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2022-09-08 27:45

旅と子【『1歳の君とバナナへ』発刊記念トーク】【旅のラジオ #070】

岡田悠さん新刊『1歳の君とバナナへ』(小学館) https://www.amazon.co.jp/dp/4093888752

旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。「旅のラジオ」は、毎週木曜の12時更新です。
感想等、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください #旅のラジオ

語り手: Satoru、岡田悠
聞き手&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/

〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。
あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。
生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。
テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉
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00:00
Satoruさん。
何ですか、岡田さん。
先日、新しい新刊を出させていただきまして。
おめでとうございます。
1歳の君とバナナへというタイトルで、小学館よりエッセイですね、発売いたしまして。
はい。
で、これが子供との日々を書いたエッセイで、いわゆるジャンルとしては、本屋だと本棚だと育児エッセイとかに分類されるんですけど、
一方で僕は半分はちょっと旅行記のつもりで書いた部分っていうのがありまして。
なるほど。
そういうね、子供といるとまるで旅行に行くような新しい世界が見えるというか、そういうことを結構書いたりしたんですよね。
っていうのはちょっと話したいなと今日思いまして。
いや、これ素晴らしい本でしたよ。私も早速読ましていただきました。
1歳の君とバナナへ。
ありがとうございます。タイトルをもう一回言っていただきたいと思います。
サトルと岡田勇の旅のラジオ。
いつもね、岡田さんこれだから3冊目の本ですよね。
そうですね、3冊目で。
もう作家ですね、肩書きは完璧に。
でも今まで出した2冊はどっちかっていうとオムニバスみたいな感じというか。
そうですね。
短編短編が入って、もちろん通編もあるんだけれども、そういう感じだったけど、今回はちょっとだけ趣向が違うというか、
1冊を通してもうそのお子さんへの、お子さんが大きくなった時への手紙みたいなスタイルで。
そうですね。この本全体が手紙形式として書いてて、10年後に10年後に子供が読んでほしいというところで。
いいですね。
子供向けてめちゃくちゃ個人的な手紙として書くという形式をとっている。
それがすごくいいですよね。
岡田さんが父であり、父である立場から書かれてるんだけれども、読み進めていくとね、その岡田さんが子供としての岡田さんという視点も出てくるから、
これをネタバレっていうのかわかんないですけれども。
それがすごい本に厚みを与えてるというか時間軸が結構長く取られてて、すごくいいなって読んで思いましたね。
僕の父がもともとめちゃくちゃバックパッカーで、もう海外を5年ぐらい放浪してたんですよね。
そこの影響で僕は結局今旅好きなんですけど、どうしても影響されてるなっていう部分があって。
子供ができると逆に親のことをよくわかるようになるというか。
そうですね。
そういう部分があって。
すごくいいんですよ。
岡田さんのいつもより少し優しい静かなトーンというかね、スルスルスルスル読まされるところがあって。
これもコロナの今だからこそっていうところとか、本当に2020年代の現代の青年が書いた本っていう感じがね。
一昔二昔の育児エッセイみたいなのがたくさんあると思うけれども、結構違うのはすごくいいなと思いましたね。
気持ちの配慮がすごく行き届いてるというか。
03:01
ありがとうございます。
僕がお読んでて面白かったのは、奥様と話し合わなきゃいけない時があったときに会議室を別に借りて、
奥様と家事の分担を話し合って、これニューノーマルなのか、岡田さんだけなのか、すごいなこれって思いましたね。
若い奴はちょっと考えられないけれども。
奥様と僕同じ会社なんですよね、そもそも。
会議をよくするので、このスタイルが合ってるなと思ってレンタル会議室借りてホワイトホードを使って、
パソコンでGoogleドック立ち上げながらアジェンダを立てて最後アクションアイテムに落とし込むというね。
会議を5時間くらいたまにやる。
それはきっと奥様にとっても岡田さんにとってもすごくいいことなんだろうなと思いながら読んだりとかですね。
あとは多分今がすごく分岐点だと思うけれども、育休の取りづらさ、そういうことについて。
この本にあるように育休は国の制度だから取れるのが普通なんだよってそういう主張もその通りだなって思って。
このお子様が大人になるときには、この時代はこんなことをまだ言ってたのかって思えるようになったらいいなとかね。
いろいろ私は結局全然そういうのができなかったので、いまだに社畜として働いている身からするといいな、すごいなって思って読むところもあり。
でもそれも別に全然押し付けがましくないので、まだお子さんがいらっしゃらない方が読んでもきっと面白いし、
岡田さんおっしゃるように旅行期として読める部分もある意味あるので非日常っていうかですね。
子どもが現れていろんなものが一変していくのがすごく丁寧に書かれてて。
なんていうか不満を言えばもうあと2、3倍ぐらいの分量を読みたくなる。
本当ですか。
これ結構今までの本で一番分量あるんですよ。
10万字ぐらいあって。
大体この単行本、エッセイ本だと7万字とか8万字とかっていうのが僕の前の本もそうなんですけど。
一切扉絵とかもないし、ほとんど図とかもないので、もうぎっしり文字で10万字ぐらい。
いやでもすごい良かったです。読みやすかったですよ。
ありがたいですね。
難しいですよね。個人のすごい主観がどうしても入ってしまうし。
そうなんですよね。
結構共通しているところ、いないところとかそのセンシティブな個人のところ。
特にお子様のプライバシーに配慮されてあげようとかね、読んで結構胸打たれるところがありましたよ。
すごく実は難しいジャンルだと思うんですよ。育児エッセイっていうか。
そうなんですよ。本当そうで。めちゃくちゃどうやって書こうかなと思って。
僕は端的にすごい面白いなと思ったんですよね。
育児という行為が大変なこともあるけど、すごく発見をして面白いなと思ったんですけど。
かといって、じゃあ育児は面白いもんだって書けないなと思って。
そうですよね。めちゃめちゃしんどい人いますからね。
子供が何時間寝るかによっても全然しんどさって変わるから。
そうなった時に、じゃあどういう書き方ができるだろうと思ったら、
もうじゃあ子供に向けて書くという形式にしたら、本当にそれって個人的なことってことを象徴してくれる。
個人のスタイルっていうかね。よく考えられるな。
06:01
だから本当に個人的なものを書くことで、逆に個人的なものを書くことで、
こんなケースもあるんやとか、人によって違うなとか、共感できる部分があったりだとか、
いろんなものを受け取っていただけるのかなと思って。
そうですね。結構踏み込んで書かれてる箇所もあり、ネタバレはここでは避けますけど。
そういう意味ではすごい。今1歳を育ててる人は図読んだら絶対面白いと思うけれども、
子供が大きくなった人を読んでもいいし、繰り返しますけど、まだお子さんも配偶者も別にいないよって人だって読んでもきっと面白いと思います。
結構そうですね。子供から、今はまだ20歳とか10何歳だけど、
親ってこんなこと考えてるのかなと思って読んだみたいな感想をもらったりして、
そういうのとかも嬉しかったです。
そうね。これはいいですよ。これは素晴らしい本です。
サトルスさんが一番早かったですね。読んでくれたの。
そうでしたっけ?いやいや恥ずかしいな。
最速の。
だってあっという間に読んじゃったの面白くて。
一応知り合いとかに原本っていうのを本出したらするんですけど、届き始めましたっていうのはもらってたんですけど、
読んだ上に感想が即日できて。
もともと僕は岡田さんのことは好きですからね。
いやいやでもめっちゃすごい。ありがとう。
最初の感想って緊張するんですよ。
これまではずっと編集者とかある意味身内で勘でしか感想やり取りしてないんで、
全く読んだことない人が読んだらどう思うのかってずっとわからないから、すごい嬉しかったです。
よかったですね。
岡田さんのノート、ノートのいくつかのあれが素材になっているテーマになっているので、
岡田さんのノートを読んで、面白いなこれ趣味に合うなって思った人は間違いなくこれは面白いと思うから、
ぜひこれは一家に一冊ですね。
めちゃくちゃ本のPRラジオみたいになってるけど。
一応その一切と君とバナナへっていう、一切と君とバナナへっていうタイトルのバナナっていうのをつけたのはいくつか理由があって、
一つはめっちゃバナナが子供が好きなんですよね。
バナナという食べ物が。
本当つい今日ですよ。今日も深夜3時、今日の朝方3時半とかに子供が急にパッて横でいつも寝てるんですけど、
すっと起き上がって、夜泣きとかじゃなくてバナナって言って。
子供の食欲は別に時を選ばないですからね。
でも言える、発話できるんですね。
言えるようになりました。この本だとまだ言えないんですけど、最近言えるようになって。
バナナ、バナナ、バナナ。
でもずっとそればっか叫んでいったから、もうしょうがないからバナナ持って。
その時家にはあった?
あります。家はもうめちゃくちゃ常備してるんで。
なるほどね。もう好きだから。
3房ぐらい。
ルーティンになってた。
そういう時にないとね、マジでね、積みルートに入るからね。
バナナは本当常に補充してるから。
よかった。
常に奥さんに今日バナナあるって確認して。
1日3本、4本ぐらい残しとかないと1日殴る可能性あるんで。
09:02
バナナね、比較的リーズナブルな価格でよかったですね。
マスクメロンがそれも同じように感じて、マスクメロン、マスクメロンとか言われたらちょっと厳しいですからね。
しかもバナナってあげるのめっちゃ簡単だから。
そうね。
あんなに人間に食べやすいようになってるね。
あんな申し訳ないぐらいなんかチートみたいな感じのあれですよね。
バナナって種ないじゃないですか。
本当のやつはあったりするかもしれないけど。
もともとは種あったらしいですね。
で、突然変異で種がないやつが生まれて、それは人間に好まれるようになって。
そっちの方が広がった。
人間に最適化されることで繁殖したっていう面白い植物で。
めっちゃ栄養価も高いし。
バナナって叫ぶんで。
もう3時半に起きて。
バナナって来て入ってあげたら、もぐもぐもぐって丸ごと1本食べて。
美味しいって言って、コロンとまた寝ました。
また寝る。
よかったですね。
満足して。
いやいや、それは難易度だいぶ低い方ですよ。
まあいいや、あんまり言うとはあるんですけども。
育児不幸縞みたいなの始まるから良くないんですけど。
もちろん夜泣きすることもあるんですけど。
今日は気持ちいいぐらいバナナだけを本当に食べたかったんだなっていうぐらいバナナが好きっていうのが一つと。
あと、これノートにも書いたエピソードなんですけど。
まだバナナとか食べられない時期ですね。
離乳食とかミルクとかの時期に歯が生えてきて、ちょうど生後半年ぐらい。
歯が生えてきたら歯がためを噛みたがるんですよね。歯が痒くなるから。
そうですね。
一番気に入ってたのがこのバナナの歯がためっていうのがあって。
バナナの形をしてるから、むいたバナナの形をしてるんで。
白い部分をかじるとまるでバナナを食べてるように感じる、見えるという。
なるほどなるほど。
親からしてめっちゃ可愛いっていうのと。
あと実際に噛みごたえがめっちゃいいらしくて。
子供にもいいっていう、ウィンウィンな歯がためです。これがめっちゃ大好きで。
これをずっと噛んでたんですけど、ある時にポーンとバナナの歯がためを飛ばしてしまって。
泣きながらね、自分で取りに行こうとして。
でももうまだもちろん歩けないし、寝返りもできない、ハイハイもできない状態だったんですけど。
腕をめっちゃ伸ばして、めちゃくちゃうなりながら、うーっていって。
2、3分うーってうなって、コロンって寝返りした瞬間を見まして。
なるほど。
もうすごい痛く感動して。
なるほど。
よく歩いたとかね、言うんですけど、歩いた時よりも寝返りっていうのがね、初めて。
それが初寝返り。
初寝返り。
初寝返りをそこで見て、初めて自分の意思で動けた。
移動ができた。
そうね。感動だろうな。
移動ができたっていう、そこの象徴としてすごい残ってて。
ちょっとタイトルに使わせて。
いいタイトルですね。素敵な本ですね。
12:01
やっぱりそういう、寝返りってだって3センチの移動とかなんですけど、ここに感動するっていうのは。
最初寝返りでも本人も嬉しいんでしょうかね。できたぞとか言って。
びっくりしてましたね。なんだこれみたいな。
なるほどね。景色が自分で変わったみたいな。
そう。目を悪くして、おーみたいな。
そういうのは本人も絶対覚えてないから、親の視点でしか覚えてなかったりするもんですね。
そうなんですよね。
なるほど。
いなっていうのでこういうタイトルにしたりして。
そういう新しいことができるようになるとか、新しいところに行けるようになるっていうのを、後ろ側で追体験してるみたいな部分があって。
それはやっぱりすごくいいなと思って。
だから僕も海外は、新婚旅行で南極に行って以来1回も行ってない。
最後が南極か。
最後が南極で2年半前ですかね。
なるほど。
なんだけど、別に今は行かなくていいかなっていうぐらい、僕は毎日旅してるなって思うところがあるんですよね。
いいですね。
散歩とかしてても、こんな道あるんだとか。
子供と一緒にいる視点だとね。
そうですね。
こんな低いところに変な草生えてるなとか。
そうそうそう。
そういうのが見つかって面白いとか。
世界の見え方がちょっと変わっていくっていうか。
そうなんですよね。
なるほどね。
これって子供にも限らないなっていうところもあって。
はい。
この間ね、サバクさん。
はいはいはい。
エミューちゃんの。
エミューというダチョウみたいな見た目。
鳥を。
180センチの鳥かな。
家で飼ってる人がいて。
家に行ったんですよ。遊びに行って。
なるほど。
めっちゃでかい鳥がいて。
すごい楽しそうに暮らされて。
一軒家で2人暮らししてる。
すごいですよねあの人は。
あの人の話し始めるとあの人の話だけになっちゃうんですけど。
全部また変わりましたね。
あの人の幸せのまた見方は全然違うから。
ただ結構話してても似てるような部分もあって。
なるほど。
エミューちゃんが。
エミューちゃんって水がおいしいとかをあんまり覚えられないらしくて。
毎日水見て超興奮して。
なんだこのうまいものはみたいな。
嬉しいらしいですね。
あのサバクさんが飼われてるエミューちゃんだけ特別なの。
特別なの。
特別なの。
サバクさんが飼われてるエミューちゃんだけ特別な感じはちょっとだけありますね。
確かに。
あんなに人慣れしたエミューがいるのかって。
毎回喜びを全身で表現したりとかね。
そうですね。
それは良いですね。
そういうこうなんか。
ある意味何も知らないから。
何も知らないことに対する感動みたいな。
そうですね。イノセントになるがゆえの。
そうですね。感動がすごくあるっていうね。
それをなんか横にいると。
それがなんか乗り移ってくる感じみたいなのがあって。
なるほど。
この間もなんか部屋の中でめっちゃジャンプしてみたんですよね。
おーなるほど。
あんまジャンプしないじゃないですか。部屋の中で。
はいはいはい。
結構下の人のことこと考えちゃうから。
そうそうそう。
したらすごい子供が目を丸くして驚いて。
いきなりジャンプするから。
15:00
喜んでて。人がこんなジャンプするとか多分。
大人が本気でジャンプするとか初めて見たから。
これって多分子供からしたら。
なんだろう。
もし僕がその場で空中浮遊を始めて。
もう同じ反応したと思うんですよ。
そうですよね。
知らないから。
びっくりさは同じですよね。
そうそうそう。びっくりさは同じ。
っていうぐらい何も知らないから全てを新鮮な目で見れてて。
なるほどね。
そのそばにいるとそれはちょっと乗り移ってきて。
なんか乗り移るというか追体験できるというか。
なんかそういう感動みたいなのを。
お裾分けをもらえるから。
砂漠さんもそういうのがあるから。
全然あの人も海外をめちゃくちゃね。
変な国とか行きまくってたんですけど。
あの人に行かなくてもいいかなみたいな感じになってるらしくて。
それで大丈夫だって。
笑みを置いていけないっていうのもあるんですけど。
そうでしょうね。
そういう子供に限らず。
新しい何かを育てるとか。
誰かと一緒にいるっていうのは。
そういう視点をもたらすものなんかあるみたいなことを。
思ったりしました。
なるほどね。
でもあれですよね。
今のお話聞いて私も確かに。
子供が0歳から1歳の時って。
私はアメリカに住んでたんですよ。
だからってことも。
結構家がその時は広かったんで。
同じように私もなんか。
突然逆立ちしたりとか。
足を首の上に持ってきたりとか。
全く同じようなことをしてる。
子供が目を開いたりするんですね。
そういうびっくりさせるっていうか。
こんなこともできるんだよみたいな感じでね。
そういう卑怯な。
アホなことをしてたことを。
今のお話を聞いて思い出しました。
反応してくれる異物というか。
最近この世に生まれてきた。
ある小さな生き物が。
こちらのことをよく見つめているから。
なんかしてあげたいなってね。
なんかびっくりさせたらほうみたいなね。
それはありましたね。
これはびっくりするだろうと思ったら。
意外とびっくりしなかったりとか。
読めないと思って。
確かにそうね。
こっちが一生懸命頑張るよりも。
冷蔵庫の開け閉めしたほうが。
受けが良かったりとかね。
冷蔵庫のボーンって音がすごい反応良かったりね。
エンタメで私が結局この冷蔵庫のボーンって音に負けたのかみたいなね。
そういうのはあるかもしれないですね。
それで日本にちょっと帰ってきて。
またヨーロッパで子育てしてたので。
私の場合はその人情とかね。
子供がいるから特別に。
こういう表現もなかなか難しいですけれども。
結構道行く人がすごく優しく。
お菓子をくれたり。
ブログでも書かれてましたね。
欧米は通りすがりにその頭をね。
くしゃってこう撫でてくれる人が多いんですよ。
これタイとかの仏教国でも多分ダメなんですけれども。
こういうのがすごくあって。
それは別にうちの子だけじゃなくて。
他の子にも等しく。
突然絡んで。
かわいいねとか言ってやってくれたりするっていう。
あれがね。
街で子育てをしてもらったっていう感じがすごく残ってて。
私もでも日本帰ってきて。
日が浅かった頃は。
割と悪い癖で。
小さな子供が電車とか行ったら。
いきなり私もニュって手を出して。
いい子だねとかね。
危ない。
もちろん文化がそれぞれあるから。
日本がダメだとか言うつもりはないんだけれども。
18:00
そういうのを。
逆に忍者を感じることが多かったですね。
中国のおばちゃんとか。
メキシコ系のおばちゃんとかが。
寒いよ寒いよとか言って。
毛布をかけてくれたりとか。
こんなに親切にしてくれるんだ。
っていうことがすごく感じましたね。
そういうのは一人で。
大人だけでいる時よりも。
小さき生き物と一緒にいる時に。
すごくそういうのを感じることがあったし。
その後をどっかで。
別の子供に還元したいなって気持ちが。
自安にならない程度にですね。
それはありますね。
そういうのも感じるんじゃないかしら。
日本は優しい人いっぱいいますよ。
おばあちゃんとかなんかね。
子供が生まれていきなりおばあちゃん友達が3、4人増えました。
おばあちゃん友達?
近所のおばあちゃんが。
めっちゃ話しかけてくるんですよ。
保育園行く時とか帰りとか。
散歩してる時とかに。
今日は何とかなのみたいな。
いいですね。
東京のご旦那なんだけど。
結構あるんだなと思って。
行きつけの公園とかそういうルートが同じだと。
よく会うおばあたま。
そうそう。
なんとなくこっちもあのおばあちゃんいるかなと思って。
その道通るようになるとか。
そういうのがあって。
おばあちゃん友達が増えました。
それはいいですね。
育休中の出来事。
育休中も今もかな。
いいですね。
確かにだからそうやって生まれたばかりなんか。
特に本当にそういう新鮮な驚きが多いから。
物理的にそんなに移動しなくても十分。
驚きの連続というか。
旅行みたいなのがあるかもしれないですね。
でも岡田さんならきっと。
もう子供が少し大きくなって。
状況がもし許されるんだったら。
やっぱりお子さんを連れてどこか。
連れて行きたいですね。
とんでもないカルチャーショックを与えたいですね。
いきなり南極とか行っちゃったら死んじゃうかもしれない。
それは気をつけてほしいんですけど。
南極は行けないから。
奥様とのお話し合いもあるでしょうけれども。
こういうとこ行きたいなとか。
行ったらどういう反応するか見てみたいとか。
親の英語か何かわかんないけれども。
何かございますか?
どういうとこ行ったら面白いかな。
普通に電車に乗せたことあります?
電車も結構乗ってますね。
僕免許ないんで電車移動しかできなくて。
子供を寝かせる時に車を運転しなくちゃいけないって時。
あったりするんですよね。
夜だけドライブするお父さんとかね。
電車も似たような行為があったりするから。
電車に乗るために乗るっていうの。
ある種の子供は。
電車は本当大好きで。
最初に覚えた言葉は電車だったんで。
最初に覚えた言葉は電車。
ママじゃなくてパパじゃなくて。
電車。
電車は本当好きで。
電車バス。
車。
建設重機。
重機ね。
重機マジで大好き。
クローラーキャリアって重機が一番好きですね。
知らない。
クローラーキャリアっていう。
クローラーキャリアを作ってる工場とかに運びに行ったら。
工事現場とか行ったらずっと見てますね。
多分ディズニーとか行くより工事現場行った方が。
わかるわかる。
21:01
興奮する。
ずっと工事してるような場所を子供向けに作って。
いろんな重機。あらゆる重機が。
ミキサー社も活躍してるし。
タカノワゲートウェイじゃん。
タカノワゲートウェイ。
それは井上まさきさんに任せてて。
ずっと工事をしてる。
そうすると工事現場のおじさんも儲かるし。
作っては壊しちゃう。
穴を掘って埋めて埋めて。
解体する機械とかもね。
ここでずっと解体してるし。
ここでずっと組み立ててるし。
夢の国だなそれ。
こっちはクレーンゾーンとかね。
動物園みたいな形でね。
結構重機っていろんな種類ありますよね。
これはいいんじゃないですかね。
そこで働いてる人はモチベーションが心配ですね。
子供が喜ぶためにやるわけですから。
お土産はみんなおしゃぶりとかね。
噛みつけるクレーン車とかね。
そういう感じのやつが多くて。
それいいかもしれないですね。
結構だからまだね。
近場だけでめちゃくちゃ興奮する場所がいっぱいあるから。
海外でどことかがパッと思いつかないですよね。
高架線とかで確かにね。
日暮とかああいうところの電車がね。
見れるようなところとか。
私の子供が小さくて東京に住んでた時も確かに。
わざわざそこまで行って。
そこさえ行けばもう1時間ぐらいずっと見れるから。
で、先客のお子様とかも結構いるんですよね。
確かにね。
そういう意味では遠くに行っても近くに行っても
そんなに喜びが変わらないんだったら
近くで行ったほうがいいかな。
ネストロさんでもお子さんと旅行行かれたのは何歳ぐらいの時がメインですか?
生まれて2ヶ月後ぐらいにもうハワイに行って。
そう言ってましたね。
2ヶ月で。
それはねしょうがなかったんですよ。
いろんな人から非難を受けたんで。
あんまりこの話はしたくないみたいな。
チリチリに焼けました。
優しくされたみたいな話で言うと
何歳ぐらいの時の話だったんですか?
生まれてたからすぐですよ。
2ヶ月ぐらいでいきなり追い出されちゃうんですよ。
結構ハードコアで。
ぐんぐんお金かかるからとりあえずキックアウトされるんですよ。
キックアウトされて家に帰って
とにかくものすごく小さい状態から家から
それは大学寮だったんで
インターナショナルな大学寮だから
隣にも中国人の方がいたりとか
いろんな国の方がいて
さっき申し上げたみたいに
そういう方が結構スープを持ってきてくれたりとか
いろんな人が助けてくれたっていう感じですね。
ウクライナの地下鉄側ですごい深いところもあったとか。
子供が4歳とか5歳とかになった頃ですね。
それぐらいになると覚えてるんですね。
覚えてる覚えてる。
私自身が小さい時に
親父に連れてってもらったところなんて
ほとんど覚えてないから
うちの子もそうなんだろうなって思ったら
結構1,2年前に行ったところ覚えてるんですよ。
国の名前を間違えたりしますよ。
フィンランドとノルウェーを間違えたり。
でもそんなのは司祭なことで。
北欧に行ってオーロラを見たねとか
一面真っ白な雪の中だったねとか。
やっぱり電車のこともすごく覚えてるし。
もちろん断片的ではあるんだけれども
この国は行ったことあるねみたいなことを
すごく覚えてますね。
だからクモンとかの世界地図パズルとか
ああいうのうちの
3歳か4歳くらいの頃から
アフリカ大陸を全部
自分で組みましたね。
すごいな。
そうすごいんですよ。国を作っていくパズルみたいな。
24:00
それ以上の別に深い知識はないんですよ。
だけど国の形が
形が好きみたいな人ね。
だから好きな国は
マリーですね。
マリーの国の形がえぐれてる感じが
アフリカのマリー。
そうそうフランスによって強引に国境を決められてしまって
悲しい歴史があるんだよって子供には悟すんですけど
グリーンランドってどこの国なのとかね。
すごいですね。
割とちょっと偏愛的な
ちょっとあんまり偏った育て方をしてしまってるので
ちょっとなかなか難しいんですけどね。
連れてってよかったなみたいな場所ありました?
そうですね。
でもやっぱり
圧倒的に自然の豊かなところに
やっぱり行って
マルタとかね
ビーチも行って
カナリア諸島とかのね
何でしょうかね
火山島のゴロゴロしたような
溶岩まみれの地獄みたいなところとか
ああいうのはやっぱりすごい子供心にもショック
ショックショックって言ったら
印象が非常に強かったりするんで
ああいうところが世の中にもあるんだね
なるほどね。
だから結構本当によく記憶してますよ。
とは言いつつもね
私の場合はすごく運が良かっただけで
やっぱりお子様の
関係とかでね
そんなに好きに
あちこちに海外に行けるっていうのは
よほどの幸運じゃないといけないなっていうのは
自覚しなくちゃいけないなと常々思ってるんですよ。
お子様の病気とかでね
飛行機とかでじっとしてることが
できないことって結構いるんですよね。
何組かそういう家族がもう
海外とか行くのもあげられましたっていうね。
自動車とかに乗ったりとか
何時間も一所にいられる子って
実はそんなに多くはないわけなんじゃないですか。
だからそういうのは
うちの子は本当に運が良かったんだなっていうのを
肝に銘じるようにしてますね。
別に行けなくても本当に
岡田さんの本にもう一回戻ると
そうじゃなくたって
暮らし方一つというか
眼差し一つで
新しい発見みたいなものを
子供に与えることはできるし
そういうのが本当の豊かさでいいんじゃないかな
っていう気はしますね。
だから海外の旅行機とかね
そういうのをわーって花々しく言うのは
あんまりちょっと個人的には
沢山かき散らしておいてあれなんですけども
個人的にはちょっと躊躇するところが
あったりするので。そういう意味でも岡田さんの本は
すごく眼差しが優しくて
海外で別に行ったことない人だって
これ読んで絶対面白いと思うし
それはすごく良かったですね。
どんどん褒めちゃいますけど。
もういくらでも褒める。
どっちも読むんです。
褒めに飢えてるんで。
評判が心配で
英語さ英語さ
面白いですよ
いい本ですよ。
記事とか出すとすぐ反応もらえるんで
ネットでね
みんなすぐツイッターで
なんか本ってタイムラグがあるんですよね
出てから反応が
それも良さだなと思うんですけど
先週出たばっかりなんで
まだあんまりそこまでたまってなくて
リスナーの一人に褒める
ネタをくださいっていうのに
褒める
それは嫌らしさがあります。
そういうネタ来たら毎回読み上げて
27:00
岡田さんを喜ばしてあげましょう。
ぜひね
別に育児とか興味なくても
なんとなくそういう世界あるんだ
自分も子供だったとき
どうだったんだろうみたいな視点で
読んでもらえたらいいですね。
いいですね。ありがとうございます。
ありがとうございます。
旅のラジオこの辺りでお別れしたいと思います。
本日は
次の君とバナナ絵の一行目
張り手をくらって
目が覚める
続きは本日へ
ありがとうございました。
27:45

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