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2024-12-16 10:00

heldio #149. まさにゃん対談 古英語ってどんな言語?

#英語史 #英語学習 #英語教育 #古英語 #まさにゃん
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おはようございます。英語の歴史を研究しています。 慶応義塾大学の堀田隆一です。
本日の放送はですね、いつもと違ってですね、対談という形で、 古英語の導入を図りたいと思うんですけれども、
ゲストとしてお呼びしたのはですね、まさにゃんです。 おはようございます。
まさにゃんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
まさにゃんと聞いて、ピンとくる人はもうすでに、 古英語について何らかのことを知っているかと思うんですが、
YouTuberで、日本唯一のであってます。今のところ。 日本初の、古英語系YouTuberという。
古英語系ですね。はい。 まさにゃんチャンネルという名前で大きくやっていて、
最近はその中のシリーズとして、毎日古英語という放送というかね、 チャンネルを通算で今、いくつぐらい撮っているんですかね。
7本8本。 毎週ぐらいは撮っているんですかね。
そうですね。最近は毎週。 毎日はなかなか難しい。
そうですね。ヘログを見たら泣いたいところなんですけど、 毎週を毎週どうにか勘弁していただきたいと思います。
ちょうど昨日のこのVoicyの放送で、 古英語系の外面誌といいますかね、
外側について簡単にざっと見てみたんですけれども、 そもそもだけど古英語という、
言語はどういう言語だったのかということは、 まだ一切触れていないんですね。
多くの聞いている方は、 現代語は勉強しているということかと思いますので、
そことのギャップといいますかね、 この辺りをYouTubeで番組を作っている
正谷さんに聞いてみたいということで、 お呼びした次第に紹介します。
そもそも現代英語と違って、 時代幅は449年からおよそ1100年というような、
古英語系といってもその中でも長いんですけれども、 イメージとして今から1000年前ということですかね。
西暦1000年前後という古英語の中でも 後ろのほうの時期に焦点を合わせたいと思うんですけれども、
一言で言うとどんな言語なんですかね。 現代英語の観点から比べてみると。
そうですね。僕自身も職場なので、 古英語をちょっと開いてますと、
ネイティブの先生とかが古英語を見ながら、 これは英語なのか何語なのかと。
ネイティブの人から見ても古英語というのは、 この単語はちょっとエンジェルっぽいけれども、
あとはわからない。そういう意味で、 例えば語彙においてもネイティブの人から見ると、
かなり見たことがない語彙がある。 ただ文字はアルファベットで書かれているという意味では、
英語で似ているようなもの。 エンジェルとか似ている単語もあるけれども、
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知らない単語もある。そうした我々日本人が古文を見ると、 比較的微妙な印象を抱くかと思いますが、
おそらくネイティブの今の英語話者が古英語を見ると、 我々が古文に感じることの近さというより、
むしろもっと違った言語に見るのではないかなと。
じゃあ日本語よりも同じ千年の幅っていうことで見ても、 日本語よりももっと幅が大きいというか、
大きく変化してきた言葉だというふうに捉えていますね。
ちょうど昨日先生が配信された、当時の古英語の時代、 イギリスの歴史、そうしたものと比べて、
他の言語を喋る話者との接触によって、 古英語から現代英語に大きく変化を遂げた。
なるほどね。変化しすぎたぐらいですかね。
そうすると、現代の英語を勉強している人が、 急に古英語を触れると、ある意味ショックを受けることになりますよね。
知っているものは少ないというか、 説明されると、これ確かに現代の英語にあるっていうのを、
説明を受けるとわかるんですけど、 ぱっと見はちょっとわからないですよね。
具体的に文字であるとか発音、語彙、文法というような、 項目別にどれくらい違うのかとか、
あるいはどのくらい共通しているのかとか、 その辺りを簡単に伺いたいんですが、
まず多くの人がテキスト、古英語の原文を見る ということが多いと思うので、
まず目に飛び込んでいくと文字ですよね。
これは先ほど同じアルファベットを使っているので、 そこそこ英語っぽい雰囲気もあるけどっていう話だったんですが、
これは実際どうなっているんですかね。
そうですね。やはりネイティブの先生に 古英語の文を見せても、なんだこの文字はということがあるんです。
つまり、古英語の日本語ですね。
スペリングというよりは文字。
古英語、現代英語では使われていない文字が 古英語では使われているんです。
例えば例を挙げますと、例えばApple、 リンゴのAppleというのは発音規模で書くと、
AとEが合わさったような文字があるんですが、 実はあの文字というのは、もともとは古英語で使われていた文字なんです。
なるほど。発音規模としてというよりは、 正規の文字として書かれていたってことですね。
そうなんです。当時は使われていないんです。 さらには発音規模関係で言いますと、
例えばあれとかいうthatですね。 あのthatも発音規模を見ますと、
なんと言いましょうか、THを表す発音の文字があります。 実はあの文字、esと言いますけれども、
esという文字も古英語では使われていたわけです。 普通に文字として使われていたんです。
なるほどね。そうすると、現代のアルファベット26文字以外にも 古英語特有の文字があったってことですね。
そうですね。
こうするとやっぱりちょっとパッと見、 ちょっとビビっちゃいますかね。
なんだこれはと。
ビビるようですが、数としてはそれほど多くなく、 基本的には今のアルファベットと同じようなものが使われている。
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それほど慣れたら大丈夫かなと。
なるほどね。文字はそれですかね。 発音はどれくらい似てるんですかね、現代英語と。
そうですね。現代英語の発音を考えると、 現代英語というのはスペルを見ても発音しづらいということが多々あると思います。
例えば、知っているという意味のnoは、 発音ではnoですけどスペル上はkが表れている。
それとか、夜のnightも発音しないghがスクールに書かれている。
そういう意味で現代英語とは発音が難しいと思うんですが、 古英語はシンプルに書かれている。
文字をそのまま発音すればいいという意味では、 そういう意味では古英語の発音というのは、
むしろ古い言語というと、 今より難しいんじゃないかと思うかもしれませんが、
古英語というのは、むしろ発音という側面においては、 現代英語よりも簡単ということもできるかもしれません。
スペリングと一致しているという点では、 初見でも音読ができるということですね。
もちろん意味が分かるかは別かもしれませんが、 その意味という点でいうと語彙ですよね。
語彙、単語というのはほぼ共通しているんですかね。
それがやっぱり現代英語、そして古英語と比べるときに、 現代英語と同じような単語が古英語でもあればいいなと思うわけですけれども、
実は現代英語の知識だけでは、古英語は 読めない単語というのが多々あるわけです。
というのも現代英語というのは、実は現代英語、 これは統計の取り方にもよりますけれども、
ある統計によると、現代英語の語彙の60%もが フランス語、ラテン語由来の釈量語という統計もあるわけです。
つまり現代英語というのは、フランス語、ラテン語から 借りてきた言葉というのは、とても数多くあるわけです。
一方で古英語時代というのは、そうした フランス語、ラテン語の営業が起こる以前の古英語というのは、
イギルマン系の昔から受け継がれた単語が 使われているということになるわけです。
そして古英語というのは、フランス語、ラテン語 由来の単語が少ないという側面がありますので、
そうした現代の単語に慣れている我々にとっては、 むしろ読みづらいということを感じます。
なるほどね。じゃあ語彙としては共通しているものも もちろんあるんでしょうけれども、
共通していないものの方が多いくらいというか、 現代の英語の知識しかないと、その知識を活用できないという、
これはちょっと痛いですね。古英語を進める 立場としては、なかなかこれは痛い特徴ではありますね。
むしろドイツ語なんかもしできる人であれば、 むしろドイツ語と古英語の単語は同じ単語が多かったりします。
なるほどね。同じゲルマン語として。
最後に文法なんですけれども、これはどうなんでしょうかね。 古英語と現代語の文法の差ということなんですが。
まず文法、我々が例えば高校1年生でマザージュに イスブイ王とか習うと思うんですけれども、
実は古英語というのは語順が比較的自由なんですね。
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そうなんですよね。というのも名詞の語尾が変化をして、 例えば、ひという言葉のスターンであれば、
スターン、スターン、スターン、ネス、スターン、 ネス、スターン、ナス、スターン、ナス、スターン、ナス、スターン。
必殺の活用表?もしかして。
そう、今活用表ちょっと暗示を。
ここは結構厳しいですね。そうすると、多くの人にとって。
語尾を見れば、どこでその単語が使われても、 語尾を見れば、これが主語だな。
これが動詞の目的語になっている。 語尾で判断できる。そういう側面はあったわけです。
なるほどね。だいぶ違うといえば違いますね、文法も。
大雑把な特徴というのを今日お話しいただいたんですが、 やはり現実のものを見ないと、テキストを見ないと分からないと思うんですが、
そのためにマサラヤンチャンネル、 毎日古英語やってるわけですよね。
ぜひこちらを見ていただければと思います。 ありがとうございました。
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