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英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間に思うとおり、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は2月19日、日曜日です。いかがお過ごしでしょうか。 ここ数週間はですね、日曜日はコメントバックの回ということにしております。
ということで、今週、今日もですね、この1週間でいただいたたくさんのコメント、こちらからピックアップという形にはなりますけれども、コメント返しの回としたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、新聴のお知らせです。 この数日ですね、旧聴をお知らせするということも始めているんですけれども、今日は新聴の方です。
新聴の方ですね。1月12日に出たばっかりですね。まだね、1ヶ月ちょっとということなんで、ばっかりと言っていいと思うんですけれども、新聴が出ました。
京都大学の家入洋子先生と私、堀田隆一とが共聴という形で書いております。
文献学と英語史研究というタイトルの本です。開拓者より出版されています。 こちらはですね、英語史研究のガイドブックという趣旨の本です。
英語史を研究している方、あるいはこれから研究してみたいという方にテーマ探しのヒントになるような情報を盛り込んでいます。
具体的には、過去40年ほどの研究の動向について、それぞれの部門ごとですね。
音韻論、綴り字、それから形態論、統合論というおよそ部門別です。 その他、ツールの紹介ということで、電子辞書やコーパスについても一章裁いて、
近年の動向をまとめています。 その上で最終的にはですね、今後の展望です。英語史研究の今後の展望を整理するという、そんな作りとなっています。
英語史そのものの入門書ということではありませんで、その点専門性が高いといえば高い書籍ではありますが、この方面に関心のある方はぜひ手に取っていただければと思います。
強調者の家入陽子先生とは、ホノヘルディオでも2回対談しています。 609回と611回ですね、この本について語っておりますので、まだ聞いていないという方は、ぜひそちら聞いていただければと思います。
新著について関連する情報をまとめたホームページへリンクを貼っておきますので、そちらからご覧いただければと思います。
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ということで、新著のお知らせでした。
今日の本題は、この1週間いただいたコメントへのコメントバック、コメント返しということなんですけれども、この1月、2月、今年に入ってからですね、とにかくコメントに参加していただける方が本当に増えまして、ありがとうございます。
コメント欄を盛り上げると、もっと面白くなるのではないかということで、今年に入ってから皆さんにもたくさんくださいというように、去年以上にですね、呼びかけているんですけれども、そちらにリスナーの皆さんに答えていただきまして、本当にありがとうございます。
ざっとコメント欄を眺めていただければわかると思いますが、非常に多くの方がコメントに参加していただいています。
多くなってくるとですね、私からのコメントバックというのも、なかなか全てにお返しするということはできなくなるということはあるんですけれども、一つ方法としてはですね、今回のようにコメントバックの回を設けるということのほか、私自身がコメントに参入してですね、特にコメント返しに参入するということで、
例えば、ヘログであるとか、このヘルディオの過去放送会等にですね、訪れてみてくださいというような趣旨のコメント返しの場合はですね、むしろ文字のコメントバックでリンクを貼り付けておいたほうがですね、役に立つと思いますし、
いただいたコメントや質問の性質によってはですね、文字のほうが良いとか、あるいは声でお返ししたほうがいいとか、いろいろあると思うんで、この辺を併用しながらですね、コメントバックの一番良い形をこれからも工夫して実験していきたいと思っています。
皆さんもこの点ご理解いただいた上でですね、ますますコメントを盛り上げていっていただきたいと思いますけれども、まずはですね、1週間前のコメント返しの回にいただいたたくさんのコメント、これからいくつかピックアップしてみたいと思います。
おはようございます。コメント返しありがとうございます。このラジオを聞いてコメントするのが私の毎日の日課になっています。また、他のリスナーさんと英語史について盛り上がれるのがすごく楽しいです。もっともっとこのラジオのリスナーが増えて英語史が世に広まるといいですね。ということでありがとうございます。
本当にこのように世の中に広がっていくと楽しいことが私としても多いですので、英語史をお茶の間にという英語史活動ヘルカツですけれども、皆さんご協力引き続きよろしくお願いいたします。
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グレイスさんからも同じ趣旨のコメントで、まことつかささんがおっしゃる通り、私もコメントをするのがすっかり日課となりました。この放送から毎日たくさんの刺激や考えるネタをいただいており大変感謝しています。お茶の間のおばさんはこれからもヘルカツを心より応援しています。
ということでありがとうございます。毎日の日課にしていただけると本当に嬉しいです。多くの方にそうしていただければと。
次にカロンさんより質問ですね。
いつも勉強させていただいています。コメント取り上げてくださってありがとうございました。先生のお話を伺っていると、英語の文法はそういうものだからと覚えてきた過去覚えさせられてきたことがいや何でなんだろう理由があるはずだと不思議に思うようになりました。
その一つが群動詞の目的語が代名詞の時は代名詞が間に来るです。
例えばtry on試着するがシャツを試着するならtry on a shirtなのにこれを試着するがtry it onになることです。これはなぜなのでしょうか。
このような表現ですね。動詞と前置詞に相当するものですね。これが合わさって一つの意味を持つものをphrasal verbというふうに呼んでるんですね。
駆動詞というふうに訳していると思うんですけれども、この駆動詞っていうのが英語のですね、最も厄介なものの一つでですね、いろんな語順パターンがあったりするっていうことなんですね。
今回具体で出していただきましたけれども、try on試着するっていうことですが、これはおっしゃる通りですね。
代名詞を用いる場合にはtry it onというふうにtryとonの間にこの目的語に相当する代名詞が入るっていうことです。
ただしこれが代名詞ではなくて名詞句ですね。
普通の名詞が来る場合には2つの語順があるんですね。
実はtry it onのように挟み込む語順も可能です。
ですが名詞句の場合にはその名詞句とonとの位置をひっくり返してですね、try on a shirtこれも可能だっていうことです。
目的語に相当する名詞句と今回の場合、onに相当するこれパーティクルっていうふうに言ってますけどね。
厳密には前置ではないんですよね。これパーティクルというふうに言っていますが、これの位置はですねリバーシブルだっていうことになります。
このonパーティクルと呼びましたけれども働きとしては副詞なんですね。
副詞というのは比較的語順が緩くてですね、どこにでも置いていいというわけではなくてやはりある程度傾向はあるものの比較的自由です。
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とりわけ古い時代にはこの自由度というのが今よりも高かったんですね。
ですので、例えばわかりやすくこのonをですね、quicklyという典型的な副詞に置き換えてみると
try a shirt quicklyというのが一番普通の語順だと思うんですね。
ただ古くはtry quickly a shirtのような言い方も可能だったわけですね。
つまり目的語とこの副詞の位置関係というのはリバーシブルだったということです。
それが現代にも残っているというふうに考えます。
一方代名詞の場合はこれはですね、古くからその傾向が顕著なんですけれども、なるべく手前に持ってくるんですね。
文の中のできるだけ早い位置に置きたいという圧力があるんです。
これは語用論的にですね、情報構造の観点から説明できるんですが、代名詞ってそれ、itが指すものっていうのはお互いわかっているわけですよね、話しても聞きても。
なので旧情報、古い情報ということになります。
古い情報っていうのは一般論として英語では前の方に出やすい、早い段階で出やすいっていうことなんですね。
ですので代名詞を使う場合にはこのtry it onのケースでitとonがリバーシブルになるという選択肢が与えられていないっていうふうに考えられます。
どうしても一歩でも前に出したいとなるとtry it onという語順しか許容されないっていうことになります。
この辺り代名詞か名詞句かでですね、語順が異なるという状況が生まれている、そんなことなんですね。
句動詞については本当に厄介でですね、私も歴史的に詳しく調べたことがありませんので、またですね、勉強して面白いことがわかったら改めてこの問題取り上げたいと思います。
当面はですね、先ほどのような回答でとどめておきたいと思います。ご質問ありがとうございました。
623回ブレキシットの英語詞について、こちらにもコメントをたくさんいただきました。
混成語あるいは英語でblendと呼んでいる造語なわけなんですが、いわば省略語の一種ですね。省略語とか短縮語というですね、いわゆる略語のことなんですけれども、略語の作り方っていうのも実はですね、語形性上いろんなパターンがありまして、今回取り上げたブレキシットのblendっていうのは、
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その略仕方、略語の作り方の1パターンにすぎないですね。他に様々な略仕方があります。これは語形性論であるとか形態論という分野でいろいろと研究されている分野で、またいずれ取り上げることもあるかもしれませんが、
その様々な省略語、短縮語の中でも、このblendというのはなかなかの生産性を誇っているんですね。もう1つはいわゆる当事語、アクロニムというもので、新聞やニュースなどで見ない日はもうないと言っていいと思うんですが、例えばNATO、英語ではNATOっていう発音ですが、NATOですね。
これはNorth Atlantic Treaty Organization、これの頭文字を取ったということなんですけれども、こういったアクロニムと言われるものですね。これもものすごい生産性ですね。そしていずれも20世紀以降に流行ってきたという、つまり直近100年ぐらいの新しい語形性と言っていいんですね。
アクロニム、当事語を含め、このblendについてはまた取り上げたいと思いますけれども、blendについてはかつても取り上げていたことがあったんですね。コメント欄には残しましたが、放送会では述べていませんでしたので、ここで改めて、このヘルディオの53回です。
ブランチとブレキシット、カバン語がときめく現代というタイトルでお話ししています。この53回ですね、まだ聞いていないという方はぜひ合わせて聞いていただければと思います。
この回につきましては、まいさんから興味深いコメントをいただいています。
日本語と比較して英語の方が造語が多い気がしますが、原因の一つは英語が世界言語になっているからでしょうか。原因が気になるところです。
単的に言うと、それが一番大きな理由だと思います。
話者人口が母語のみならず非母語、話者も含めてということですが、比較にならないですよね。20倍近くはいるというのが英語です。
つまり、新語ができたときに世界的に流通しやすい、国際的に理解されやすいということから、造語する際に最初から英語で造語するということが起こりやすいわけですね。
非母語、話者であっても英語使用者であれば、英語でまず作っておこうというふうに考えるわけですよね。少なくとも世界的、国際的な流通を考える場合には。
とりわけ、科学技術の専門用語というのはもう最初から英語ということになっているわけですよね。ですので、日本語とは数えたことはありませんが、比較にならないくらい英語での新語というのは増えているんだろうと思います。
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あまりに新語が増えるスピードが早すぎるので、誰も正確なスピード感であるとか、1年に何語増えたのかということを把握できている人はいません。このようにですね。
世界中の英語辞書の出版社や編集者とてですね、正確に把握している人はまずいないと言い切っていいと思います。
次にですね、今週は沈黙について2回放送で取り上げました。これを一緒に扱いたいと思うんですけれども、624回沈黙の言語学、そしてその続編ですね、627回沈黙の民族史学ということでサイレンス、この問題に言語学の観点から迫ってみました。
大変多くの反応をいただきました。ありがとうございました。
イナミさんより非常に面白いコメントをいただきました。
テイラー・スイフトのThe Story of Usという曲の中に、I've never heardsilence quite this loud、こんなにもうるさい沈黙は聞いたことがない、という歌詞があったのを思い出しました。
喧嘩中で口を聞かない2人の間にお互い何か言いたいけれど言えない、それがもどかしいという空気があるのを表した歌詞です。
こんな一見矛盾した言葉でも聞き手が意味を理解できるのは、こういう物言う沈黙を僕らがみんな経験したことがあるからなのでしょうね、ということですね。
これとても面白いですね。
そこで私コメントバックしまして、耳をつんざくような沈黙という英語表現、これは同着語法オクシモロンというレトリカルな表現なんですけれども、この表現を紹介したんですね。
英語ではdeafening silence、まさに耳が聞こえなくなるくらいの沈黙ということなんですが、
この表現について、昨日そして今日のヘログで少し詳しく取り上げていますので、ぜひ読んでいただければと思います。
このようにヘルディオでのコメントを受けて、そこからインスピレーションを受けてヘログの話題を決めるということも非常に多くなってきました。
日々ブログの方でも、そしてこのヘルディオの方でも、英語詞ネタを探し求めているわけなんですが、一番出てきやすいのは、こういうふうにやりとりしている中で新たな問題とか関心が引き起こされて、そしてまた記憶からある表現が蘇ってきたりとか、そういうことが起こるので非常にやりやすいんですね。
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それも含めまして、みなさんにコメントお願いしますと言っている側面もあります。今回も稲美さんのご指摘から、このdeafening silenceという表現を思い出して、ブログの話題にしたと、そんな感じです。ありがとうございました。
レオポンさんからです。
ということで、まさにその通りですね。英語のスピーチの際に先生が言っていたことって、まさにそういうことだと思うんですよね。
古代ギリシャの昔から、沈黙というのはレトリックの重要な要素として、ずっと注目されてきましたし、関心も持たれてきたと思うんですね。
もちろんこれは英語のみならず、日本語でもそうです。しゃべるときに沈黙をどう挟み込むかということですね。
これかなり高度な技術だとは思うんですけどもね。話し方の技術の重要なポイントに沈黙の挟み方があるというのは、なかなかこれ自体面白いことではないかなというふうに思っています。
レオポンさん、ありがとうございました。
まいさんからコメントいただいています。
ネットで調べたところ、日本ではコロナ禍で個々人の沈黙が増えた結果、逆に声が出にくい、声が枯れたという問題が起きているそうです。
そのような症状で病院を受診する方が増えているという記事を見つけました。
会話が減ったことで声帯やその付近の筋肉が衰えたことが原因のようです。
言語と直接関係のない話ですみませんでしたとありますが、言語と間接的ではありますが非常に関係のある話だと思います。
貴重な情報ありがとうございました。
リスナーの皆さんも多くそうだと思いますし、私が普段接している学生もそうなんですが、何でも言葉に関する問題であれば何でもコメントしてくださいと言ってもですね。
皆さんですね言語と直接関係ないかもしれませんがとか言語学のカテゴリーに入らないかもしれませんがという前置きみたいなことを置くことが非常に多いんですけれども、これ言葉と関係することで言語学の範疇外ということはそもそもありえないんですね定義上。
言語学というのは狭い意味では教科書的な言語学かもしれませんけれども、基本的に言葉に関するあらゆるものを扱うべき学問分野だというふうに私は考えているんですね。広めに考えています。
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狭い分野に特化すべきだという考え方もあります。これは一つの守備範囲という問題です。広すぎると秩序が保たれなくなるというような恐れがあるということで、これはある程度理解できる立場ではあるんです。
ただ、私の趣味、好みとしては言葉に関するものすべて言語学の範疇に収めたいという立場ですので、どうぞこのコメント等でも直接関係なくてもいいです。間接的にギリギリかすっていれば全然話題になりますので、そのようにご理解いただいてコメントもいただければと思うんですね。
今回などは声帯やその付近の筋肉が衰えたことが原因のようですということで、これ教科書的な言語学、つまり狭い意味での言語学でもちゃんと出てくる話題なわけです。声帯やその付近の筋肉っていうのは音声学の初歩の初歩で必ず勉強しますんで。
で、内容に戻りますけれども、これ本当に面白いなと思って、学生を見ていてもやっぱりみんな喋らないですよね。黙食というのもありますし、授業中も少人数クラスで演習みたいなことっていうのはお互い喋りながらやるっていうのが基本だったんですが、この1、2年はやはりそれもですね、距離を置かなきゃいけないとか、なかなか自由にはできなかったので、学生は喋ってないですよね。
かつ一人暮らしだったりするともっと喋っていないですね。完全オンライン授業だった2年前などは本当に話し相手もいなければ話すこともないというような状況が続いた大学生少なくなかったように思うんですね。そうしますと声帯が衰えるって、それ普通に考えてやっぱりありそうなことですよね。
ただ、こういう形で本当に記事になるくらい、ニュースになるくらい声帯が弱くなっているっていうのは納得はしたんですが、やっぱりびっくりもしました。コロナも明けつつありますしね、皆さん喋りましょう。
それからですね、この辺りの回から、たしか、Qチョ、英語誌で解きほぐす英語の誤解の宣伝を始めておりまして、すでにコメント欄から寄せていただいたようにですね、何名かの方に購入いただいたということなんですけれども、その中でもですね、早々とレビューを書いていただいているのが連日ですね。
海塩さんです。いつもありがとうございます。
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続けて、Qチョ、英語誌で解きほぐす英語の誤解の端書き、胸アツポイントその2、英語を学ぶ意味を追求。英語は世界中で通用するから重要に決まっているではないかという上トークに切り込んでますね。
たしかに、この上トークを前面に押し出して、英語は今や入試市場を完全に制覇してますが、その代償をたるや。先生にはぜひこのバブリー体質にメスを入れてもらいたいですね。ということで、熱いコメントありがとうございます。私に代わってこの本を宣伝していただいているような感じでですね。ありがとうございます。
新書と合わせまして、このQチョの方もどうぞよろしくお願いいたします。本当に読みやすい英語誌入門書となっていると思います。
次に625回ターキー、トルコと七面鳥の関係、およびその次の回626回ですね。当時期のチャイナと漆器のジャパン。3地で製品を表す単語たち。この2つが関連回ということでまとめてコメント返ししたいと思います。
トルコの大地震があったということで、このトルコターキーというキーワードでですね。そちらから見つけて聞いていただいたという方が多いようです。
いつになく再生回数が伸びてですね。私もびっくりしたんですけれども、この語源の話題、トルコと七面鳥というですね。似ても似つかない2つの意味を持つ単語ということで、その語源を追っかけてみましたけれども。
語源界隈ではそこそこ有名な単語で面白い単語だということでよく知られていて、ウェブ上にもですね。いろいろな情報が載っているということで、コメント欄を通じて聞いていただいた皆さんからいろいろリンクをいただきました。ありがとうございます。
例えば、いなみさんからHFITという漫画で七面鳥の故障がたらい回しされている様子が描かれているというような情報もありましたし、シルバーグラスさんからは七面鳥の語源のたらい回しについて分かりやすくまとめられている画像がですね。紹介されています。URLをいただきました。ありがとうございます。
皆さんもぜひそちらを訪れていただければ良いかと思います。
関連する話題でですね、みかんのことを英語でさつまと言うんですね。これ私もずっと不思議に思っていまして、なんでさつまなんだろうという気がしていて、ある時にですね、かなり詳しめに調べたことがあります。
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ヘログの1299回、英語でみかんのことをさつまというのはなぜかというお題で書いております。これ非常に人気のブログ記事になっているんです。これまでヘログ5000以上の記事を書いてきているんですけれども、いつもですね、このさつまの話題がですね、どういうわけかランキングの上位に入っているんですね。
多分ですね、これほかにほとんど情報がないんだと思います。よろしければそちらの記事を読んでいただければと思います。
それから、初コメントいただきました。発作さんです。
昨日からのリスナーです。固有名詞が普通名詞になるというのが面白いです。自分でも何か作れないかなと思いました。他の人には通用しなくても楽しいかも。
ということで、これは当時期を表すチャイナと湿気を表すジャパンに関する回のコメントだったんですけれども、これ本当に多いんですよね。
固有名詞、典型的には地名とか人名ですが、これに由来する普通名詞、場合によっては普通動詞というのもあるんですかね。
これはですね、意外と多くて、英語ではエポニムというふうに呼んでいます。専門用語なんですけれども、エポニムですね。
英語のエポニムを挙げるだけでもものすごく長いリストになります。いずれまた扱いたいと思いますが、固有名詞から一般の普通名詞が作られやすいというのは、意味論的に理由があるというふうに考えています。
気づかないところで、日本語にも実はたくさんあるんではないかと思います。初コメありがとうございました。
そして、らっこらっこさんからもいただいています。カボチャにはびっくりですということで、これカンボジアが生まれて、カンボジア、カボチャ、カボチャ、南のウリと書きますけれども、いわゆる南蛮貿易ですね。
東南アジア方面からやってきた蛮族というような言い方で、赤毛のスペイン人、ポルトガル人たちを捉えていた時代の呼び方なんですけども、南の方からやってきたウリというふうに日本語でも書くわけです。
カボチャがカンボジアの鉛なんだと聞いたのは、私ね、これは覚えてるんですけど、中学校の時の英語の教科書にこの語源の話があったんですよ。
ジャカルタ、これがジャカルタ芋、ジャガタラ芋、ジャガイモになったっていう、これもジャカルタに由来するということで、そんな語源の話があってすごく面白いなと感じたんですよ。
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それから何十年か後ですね、今ヘルディオで、教科書ではないですけれども、むしろその語源面白いでしょということで発信しているっていうのがですね、中学校の教科書も結果的にとてもいい仕事をしてくれたということになりますかね。
そしてグレイズさんから、これ興味深いインスピレーション与えてくれましたコメントを読み上げます。
地名との結びつきについてですが、三田や駒場などキャンパスがある地名で、その大学や大学生を表すことも一例と言えますでしょうか。
シャンパンは普通名詞になったとはいえ、名乗るための条件がいろいろとあり、特定性や識別性は強いままなのかなと思いました。
これはいろいろと考えたり深掘りする価値のあるご指摘だと思います。ありがとうございました。
キャンパスについては非常に納得しました。私も大学人として身近な言葉遣いなんですけれども、こんな身近なところに面白い例があったのかというふうに改めて気づかされました。
慶応大学の場合、三田キャンパスと日吉キャンパス、あとはいくつかありますが、主に文学部は日吉キャンパスで1年生を過ごして、そして2年次以降に三田キャンパスに来るということになっているんですね。
ただ、2年次以降に三田キャンパスに移った後も、例えば語学とか1年の時に取っておかなければいけない単位、授業みたいなのを落としたりすると、2年次以降もある程度日吉キャンパスに通わなきゃいけないということが出てくるんですよ。
その場合ですね、来日するという慶応の内部だけのジャーゴンっていうんですか、スラングみたいなものが学生ジャーゴンみたいのがあってですね、こういった学生ジャーゴンは得てしてクリエイティブです。非常に面白いものが多いっていうことですね。
次にダイダイ色のフル時計さんからです。
とても楽しく聞かせていただきました。今度、オンライン英会話の先生、フィリピン在住に先生の国で使われているメトニミーを質問してみようと思います。
それぞれの文化の持つメトニミー、きっと様々なものがあると思うので楽しみです。今回の放送で紹介された事例ではラグビーが一番の驚きでした。
各国ですね、特有のメトニミー、おっしゃる通りたくさんあると思うんですね。ことわざなんかを聞いてみると、割とメトニミー出やすいのかなっていう気がしますね。
ですので、様々な国、文化の人々にですね、あなたの国言葉で使われている、最も有名なとかよく使うことわざは何ですか。
3つぐらい挙げてくださいというと、大体何らかのメトニミーに近いものが入っていることが多いんじゃないかなって気がしますね。
コメントいただきましてありがとうございました。
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昨日の回、628回ですね、古英語の単語はどれくらい現代英語に受け継がれているのという英語語彙詞の話でした。
アンナさんからコメントいただいています。
英語史にはロマンがあるなぁと改めて思いました。
昔から古い英語の中に知っている単語を見つけると喜んでいました。
古の人々と自分がつながっているようで。
文法でも先日の受動体は古英語から存在していた話で同じように思いました。
大らかになれる話題をありがとうございました。
土曜なので英語語源辞典を傍らに再聴します。
そうですね、言葉がつながっているっていうのも考えてみるとなかなか不思議な話なんですよね。
この際ですね、単語がつながっているというのは、実は形としてはつながっていても意味は相当変わっているっていうこともあったりします。
そして形もだいたい無傷ではなくてですね、何らかの形で多少なりとも変形しているっていうことなんですね。
常に変わり続けているっていうのが言葉なんだろうと思います。
ですのでデフォルトが変化なんですね。変化がデフォルト。
なので残っているもの、まだ1000年経っても認識できるものに何となく愛着を感じるというのは、
そのデフォルトと違う道を歩んだ少数派へのリスペクトと言いますか、愛着って言いますか、
何かそんな気持ちがあるのかなというふうに思いますね。
それからナオコキタさんよりいただいています。
おはようございます。ギリシャラテン語由来の方が古くに小英語圏に入ってきたかと思いきや違うのですね。
英国ルネッサンスという言葉を初めて聞きました。
ちょうどP.グッデンさんの物語英語の歴史という本を図書館から借りてきたので流れをつかみたいと思います。
コメントありがとうございました。そちらにコメントバック文字の形でも差し上げたんですけれども、
新しいリスナーの方も多いということでですね、ここイラで英語史の入門書を紹介したいと思うんですね。
ただこれ本格的に紹介していたら時間が足りませんので、実はヘルディオの140回でベスト10を選んであります。
対談という形で紹介していますので、ぜひですね140回対談英語史の入門書、こちらを聞いていただければと思います。
それからヘログの方でもブログの方でもですね、4727英語史解説書の書紙、
2022年度版としてまとめてありますので、こちらも参照しながら英語史の入門書、良いものがたくさん書かれてきていますので、ぜひお読みいただければと思います。
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ピーマンさんです。英語史で解きほぐす英語の誤解を昨日と今日で読み終えました。面白かったです。これから初めての英語史に戻って読み続けます。
これは嬉しいですね。新著と旧著と言いますか、初めての英語史も新著じゃないですけどもね、2016年ですので、私の書いた英語史の入門書の古いやつと新しいやつということで、両方お読みいただいているということで大変嬉しく思います。
それを書いた同じ人間がここヘルディオでも喋っていますので、方向性は完全に一致します。この12年で特に大きくぶれたということはありませんので、話がとても分かりよくなるのではないかと思います。ありがとうございました。
最後に稲美さんからの質問です。答えようのない質問なのかもしれませんが、今日のような話題に関して長らく疑問に思っていたことがあります。それは、現代英語の総語位数は増えているのか減っているのかということです。
英語は毎日様々な信号を生み出し続け、また外国語からもスポンジのように数多の単語を吸収していますが、その一方で利便性を追い求めるコミュニケーションの中で使われなくなり背後扱いされる単語も多くあります。この2つの相反する流れは果たしてどちらの方が強力なのでしょうか。考えるヒントだけでも与えていただけると幸いです。
総語位数を調べる材料として念頭に置いているのはOEDです。新しくエントリーされる単語の数とダガーがついて背後扱いされる単語の数はどちらの方が多いのだろうということです。
これ難しいですね。OEDということで限れば、これは頑張って数え上げればどちらが多いかということはきっと明らかになるはずなんですけれども、基本は増える方が多いと思います。
これは言語事実を反映しているというよりも、辞書変算に関わる実務、現実的な問題ですね。その観点から考えると、信号をどんどんエントリーに加えていくというポジティブな方向ですね。
こちらで作業はするんですけれども、これは背後になったとして辞書から取り除いていく、あるいはOEDの場合は背後マークとしてダガーをつけるという作業になると思うんですが、これよりもずっと信号を追加していく方が作業としては優先されるだろうということと、背後の基準というのが定めるのが難しいということですね。
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例えば100年200年使われなくても、ある時に思い出したかのようにある人がですね、作家なんかが使ったりすると、これは背後、死後になっていなかったじゃないかという議論は一応可能なんですね。
実際には死んで、それを数百年後に作家が復活させた、死から蘇らせたと考えるほうが実態に即しているのかもしれませんが、背後、死後の定義っていうのは難しいんですね。
ですので、基本的には背後マークをつけるというのはなかなか難しい決定なんだろうと思います。
そうすると、やはりダガーはつけずにしばらく放っておくというのが現実的な方策になるはずなんですね。
ですので、これはですね、言語の実態、語彙の実態に関する話をしているわけではなくて、あくまで辞書編参の実情に鑑みた回答ということになって、これがですね、稲見さんの求めていたことかどうかは分かりません。
ただ、本当に起こっていること、辞書編参の実態ではなくて、英語という言語の語彙に何が起こっているかということになると、これは最初にですね、答えのようのない質問かもしれませんがと言われた通りで、憶測するしかないということですね。
ただ、その憶測というものをすることを許されるのであれば、私自身はやはりですね、どんどん増えていくスピードの方が早い。ただ、おっしゃる通り背後になっていくスピードも相当実は早いのではないかということは認めた上でですね、私自身はそのように憶測しています。スペキュレーションですね。強い根拠はありません。
ご質問ありがとうございました。
今日も長々とコメントバックいたしましたが、いかがでしたでしょうか。寄せていただいているコメントの数が本当に多くなっておりまして、そしてリスナーさん同士での交流というのも始まっておりまして、私全てですね、読んでいます。
読んでコメントバックもするところは文字でもしていますので、ぜひそちらも含めて毎日の楽しみとしていただければと思います。こういう形で日々英語詞に接する機会を増やしますと、面白さがどんどん分かってくるようになります。
そしてこれをお聞きの皆さんは英語詞の面白さ、魅力ということがですね、だんだんと分かってくるかと思うんですが、ぜひですね、皆さんのお知り合いの方、この話題に関心を持ってくれそうな方にお声掛けいただきまして、この放送ぜひ聞いていただけるよう進めていただければと思います。
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このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。Voiceのコメント機能を通じてどしどしお寄せいただけますと嬉しいです。Twitter等でのシェアもお願いいたします。コメント、参加していただいたほうが絶対楽しいはずです。
初コメも大歓迎です。そして、日課のようにコメントをくださるということも大歓迎です。それから、今日取り上げ忘れていたんですけれども、過去の放送会、この直近の1週間だけではなく、過去の放送会につきましても、いいねをいただいたり、あるいはコメントをいただきますと、必ず私の方に通知が入って、すべて漏らさず読んでおります。
そちらにコメントバックするということもしていきたいと思っていますので、ぜひそちらにもどしどしコメントをお寄せください。
それでは今日は日曜日ですね。皆さんにとって良い休日となりますように。ほったりうちがお届けしました。また明日。