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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
本日は4月29日土曜日です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 ゴールデンウィークの始まりですね。
本日は対談会をお届けします。 先生、アルファベットの歴史を教えてください、です。
どうぞよろしくお願いいたします。
おはようございます。本日は対談会ということで、大学院生なんですけれども、 寺澤志帆さんにお越しいただきました。寺澤さん、おはようございます。
おはようございます。
今日、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
寺澤さんは、今、大学院生ということなんですけれども、 実は3年間、英語の先生をしていたと。どのレベルでしたっけ?
中学1年生から持ち上がって、1、2、3年生と担当しました。
なるほど。中古一貫校ということですかね。
そうすると、本当に中学1、2、3だと、最初って、やっぱりアルファベットからやるんですかね?
そうですね。小学校で英語は勉強していると思うんですけれども、 最初はアルファベットの書き方から始まりました。
やっぱりそうなんですね。僕もそうだったかな。一応、ローマ字はやるもんね。
そうですね。
小学校ね。中学校に入って、ちょうど3年前で、コロナの4月だったんですよね。
そこで、中1で文字、アルファベットからやるということで、いろいろ大変だったんじゃないですかね。
そうですね。まず生徒たちには、6月まで実際に会うことがかなわなかったので。
ある意味、一番大事な文字のオンライン学習とか。
オンラインもまだ最初できなくて、郵送した教材で、生徒たちが自分たちのアルファベットを練習した状態で、
先の文法を少しだけオンライン授業でやった状態で、6月にいざ対面という形になりました。
なるほどね。文字指導そのものは直接はやっていないということなんですが、
みんなちゃんと習得して、6月現れました?
おおむね大丈夫だったんですけれども、やっぱり小文字のBとDがひっくり返ってしまうことが多かったです。
なるほどね。それね、私もね、小学生の時かな、ローマ字やる時に、
やっぱりね、BとDとか、PとQとか、どっちがどっち向きだっけとか言って、逆に書いたりして、
隣の席の女の子に、小学校から英語なんかやってた。で、笑われたっていう記憶があって、
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それでずっと覚えていて、だけどそうですよね。鏡文字みたいなものがあって。
今、ケルフで英語詞コンテンツ50っていうのをやっていまして、このヘルディを前にも案内してるんですけれども、
それに既に寄稿してくれているんですよね。それが第何回でしたかね、最初6ですかね。
6回目の、まさにBとDは紛らわしいというタイトルで、今お話しいただいたようなこと、
プラスアルファということをコンテンツとして書いてもらってるんですよね。
それにはリンク貼っておきますので、こちらから飛んで読んでいただければと思うんですが、
BとDは紛らわしいというタイトルではあるんですけど、だいたいこれアルファベットの歴史みたいな話が前半でできていて、
今日はその辺について対談しながら理解を深めていこうというふうに思っているんですけれども、
そもそもアルファベットってどうやってできたんですかね。
アルファベットは当然英語だったり、現在のドイツ語、フランス語、いろんな言語で使われている文字なんですが、
最初の方まで遡ってみると、現段階では紀元前1500年まで遡ることができるようです。
結構古いですね。今から3500年くらい前ということになるんですかね。
どの辺りで出来上がったというか、場所。
現代だとシリアとかレバノン、イスラエル、ヨルダンにあたる地帯なんですけれども、
そこのセム族という民族がいて、そこの民族たちが原始ない文字という原は原始の原ですね、の文字というのを作ったと言われています。
そこで出来て、その時って多分あれですよね、今のような整った形みたいのとは全然違う文字なんでしょうね。
原型は何かを感じられるのかもしれませんけれども、そのくらいの時期、紀元前1500年にセム族ですかね、が中東地域、
あの辺りで編み出したというか、作り出したんだろうというふうに言われていたりしますよね。
その後の展開なんですが、どんな感じで展開するんですかね。
そうですね、高校生だと世界史の授業で学ぶこともあるかと思うんですけれども、
その原始ない文字という文字からフィニキア人、同じような中東地域にいた民族に引き継がれてフィニキア文字というのができます。
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なるほど、発展した形なんですかね。多少形が変わったりとか、いろいろな経緯で変化しつつもフィニキアアルファベットというものができてくるということですね。
その後の展開は。
フィニキアアルファベットから、今度はギリシャアルファベットに引き継がれて発展をしていきます。
ギリシャアルファベットというのは、数学なんかで出るあのアルファベータとかのあれですよね。
あのアルファベータです。
あの辺になると馴染みがあるというか、少し出てくるわけですよね。
実際、原始ない文字とかフィニキア文字の方は字形を並べてみると、確かに後の例えばAとかアルファ通ずる形ではあるんですけど、だいぶ違うので、どういうふうに現代につながっているんだろうかという感じですが、
ギリシャ文字まで来ると、我々も見たことがあるというね、あれになるわけですよね。
その時に、ギリシャ語のアルファベットになっていく際に何かが起こったというようなことなんですが、これはどういうことですか。
フィニキアのアルファベットまでだと、実は母音を表す文字がなかったんですね。
ということは子音のみ。
はい。子音のみで文字を書いていて、おそらくフィニキア人たちはその子音だけの字列を見て、自分たちで母音をそこに当てはめて読んでいたのだろうなと。
文字上は現れないと。
はい。
例えば、キャットみたいな単語があったら、C、Tと綴って、あと文脈上、キャットなんだから、Aの音は勝手に読む人が挿入してくださいみたいな。
はい。
なるほどね。今、子音だけを続けて、あるいは頭文字だけを続けるみたいな、ASAPとか、あんな感じに近いですよね。
そうですね。
補って適当に読んでくださいぐらいの感じですかね。その際に母音はなかった。母音字はなかったということですね。
やはり不便だったのか、ギリシアアルファベットの時点では、母音を表す文字も生み出されました。
ようやくっていう感じですね。
これ、今の英語とか慣れていると不思議ですよね。子音字だけでというところがデフォルトだったと。
ずっとアルファベットの歴史流れてきたのに、ギリシア人が突然気づいたってことなのかね。不便だから、母音字を補おうよみたいな発想になったわけですか。
いずれにせよ、結構遅れて母音字が挿入されたみたいに、我々には思えますけどね。
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ここでAとかEとかIとかね、そういうものが生まれたと。その後どうなるんですかね。
そこからギリシャ人たちは、かなり他の広い地域に影響を与えていたので、現在のローマにあたる位置に、その当時住んでいたエトルリア人という人たちの文字にエトルリアアルファベットとして引き継がれます。
引き継がれたということですね。
そこからおよそ紀元前4世紀ぐらいに、エトルリア人が住んでいたローマという地域を征服して、そのローマ人たちの文字、ローマアルファベットに行き着きます。
言語としてはラテン語ですかね。
それがローマなのでローマ字と名付けられて、ローマンアルファベットとかね、ラテンアルファベットなんて言いますが、我々の知っているローマ人になったっていうことなんですかね。
その後英語にはどういうふうに入ったかっていうのはどうですかね。
6世紀ぐらいになると、そのローマ人たちがイングランドに移った際に、ようやく6世紀にイギリスでイングランドでアルファベットというのが使われるようになりました。
長い歴史ですね。原始ない文字からだいぶ経って、なんとか英語にたどり着いたぞということですね。
今日は寺沢さんにアルファベットの歴史ということでね、ざっくりお話しいただきました。ありがとうございました。
さっきのチャプターで少し言いそびれてしまったことがあるんですが、ギリシャアルファベットの時に母音を表すアルファベットがやっとできたっていう話をしたんですが、
フェニキア文字、それからそこから遡った原始ない文字にも最初の文字としてAはあったんですね。
Aはあった。だけど、それAとか母音ではなかったってことなんですかね。
原始ない文字、フェニキア文字ではアレフっていう名前でこのAの文字があったんですけれども、それが実は子音を表す文字だったんだそうです。
母音じゃなかったっていうことなんですね。これ気になったんで、さっき実は調べたんですけどね。
これ何ていう子音ですか、これ。
正門閉鎖音という子音。
これなんですよ。正門閉鎖音っていう子音で、これはですね、単体ではちょっと発音できないんですよ。単体でやるとこうなっちゃうんですね。
聞こえました、皆さん。聞こえないですね。
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これ、じゃあ後ろに母音をつけましょうかね。じゃあ、Aという母音をつけると、
アッというね、このアッというこの音なんですよね。これが子音とみなしていたということで、何にも詰まった音にしか聞こえないわけなんですが、
これを正門を閉じるで開いたときの音、音にならないんですけどね。アッというときの最初のもので、決して母音ではなかったっていうことですね。
それが最終的にはギリシャ文字で、そして採用されたときには、このアッの子音ではなくて、母音アッを表すものとなって、今に受け継がれていると。
こんな感じでいいんですよね。
アルファベットの話、いろいろと面白い話題がたくさんありまして、特に歴史も長いですのであるんですけれども、
まず第1弾ということで、今日は寺沢志穂さんに解説、外観していただいたということです。
寺沢さん、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。