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田村
例えば?
畑
その夏でダメージを受けて張り替えたところにしてもね。
張り替えた周辺に少しずつ芝生が薄い場所があったり、
田村
あーなるほど。
畑
継ぎ目継ぎ目のところがラチが残っていて、プレイをする段にはものすごく気になるんだけど、メンテをしてる段にはそんなに気にならないみたいな。
田村
私、冬の作業っていうとTマークの塗り直しとかそういうのかと思った。
畑
だからそういうところに本来シフトをしてしまって、細かいところを本来もっともっと神経を使って修正しないとダメなところが見逃されていってる。
なんかお正月がもう来るから清掃関係を早くしないとダメだよねとか、
刈り込みをもう少しここまでやっておこうかとか、なんか清掃とかね、最後の仕上げにこうかかっていくような感じが結構見受けられるんだけど、
冷静にグリーンを見たりフェアウェイを見たりTを見たりしたときに、細かいそういった取り残しの部分が多く残ってるケースがあったりするっていうことを感じるよね。
うーん、なるほど。
やっぱりそのまま小さいものを残しておくことによって、何かそれが乱れてしまうんで、
例えば1月、2月、3月、4月って段階踏んでいくんだけど、だんだんだんだんその部分が擦り切れてしまって、
その1センチ四方のものが10センチ四方になったり、何かそういうところにほころびが生じてくるよね。
かたさんよくほころびは早く直すって言うもんね。
やっぱり原因は小さいうちに潰すことによって大きくならない可能性が出てくるから。
田村
カート道とかもさ、最初は10センチぐらいの穴だったりして、それをずっとほっといて、そのままその上をカートが通り続けて、
50センチとか70センチとかになってから直すとかね。
畑
よく考えればわかることなんだけど、細かいところを見逃してしまうけど、それが最終的に大きな何か故障につながったりね。
田村
小さいときに直しておけばそんなにお金もかからないのに、大きくなってからやろうとするとすごくお金がかかるみたいなことあるもんね。
畑
そうそう。だからそういう気持ちを持って細かいところに目配り気配りができるようになってくると、
より繊細なメンテナンスができて、やっぱりコースはどんどんどんどん良くなっていくんじゃないかなとは思うよね。
だから芝生だけではなくってやっぱり機械なんか特にそういうところがあってね。
小さな原因で何かノッキングってギクシャクする動きが、例えばグリーンの刈込モアで、
毎日刈ってる人は気づいたりすることがあるような小さな変化。
毎日それを使い続けてるとね、それがわからなくなってしまうのよね。
田村
最初は気づいたのにもう慣れちゃう。
畑
そう、慣れちゃって。
で、結局最終的に止まった時に初めて、
あ、もう止まっちゃいましたっていう報告が来る。予兆があったはずなんだけど、
分かってたのに報連相をしなかったがためにね。
大事に至るとも思ってないんだろうけどね。
だからそれは機械も芝生も全て同じことが言えると思うから、
やっぱりそのほころびっていうのは小さいうちにきちっと処理をして、
見つける癖をつけて修正すると。
そうすると大きな修正にならなくて済むんじゃないかなと思うんですよね。
同じやるならね。
意識の問題が強いかなと思うんですよ。
田村
なるほどね。
畑
だから結構今の時期ね、細かいところが目立ったりするんで、
そういうところに一度目を向けてみてね、取り組んでみるとね、
こういうことかこういうことかっていうのが見えてくることもあるからね。
田村
それをやっとくだけで春から全然違うっていうこともある?
畑
そうですよ。違うものもあるし、全く問題ないものもあるし。
結局けどそういったものって取り残すことになるから、拡大しないにしてもね。
田村
艶消しにはなるよね。
畑
そうそう。そういうところに細かい神経を配る意識を持っていくっていうことが大事だっていうことですよね。
田村
もし暇な日とかがあったら、お客さんが多かったらダメかもしれないけど、
畑
みんなでコースを歩いてみるといいかもしれないね。
田村
そういう目を持って何か艶消しになるところを探してみようみたいな。
畑
人それぞれ完全に視点が違うし、考えてることも違うから、
ある人は見つけて、ある人は見つけられないけど、見つけた人に対してのね、
なるほど、こういう人ってここも見つけるんだ、みたいな発見があったりね。
田村
得意な人いるよね。
畑
やっぱりけど、人それぞれの視点を勉強することができるね。
やっぱり一人の目より二人の目で、それがやっぱりコースの発展につながるね。
強いて言えば、最終的に無駄な経費が落ちないっていうことですよ。
畑
同じベースで同じ見積もりを出してもらう。
そこで企業努力で処刑費が安かったりする分に関しては、
それはお願いすればいいんじゃないかなって思いますね。
田村
いつもの業者さんを使いたいんだけど、
上からもっと安いところないの?みたいに聞かれて、
他のところに頼んで安く上がってきたからそっちにしたけど、
結局始末が悪いとかそういうのがあったりして、
仕事が増えるみたいなこととかね。
畑
それからやっぱりそこの業者の持っている技術力とか考え方とかっていうのもやっぱり
結果に大きく左右されるから、
それは長年の付き合いをしていかないとなかなかわからないことだけど、
やっぱり高かっても注文する時ってありますよね、絶対に。
同じやり方で同じものを使ってるんだけど、
安いけど頼めないっていう業者があったりする。
田村
なんかその時だけの関係で終わらなければ、
今はこっちの方が高いけど後々こっちの方が安くなるみたいなこともあるでしょ?
畑
それはやっぱり技術力が良い業者に依頼すると、
良い仕事をしてくれるから。
やっぱり同じものでも長持ちしたりね。
そうだよね。
施工方法が変わってきたり。
田村
それをキーパーの人はちゃんと上の人に説明できなきゃいけないよね。
畑
そうなんですよ。
そこで問題が一つあって、
まず最初って誰もわからない。
その業者が良いのか悪いのかもわからないし、
その工事がどうやって直していかれるかっていう過程も工程もわからないから、
まずキーパーは見積もりをとったら、
一番最初分かってない仕事なら特にそうだけど、
現場を見て目で精査すること。
目に焼き付けてどういう仕事をしてるのかっていうのを必ず自分で見ること。
田村
道具の扱い方とかも見たらいいよね。
綺麗な道具使ってるのか、錆だらけの何かでやってるのかとかね。
畑
まず自分で体験すること。
まず自分で見ること。
確実に見切って、それは次に生きることになるから。
田村
そうだよね。一回目はわかんないもんね。
畑
だから次同じようなケースが出た時に、
前回の見積もりとちょっと違うねとか、
前回取った金額はこうだったけど、
内容見たら、今回これ入ってないけどどうなのとか、
前回あれ良かったよねとか、
いう本当に前向きな精査ができるんじゃないかなと思うんですよ。
まず見積もりを取る。取ったら必ず内容精査する。
わからないことは質問する。
あとは決めたら現場を必ず見に行く。
結果を見る。結果を評価する。
それで次回お願いして異業者なのかどうなのかっていうのを、
ちゃんとインプットしておくっていうのが大事なことですね。
それを忙しさにかまけて、
皆さん何も見ないで遠隔操作でお願いしてるような感じで、
何の知識にもならないし。
田村
やっぱりさ、人が足りない人が足りないで、
キーパーが現場に出てさ、
みんなと一緒に手を動かしてると、
なかなかそういう風にはできないよね。
畑
できないし、そういう考えの人は、
増員をして自分がフリーにならないとダメだ。
こういうケースになっちゃうっていう考えも持たないから、
そうなるんだろうと。
だから周りから支配人なり、
分かる人が言ってほしくはない、
なんかこう屈辱かもしれないけど、
やっぱりそれをちゃんと言ってあげる人が周りにいればね、
いいと思うんだけど。
結局、分かっててそうやってる人と分からないで
バタバタしてる人、そっちの方が多いのかなと思いますよ。
だから忙しくっても、やっぱりキーパーが
現場を一回見ておかないとダメだとか、
あれは覚えないとダメだって言ったら、
自分できちっと段取りをして、
業者が入る日程も多分自分で全部調整すると思うね。
田村
自分の日程に合わせて。
だって野球とかってさ、
たまにプレイングマネージャーみたいなのいるじゃない。
一握りっていうか、
私は頭の中に古田しか今出てきてないんだけど、
いないもんね。
現場をやりながら監督やるっていう人はね。
見えるものが違うから、
見えるものが違うっていうか、
見なきゃいけないものが違うから。
畑
まあその辺はね、
誰かがちゃんとこうだよっていう、
言えたら一番いいんだけど、
そりゃね、今の時代そう余裕もないのは確かだから、
昔みたいにコース管理に20人30人って置ける時代じゃないしね。
どうしてもキーパーも人気になっちゃうから仕方ないんだけど、
結局そういう不備がまた自分に回ってくるのが分かってるから、
だから見るべきってキーパーも頭に置いて動かないとね。
田村
そうだね。
畑
信頼関係がちゃんとあったらね、いいんだけど、
けど自分に知識が入らないから。
ゴルフ場自体の知識がね、工事の知識と内容の知識が入ってこないから、
その辺は貪欲に勉強するっていう意味でね、
田村
必要なんじゃないかなと思いますね。
わかりました。
畑
なんかちょっと短い気がするけど。
え?