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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに応える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間におもっとに英語の歴史の面白さを伝え、 裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年4月16日木曜日。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は今ですねスコットランドのアバディーンに滞在しております。 4月でもうイギリスも春先かと思いきや
スコットランド特に東海岸はやっぱりまだ寒くてですね 最高気温が10度を下回る日も多いですね
うまくいって11度2度ぐらいまで上がるかなというところでこれから 4月5月6月ともう少し暖かくなってくれるといいんだけどなぁと思いつつ日々を過ごしております
ただですねスコットランドの天気だいたい悪いことが多いという私の留学時代からの経験なんですが その割には数日は晴れた日が今のところですね
ここ数日間の間であるので悪くはないかなと ただ冷えてはいます
さあそんなアバディーンの街にあります 海洋博物館
アバディーンマリータイムミュージアム こちらに訪れてきました
非常に素晴らしい博物館でですね いろいろと学ぶことが多かったんですけれどもその体験談と言いますかね
訪問記のような形で今日はお話ししたいと思います どうぞよろしくお願い致します
街のど真ん中にありますアバディーンのマリータイムミュージアム 海洋博物館あるいは海地博物館と訳すんですかね
こちらに訪れてきました 港の近くにありましてこの町が海といかに関わりを持って発展してきたかというその展示ですね
アバディーンの街の歴史博物館と 事実上言っていいんではないかと思いますが非常に見応えがありました
外から撮った建物の写真なんですけどもね こちら貼り付けておきます
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下の方にIt's good to see youのCが海 SEAのスペリングになっているっていう
このスペリング上のシャレをかましてですね これを受けながら入っていくわけなんですが
建物としては4階建て5階建てくらいの建物で一番上の階に上がりますともうすぐ本当に 真下がですね港なんですね
非常にビジーな港で船が行き来するという イギリスでも有数の忙しい港とされているわけなんですが
そこを見下ろしながらですね 上の階にまず上がりましてそれから1階ずつ降りてですね展示を見ていくっていう
この見方が一番いいですよっていうふうに最初に1階にですね グラウンドフロアに入ったところでですね
指南されるんですよ まず一番上に上がってください そこから1階ずつ下がって展示を見てくださいみたいにですね
ガイドされるんですよね そしてアドバイス通りに一番上に上りましてそこから下るようにして展示を見ていったんですけれども
まずですね驚いたのが 古いんですよこのアバディーンの街であるとか
海地的な海洋的な歴史がよく分かっているっていうことなんですね これなぜかと言いますとここは考古学的な遺跡っていうんですかね
として土壌が水浸し ウォーターロッグという表現が使われていましたが 水浸しの土壌なんですね
それによってむしろですねその港湾の遺跡 遺物を守ったということなんですね
こういう土壌であるとか環境に守られて古くからの遺跡が残っているというのは ヨーロッパの中でもそう多くはなくてですね
他にはイギリスではヨーク それからノルウェーのオスロなども同じような土壌のようなんですけれども
そのような数少ない考古学的にはある意味条件が恵まれている そういう土壌なんですね
なので 港湾の跡地 そこで何が行われていたかっていうことが
例えば千年レベルということで よく残っているってことなんですね 物が残っているっていうことなんですね
それによりますとアバディーンというこの町はですね 古くから北海公益の町として栄えていて
文献上一番古くはですね 1136年ですから ほんとにざっと900年前ですからね
そのぐらいの時代からしっかりとですね 文献上の記録が残っている
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さらに考古学的な遺跡もあるということで いろいろ分かっている数少ない港湾の一つということなんですね
1136年 このぐらいの年代はですね スコットランドではデイビッド一世によって統治されていたわけなんですが
この地は真早くから注目されていまして バラに指定されるんですね
バラというのは王の直轄地というか 王からライセンスを与えられた
直轄じゃないですね むしろね ライセンスを与えられて 自治が認められた町ということなんですね
そこで自由に商業をする 空き内を行う お住み付きを与えられるというところで
海に面しているということで主に漁業ですね
1136年の時点でも北海を渡った貢益というのがなされていまして
その頃ですね デイビッド一世は他にいくつかのバラを認めてですね
自治を認めたわけなんですけれども その中でもこのアバディーンですね
当時はオールドアバディーンということなんですけれども オールドアバディーンの町はですね
いくつかのバラの中でも最もリッチな このバラとして認められていたと
認識されていたというぐらい それほど栄えていたということなんですね
このバラというのは 今の英語で言いますと B-O-R-O-U-G-H と書きますね
これは語源的には バーグですね B-U-R-G とか B-U-R-G-H と
H も含めて綴るのが英語風なんですね エディンバラのバラなんですけれども
これが本来スコットランドの地においては 王から商業をすることを認められた町という意味なんですね
これはいくつかしかないので 非常に名誉なことと言いますが 町としては栄えていた証拠なんですよね
その12世紀の時点からも 北海公益で栄えていたという町なんですね
近代になっても有数の漁業の港町ということで 現在もそうだと思うんですよね
イギリスの中でも有数の漁業の町で 漁獲が非常に多いということで
実際に他の町に比べてと言いますかね スコットランドのいくつかの町は私も知っていますけれども
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確かに港沿い 海沿いということもあると思うんですけれども 魚魚って売り出してますね
パブやレストランなどでも もちろん肉もあるんですね 肉もおいしいんですよ
これまた食レポ 英語誌でやりたいと思うんですけれども
このアバディーンの一つ下の地域がアンガスなんですよ
アンガスといえば日本の皆さんにも聞き慣れた単語かと思うんですよね こういう名詞で
アンガス牛ですよ 牛肉 これもあってですね 実際に食べるとおいしいです 非常においしいですが
このアバディーンはですね 魚もおいしい それはフィッシングポート
これは漁業の町 漁業の港町だからなんですね これ古くからということなんですが
近代もですね18世紀19世紀にトローリングによって ある意味北海で取り過ぎなぐらいのですね
魚を捕ってきたという歴史がありまして そんなこともですね この海洋博物館で何回かで
みっちりとですね 歴史を仕込まれます すごく楽しいんですけれども そしてさらにですね
19世紀20世紀になりますとシップビルディング 造船ですよね 造船といえばイギリスではまず持って
私も暮らしましたグラスゴというのが有名なんですが アバディーンも大きな町で かつ海に面しているということで
このシップビルディングですね 造船業が非常に盛んだということがありました
このように歴史的にはずっと栄えてきた町ではあるようなんですよね
あまり私もですねアバディーンに注目したことがなかったんですが 今回この町に訪れて
しかもこの海洋博物館でいろいろ歴史を学ぶことによってですね 知ったことが多いんですね
そして何よりもですね現代の話なんですけれども 1960年代後半に北海に油田が見つかったんですよ
これは大ニュースで イギリスにとって そしてスコットランドにとっても大大ニュース
経済的発展 産業的発展に大いに貢献する一つの発見だったんですよね
そして1975年にその発見された石油が実際に掘られて そしてそれがパイプでですね本土 イギリス本土に送られたという
記念すべき都心になっているということで この北海油田の歴史
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1975年代のちょうど50年ぐらいですか 半世紀なんですが これがですね大きな展示のメインとしてですね
強力に売りなんですかね 特にアバディンはその北海油田の発見によって最もイギリス中で
スコットランド中のみならず イギリス中で最も潤った町ということなんですね
最も油田に近い大きな都市ということで ここからフィッシングポートとしてもちろん賑わっていたんですが
それにさらに輪をかけてですね 北海油田に出かけていく船の基地という形になってですね
この油田の発見によって最も潤った町の一つというふうにされているんですよね
まさにあのイギリスもですね戦後 第二次世界大戦後をですね
定名していたイギリス病なんて言われたところなんですが 経済的にはこの北海油田の発見という
もう願ってもないですね 自然の恵みによって経済的には復活することになったわけですよね
もちろんあの北海というのはイギリスの持ち物ではなくて 他にはですね
ノルウェーも同じように北海を共有しているというところなんですけれども この辺のですね
北海油田の発見それからそれに続く経済的産業的な発展について かなりですね力のこもった展示がなされていました
その結果ですね 現在スコットランドで一番アバディンの町は給料が高い
つまり北海油田の恵みによって雇用も充実し しかもイギリスの中でも
以上に 雇用もそうですね
そして産業としてもその関連産業が発達したということで スコットランド一位給料が高い
しかもですね億万長者の率がイギリス全体と比較しても ロンドンを抜いて実は一位だっていう展示があったんですよ
これあの原材系で書かれてあったんで 多分今もそうなのかな
いつの原材系なんだということはあるかもしれませんが 展示場はですね原材系で書かれてたので
それを今信じてるんですけれども それぐらいとにかく潤った町だっていうことなんですよね
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これは私知りませんでした 北海油田の影響力ということでアバディンが一つですね
重要な拠点になっているっていうぐらいの認識はあったんですけれども数字で出され ますとね
この給料が高いとかウェイジが高いとか億万長者率 マルティミリオネアってありましたね
これはよくわかんない単位なんですが億万長者というふうに日本語で言っておきますが これがロンドンを抜いて一位ということなんですね
一方でですねこの石油採掘の仕事の激しさ 北海というある意味非常に荒れた海でもあるんですよね
風が吹き荒んでっていうその中での非常に働く場としてはですね 最悪に近いコンディションの中でいかに人々が働くか
その石油採掘のために働くかという1975年以降のですね 石油採掘の現場みたいなものが多く展示されたりビデオ化されていたりということで
これはですねなかなか一見の価値ありますね 大変だろうなぁとは思うんですけれどもここまで過酷な環境 仕事
労働環境なのかと 一方イギリスはですね レイバー
パーティーも非常に強い いわゆる労働環境というのを非常に重視して安全に働ける環境
セキュリティというものも非常に意識が高い国でもありますので その影響でですね
いかに安全に北海油田で働くか これに対する取り組みみたいなものも紹介されていて ここもですねなかなか見応えがありましたね
本当に過酷な環境で働いているということなんですね
でまぁあの その最も潤っている北海油田発見によって潤っているアバディーンのそのような海洋博物館ということなのである意味ですね
ちょっと誇らしげにプラウドリーにですね この状況を示す
という傾向があるのかなと思いきや思いきやです なんですが今ですねその化石燃料に対する課税あたりと言いますかあのイギリスを含め
まあヨーロッパ特にこの意識環境意識というのが高いということで ここがですねあのなかなかイギリススコットランドとしてもあるいはアバディーンとしてもですね
どのようにこれ展示するかっていうのは一つですね問われていると思うんですよね そこでこう
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石油湯田園発見の
でこう 非常に潤った歴史を
中場プラウドに 表現するこれは素晴らしい出来事でアバディーンとしてもですね
この石油 開発に貢献したみたいなことを述べる一方で最近はですね
これをコマトーンダウンさせると言いますかね 化石燃料だけでやっていくわけにはいかない
むしろあの自然 の力によるエネルギー
養生風力発電みたいなものに力を入れているであるとか あるいは北海油田の開発もディコミッションという表現がですねいろいろ展示に出てきたんですね
つまりそこから手を引く 足を洗うっていうんですかね
いう方向での試みも進んできているという ある意味ですね博物館展示としてはですね
アバディーンのこの50年間の発展にピリオドを打って違う方向に向かっているんだという そちらの方向もですね強く押し出したいみたいな雰囲気を感じたんですよね
これは展示の仕方としてなかなか
運営側は難しいところなんだろうなと そしてアバディーンもこの50年豊かになったということなんですが一方で石油に対する活躍あたりといいますかね
もちろんこれは燃料としてもっと環境に優しいものということでですね 世界的に言われているわけなんですが
プラスチックを使ったりあるいは医療関係薬関係でもですね この石油から作られるものは必要なので
今後も採掘が続いていくだろうという言い方をしつつもですね そこから手を引いていく
ディコミッションしていくというような言い方が非常に多くですね 展示の中に出てきたというのが印象的でした
海事博物館 海洋博物館はですね 北海油田を持ち上げる形での展示というのは
ある意味ワンフロアの一部でですね その他は歴史的な話であるとか
そして今後未来にかけてむしろ石油依存を減らしていくというような話があってですね
アバディーンとしてもですね なんていうか経済的なメリット
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だけどそれを捨てていく 行かざるを得ないという イギリス全体でのあるいはヨーロッパ全体
世界全体での取り組みみたいなものと 合わせてですね 展示を工夫しているなという
なかなか難しいタイミングに来ているのかなというふうに思ったりしました
ある種皮肉な歴史的展開ということなんですけれども このあたりも積極的に見て展示しているところはですね
大変素晴らしいなと思いましたし そもそもですね イギリスの博物館美術館はですね
無料のところが非常に多いということで この海洋博物館も無料なんですね
これは本当に文化的レベルが高いとも言わざるを得ません これはあのイギリスの本当に良いところだというふうに
認めざるを得ないですね これは素晴らしいと思います ですので私もですね
今日行きましたが 展示物が非常に多くてですね 全てに目を通せていないんですね
なのでもう一度行きたいなと思うんですが このもう一度行きたいというモチベーションの背後に
やはりこの入場が無料という そこも手伝ってもう一度行きたい もう一度学びたいという気になるということで
このあたりはイギリスには脱帽せざるを得ないという点かなというふうに思っております
そしてですね ここでは今回の配信では
これまで述べていませんでしたが もっと重要な いな 最重要の展示がありました
これについてはちょっと日を変えて また別の機会に このヘルディオでもお話ししたいなと思いますが
爆発的にインパクトのある展示がありまして これについてはまたお話ししたいと思います
ということでですね 今日はこのマリータイムミュージアムの話で終わってしまったんですが
英語詞的な話は全くなかったので ちょっと一言だけ最後にですね 加えて終わりたいと思います
このマリータイムミュージアムっていう このマリータイム これ海洋とか海地 海のっていう意味なんですけどもね
これですね 最初に見た時 マリーっていうのが海であること これはラテン語 フランス語などでもそうですし
英語でもマリーンっていうのはありますよね 分かるんですがタイムって何ですかと
これ英語の時間を表すタイムですかっていうと これはもちろん違うわけなんですよ
これは不思議に思われるわけなんですが マリ この部分は海なんですね
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ラテン語のマレから来てますね その後ティメ これで形容詞になるっていうことなんですが
このティメ 現代の英語の発音ではタイムと発音するわけなんですが これ何って思いませんかね
これについて一言述べておきたいと思いますが これはですね
イティムスというラテン語の実は 最上級につく語尾なんですよ
つまり形容詞 副詞の比較級 最上級の最上級ですね
最上級につくものっていうことで マレって海ですから これに
そもそも名詞ですよね マレがね これに最上級をつくって何と
最も海的なっていうことなんですよ 日本語で言うとね
マリタインミュージアムっていうのは 最も海的な博物館ということで
何かわかったような わかんないようなですよね
なぜ最上級的な語尾がつくのかっていうのは よくわからないんですが
ただですね よくわからないなりに仲間がいてですね
英語では例えばですね インティメントってありますよね
これ親密なって意味ですよね
これティメットの部分がティムス ラテン語の語尾に当たるわけなんですが
インは何かっていうと これ中になんですよ 中にのインです
つまり最も中に あるいは最も内輪のっていうことで
仲が良いとか親密なって 意味になるのがわかるんですが
なぜこれいきなり最上級なんですか という感じですね
数週間前ですかね 比較級最上級の話をヘルディオで
いろいろしていた時期があったんですが 英語でもですね
in most in mostっていう単語があるんですよ
最も中にと この発想に近いんですかね
これをラテン語風に言うと インティムス
そしてそれがですね 英語に入ってきたのが インティメットっていうことなんですね
他にはレジティミット これ合法的な方に 合致するということなんですが
レイクスという これがラテン語で 法 法律っていうことなんですね
これを形容詞化して 最上級 なぜか最上級にしたのが
レジティムス レギティムスですかね ラテン語的には
これが英語に入ってきて レジティミットとなるんですが
最も法的な 最もは別にいらないからと 言いたいわけなんですが
なぜか最上級的な語尾がついている 例のもう一つの例です
そして最後はですね まさに最後のっていう意味なんですが
アルティメット これですよ
アルティの部分はアルトラ ウルトラですよ
何々を超えて ビヨンドの意味ですね
何々を超えてっていうことなんですが
これに最上級語尾がついたものが 何々を最も超えたということで
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アルティメット 最後のとか究極の
これは割とこの最もの意味が 出てるわけじゃないですか
アルティメット 最後の 究極のっていうことで
分からないでもないんですが
よりによってマレ 海にですね 最もがついて
最も海的なみたいになっているのは ちょっと不思議で面白いですよね
ですがよく分からない理由で これが定着し
英語の表現 発音としては
Maritime 海地の 海洋のという意味になっている
そんな話なんですよね
ということで今日は
マリタイムミュージアムのお話をいたしました
エンディングです
今日も最後まで放送を聞いていただきまして ありがとうございました
海地博物館 海洋博物館に行ってまいりまして
なかなか興奮するぐらい多く学びました
まだ学び足りないということで
また後日行って勉強したいと思いますし
本編最後の方で述べたようにですね
まだお話ししていない非常に重要な話がですね
この海地博物館からの学びであったので
これは日を変えてですね
また皆さんにお話しする機会があるかと思います
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