2025-08-18 12:08

heldio #394. 小球 ballot を投票し大気球 balloon へ

#英語史 #英語教育 #英語学習 指小辞 #拡大辞 #接尾辞
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サマリー

このエピソードでは、英語の語源を通じて投票に関する表現を深く掘り下げ、小球(バロット)から大気球(バルーン)への繋がりを考察しています。特に、投票用紙の語源やそれに関連する英語の言葉について議論が交わされ、選挙の重要性も強調されています。

投票とその背景
おはようございます。6月29日水曜日です。 英語の歴史を研究しています堀田隆一です。
本日は、ボイシーのハッシュタグ企画 私も投票します! に参加したいと思います。
参院選、選挙の日が近づいています。 このタイムリーな話題と関連して、今日の放送をお届けしたいと思います。
ハッシュタグ企画から、この放送に飛んで来られた方もいるかと思いますので、 このチャンネルが何を普段扱っているかということをお話ししたいと思うんですけれども。
このチャンネルは、英語の語源が身につくラジオと題して、 英語に関する素朴な疑問
英単語の語源であるとか、英文法の起源であるとか、 そのような英語史、英語の歴史の観点から
お話をするという、そういう番組です。毎朝6時更新しています。 もちろん英語の学習にも役に立つかと思いますし、それ以上に教養としてですね、言葉っていうのはこんなに奥が深いもんだ
ということをですね、様々な具体例を通してお話しする、 話題を提供するという、そういう放送になっていますので、今後ともよろしくお願いいたします。
さて、ボイシーのハッシュタグ企画は、私も投票しますというお題なんですけれども、 いよいよ来週に迫ってきました、参院選の投票日です。
既に選挙活動が始まっていますね。 東京地方近辺はですね、非常に暑い日が続いていまして、これ選挙活動する方もですね、
それを聞く方も、本当に大変な陽気になってきてしまったなという感じがするわけなんですけれども、 それほど長い選挙戦の日程でもありませんので、皆さん焦って選挙活動をしているんだと思うんですよね。
私自身は成人して、20歳で成人してから、海外にいるときは別ですけれども、 それ以外では全ての国政選挙、それから地方選挙で、一応解禁症なんではないかと思いますね。
やはり権利は行使しておかないと、本当に使いたい、利用したいと思ったときに、やはり説得力を持たないということで、私は選挙はですね、常に投票するんですけれども、
今日はですね、政治的な話というよりは、英語の語源の話題を提供するラジオということでですね、 投票活動に関わるいくつかの英語表現を通じてですね、発想の背景にあるのは何かっていうことを探ってみたいと思うんですけれども、
投票用紙の語源
まず普通に投票するっていうのは、voteっていう動詞ですよね。votingです。そしてvote、投票という名詞で使う場合なんですけれども、これ動詞としてcastっていうのをよく使うんですよ。
まさに投票の投です。投げるって感じでcast vote for someoneとかsome partyみたいな言い方で使うわけなんですけれども、cast voteですね。投げるっていう言い方をするんですよ。
なんでこれ投げるなのと考えるとですね、投票用詞ということだとですね、本当は投げるという動詞ですね。これふさわしくない気がするんですよ。紙っぺら1枚ですから、ある意味投票箱に入れるというほうが感じとしてはとってもよくわかるんですが、
英語でもcastと言いますし、日本語でも結局投票っていうふうに票を投げるっていう、投げるって使うんですよ。なんで投げるなんだろうと考えると、これ語源と非常に関わってくるんですけれども、英語ではこの投票用詞のことをballotって言いますよね。あるいはballot paper、いわゆる投票用詞のことなんですけれども、これ語源はボールなんですよ。
つまりボールを投げる、ボールっていうのは当然投げるものですよね。なので投げると結びつきが強いっていうのは投票関係でですね、投げると結びつきが強いのはもともとボールを入れるからなんですね。今でこそ候補者の名前であるとか、政党の名前を書いて入れるので、これ紙のほうが都合がよいっていうことになりますが、
書けない時代、書くことがほとんどの人ができない時代では、この政党であるとか候補者を色分けしたりですね、ボールそのものに特徴をつけて区別できるようにし、そのボールを入れる、箱に入れるというような形なので、これボールを投げ入れるっていう発想が普通だったんですね。
なのでこれ投票用紙のバロットっていうのはB-A-L-L-O-Tということなんですが、最初の部分B-A-L-Lの部分はもちろんボールですよね。これにオットという設備字がついて投票用紙ということになってるんです。これが語源なんですね。ボールなんですよ。
じゃあ、このボールの後についているオットって何なのかと言いますと、これはもともとラテン語でエットといったものが母音上、ナマってオットみたいになってバロとなってる。このエットなりオットなりはどういうことなのかと言いますと、これは詩章字、小さいものを指す字。
詩章の字ですね、言葉って意味です。つまり小さいものを指す言葉ということで、これがつくとちっちゃいなんとかって意味になるわけですよ。つまりバロットっていうのは小さいボール、小球っていうことなんですね。
確かに投票するにはあまり大きいボールの必要はなくて、くべつさえつけば小さいものでいい、スーパーボールぐらいのものでいいわけですよ。なのでこれがバロットで、小球というのが原理なんです。それが実際に使われる目的を考えると、これ投票用紙っていうことになりますので、その意味に発展してきたっていうことなんです。
直接的には16世紀にイタリア語、ラテン語から発達したこのイタリア語でバロッタという表現がありまして、これが16世紀に英語に釈用されてきました。これもともと小さい球ということで投票用紙ということになったわけですよね。
他にOTという思想字がついて、ちっちゃいほにゃららという意味になった単語としてどういうものがあるかというと、すごく多いわけではないんですけれども、例えばチャリオット、古代の戦闘馬車のことですけれども、これチャリオットのオットを除いた部分は、実はカー、車と同じ意味なんですよ。つまり、ちっちゃい車ぐらいの意味が本来の意味なんですね。
チャリオット、戦闘馬車のことですけれども、そういうことなんです。それから、小型ガレー船ということでギャリオットというのがありますね。それから、鳥の名前でウグイスの一種、ちっちゃいウグイスなんでしょうかね。ロリオットであるとか、あとこれは知っていると思います。オウムはパロットと言いますね。これもちっちゃいという設備字がついて成立した語ということです。
この設備字の大元となったラテン語のETに関して言えば、かなり多く実は存在しますね。キッチンに対してキッチネットというのもありますし、今回の投票と関連づけて政治用語ということで言いますと、キャビネットというのもありますね。
これはキャビン小屋の小さいもの。小屋の中でも小さいものっていう感じになりますかね。これはおそらく発想としては、今回の参院選ですけれども、参議院っていうのはハウスオフカウンセラーのように何々院、衆議院、参議院の院っていうのはハウスって言いますよね。
この中の一部が内閣なわけですよ。なのでハウスよりももっと小さい人間集団、組織がキャビネットということで、ハウスより小さい小屋って感じですかね。さらにそれも小さい小屋なんだということで、キャビネットなんて呼ばれてるんだろうとは思うんですけれども、こんなところにETとかOTですね。
この師匠辞っていうのはありますよね。実は反対に師匠辞ではなくて師大辞って言うんですかね。大きいものを表すものっていうのがありまして、これは言語学用語では師大辞っていう言い方をせずに増大辞っていうらしいんですね。増やす、大きくする辞ということでオーグメンタティブって言うんですけれども、これはあまり師匠辞ほどは一般的でないんですけれどもあるんですよ。
これやはり究極的にはラテン語に遡る設備辞なんですけれどもONとかOONっていうのがあるんですね。これをつくって大きいって意味になるんですよ。そしてなんとボールにこれをつけるとバルーンになるんですね。
BALLONこれ風船気球ってことですよね。大きな気球っていうことです。他にもそれほど多くないんですが、バスーンっていうとバスの大きいやつがバスーンであると。カートゥーンっていうのは風刺漫画のことですが、これカートっていうもともとちょっとした絵をカードの形で書いたこれのちょっと大きいやつっていう意味でカートゥーンですね。
あとはサルーン大広間サロンですよ。これもサルっていうのがもともと部屋なんですがONをつけてサローン英語的にはサルーンといって大広間ということなわけですね。他にはフラグン大きな瓶のことですね。
それからミリオンビリオンのあのONっていうのも実はそうなんです。MILLっていうのはラテン語で1000の意味ですが、より大きくしてONをつけると1000の次乗ということで100万というこういうことなんですね。我々の選挙での一票バロットっていうのは小さいです。しかしそれが大気球バルーンへと通じてくれるといいなと思う次第です。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。ご意見ご感想ご質問チャンネルで取り上げてほしいトピックなどがありましたら、Voicyのコメント機能あるいはチャンネルプロフィールにリンクを貼っています専用フォームを通じてお寄せください。
英単語の語源の話を通じて日々新たな気づきということを提供していきたいと思います。週の中日毎日暑くてたまりませんが頑張っていきましょう。
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