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畑
で、その上で終了させて
次の日の朝は大体ちょっとこのぐらいの散水量でいこうかなと。
水分量が今回このぐらいまでは補えたから
明日の朝は大体このぐらいでいこうかっていう打ち合わせまでする。
畑
で、今度朝になります。
朝になったら必ずみんなが出勤するまでに主だったところの水分量を前日やった結果を見に行く。
どれだけ前日にやった水が重力水でどういう変化をしているのかっていうのを見に行く。
重力水っていうのは表面にあったものが下がっていってるかどうか、どれだけ満たされているのかどうかを
大体主だったところを見ていく。
その上でグリーン刈りの人に散水を委ねる。
大体パターン的にはグリーン刈りの人が刈込をする前に指定した分量の散水をしてもらう。
田村
スプリンクラー?
畑
スプリンクラーでやってもらう。
それはスプリンクラーに限ったことではなくて、スプリンクラーが必要であればしてもらう。
スプリンクラーが必要でない場合は手で撒いてもらう。
っていうパターンを決めてた。
田村
それは水分計で測った時に、全体的に、例えば20%で乾燥状態だなっていう風になってたらスプリンクラーで水を撒いて
測った時に20%のところもあるし、60%もあるっていう風になってたら、
スプリンクラー使っちゃうと60%のところがジャブジャブになっちゃうから
そういう時は手散水で20%のところだけ水を撒くっていうこと?
それはグリーン刈りの人が測って判断して、水を撒くっていうところまでやるっていうこと?
畑
今のパターンでいうと夜は自分たちで見に行きました。
朝は出勤される前に前日の水分量を主だったところを測りに行きます。
その次はグリーン刈りの人に委ねたいから、グリーン刈りの人を日々訓練してもらってるよね。
そういう水の見方とか考え方っていうのを訓練してる人がグリーン刈りに配備されてる。
だからある程度の指標は言ってあげる。
指標っていうのが「今の状態はこうです。前日こんな感じで今の朝の状態はこうなんでグリーンを狩る前に水分量を測ってくださいね。」
だからグリーン刈りの人が水分計を全員が持っている。
それとチェックする図面を持っている。
で、グリーン刈りの人が10分割か6分割かしたところを主だったところを水分計でもって測ります。
それから気になるところも測ります。
それプラス私たちが事前に情報を与えている分を考えながら、
スプリンクラーを撒くべきなのか、スポットでいいのかっていうのをグリーン刈りの人が判断してやります。
畑
っていうパターンを作り込んでた時があった。
そうすると完璧に終了できる。
水分量を芝生の中でバランスよく保つことができる。
ただそういうスキルを持った人が配備されないとなかなか難しいけど、
キーパーだけが見ていても大雑把になっちゃうんで、完璧にクリアすることはできない。
けども今みたいなやり方をすればほぼ完璧にいける。
だからといってグリーンが枯れないかといったら、それはまた別の話なんだけど、水分量を適切に管理することができる。
っていうやり方をしてましたね。
田村
水分計で水分量を測って水を適切にあげていれば、水のあげすぎによる病気の発生とかも防げるしね。
畑
水ストレスとかね。
田村
水分を測らなきゃっていうと、すごい高い水分計を使って測ろうとする人がいて
そんなのグリーン刈り全員分用意できないよっていう時あるんだけど
畑さんが使ってる水分計って、本当1個1000円とかの簡易的な水分計だもんね。
畑
そうそう。
まあ要は指標だからね。
田村
みんなで同じ水分計を使うことが大切で、その水分計で測った時に2だったらやばい。
8だったらジャブジャブみたいな、そういうのが分かればいいだけだから
別にそんな高いのを使う必要はないんだもんね。
畑
要は単純に人間は土の中を見ることができない。
世の中にはいろんな水分計があって、水分計を持ち入れば、
土の中っていうのは見えないものの、手に取るように感じることができる。
数字で確認することができる。
それにはものすごく高価な水分計があったりするんだけど
高価な水分計であれ安い水分計であれ、しっかりメーターが触れてくれたら考え方は一緒だからっていう考えで
安い水分計を私は利用しながらやってる。
十分それで機能するから。
田村
とにかく同じ水分計を使うっていうことが大切だよね、みんなが。
違う水分計使ったりすると、例えばAという水分計で5なんだけどBっていう水分計では8が出たりとかして、
そうすると多いのか多くないのか分かんないみたいな風になっちゃったりすることあるもんね。
水分計によって基準の数値みたいなのが全然違うよね。
畑
全然違うよね。
けどさ、みんなも長年使ってくると何かおかしいっていうのが分かってくれるもんね。
分かってくれると同じメーカーの同じやつを予備を持ってきて2本挿して「やっぱり違う」って言って捨ててくれる。
そこまでなってたからね。
新しいのを買っても2つ並べてやったら多少違ったりするもんね。
田村
そうだね。同じメーカーの同じ製品でもね。
畑
けど本当に水分量って慣れた人がいっぱいいると何か感じてくれてるよね。
挿し込んでる時の硬さとか、みんなそこで語れるもんね。
田村
見てるよね。
畑
見てる。
ちょっとあれメーターは振ってるけど水がないんじゃないかとかさ
何かちょっと振ってるんだけど硬かったよとか言ってくれるから。
田村
何か言いに来てくれる人も多かった。
畑
そうそう多かった多かった。
必ずキーパーは、みんなが書いてくれた表を見て感想聞いてたからね。
いろんなヒアリングするからね。
その繰り返しは訓練だから。
だから、ほぼほぼ水が撒けてなくって焼けてしまったっていうケースはなかったよね。
田村
何かさ、いろんなキーパーの人たちが作るいろんなチームを見て思うんだけど、
畑さんの作るチームは、社員の人が少なくてアルバイトが多いチームになるんだけど、
畑さんは、アルバイトだからどうとか、社員だからどうとかっていうのがなくて、
人一人ができることっていうのをすごく信じてるところがあるよね。
畑
僕は逆に、社員もパートさんも同じだと思ってるし、
パートさんってものすごく技術に特化した人がいたり、気のものすごく回る人がいたり、
いろんな特性を持った人がいっぱいいるからね。
だから宝の宝庫だと思ってるよ。
ほんと。
田村
でもさ、そうだけど、判断業務は社員がやるとかで、キーパーが全部理解してて、キーパーだけが忙しくてみたいなことがあるじゃない?
でも畑さんが作るチームは、みんなで作ってる感じがすごいした。
畑
俺は社員だから万能か、神様みたいな存在にいう人がいるけど、そんなのありえへんからね。
そんな人いないと思うよ。
何かは長けてるけど、何かはできないとか、そんな人ばっかり。
そういう人がうまく寄せ集まって一つのチームができるんだから。
って僕は思ってるからね。
だからやっぱり水に対してのレクチャーをした時に、
ある人は100%私のことを理解してやってくれてる人もいるし、
半分ぐらい理解して、自分の考えをぶつけてくる人もいるし
それがいいところだよね。
私の考え自体が100%合ってるかって言ったら合ってないから、そんなの。
ただ自分の世界で酔いしれて言ってるだけの話で。
農薬の考え方もそうじゃん。
全てそうよ。
刈高の考え方もそうだし。
だからその大前提に立った時に、いろんな人の知恵を借りないとそんなものはできないことであって、
まず基準を与えるのが私の仕事かなと思ってる。
田村
畑さんってよく喋るからかな?
でも本当はすごく聞く耳も持ってるし、すごく人のことを信じてるし、
でも押し付けてるように思う人が多いよね。
「畑さんの言う通りを全部やらなきゃいけないんですか!」みたいに思う人多いよね。
本当はそんなことないのに。
畑
喋ってると楽しくなってくるから、技術をひけやらかしてるように思われるかもしれないけど、そんなことないからね。
田村
だから言って違うと思うんだったら言って欲しいし、
技術論を話し合いたいって思ってるんだけどね。
そこの受け入れ体制っていうのか、そんな大層なものではなくて
自分の考えは自分は万能じゃないっていうのを自分は分かってるつもりだからみんなの力を借りたいと。
そうじゃないと成り立たないと思ってるから。
田村
特に水分のことなんてさ、水がかかってないことがあったら枯れちゃうわけだから、
そんなのキーパー一人の目で何とかしようと思ったって絶対無理じゃん。
だからみんなの目を借りてやったほうがいいよね。
畑
そうするべきだし、
人にやってもらったって無理だから
それでも見落としてるからね。
けども被害をいかに最小限に抑えるかっていうことを考えないとね。ゼロはないと思うから。
やっぱりそこだけやね。
田村
きれいにまとまったので終わりにします。