2025-08-17 13:28

heldio #393. 朝カル講座の第2回「英語の歴史と世界英語」

#英語史 #英語教育 #英語学習 #朝カル #世界英語
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サマリー

今回のエピソードでは、英語の歴史とその世界的な拡大に関する講座が行われ、特に近代期以降の英語の発展に焦点が当てられています。また、英語の多様化や地域ごとの土着語化の過程、さらには社会的な階層構造についても考察されています。

講座の概要
おはようございます。6月28日火曜日です。 英語の歴史を研究しています、堀田隆一です。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、英語に関する 素朴な疑問に英語史の観点からお答えしていきます。
毎朝6時更新です。フォローしていただきますと、更新通知が届くようになります。 ぜひフォローしていただければと思います。
また、コメントやシェアの方もよろしくお願いいたします。 本日の話題は、朝カル講座の第2回、
英語の歴史と世界英語、いかにして英語は拡大したのか、です。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。非常に暑い日が続いていまして、もう脳みそがとろけそうな
1週間の始まりということでですね、 参ってしまいそうなんですけれども、ここはちょっと頑張らなければいけないなということで、この暑さに対抗するためにですね、
中から対抗するために、私は辛いもの好きなんですけれども、 毎朝、というか昼も夜もなんですけれども、辛いものを食べています。
そうするとですね、食べ過ぎて翌朝にトイレにうずくまるということを繰り返している アホな生活を送ってはいるんですけれども、これで何とかこの暑さを乗り切らなければいけないなというくらいの暑さが続いています。
どうでもいい話ですいませんね。今日の話題はですね、 1ヶ月ちょっと先のことになるんですけれども、
8月6日土曜日なんですけれども、午後3時半から6時45分というわけで、 朝日カルチャーセンター新宿教室にて講座を開講いたします。
英語の歴史と世界英語と題する全4回のシリーズの第2回となります。 いかにして英語は拡大したのかという、近代期に英語が世界的に拡大した流れを追うという、そういう回になります。
実はこの講座は、今年度の春夏秋冬という4期にわたって、 シーズナリーにお届けしている講座で、第1回、春の回はですね、6月11日に開講しました。
その初回の話題は、シリーズの最初ということで全体を見渡す世界英語入門、 こういう話題で全体論をお話ししたんですね。
ここから夏、今度の第2回、8月6日なんですけれども、それから秋冬。 こちらは日付は未定なんですけれども、4回にわたってですね、1年にわたって全体として世界英語ワールドイングリッシーズという現象について、皆さんと一緒に考えていきたいということでオープンしたシリーズなんですね。
シリーズではありますけれども、1回1回が比較的独立しているということですので、 例えば第2回のみという形で単発で参加していただくということでも全く問題ありません。それぞれが独立している回です。
新宿教室での開催なんですけれども、この時代ですので、対面だけではなくオンラインの受講も可能で、ハイブリッド形式となっています。
しかもですね、リアルタイムだけではなくて登録いただけますと、1週間はその録画したものですね、講座を録画したものを視聴できるという、そういう仕様となっていますので、次の第2回もですね、ぜひ関心のある方はご参加いただければと思います。
3時間長にわたるですね、なかなか長めの講座となるんですけれども、最後の15分ぐらいはですね、できるだけ私もですね、対面なりオンライン通じてなりですね、受講されている方とのディスカッションというのを重視したいと思っていまして、
そのような感想を持たれたか、特に世界英語という非常に現代的な話題、21世紀的な話題ですので、意見交換という時間を大切にしたいと思っていますが、前回の初回もですね、いろいろと時間を超過しながらディスカッションする機会を得られました。
次の第2回も、そのような形で受講されている皆様と一緒に、この問題ですね、世界英語の問題、英語の拡大という問題ですね、これについて考えていきたいと思っています。
英語の拡大の背景
さて、第2回、どのようなことをお話しするかということを予告編的にですね、このVoicyでお話ししたいと思っているんですけれども、まず第1回の振り返りということでですね、私のブログ、ヘログであるとか、あるいはこのVoicyの過去の回で第1回の振り返りを実はしています。
こちらのチャプターに関連するURLを貼り付けておきますので、そちらを参照していただければと思いますけれども、Voicy繋がりで言いますと、第356回ではですね、世界英語入門、浅かる新宿教室で英語の歴史と世界英語のシリーズが始まりますということで、講座が始まる前の宣伝というのをしております。
それから、講座、初回の講座後にですね、378回として浅かるで世界英語入門を開講しましたと題してお話していますので、こちらもですね、聞いていただいた上で次の第2回に臨んでいただいたり、参加を検討していただいたりすると良いかなと思います。
併せて、今回のですね、今日お話ししている第2回についての概要、こちらを参考にしていただければと思います。
この第2回は、タイトルとしては、いかにして英語は拡大したのかということで、英語が世界的に拡大した近代ですね、広く近代というのはいつからかと言いますと、英語史の場合には1500年以降と言っておきたいと思います。
つまり、この500年ですね、結構長いと言えば長いです。
この間に本来のイングランドの言語だったものがですね、アメリカに渡り、そしてオーストラリア、ニュージーランドなどオセアニアに渡り、インドなどの南アジアに渡り、その他太平洋、太西洋、とにかく世界を覆ったっていうのがこの500年間なんですね。
一方で、お膝元のイギリス内部でもですね、イギリス諸島の隅々までゆっくりと英語が浸透していったという、そういう流れがあるんですね。
ただの島国の一言語だったものが、20世紀、21世紀に見られるように、世界的な言語になっていったっていう、この急速な拡大ですよね。
これについて様々な角度から焦点を当ててですね、この英語の世界拡大について見ていこうというのが、第2回の中心的な話題になります。
第2回講座の概要としては、公式にはこういう文章をアサカルの公式サイトなんかにも載せてるんで、こちらを読み上げておきたいと思うんですけども。
英語は現代世界で最も影響のある言語ですが、昔からそうだったわけではありません。
英語が本格的にイングランド外へ展開したのは近代期、世界的な言語に成長したのは18世紀以降に過ぎません。
いかにして島国の言語が世界を代表するリンガフランカへと成長したのでしょうか。
英語の歴史を外観しつつ、その世界的拡大の道筋をたどります。
このような趣旨で2コマ3時間近く、今度の回、8月6日の回ではおしゃべりさせていただくんですけれども、もう少し細かく言いますと、4つぐらいのキーワードを軸に、この英語の世界的拡大についてお話ししようかと思っています。
議論の重要性
一つは、ダイバーシフィケーション、いわゆる多様化ということで、これはもう聞き飽きたというぐらい、昨今のキーワードとなっているわけなんですけれども、これは昨今というよりも英語の拡大に関する限り、もう少し歴史は長いんですね。
ここ数十年ではなくて、数百年という単位で、実は着々とこの多様化を進めてきたということで、まずここからお話ししたいと思うんですね。
第一のキーワードはダイバーシフィケーション、そして第二なんですけれども、バナキュラリゼーションと言っておきたいと思うんですが、これは土着語化、現地語化と言われるような概念ですね。
英語が世界に広まったのはいいんですけれども、イギリスでの標準英語はそのままの形で世界的に広がったわけではなくて、英語が根付いた各地で実は新たな土着的な英語が発生しているっていう、そういう発想ですね。
そして三点目、ストラティフィケーション、改装化ということなんですけれども、このような形で様々な英語が発生してくると、その中に序列、改装というものが出来上がります。
つまり一番偉い標準英語と一番偉くない何々英語というような構図が出来上がるわけですね。
そして四点目にスタンダダイゼーション、あるいはディスタンダダイゼーション、標準化と脱標準化という、まさに現代21世紀に関わる問題です。
今日のお話は、アサカル講座の第2回、英語の歴史と世界英語、いかにして英語は拡大したのかということでですね。
8月6日にお届けする予定の講座の概要について、4つのキーワードをご紹介しました。
ダイバーシフィケーション、多様化、バナキュラリゼーション、土着語化、ストラティフィケーション、改装化、スタンダダイゼーション、標準化。
この4つを軸にして、近代期に英語がいかにして影響力のある世界的な言語となったのかということを考えたいと思います。
このシリーズ全体はですね、世界英語というタイトルなんですよ。
第3回では、もう少し遡って中期英語、ミドルイングリッシュという時代について考えたいと思います。
そして第4回では、総まとめとして古い時代から現代英語までのですね、長い期間を振り返り、なぜ今、21世紀の今、世界英語という現象が注目されているのか。
注目されているだけではなくて、実際に世界英語という現象が世界中に展開している、この背景を知りたいっていうのが最終的な目標なんですね。
もちろんこれは、私たちが21世紀これから生きていくにあたって、どうやって英語と付き合っていけばいいのか、どうやって英語を眺めていけばいいのかという態度の問題に関することなんですね。
これを歴史的しざから手堅く考えていきたいというのが、このアサカルのシリーズの最終的な目標です。
その第2弾、英語がいかにして世界化したかということについて、真面目に考えたいと思いますし、皆さんと一緒に議論する機会を持ちたいと思っています。
ご関心を持った方は、このチャプターに貼り付けてありますURLから講座の情報へアクセスしていただければと思います。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
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それでは、日本各地で申書が続きますけれども、頑張っていきましょう。
また明日!
13:28

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