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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック
言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。 英語の語源が身につくラジオheldio
英語史をお茶の間に思っとうに英語の歴史の面白さを伝え、 裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2月8日日曜日。皆さんいかがお過ごしでしょうか。 暦の上では立春を過ぎましたが、日本はまだまだ冷え込む朝が続いているのではないかと思います。
受験シーズン真っ只中ということもあり、中高生の皆さんはもちろん現場の先生方も気が休まらない日々をお過ごしではないでしょうか。
そんな中、今日は英語教育と英語史の相性の良さを再確認させてくれる素敵な話題をお届けしたいと思います。
クイズシリーズの始動
本日はリスナーそらみさんによる英語語源ハンドブッククイズシリーズが始動。中高生のための英語史です。どうぞよろしくお願い致します。
さあ今日ご紹介したいのは、ヘルディオヘルワコアリスナーのそらみさんがノートで先日開始されました。
授業で使える中学生向け英語語源クイズというシリーズなんですね。
こちら素晴らしいシリーズの開始ということで、ぜひこのヘルディオでもお伝えしようと思った次第です。
リンクを貼っておりますので、そちらから直接飛んで覗いてみていただければと思います。
こちら、昨年6月に研究者から出版されました教長、英語語源ハンドブックに基づいて作られたクイズなんですね。
何問か掲載されているんですが、とにかくラインナップがですね、絶妙なんですね。
出題のタイプもそれぞれですし、基本的には中学生をターゲットとしたクイズ問題なんですが、
もちろんですね、小学生、高校生にも使えるのではないかという問題はあるかと思いますので、
ぜひですね、全体をまずは眺めて、実際に皆さんもお解きになっていただければと思うんですね。
ここでですね、問いと答えを明かしてしまうと面白みがなくなってしまいますので、
ちゃんと回答コーナー、解説コーナーというのも後半に設けられておりまして、
クイズの内容と意義
そこも含めてですね、お読みになると本当に勉強になるクイズだと思うんですね。
例えばなんですけれども、アニマル、動物という単語ですね。
ここからどんな展開を想像しますか。クイズにするならということですね。
それからビジネスという、これもカタカナ語になっているということで、
小学生でも中学生でももうすでに知っている単語と言えると思うんですが、
この単語の中に隠れている別の単語は何でしょうかというタイプの問題。
さらには%、センティメーター、センチュリーに共通するセントという部品に注目させるタイプのクイズ問題ですね。
クイズ、解くだけでなくその後の解説も含めて、こういう観点に着目して語源クイズというものが作ることができるというふうに、
作文者側からは学びが多いですし、そして徳側の中学生側の目線に至っても、
そうか、この2つ3つの単語というのは関係がある単語なんだ、語源的に結びつけられるんだという発見がある、そんな問題が多いですね。
中学生が日々接しているおなじみの単語ですよね。
ほとんど日本語にカタカナ語として入ってきているようなおなじみ深い単語ですね。
実は深い歴史的な根っこでいろいろな単語がつながっているんだよという、まさに英語の語源が身につくラジオヘルディオ、
こちらであるとか英語語源ハンドブックなどで伝えたいと思っているところは見事にクイズ化されている。
クイズ形式で解くものに発見させるという構成になっている。そこが見事だなというふうに思いますね。
とりわけですね、私がこれは素晴らしいなと思ったのがですね、Cultivateに関する問題なんですね。
Cultivateと言いますと、これ耕すということですね。
それからCulture、文化、これが語源的につながりがあるっていうことは英語語源をたしなんでいらっしゃる方ですね。
あるいはこのヘルディオを聞きの多くの方にとってはですね、もうすでに知っている事項かと思います。
ある意味では英語語源の定番ネタではあるんですけれども、
そらみさんは土を耕すという意味から、人の心を耕すへの意味変化として提示されているんですよね。
生徒の知的好奇心を大いに刺激するような内容だと思いませんか。
さらにですね、回答編のところで、こちらは少しネタバレしてしまうんですが、ぜひお読みください。
日本語の土を耕すの語源ですね、これも土が関係してきているわけですよね。
このあたりですね、つまり英日の比較語源学という視点も盛り込まれていて、
言語への感度を高める工夫が随所に凝らされているということなんですね。
そらみさんによりますと、ご自身で考えられた問題とお知り合いの先生に相談したりしながらですね、
作った問題があるということで、合作という形なんですが、
こちらですね、ぜひ皆さんもですね、まずはお読みいただき、
そして英語教育関係者の方々もこの辺で多くお聞きかと思いますので、
ぜひお使いいただければと思うんですね。
英語教育への応用
私は常々、英語史という分野は英語教育との相性は本質的には抜群だというふうに言い続けてきました。
文法規則の丸暗記に疲れ果てた学習者、多くの学習者にとって、
語源的な背景、歴史的な背景を知るということは、
単なる暗記の負担を減らすのに貢献できるケースが多いというだけではないですね。
だけではなく、言語そのものに対する愛着であるとか、点と点が線でつながる喜びを育むきっかけになるというふうに思っているんです。
英語という非母語に注目することで、むしろ客観的に言葉に対する態度、考え方を養うことができる。
そしてそれが一度養われたら、今度はある意味主観的に捉えられてしまう母語である日本語にも応用する。
日本語を客観化し、むしろ非母語である英語を主観化する。
その生き気ができるということがとても重要かなというふうに考えておりまして、英語教育の中に英語史の視点を持ち込む。
英語史の知識だけでなく、英語史の考え方とか視点を持ち込むということは、ものすごく意義があることであるというふうに私は長らく考えてきております。
一つ問題点としましては、そのための実践的ノウハウ、英語史×英語教育を実現するための実践的ノウハウの蓄積がまだまだ足りていないというところかと思うんですよね。
今回のような英語語源ハンドブックに基づいて作られた中学生向けのクイズ、これなどはまさにその実践的ノウハウの溝、欠落している今の部分を補おうとする試みということで私は強く推奨する次第です。
そらみさんのこの試み、理念と言いますかね、具現化した授業で使える小ネタ、この宝庫となっておりますのでぜひ訪れてみてください。
そしてですね、そらみさん自らが記事の最後でおっしゃっていますが、授業の小ネタやウォームアップなど自由に使っていただければ幸いですと。
まさに筆者、作文者自らがおっしゃっていることですので、このヘルディでこのノート記事を知った方はですね、ぜひ小ネタ、ウォームアップとして本当にお使いいただければと思います。
そしてお聞きの皆さんもですね、そらみさんのように英語語源ハンドブックを片手に英単語って実はこんなにつながっているんだという驚きを教室にそしてお茶の間に広めていきませんか。
皆さんもぜひこのようなクイズを出題してみてください。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
本日はリスナーそらみさんによる英語語源ハンドブッククイズシリーズが始動。中高生のための英語誌と題してお届けいたしました。
リスナーさんがこうして具体的なヘルカツとしてアウトプットしてくださるというのは本当に嬉しいですね。
しかも英語語源ハンドブックに意気をしていただいているというのも本当に嬉しいことです。
この語源で学ぶ語源で教えるという今日のテーマである英語教育×英語誌ですね。
この輪がどんどん広がっていってほしいなというふうに思っております。
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように。
英語誌研究者のホッタリウイチがお届けしました。
また明日!