですよね、そのもともとカウンセリングって、
なんか深刻な話をする場なんだ、みたいな、
なんとなくそう思ってる人が、カウンセラー側もクライアントさん側も、
なんかそういう世界観みたいなのって、結構普通にあるなってね、
それもちょっと、この相談聞いてね、思いましたけどね。
そうですね、なんか真面目じゃなきゃいけないみたいな。
このね、チャットGPT君のマジレスみたいに、マジレス以外は不謹慎みたいなね、
なんかそんな雰囲気が、もともとカウンセリングとか、相談の場にはあるっぽい感じのニュアンスもね、ちょっと感じますけどね。
まあ私はそんなことはやってないですけど、そんな臨床現場はやってないですけどね、
もうゲラゲラ笑ったりしてますけどね、カウンクライアントさん。
あとは日々対応するクライアントさんにも寄りきりなのかなって。
やっぱりこう、すごく重たいね、病気を持ってらっしゃるっていうのが、
最初の訴えとか、最初のお申し込みカードかなんかにね、書いてあると、
普段カジュアルに喋ってても、ここはちょっと一歩引いたところでやらなきゃなとかね、そういうのは確かにね、あるかもしれない。
でもつい笑っちゃうっていうのはね、これは実際ありますね。
なんかその話の内容がとっても面白くて、
こうであれこうであれっていう状況の説明をされているクライアントさんの話を聞いてて、
一生懸命説明してくださってるんですけど、別にそのことで悩んでるっていうよりは、
ある悩みがあって、そこに至る話のエピソードの中で、
その話がとっても面白くて、私思わず吹き出したんですよ。
糸がどうとか、こういう時どうするとかっていうことを考える以前に、
もうあまりにも面白くて、話が吹き出して、そのままちょっと笑いが止まらなくなるぐらい。
そしたらクライアントさんも、笑ってもらってよかったですとか一緒になって、
ゲラゲラゲラゲラ笑うっていう、そういうセッションになったことだって。
それはなんかね、そこで別に意図して笑ったわけでもないし、
なんとなくそうなったんですけど、そうするとね、
なんかそのわははーって二人で腹を抱えて笑ったことによって、
もともとその先に悩みの話が来るはずだったのが、
解決しちゃったみたいな感じでね、
ああもういいですよね、これ笑うとこですよね、みたいな感じになって、
いやもう大丈夫です、そうですよね、みたいな感じで、
なんかもう、笑いながら帰っていく。
そういうケースもあるんですね。
あったんですよね。
だから決してカウンセリングだから笑っちゃいけないとかね、
歯を見せちゃいけないとか、なんかそれはちょっとないと私は個人的には思っていますけどね。
なんかその笑い人だけで、そうか、もうラポールも形成しちゃって、
そう、そうですね。
介入まで行っちゃって。
介入まで行っちゃった感じですよね。
なんかでもそれをこう、理論的に考えると、
なんだろうな、傷ついたとか、
なんかある人から被害を受けたみたいな感じで、