1. コース管理の現場
  2. 春のグリーンは秋の管理で決まる
2026-04-02 22:23

春のグリーンは秋の管理で決まる

畑
畑
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春になると、グリーンにポコポコした違和感が出てくることがあります。
でもその原因は、春に突然起きたものではなく、秋のコアリングやその後の管理の中にすでに潜んでいます。
今回は、春の仕上がりを左右する秋の認識と管理について、キーパーが何を見て、どう備えるべきかを話しました。

【今回の内容】
春に目立つグリーンのポコポコ / コアリング後の空洞化が起こすこと / 秋の管理が春の仕上がりを左右する理由 / 芽の肥大と凹凸はなぜ起きるのか / 春になってからでは直せないこと / プレイヤーに伝わりにくいグリーンの質 / 知っているキーパーは何を想像しているか / 来年に向けて記録と検証をどう残すか

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サマリー

このエピソードでは、コース管理の現場で起こる様々な現象について、元キーパーの畑さんと田村さんが語り合います。春の訪れと共に、庭木の移植や朝市での出来事など、季節の移り変わりを感じさせる話題から始まります。特に、菜の花の開花時期の早さや、みかんの詰め放題での店主との楽しいやり取りが紹介されます。話題はコース管理の現場に戻り、冬場の芝生の管理方法、特に秋の作業が春にどのように影響するかについて深く掘り下げられます。畑さんは、芝生を「寝る子を起こさない」ように管理する自身のスタイルを説明し、それが春に現れる「つぶつぶ」や「ぽこぽこ」とした盛り上がりの原因となる可能性について解説します。これは、秋のコアリング後の砂の処理や、芝生の活性化の度合いによって生じ、グリーンの均一性やボールの転がりに影響を与えることが指摘されます。トーナメントコースと一般営業のコースでの管理目標の違いや、プレイヤーがグリーンの質をどのように認識するのかについても議論されます。最終的に、コース管理者は経験を通じて学び、常に改善を目指す姿勢が重要であると強調され、日本のコース管理技術の向上への期待が語られます。

季節の訪れと日常の出来事
田村
コース管理の現場。この番組は、トーナメントコースをはじめ、様々なコースを渡り歩いた元キーパーの畑さんと、そんな畑さんを裏から支える私、田村が、コース管理の現場で見えることをいろいろと語る番組です。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
畑
暑い。
田村
暑いの?
畑
半袖が着たいぐらい。
ちょうど雨が止んで、心地のいいお日様が照りつけてきて。照りつけてって言ったら、暑く感じるやんか。
なんかほんと暑いよ。
田村
こっちそこまでじゃないけど、庭の木を2月中に移植しようと思ってて、でもちょっといろいろあって、なかなかできなくて。
この前、数本移動したんだけど、まだまだ移動したいのがあるんだけど、ちょっともう無理だなっていう感じの春にはなってきた。
畑
この前ね、僕はこの近くに都城っていう地域があって、来年国体が開かれるところなんだけど、そこにちょっと用事があって、朝市に行ってきたよね。
この時期になると楽しみが増えてきて、結構朝市とか道の駅でやってるのよね。
果物とか野菜とか結構いいのよ。それが楽しみで、そこに向かって行ったんだけど、菜の花がいっぱい咲いてるの満開。
田村
早っ。
畑
そうやろ。
早い。
めっちゃ咲いてるの。
田村
だって桜と菜の花じゃん。
畑
けど、菜の花咲いてるよ。見間違ってるのかな?僕は。菜の花咲いてると思って。
田村
九州には桜はあるの?
畑
ある。
田村
沖縄とかはさ、暖かすぎちゃって、ソメイヨシノが咲かないとか言うじゃない?
畑
あるよ。
田村
ソメイヨシノあるの?
畑
ある。あるある。
田村
じゃあ、ソメイヨシノの下には何が咲いてるんだろうね。
畑
下?
田村
下っていうかさ、なんかほら、ソメイヨシノと菜の花っていうさ、ピンクと黄色っていう。
畑
あるよね。
田村
菜の花いいよね。
畑
菜の花いい。
ところ、間違ってたらごめん。だけど、菜の花咲いてると思って。
え?違うのか?とか思いながら、ずっと見てた。
あ、すごいと思った。
田村
そんな違うと、ほんとに困っちゃうね。いろいろ違うだろうね。
畑
困るのかどうかは、この辺の地域の人はさ、それが普通だから。
田村
うんうんうん。
畑
普通よりも早く咲いてるのかな?
あ、そこはちょっと知りたいな。
田村
この時期になると朝一がって言ってたけど、この時期しかやってないの?朝一っていうのは。
畑
いや、やってるとは思うんだけど、やっぱり全然その体感の気温が違うので。
田村
あー、そっかそっか。寒くて行きたくないとかそういうこと?
畑
そうそうそうそう。
そうか、もう北風が吹いてね。九州でもやっぱりさすがに寒いときは寒いから。
田村
うん。
畑
けども、最近イベントごとが増えてきたから。
田村
あー。
うん。で、果物が美味しい。
畑
あ、そう。やっぱりそうなんだ。
甘い。
へー。
まあ、それ以上に、その売ってる人とのやりとりが楽しい。
田村
誰とでも喋るね。
畑
あのね、これ、全然こことはちょっとずれてるかもしれないけど、
あの、みかんをね、詰め放題で、ビニール袋、買い物袋みたいなビニール袋ってあるよね、台の。
あれに、日向夏をこう、詰め放題1000円。
うんうん。
田村
結構入るんだけど、そこのおじさんがね、何か袋持ってないのかって聞くの。
畑
また、みんな、おばさま連中は買い物袋を持ってるの。
で、そのビニール袋に詰めたものを、買い物袋に入れなっていうの。おじさん。
また、買い物袋大きいじゃん。
そこにも入れてくれるの、おじさんが今度。
田村
へー。
畑
それで1000円。
田村
すごい。お買い得。
畑
やるね、と。もう、前持って持ってきてるの。
面白いなと思って。
そういうのが楽しいよね。人と交わるっていうのは、ものすごく楽しい。
秋の管理が春に与える影響:芝生の「つぶつぶ」と「ぽこぽこ」
田村
畑さん、ほんとどこ行ってもね、お店の人に覚えてもらえるし。
畑
ちょっと関西弁がきついかな、特徴的に。
ごめんごめん、ちょっと脱線したけど。
まあ、要は、名の花が咲き出すっていうことは、やっぱり芝生も動きが出るからね。
前回も言ってたけど、やっぱりそういう時期に入ってきたから。
で、結構グリーンの仕上げ方って様々あって、
結構冬でも肥料を入れてね。
芝生に空腹感を与えない状態で、春に持ってくるっていうやり方の人とか。
で、九州なんかは、他の近隣のゴルフ場さんどうなのかわからないけど、
結構冬も気温が一時的に0度とかマイナスに近いところに来る時あるけど、
それは一時的であって、平均してやっぱり気温がそこそこあるから、
やっぱ動かそうと思えば、大きな動きは出ないけど、色がちょっと上がるとか、
いうことはできると思うよね。
ところがまあ、私のやり方っていうのはどちらかといえば、
寝る子を起こさないやり方みたいなことを取ってるんで、
それが植物にとって当たり前のことだろうと思ってるから、
植物の成長に反しない、今までの法則に反しない、勝手に思ってるんよ、
そのやり方がいいなと思って、ほぼゼロに近い。
それは環境とか状況によるんだけど、ここに関してはゼロに近い状態で
過ごしてくるとどうなるかっていうと、
例えばグリーンの上に鳥がうんこをしますよね。
で、そのところだけグリーンが成長したりするの。
で、もう一つ、プツプツとこう、つぶつぶに見えるよね。
パッとグリーンを見ると。
で、何がつぶつぶに見えるかっていうと、コアリングの穴のところが目立ってくる。
色が上がってきて。今の時期のところ。
田村
それはこの前話したときはさ、コアリングの後に砂が入ってなかったら、
そこに空洞があるから、根が空洞に沿って下に行って下がっていくから、
上も上がっちゃうっていうつぶつぶだったけど、
そうじゃなかったとしてもつぶつぶが目立ってくるの?
畑
つぶつぶが目立つ。
だから春につぶつぶにこう、目立ってくるっていうことは、
色が上がってるだけではなくって、秋に活性化をしすぎて、
葉っぱがその周辺よりも少し大きくなった状態?
田村
それは活性化しすぎたっていうのは、秋にコアリングをやったことによって、
砂柱の部分だけ水とか空気が入るから、
だからそこだけ余計にちょっと育っちゃったっていう。
畑
そこで活性化されるが故に、根の発生が多く発生したり、
やはり植物が育っていく環境自体がものすごくいい状況を、
そこの場所は産んでしまってるから、どうしても周辺とは変わってくる。
確かに。
それをキーパーはある意味コントロールしないとダメだよね。
田村
いつの段階で?秋の段階で?
畑
秋の段階。
春を見越して、秋に肥培管理であったり、
目砂とか色んなことを駆使しながら、
やっぱりその芽を均等に調整する必要がある。
田村
肥培管理で調整する?
畑
肥培管理だけではダメだけど、
色んなやり方を駆使しながら調整していくのが大事。
田村
色んなことができるんだ。
畑
そうそうそう。大事。
けども今の田村さんの発言じゃないけど、
空洞化をしてしまうと調整のしようがない。
どうしてもコントロールができない。
それは根の発根コントロールであったり、
表層に毛細根をはらして、
芝生同士のグリップ感を高めて、
コンパクションを上げるっていうやり方が不可能になってくるよね。
田村
そうだね。
畑
そうするとその時点で芽が周りよりも
必要以上に肥大してしまう。
スポーツターフとしては好ましくない肥大の仕方をする。
その状態が秋に仕上がってしまって、
冬に突入します。
その時には結構色落ちが起こってくるんで、
グリーンの芝生を動かさない限りは。
目立たなくなってくるよね。
そのつぶつぶ。パッと見た感じ。
田村
春が進んでくると?
冬の間。秋から冬にかけて。
田村
ちょっとなんか途中で見失ったな、今。
畑
秋に少し肥大化します。
肥大化したけど、
田村
その時って素人目には分からないの。
分からないんだ。
畑
周りが同じように緑だから。
田村
そうか、そうだね。
畑
ちょっとかがんで見て、
つぶつぶと見えて、
ここ青いねって言うかもしれないけど、
肥大してるねっていう発想にはならない。
分からない。
田村
ならなそう。
畑
そのまま全体的に色落ちします。
けどもそこの部分は周辺の芽よりも肥大してる。
けど目立たない状態で冬起こします。
ところが春になってくると、
動きが出てしまうよね、先に。
そこの空洞のところが。
それは雨が入ったり風が当たったり、
環境がいいからある意味。
そしたらその部分が成長するっていうよりは、
色が上がってくるのね。
活性化されてしまって。
そこに根が深く入っちゃってるから、
水をちょっと吸い上げるようになってくる。
先に。
周辺よりも。
そうなるとどうなるかっていうと、
膨圧が高まってきて、
細胞に水分が入ってきて、
その肥大したやつがふっくらふくらみ出してくる。
そうすると全体が盛り上がってくる。
そこの部分だけ。
田村
葉っぱが大きいからっていうんじゃなくて、
芽自体がぷっくりしてくる。
畑
ぷっくり。
軸とか胴体とかに水が入ってくるから。
ぷくってなってくる。
田村
なるほど。
畑
そうするとぽこっと盛り上がって、
手で触ってもわかるよね。
ぽこっと盛り上がってくるから。
田村
それは軸がりとかにはなっちゃわないの?
そこまでじゃない?
そこまではいかない?
畑
そこまでいかない。
根っころがっちゃってるから。
軸が上がるまではまだいかない。
ぷくってふくり上がってくるから。
だから刈高を下げても解消はできない。
田村
できないんだ。
できない。
畑
じゃあどうしてその芽を揃えるのかってなるんだけど、
なかなか難関です。
例えば5月に、
これから日本プロがあったり、
ゴルフトーナメントがどんどん始まったりするんだけど、
そのあたりに影響を及ぼしてくる。
仕上げられない。
そういう芽を作ってしまうと、秋。
だからものすごく重要なんだよね。
トーナメントでなら絶対無理だけど、通用しないけど、
一般営業でもね、厳密に言えば、
大きい芽と小さい芽を作ってしまう。
それから空洞の柔らかさと、空洞でない固さが出てくるから、
どうしてもコンパクションのばらつきが出てくる。
成長のばらつき、コンパクションのばらつきが出てくるんで、
ボールの転がりに影響を及ぼす。
田村
一般のところではやっぱりそういう事態は避けるべき。
畑
一般もそれに置き換えるのであれば、厳密にはそうですよ。
田村
基本的なこととして、そういう風にはならないようにしないといけない。
畑
秋にそういうことを本当に想像して、書いて、計画してやっていく。
グリーンの質とプレイヤーの認識
畑
それの積み上げ。
田村
この前さ、空洞化が起きてるんだとしたら、
それは十字無垢のエアレーションでついていけば、
解消されるかもしれないっていう話はしたけど、
空洞化じゃなくて、秋に葉っぱを肥大化させてしまったことによる
ポコポコの場合はどうしたらいいの?
畑
空洞化じゃないのに、そういう芽の作り方が悪くなって、
凹凸が出てしまったっていうこと?
田村
そう、膨圧が高まってポコってなっちゃったみたいな。
畑
どうしようもないよね。それこそどうしようもない。
田村
じゃあその1年をかけて葉を小さくしていくっていうのを取り組んでいって、
次の秋はそういう風にならないようにする。
けども小さくすれば、今言ってる現象みたいになるんだよね。
畑
全体的に芽を小さくして、綺麗にグリーンのパッティングクオリティも上がったね、
というグリーンを作れば作るほど空洞化をしてしまうと、
より目立つことになっちゃう。
けども全体的に暴れたグリーン作りのコースっていうのは、
空洞になってようがどうなってようが、
もう全体が肥大してるからわからない。
田村
それ暴れたグリーンか暴れてないグリーンかっていうのは、
一般プレイヤーも気づくの?
畑
暴れてるとかっていうのは私たちの表現であって、
どういうグリーンがいいのかっていうのは、
一般プレイヤーは芝生があって青かったらいいグリーンだから、
畑
肥大とかそんなものは関係ないと。
やっぱりシングルプレイヤー、0から5ぐらいのシングルの人、
それからプラス判定のプロ、0以上の人、
その人じゃないとわからない。
田村
わからないか。
畑
わからないとよくボールがふらつくとか言うんだけど、
芽の抵抗でふらついてしまうから、
できるだけ単葉にして、葉先を転がして、
抵抗がないようにするっていうのが、
グリーンのクオリティーの出し方だから。
田村
自分の腕が確かで、
芝が悪いって思えるぐらいの技術がないと、
みんな自分の技術が悪いのかなって思うもんね。
畑
だからグリーンがさ、
スティンプメーター値っていうのがあるじゃん。
速いとか遅いとかっていう表現を数値的にするけど、
だいたい一般の普通の人が、
速いって言ってるのは自分が強く打ちすぎてるだけの話で。
だからグリーンの良し悪しって、
本当にシングルプレイヤーじゃないと、
良し悪しにもいろいろあるからね。
青かって芝生があって、
普通に転んだらいいっていう人も多いし。
けども厳密に言えば、
クオリティっていう話になってくると、
シングルとかそのあたりじゃないと、
なかなか分かりづらいところが多いだろうね。
だからメンテナンスで何を目標にするかっていうと、
やっぱりそこなんじゃないかな。
いろんなクオリティでいいっていうのはあるけど、
やっぱりまず究極もやれる。
けども究極もやれるし、
一般受けするクオリティも出せる。
けどこのクオリティっていうのはこうだから、
トーナメントするのはここに持っていきましょうねっていうのも出せる。
っていういろんな方法を知ってるキーパーのほうがいいよね。
田村
もちろんね。
知らないより知ってるほうがいいし、
究極ができるほうがいいし。
畑
だからそれを知らないと、
この小さい芽と大きい芽が共存してるものを
意図的に解消したいっていうのはできないじゃないかな。
田村
そうだね。
畑
けど意図的にできる人はそういうグリーンを作らないってなってくる。
田村
そうだよね。
なんか畑さんみたいに最初からトーナメントコースみたいなところに入っててさ、
っていうので学んできた人ならそういう風になってくんだろうと思うけど、
例えば一般向けのゴルフ場に勤めてて、
そこでトーナメントなんかやることもなくて、
って言うんだとしたら、
なかなかそういう風にちっちゃく作ろうとか、
パッティングクオリティがちょっと乱れてるから大変だとかっていうのは思わないよね、きっとね。
畑
思わないし思えないし、そういうのは全く論外の話で。
けど私たちもそうだけど、
一般営業のコースをずっとやってる時ってそれしか本当に知らないもんね。
田村
そうだよね。
畑
当然トーナメントをその足で見に行ったとしても、
わ、すごいグリーンだとは思わない。
当然自分もできると思ってる。
それってレベルがこんなに違うんですよっていうことを、
どこかで学ぶ機会がその人に会った時に初めて分かるんじゃないかな。
そうじゃない限りは、そういう場に直面しない限りは、
どんなセミナーに出ようが、
マスターズを見に行こうが、
分からないと思う。
田村
そうだよね。
どんな専門家に話聞いても、
自分の概念がそこにしかないから、
畑
それが究極だと思ってるから。
田村
そうだね。
畑
Aさんこのグリーン、トーナメント来年するんだけど、
これはダメだよって言ってもらわない。
なんでダメか教えてあげるっていう、
こういう経験をしていかないと。
畑
それにはゴルフをしないと。
田村
そこにつながってるのか。
畑
ゴルフ場に足しげく通うと、
プレーをすると、
明らかに違う、
同じグリーンは一つもない。
田村
だからトーナメントをやった後のグリーン、
畑
やる前のグリーン、
それを経験して自分のところに変えると、
違いがわかる。
田村
そうか。
畑
けどもその人は、
あのグリーンじゃダメだよねって言ってる可能性もある。
トーナメントコースの人が、
そのAさんのところに見に行ったら、
あんなグリーンじゃダメよねって言ってる。
お互いに言い分もある。
だからやっぱり見るだけでもダメ。
やっぱり自分が当事者として携わらないと、
なかなか難しいところがある。
田村
でもゴルフやったって、
その片手シングルみたいにはさ、
ほぼほぼみんななれないでしょ?
畑
なれない。
田村
だから、
もしそこまでいかないとわからないんだとしたら、
わかんないよね。
経験と学びによるコース管理技術の向上
畑
いや、ただ、
パットの名手っていう人もいるの。
あのね、
ティショットダメ、
セカンドもダメ、
けどパターすごいよねっていう人が結構いる。
キーパーなんか多いよ。
めちゃめちゃ上手いの、パター。
けどもそこは全然まとまらないの。
そういう人もいっぱい見てる。
その人はわかる。
自分も片手シングルじゃないからね。
田村
昔はね、頑張ってたんでしょ?
だってプロになろうと思ったわけだからさ、
下手くそはプロになろうと思わないでしょ?
畑
そう。
田村
なんか、ちょっとモヤるけどいいや。
畑
いいや。
いや違う違う。
だから、
その秋の更新作業からの後遺症で、
いろんな要因を引き下げて春に向かっていくと、
良いも悪いもいろんな現象が出てきますよと。
その現象が顕著になってきてますねと今。
明らかになる時期ですよと今。
田村
まず絶対的に秋のコアリングの時に
砂をちゃんと入れて欲しいっていうのはあるよね。
畑
ただ、どうしても秋って密集が弱くて、
どうしても乾きが悪い。
コアの抜けが悪いんだよね。
綺麗に表層が掃除できないから、
ある程度頑張るんだけど、
それはなかなか上から砂をやっても、
なかなか穴に入りづらいっていうことだ。
それは最初から想定した状況で、
こうなった場合はこうする、
こうなった場合はこうする。
だからこのぐらいの大きさの穴を開けるとか、
いろいろ想定せなあかんね。
100%増えることはできないけど、
田村
減らすことはできるもんね。
畑
そうなるって意識を持っていって、
やっとかないと。
田村
そうなるっていうのを知ってなかったら、
そこに意識を持つこともできないしね。
できない。
畑
だからそれは経験を積んでいかなあかんけど、
どうしてもね。
それ以上にパッティングクオリティってどうなの?
っていうことを本当に本質を知らないと。
いいものを知らないと。
これをこのまま春迎えるとこうなっちゃうよねっていうことを、
やっぱり知ってほしいな。
けどもなったことは勉強の材料だから。
そうだね。
畑
それをやっぱり振り返って検証して、
ちゃんと自分がメモして、
来年はこうしたいっていう意思表示を書いて。
これをしないとそれはダメや。
何回やっても同じことさ。
田村
気づいたときがチャンスだね。
そうそうそう。
畑
何も悪いこと言わない。
悪いことなんだけど、
自分にとっての肥やしだからそれは。
そして切磋琢磨していかないと、
やっぱり日本のコース管理の技術力って伸びない。
それだけが言いたかった。
田村
わかりました。
畑
だから前回引き続き、
ものすごく重要な時期に入ってきてます。
皆さん楽しんで想像力を働かせてやっていきましょう。
田村
わかりました。
番組の締めくくりと今後の活動
田村
今日の話は畑さんの経験を元に話をしています。
芝草学的に異なる解釈もあるかもしれませんが、
一つの視点として楽しんでいただければ幸いです。
感想や質問は、Xかインスタグラムで
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概要欄にあるお問い合わせフォームからもお送りいただけます。
フォローやレビューもお待ちしています。
そして畑さんは今、コース管理のアドバイザーとして活動しています。
畑さんに一度コースを見てもらいたいなと感じた方は、
概要欄のお問い合わせフォームからご連絡ください。
畑
ありがとうございました。
22:23

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