2025-12-11 13:45

【再】#509. 毎月,中高生のために英語史連載を書いています

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に #中高生のための英語史
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サマリー

堀田隆一さんは毎月、中高生向けに英語史に関する連載を書いており、その内容や工夫についてお話しされます。これまでの回で扱ったテーマや読者層についても紹介され、さらにNHKの基礎英語の影響についても触れられています。

英語史連載の紹介
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
10月22日土曜日です。いかがお過ごしでしょうか? 英語の語源が身につくラジオheldio
本日は、私が毎月書いています連載の紹介と言いますか、宣伝となるんですけれども、 毎月、中高生のために英語史連載を書いています、です。どうぞよろしくお願いいたします。
昨年度よりNHKのラジオ英会話講座ですよね。 タイトル中高生の基礎英語in Englishという番組が、ちょうど昨年度4月ですね。
に始まったわけなんですが、そのテキストの中で連載を始めていまして、 私が英語で謎解き、英語の素朴な疑問と題するシリーズの連載。
これを毎月テキストに寄稿しているという形で、 今年度も続けていまして、先日出たのが通算で第20回ということになるんですかね。
毎月14日、15日くらいに発売となるんですけれども、 その中高生の基礎英語in Englishですから、このテキストを買うのもおよそ中高生ということになると思うんですね。
そこで中高生に向けて英語史の話題をお届けするという、私としても初めての試みだったんです。
昨年度から始めまして、いろいろと試行錯誤を繰り返しながら話題を選んだり、 あるいは文章のレベルを整えたりということで、少しずつ慣れてきたかなというところなんですけれども、
気づいてみれば20回まで達したということで、 NHK出版の編集者の方にも大変お世話になりながら、ここまで続けてきたということなんですね。
毎月、新しい語が出るたびに、私のブログなどでは宣伝しているんですけれども、 このVoicyで取り上げて紹介するという機会はあまりなかったかなと思いますので、
この機会にお話ししておきたいと思いまして、 今日のトピックということになります。
読者層とテーマ
毎回6ページぐらいの記事を書いているんですね。 そこにイラストあり、図表ありといった形で、 かなり読みやすい題材、レイアウトにもなっていると思いますし、
それほどものすごく長いという分量でもないので、 読み切りという形かと思うんですね。
私も中高生に向けて何かものを書くということは、それほど多くありませんし、 連載という形ではもちろん初めてですので、結構トピックを選ぶのに迷うんですね。
これはちょっと難しすぎるかなであるとか、 あるいは文章のレベルとか言い回しというのもどうしても難しく書いちゃうところを、
編集者の方がレベル調整していただいて、 分かりやすい用語とか表現に直してくれるということですね。
それから親しみが湧くように、イラストも非常に凝っていただいていまして、 英語の素朴な疑問の謎解きという感じなので、
私が探偵という設定なんですね。それで探偵っぽいキャラが現れてくるんですけれども、
これが家族に言わせても、あるいは他の方に聞いても本人に似てる、他に似てるということですね。
私もそう思うんですけれども、イラストの方にも大変お世話になっていたりして、 全体として本当に読みやすいように構成しているんですけれども、なかなか本当に難しいんですね。
英文法の用語であるとか、英語詞の知識というのは、 まず基本的にゼロとは言いませんが、ほとんどないという状態ですね。
これを前提として書かなければならないということで、手取り足取りの文章になるんですが、そうすると6ページに収まらなかったりするので、
そこをどうやって、いかに優しく表現するかだけれども、内容のレベルとしては落とさずに書くかというところで、毎月戦いなんですね。
話題選びも、まだ中学生あたりですと、習ってない文法であるとか、単語みたいなものがあって、それに触れることができないということで、なかなか悩ましい。
これを毎回、悩みながら20回続いてきたということなんですけれどもね。
そして実際、ちらほら聞くのは、縦前上は中高生の基礎英語ということですので、そのあたりがメインターゲットということで読者を想定しているんですけれども、
必ずしもそうではなくて、大人の方ですとか、英語学習者の方にも読んでもらっているようなんですね。
そもそも英語史という分野って広く知られていませんので、連載を読むことで英語史の導入になるというような声も聞いたりします。
その点では、もう少し読者層は広いんだろうなというふうな感覚は得ているんですけれども、中高生がメインターゲットというこのスタンスは変えることはできませんので、
最新号の内容と今後の展望
そこで宿泊していると、そんな感じなんですね。
先日出ました最新号では、これは2022年の11月号ということになりますけれども、そこではですね、ちなみに何を扱ったかと言いますと、
なぜ英語の文には主語が必要なのという話題です。
これを6ページで解説したということですね。
参考までに、第1回からこれまでのタイトル、どんな問題を扱ってきたのかということをざっと読み上げてみたいと思うんですね。
関心が湧きましたら、ぜひバックナンバーも含めて参照していただければと思うんですけれども、
まずですね、記念すべき初回、これは2021年の4月号ですね。
3月の半ばあたりに出たわけなんですが、第1回は、なぜ3単元のSをつけるのという非常に典型的なと言いますか、お決まりの英語詞の話題を扱いました。
次、第2回はですね、なぜfootの複数形はfeetになるのということです。
第3回、なぜgoの過去形はwentになるの。
第4回、なぜ疑問文にdoが現れるの。
第5回、なぜ未来にはwillを使うの。
第6回、なぜ形容詞の比較級にはerとmoreがあるの。
第7回、なぜnowやhiには発音されない文字があるの。
第8回、なぜaの読みはahではなくeiなの。
第9回、なぜ英語の語順はsvoなの。
第10回、なぜ英語には省略語が多いの。
第11回、なぜ11、12というの。
第12回、単数のtheyって何。
第13回、なぜone、twoはこの綴り字でこの発音なの。
第14回、なぜchildの複数形はchildrenになるの。
第15回、なぜIは大文字で書くの。
第16回、なぜ仮定法ではif I were a birdとなるの。
第17回、なぜ時条件を表す副詞説では未来のことも現在形。
第18回、なぜ英語には類義語が多いの。
第19回、なぜ単語ごとにアクセントの位置が決まっているの。
そして先ほど述べましたが第20回最新号では、なぜ英語の文には主語が必要なのと。
今読み返してもですね、なるほどこんなこと書いてきたなと考え深かったりするんですけれども、
いかがでしょうか。面白そうだなというものがありましたでしょうか。
毎回出るたびにですね、私のブログヘログの方でそちらを紹介したり宣伝したりする記事を書いていますので、
このチャプターにそのリンク集を貼り付けておきます。
そこでは連載記事のちょっとしたネタバレということプラス関連するヘログの記事へのリンクなど貼ったりしてですね、
連載と合わせてブログで復習、予習したりすることができると、そんな趣旨で毎月紹介していると、そんな次第なんですね。
まだ年度の半ばですので、これからも何号か続けていくことになるかと思いますが、
この機会にNHK中高生の基礎英語in Englishの連載、歴史で謎解き、英語の素朴な疑問、このシリーズについてお見知りおきいただければ幸いです。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今日ご紹介しましたNHKラジオテキストでの英語詞連載のほかにですね、私自身はいろんな形で英語詞に関する発信をしています。
もちろんこのVoicyも重要なものの一つということで、声による発信、初めて1年半弱ということになりますが、非常に手応えを感じておりまして、
リスナーの皆さんもこうして聞いていただいてですね、英語詞について英語詞の面白さについて少しずつ分かってきていただけているのではないかと期待したいところなんですけれども、
このVoicyで声で伝えるって非常に私自身は好きで気に入っていまして、パーソナリティとしてこのように話しているんですが、リスナーでもあるんですね。
Voicyのいろんな番組を、チャンネルを聞くのも大好きなんですけれども、ですからVoicyに可能性を感じているわけですね。
そこでVoicyのフェスのお知らせということでですね、今月末です。10月の27日、8日、9日ということなので、もう1週間切っていますね。
Voicyフェス22が開催されます。こちらはチケットを買い求めいただいて、Voicyの著名なパーソナリティが集まって対談したりする3日間ですね。
対談をしまくるという声の祭典なんですけれども、私は出るわけではなくひたすらリスナーにいてするわけなんですけれども、
大変楽しみな対談企画が立てられています。私も今からとても楽しみでですね、来週末が待ち遠しいということなんですけれども、
これをお聞きの皆さんも、もしご関心がありましたら、ぜひチケットを購入していただいて、Voicyフェスにリスナーとして参加していただければと思います。
このチャプターに関連するリンクを貼っておきますので、そちらをご参照ください。
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それでは、週末ですね。
今日も皆さんとって良い1日、土曜日になりますように。
ほったりうちがお届けしました。
また明日。
13:45

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