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5日土曜日です。いかがお過ごしでしょうか? 本日お届けするのは対談です。対談というよりも、まさにゃん&青木くんとの3人でのおしゃべり会となります。
英語と日本語の共通点って何かありますか?の第2弾となります。
第1弾はですね、400回の放送で、英語と日本語の共通点って何かありますか?というお題で、私一人でしゃべった話なんですが、これを久しぶりに受けてですね、3人で集まった機会に、英語と日本語の相違点ではなく共通点ですね、
こちらに注目した話題というのは、なかなかないんではないかと思いましたので、英語史に関心を寄せているこの3名で自由におしゃべりしたということです。
自由すぎてですね、時間配分がよくわからず、結局ですね、30分ほどしゃべり続けてしまいました。ですので土曜日ということもありますけれども、時間のあるときに聞いていただければと思います。
そして今日登場します、ケルフ会長のマサニャン、そしてケルフのホームページ担当の青木くん、それぞれホームページなりプロフィールページを持っていますので、まずこのチャプターにですね、マサニャンのリンク、そして最後のエンディングチャプターに青木くんのプロフィールページへのリンクをそれぞれ貼り付けておきたいと思います。
ぜひそちらも参照していただければと思います。それでは早速対談と言いますか、3人でのおしゃべり会スタート。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
はい、今日はですね、お二人のケルフメンバーにおいでいただいていまして、まずはケルフ会長マサニャンです。
どうもマサニャンです。おはようございます。
はい、そしてケルフのホームページ担当の青木くんです。
よろしくお願いします。
はい、先日もメンバーでお送りしましたけれども、今日はですね、日本語と英語、この2つ、皆さん英語を勉強してきて、常にね、これ比較しながらある意味学んでるっていうことかと思うんですけれども、英語学、言語学、あるいは英語史という観点からこの2つの言語を比較してですね、
違うところ、そして似ているところというような、ゆるいテーマではありますけれどもね、なんか自由に語ってみるのはどうかなという企画ですね。
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で、英語教育、英語学習してると、英語は日本語とここが全然違うんだよみたいな、やっぱり違いって目立つし、我々はそこ気をつけましょうねって言われるんで、当然ね、目につくんですけれども、実は近いところもありますよと。
あるいは似てると思ってたけど、実はやっぱり根本的に違いますよとか、裏を描かれるようなところっていろいろ出てくるのかなって気がするんですね。我々専門的に研究とかしてると。で、この辺りを自由にディスカッションして、ネタを出し合ってブレストしてみるの面白いかなと思ったんですけれども。
まさにゃん、いかがですかね。日本語と英語って同じところ?違うところ?いろいろあるんですけど、無数にね。
僕は大学などで授業させてもらうときに、必ず話すのが、いわゆる語彙の算数構造と呼ばれる。これはマストで話してますね。
はいはい。どういうことですか。つまり英語の語彙というのは、昔からある英語本来の言葉の上に、1066年のロマンス英語をきっかけにフランス語から入ったフランス釈用語。それからルネサンス期に、ラテン語とかギリシャ語に由来する言葉がさらに入った。
英語の語彙構成というのは、比較的昔から使われていてゆえに日常的に使われてあったかみになる英語本来語、その上にそれよりかはちょっとフォーマルなフランス釈用語、さらにもっとフォーマルなラテン語、釈用語、もしくはギリシャの釈用語。こういう構成になっている。
三段構えね。
そういう意味で英語という言葉の特徴の一つとして、ある種類義語が各語源で揃っている。
これちょっと特徴ですね。例えば、買うって言ってもbuyとも言えるし、フランス語よりもpurchaseとも言える。それは全く同じではなくて、buyは買うくらいで、purchaseはちょっと購入するくらい。
レベルが高いっていうかね。
そうですね。意味的に。getがあればgainとかobtainというちょっともっとフォーマルな言葉があったりとか。
なるほどね。これ厄介と言えば厄介ですけどね。覚えるとはね。
ちゃんとそこ、僕も授業で話すとかそこはやっぱりしっかり同じような意味だけどニュアンスが違うんだと。フォーマルな場面ではそういうobtainなりgeignなりが使えるけど日常の会話ではあれだと。
これって言うと英語ってなんかそんな類義語がたくさんあって英語はむちゃくちゃだと思うかもしれないけど、実は冷静に考えても日本語でもそうだよぞと。
そうだよぞと。
例えば何かが増えるっていう言い方があれば増えるっていう漢字を使って増大するっていう言い方もある。増えると増大すると何が違うんかって言われたら増えるって言ったらどっかで増える増大するとニュアンスを考えると増えるのがなんかちょっと温かみのあるような感じがするような日常的に使う。
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パッと入ってくるかな。意味が。増大すると漢字を考えないとそのワンクッションワンテンポがちょっと遅れる感じがありますけどね。増大するのがどっちかというとフォーマルとかであればそうすると英語と同じというかパラレルというかそこはそういう感じですよね。
今聞いててちょっと思ったんですけど髪型とかの関連で女性の髪の毛のことをロングヘアーとかショートヘアーって英語風に言うじゃないですか。言う言う。
に対して男はどっちかって言うと長髪、短髪って言うじゃないですか。面白い。着目点すごい。男よりもやっぱりその女性の方が髪型とかすごくちょっと古めかしいというか古臭い考えかもしれないですけど女性の方が見た目に気を使うみたいなちょっとおしゃれであるとかそういう社会的な感覚とかもあってやっぱりその女性の髪型は洋風なおしゃれな言い回しをする
3層で言うと英語の方は英語、本来語、フランス語、ラテン語、ギリシャ語というこの3層で言うと日本語で言うと大和言葉、漢語、そして今言った西洋の言葉。女性の髪型にはその西洋の言葉が使われて。やっぱりスタイリッシュだからね。だから和語も例えばおかっぱとかさおしゃれとかあるけどちょっと昭和っぽいじゃん。
今風ではない。そこの漢字は緩くパラレルな感じはしますよね。それはやっぱり歴史的に英語も日本語もそれぞれいろんな経験を接触ですよね。他の言語との接触を通して語彙を累積してきた。思想のように積み重ねてきたみたいなところはたまたま似てるっていうのはありますよね。
これは非常に大きいなね。日本語と英語の特に歴史を考えた場合にすごくパラレルな。さっき言ったように緩いパラレルなんですけど3層あるってこと自体はなかなか面白い一致だなっていうのはありますよね。
これはドイツ語とかフランス語だと必ずしもこういう3層とかはないですね。
ないですね。ある程度2層というかラテン語とかあったりしてもそこそこ例が出てくるというのは日本語とか英語はね。ここは似てる点なのかなっていう気がしますよね。
ありがとうございます。青木くんこの問題って言いますかね。話題日本語と英語なんか似てる点あるのみたいなところでは何が出てきますかね。
個人的に言われてふと思うのは初期体系の部分。
書き言葉ね。
そうですね。
あります関係。
日本語だとやっぱり平仮名カタカナっていうのがプラスして大陸中国側から入ってきた漢字っていうものがあるじゃないですか。
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ありますね。
それで書き言葉すごく豊かになっていると思うんですけど英語もこれアルファベットって意味ではすごく一変等ですけどこれ英語史で振り返ってみればやっぱりフランス語風の綴りが採用されている単語があったりとか
なるほどね。
ラテン語風っていうのはこれは英語側で独自にやったものもありますけどそうはいつも大陸側の影響を起こしているものもありますし、
両方とも近くの国とかあるいはその影響力を持った言語の影響を受けて書き言葉初期体系が変容しているっていうのも意外とこれは共通してるんじゃないかな。
一応層があるっていう英語の場合は全部が同じアルファベットだから層の違いっていうのはそんなに浮き立たないですけど日本語の場合漢字とかひらがな全然字体が違うから明らかにわかるじゃないですか漢字で固い。
ひらがなは丸みを帯びているとかね。
そういう視覚的な違いもありますけどその見栄えだけではなく中の層別みたいのを見ると似てなくもないみたいな議論ができるっていうことですかね。
それは面白いと思いますよね。
漢字とか英語はないからむしろ違う点として僕は意識してる。
違う点の中に同じのを探すって常に可能な気がするんですけどね。
だからこうやっぱり日本語と英語って同じ言語なので広くね。
他の普通の7000もあるんですけど言語。
結局似てる点も探せばいくらでもあるのは当然なんですけどどうしても学習だと違うところを暗記しなきゃいけないので意識して日本語に引きずられちゃダメだよって感じで英語を勉強するんでやっぱり違いがどうしても強調されやすいんですけど。
専門的に英語誌とかで見てると実はやっぱり似てるところってあるよねっていう。
1回転して戻ってくるようなことって結構あるんですけどね。
他なんかあります?気づいたことで。
似ている点ですか。
森田青くんと来ましたね。次はパト先生なんかありますか。
私は似てる点は初期の話ね。書き言葉の話と後語彙の話。
あとは文法の話になりますかね。
そうするとね。文法って全然違うって話じゃないですか。英語と日本語。
むしろ違うみたいな認識ですよね。
これはですね、なかなかちょっと時間かかりそうなんで、次のチャプター行っていいですか。
じゃあお願いします。
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チャプターを継ぎましたけれども、文法において日本語と英語が似ている点ってだいたい正反対だと思われると思うんですよ。語順とかね。
もう散々言われてるじゃない。SVOですよ。
I love youは、私はあなたを愛するっていう日本語とは全然発想が違くて、動詞と目的語が違うっていうのはものすごい英語を話す時のストレスっていうか、ものすごい頭の中いじってる感じじゃないですか。
僕もずっと思ってたんですよ。英語を習ってから。英語史を勉強してびっくりしたのは、英語の祖先、古英語とかさらに昔のゲルマン語はどうもですね、これ証拠残ってないんですよ。書き言葉ないんで。
ただいろいろ比較言語学という分野の成果でですね、だいぶ復元できることが多いんですけど、言語の昔の形ね。
ゲルマン語の段階ではなんとSOVが基本だった。つまり日本語と同じじゃんっていう。I you loveみたいな言い方をしてたわけですよ。
今は違って変わっちゃったんで、違いますよねっていうことになるんですけど、今日の話は日本語と英語の類似点とか、特に我々英語史研究者ですよ。
その観点からいきたいと思うんですけど、そうすると昔はあの英語ですらSOVだったということがあって、つまり英語は変わってきちゃったんですね、基本語順が。
SOVからSVOに。日本語は昔から現代に至るまで、日本語は基本はね、いじれるんですけど語順を。ただ基本語順って言い方すれば、やっぱりね、私はあなたを愛しますっていうのは、これは古文の時代から変わってない。
日本語は変わってない。英語は変わっちゃったっていうところがポイント。結局今差があるっていうことで、なのでこれ昔から相入れない語順のお互い言語だったということではなくて、英語は昔は日本語と一緒だったんだという、これを知った瞬間、やっぱりもう英語そのものの見方変わりましたよね。
今は日本語と違うっていう事実は変わんないんですけど、ただ英語もその歴史の中で色々変わってきたんだというのは英語史の知見として、すごくなんていうの、ショック、最初に知った時は。
だったんですけど、これだけど語順の違いって普通、頭のそもそも作りが違うんじゃないかぐらいの認識の仕方とか、それにものすごく大きい違いだと思ってたんですよ。
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だけど意外とそうじゃないかもしれないっていうのを歴史を学んでね。つまり同じ言語でも変わっちゃうんだ、時間経てばみたいな例がここにあるわけですから。
これね、だから日本語と英語の語順違うんですよっていう教え方は、英語の教育とか学習で、もちろん今としてはそういうことなんですけども、もう一歩進んで、昔は実は日本語と同じだったんですよって知っていた上で、今は違うんですよっていうのと、それ知らないでただ違うんですよ、全然なんか違くない?こう受け取り方。
そこ大事だと思うんですよ。
確かに、英語指摘背景を知った上で、ただそれを語るかどうかはその先生の判断で、語らずともそれを知った上で教えるという。
例えばね、英語史の英語教育への生かし方みたいなことだと言うと、ことさらとね、違うんだよっていうことになるじゃない。東洋と西洋全然違うし、文化もとかいろいろそういう話になりがちなんですけれども、英語だって、あれはもっと言うとゲルマン語全体がそうだったんで、つまり今のドイツ語とかね、北欧語とか英語の仲間たちですよ。あれも結局SOVだったっていう話になる。
確かにドイツ語だと、主説ではなく接続詞の後の従属説と言われる従属説の方ではSOVですよね、ドイツ語そういえば。
そうなんですよ。
文化しながらのSOVが従属説内では残っている。
さらに遡っちゃうと、引用祖語なんですけど、引用祖語もやっぱりSOVっぽいんですよ、どうも。
結局それじゃんっていう話になったりするわけで。
実際、世界の言語で言うとSVOとSOVで言うと、SOVの方がパーセンテージは確か高いんでした。
ほぼほぼ同じ。
同じかちょっと多いぐらいなんですけどね。それでしかも6、7割。やっぱり過半数を超えるので。
そういう意味で言うとVOOVは違うけれども、Sはやっぱ最初じゃんっていうのは一緒で、これバカバカしい共通点だと思っちゃいけないですよ。
なぜかというと、Sで始まらない言語があるから。
いくつかありますよね。
あるんですよ。タガログ語とかフィリピン語、あとケルト系の言語も。そうなんですよ。
信じられないじゃないですか。愛するよ、みたいな。
私は。
ちょっとね、いきなり言っちゃうんだみたいな。
信じられないじゃないですか。
そういう意味ではSが最初っていうのは、多数派と言えば多数派なんですけど、英語と日本語の共通点だっていう言い方は決してバカバカしくはない。ナンセンスではない共通点の指摘なんだと思うんですよね。
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かなり広く言語一般に言えるかもしれないですけどね。主語を最初に持ってきたいっていうのは。
絶対持ってきたいけどね。
やっぱり情報構造ってあるじゃないですか。
すでに言われていることを最初に持ってきて、今まで話題に上がっていたこれって実はこうなんだよっていう古い情報から新しい情報にっていう。
そういう文章の組み立て方の流れっていうのがあると思うんですけど。
やっぱり主語ってすでに話題に上がっていることが多いので、そう考えれば古い情報として最初に持ってきて、実はこいつがこうなんだよって新しい情報へと。
後ろに新しい動詞であったり述語を持ってくるっていう。
そういう意味では日本語、英語だけじゃなくて広く言語一般に見られる特徴なのかもしれないですけどね。
情報構造っていう観点では。
多数派っていうことはね、やっぱり何かを物語ってるっていう可能性はあると思うんですけれども。
ですので、文法も英語と日本語も相当違うということでね。
一般的にはもちろん認識されていると思うんですけれども。
共通項をくくり出すということも実は重要なんじゃないかなと。
違いばっかりなんかみんな気にしてる気がするんですよね。
どうですかね。他に何かありますか?
日本語と英語の共通点ってあまり話題にならないので、かえって面白いと思うんですけど。
発音が出てないのかな?
発音はこれもやっぱりだいぶ違うって言われるじゃないですか。
どうなんですかね。
これはですね、もういろんなところで違いますよね。
アクセントとか、いわゆる英語は強弱アクセント、日本語はピッチアクセント、肯定アクセントって言うんですかね。
リズムの取り方も違うしっていうことで、違うことばっかりみたいなことなんですけど。
これちょっとこのまま終われないので、なんか共通点見つけないと終われない感じになってきましたね。
発音。
これですね、なかなか難しい問題で、いや考えてみると違うのばっかりじゃんっていう感じになるんですけど。
一つはですね、BとV、これの違いは日本語ないじゃないですか。
英語ではすごく大事な違いっていうことで、音素っていうね、分け方になってるんですけど。
日本語で2人V使うときある?馬行の代わりに。
あんまりだけど、たまにはある。
尺葉語。
ほんと?尺葉語で日本語で喋るときは?
日本語で。
ヴァイオリンとか言う?
いや、意外と言うかもしれないですね。
膝っぽいな、おっきくん。若い世代やっぱ違うのかもしれない。
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あんまりね。
カードゲームのキャラクターで、なんか、ふうにてんてんのバルキリードラムとか。
これも英語由来とか、あれですかね。
これですね、日本語でも、純日本語よ。純粋日本語でVが出るっていうときってあると思っていて。
例えばですね、めちゃくちゃニコニコして、こんばんはっていうときのバー。
こんばんは。
出てるのかな?
これを、ふざけてるわけじゃなくてですね。
これはない。イオンって言うんですよ。
アロフォンと言って。
もちろんVのつもりで言ってんすよ。こんばんはだから。バーだからね。
だけどニコニコして、ぐーっと口を横に開いて、こんばんはーっていうときは、横に開いちゃってるんで、ちょっと噛むんですよ。
っていう、これね、つまんなくね、アロフォンっていう専門用語でちゃんと説明できることなんで。
あ、チャプター続きます。
はい、チャプターを続いてしまいましたけれども。
最後にアロフォンっていうね、異音、異なる音って書くんですけど。
これ、ちょっといきなり専門用語出してしまいましたが、青木くん説明お願いできますかね。
私ですか?
なんか、意外と言葉を発音するときって、状況に応じてその1個の音って発音の仕方、実は若干違うってことがあると思うんですよ。
違いますね。
日本語で考えてみて欲しいんですけど、葉行で考えてみますか。
ハヒフヘホって言ったときに、ハとかヘとかホって、これもし皆さんできるのであれば、ちょっと強めにこのハ行とか強めに発音して欲しいんですけど。
ハっていうときとかって、これ喉の奥の方で息が擦れてたりとかするイメージがあるのに対して、
ヒ、ヒ、ヒって火を強く発音すると、
これ、歯の裏側がちょっと涼しくなる感じ。
ヒ、ヒ、うん、喉じゃないですね。
喉じゃないんですね。音を作る場所っていうのが違うんですよ、これって。
で、そういう風に考えてみると、実際はこれハヒフヘホのハHの音と、ハヒフヘホのヒのHの音って、これ違う音なわけですよね。
違いますね。これ機械にかけると音波の形が全然違うっていう。
だから、実は違う音なのに、私たちってこれ全部同じHの音って頭の中で認識してる。
ハ行音だと認識してる。
さっきのBとVの話とかでも同じなんですけど、たぶん頭の中で一個の同じ音って認識してる音でも、
その状況、例えばハヒフヘホだったらハで出るかヒで出るかとか、そういう出現する状況とかによって、実は音が違うっていう。
こういう一個一個の異なった音っていうのをアロフォンって、イオンって呼んだりしますよね。
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だから、全部BをVで置き換えても日本語全然通じるんですよ。ある意味。
変な言い方だなと思われるかもしれないけど、お前ワッカだなーとか。
ワカワカしい話ですよ。
ワカワカしい話ですよ、そんなことは。
何だこいつと思うかもしれないけど、Bで聞き取ってくれるっていう感じですよね。
これはイオン、ある意味イオンっていうことかと思うんですけどね。
アロフォンかどうかを判断するのは、ネイティブの人がそれを同じ音と捉えてるけども、実際違ったらそれはイオンと分離される?
これは難しいですよ。
整理の仕方っていうのはね、これ言語学では割ときっちり手順が固まっていまして、構造言語学っていうね、
二十世紀半ばあたりに確立した言語学で手法が固まってるので、この音相という考え方とかね、
イオンっていうのは割と万全な言語学の基本的な考え方にはなってるかなというふうには思いますけどね。
だからBとVは日本語では別に異ならない。
認識としては、音としてはもちろん違うふうに若干聞こえるわけですけど、同じ音と認識するって決まりごとになってる。
英語ではだけどこれは違う音なんだという決まりごとになってるっていう言語ごとに決めごとがあるわけですよね。
そういう話ですよね。
RとLとかだと分かりやすいかもしれないですよね。
そうですね。
ラっていうかラっていうか日本語だとね、同じRの音として認識、Rって言っていいのかな、ラ行の音として認識されると思うんですけど、
英語でこれライスっていう時とライスっていう時って、これRで発音すれば米になって、Lになれば白身でしたっけ。
アイスっていう部分は一致してて、RかLが違うだけで単語の意味が変わっちゃうんで、そういう意味でRとLって独立した別々の機能を持ってるっていう言い方ができるわけですよね。
逆に独立した機能を持っていれば、それは別々の音として考えられるし、
日本語みたいにライスというかライスというか、同じ音として認識されてしまうのであれば、逆に意味として変わってこないのであれば異音として認識できるし。
面白い。ライスライスなんて何回も飽きるほど聞いたけど、それを異音という観点で説明できるんだって今思って、面白いと思う。
そうですよね。
重要なお話ですね。僕も音声学の授業の時に習ってからちょっと忘れてたんですけど、今ちょっと。
はい、これはね、音素の話はちょっと専門的なのでね、かなりね、このエルディウネはあまりしてこなかったかなと思うんですけども、ただこの理論ね、最大の欠点が実は一つあって。
あまり入り込まないほうがいい?
もうここまで聞きたいです。
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ライスライスでしょ?これ英語では違うって言うんですけど、これは意味が違うから2つのRとLの音っていうのは音素として区別できるということなんですけど、これが違う意味の単語だと認識できるのはネイティブだけなんですよね。
つまり意味が違うっていうことで、これ意味の違いに頼ってるんですよ。で、この音素の区別というのを唱えた構造言語学は意味は考慮しない、形だけで全て割り出せるということを宣言した学派なんですよ。これどう思いますかっていう話ね。大矛盾でしょ。
なので、形だけからは音素は取り出せないっていう結論になっちゃうんですよ。
意味を考慮しないとやっぱりわからないっていうことになって、ここは見て見ぬふりをして我々言語学者はですね、これで作業上マニュアルに従って音素を抽出できるっていうことになってるんですけど、教科書的には。
意味が違ってどうやって分かるんだっけ、問題に行き着くんですよね。
結局ネイティブしかわからないじゃないかっていう、ネイティブ史上主義みたいなものがその次の生成文法の流れにつながるという学習と見てるんですけどね。
すごい難しい話になっちゃいましたね。
そこの問題点はあるかなと思いつつ、何の話だっけ、日本語と英語は。
比較してみようってやつ。
そうですね。こんばんはから始まったんだ。
こんばんはっていうふうにVだけど、Vとみんな認識してくれると。
日本語では同じなんだけど、逆に日本語でもVは出るときがあるんだよっていう、そこだ。そこでこの十数分費やしたっていうことになってたね。
大変だった。
ここまで違いということで、違いじゃないわ、逆だ。日本語と英語のむしろ同じ点というのを抽出してみようみたいなことだったんですが、何か付け加えるっていうか。
青木くんなんかありますか、むしろ違う方向。
どうなんだろう、ふと思ったんですけど、逆に日本語と英語を学んでるときに私たちが大前提として全く同じのように思ってしまってることがあると思ってて。
単語を覚えるときって日本語と英語の単語を1対1で覚えるじゃないですか。
単語帳って。
対約ね。
英単語があって、日本語の単語があって、逆にこれって私たちはほぼ一致してる、イコールのものだっていう、同じものだっていう前提で覚えてると思うんですけど。
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意外とこれにズレがあるときってあるんじゃないかって、最近思い始めてて。
確かにね、微妙なズレってあるよね、多くの単語で。
これ鈴木孝先生っていう方のお著書にもあったことなんですけど、オレンジとか。
色としてのオレンジ。
有名な話かもしれないですけど、これ日本語でチャトラ猫っていう猫がいて、普通に茶色い毛並みの猫でも可愛いんですけど、それを英語で何て言うかっていうと、オレンジキャットっていう風に。
茶を使わずにオレンジの方?
ブラウンではない。
ブラウンじゃなくてオレンジっていう言い方をするっていう。
これね、普通だったらオレンジオレンジ、茶色ブラウンっていう風に一対一を覚えてて、完全にそれがイコールのものとして捉えてるかもしれないですけど、意外とこの色の差し示す範囲が違ったりとか、大前提として同じだと思ってたものに実はズレがあるっていうのは逆に見落としがちかなって思って。
それは面白いかもしれないですね。
色の差し示す範囲っていうのも、同じ英語の内部でも歴史的にそもそも昔は差し示してないとか変わったりとか、そういうの確か英語新聞で読んだ気が。
最新語ですよ。
最新語でしたっけ?
最新語の第1ページ1面。
英語の時代の色の表し方と今の色の同じ言葉でも微妙に表せないのが違うみたいな。
そうですね。
ぜひ、英語新聞の第4号ですね。
こちら改めてご確認いただければと思うんですけれども、英語と日本語ね、同じかなと思ったら違うっていうのを疑ってみて、違うかなと思ったら同じということを疑ってみるっていうのが今日の結論ですかね。
ありがとうございました。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今日は英語と日本語の共通点、相違点ではなく共通点という、なかなか珍しい話題を扱ったわけなんですけれども、楽しんでいただけましたでしょうか。
第1弾は冒頭でも述べましたけれども、400回ですね。英語と日本語の共通点って何かありますか?の第1弾ということで、私1人ですけれども話しておりますので、そちらも併せてお聞きいただければと思います。
そして今日登場していただいた2人ですけれども、KELF、KO英語史フォーラムのメンバー、メンバーといいますか会長なんですね。まさにやが会長、そして青木くんはホームページ担当ということで重要な働きをしてもらっているんですけれども、このKO英語史フォーラムで英語史活動というのを展開しています。
33:12
そしてこのHELDIOでもですね、様々な企画もの、専門ノックであるとかお届けしていますが、これはKELFの主催ということにもなっているんですね。
ですので、このHELDIOとも関係が深い組織ということで、これからもですね、ちょこちょことこのHELDIOにKELFであるとか、KELFメンバーがですね、現れてくるっていうことはあるかと思いますが、併せてどうぞよろしくお願いいたします。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオHELDIOでは、あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。ご意見のコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。TwitterとSNSでのシェアもお願いいたします。
そして最後にここ数日ご案内させていただいているんですけれども、関連過去回リンク共有プロジェクトというものをですね、提案して皆さんを巻き込みながらですね、このHELDIOのチャンネルをもっと盛り上げていく方法の一つとして提案させていただいているんですけれども、大したことはありません。行儀惜しい名前ですけれども。
例えば今日の回、いろいろな話が出たと思うんですね。語彙から文法から初期体系、それから発音の話題等もあったと思うんですけれども、今日の話を聞いて、過去に聞いた放送会の中で関連する話題があるというふうに気づいた方ですね。
とりわけずっとお聞きのリスナーで記憶が残っているっていう回ですね。その回をぜひですね、特定していただいて、その放送番号だけメモしていただいて、この今回のですね、放送会のコメント欄にシャープその〇〇〇回ですね、数字ですけれども、この回が関連すること、実は喋ってます。
ということを教えていただきたいんです。私自身もその関連に気づかずに、あるいは忘れていて、本来であればですね、クロスレファレンスとして、このチャプタータイトルなどにですね、これも合わせてこの回も聞いておいてください、みたいに言うべきところなんですけれども、一つ一つ覚えてないっていうのが現実です。
しかし、皆さん、リスナーの皆さん多いですので、その中で一人でもですね、何かこの回関係するよっていうふうに気づいていただければ、そのお人方にコメント欄で番号をシェアしていただく。そうすることで、みんな改めてですね、こういう関連会があったのかっていうことを、私も含めてですけれども、気づくという。
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そういう放送会間のネットワークみたいのを作ろうと思うんですね。
英語紙ブログの方ではテキストベースなので、それが検索しやすいんですね。音声の場合、まだそこまで行っていないということで、この関連リンクの総合リンクの張り巡らせ方というのがですね、なかなか文字ほど簡単にはいかないということで、ここは皆さんの力をお借りすることで、ネットワークを張りたいという、そういう趣旨です。
これを関連過去回リンク共有プロジェクトというふうに呼んではいますが、要するに気づいたら、ぜひその番号をですね、今回の放送のコメント欄に投げていただければという、そういうお願いです。気づいたらで構いません。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、ほったりうちがお届けしました。また明日。