2026-02-06 20:29

【再】#566. コメント返し 2022/12/18(Sun)

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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サマリー

このエピソードでは、リスナーから寄せられたコメントに返信しながら、言い換えの提案や外来語の使い方について議論されます。特に561回の放送に関連する質問と、英語の関係代名詞の変化について触れ、言語の融合と歴史的背景について考察されます。また、カールさんのコメントをきっかけに、タイトルコールを更新することに決めた経緯が語られます。

リスナーからのコメント
7月には、京都大学の家入洋子先生との教授、 文献学と英語史研究が開拓者より出版・発売されます。
英語史研究のガイドブックという内容の本です。 こちらもよろしくお願いいたします。
さて、本日は12月18日、日曜日です。 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
英語の語源が身につくラジオheldio。 英語史をお茶の間におもとに、英語の歴史の面白さを伝え、 裾野を広げるべく日々配信しています。
本日は、コメント返しの回にしたいと思います。 この数日にリスナーさんから寄せられてきたコメントに返信したいと思います。
それでは、どうぞよろしくお願いします。 最近、リスナーさんからのコメントが多く寄せられてくるようになりまして、
その分、なかなかお返しできないというジレンマもあるんですけれども、 全て一つ一つ常にチェックしまして、本当に嬉しく、 そして議論が盛り上がるような話題をお届けくださるということで、
本当に皆さん感謝しています。ありがとうございます。 ですので、まとめてお返しするという回も増えてきましたし、あるいは通常の放送会の中のワンチャプターを使ってお返しするという機会も増えてきまして、大変嬉しい限り、皆さんどしどしお寄せください。
そしてリスナーの皆さんの間でも、コメントに対するコメントであるとか、私のコメントバックに対するさらにコメントであるとか、放送会に直接あるいは間接関わりがあるかどうかは、そこは置いておきまして、いつでも思いついたときにコメントをお寄せいただければと思います。
コメント以外にも、随時質問も受け付けておりますので、いつでもお寄せください。
言い換え提案の議論
さて、今日はコメントバックの回ということなんですけれども、最近の話題としましては、562回外来語言い換え提案は古今東西のデジャヴィ現象と題する回、こちらに多くのコメントが寄せられました。
これは私たち日本語を使って日々生活しているわけなんですけれども、身近な話題だということがまず一つあると思うんですね。
そして、この身近な話題が他の言語でも同じように身近な話題だという当たり前のことだけれども、普通なかなか入ってこないような情報を改めて聞いて理解して、どの言語でも同じだなと、そういう関心の持たれ方なんではないかなと、そういうふうに想像しているんですけれども。
てんてむぷらすはちじゅういちさんからいただいたコメントです。
芸術かっこアートがパッと浮かんだのですが、これも言い換え提案の一つでしょうか。
法律英語のA&Bという言い方はリズミカルで面白いです。
ということで、言い換え提案として正式に言われているものかどうかは別として、ご指摘いただいた芸術かっこアートであるとか、このようなものって本当に身近に多く存在しますよね。
場合によってはかっこではなくて、例えば芸術という漢字二文字の上に振り仮名でカタカナでアートとかですね。
日本語には振り仮名という独特の技がありますので、こういうことはやりやすいんですけれども。
英語でも法律英語の話をこの回でしたわけなんですけれども、A&Bという形でフランス語の単語をまず述べて、
そしてそれがはっきりとわからないかもしれないので、対応する英単語で述べるというふうに後ろに付加するというやり方ですね。
&をつけたり、ORを挟んだりはしますけれども、2つ合わせて全体として1つの意味を成すというような言い方ですね。
これが法律英語なんかではよくあるというお話をしました。
これも1つの言い換え提案、広い意味での言い換え提案の流れに乗るような例だと思うんですね。
次、後藤の海塩さんからいただきました。
言い換え提案、そういうことなんですね。
補助輪という言葉がしっくりきました。
文前読みという呼び方は全く知りませんでした。
英語詞に合わせて日本語の知識も披露してください。
英語詞の話題なんですけれども、日本語詞に引き付けて考えると、実は非常に似た現象があるということは本当によくあるんですね。
そしてその話題を、日本語からの話題ですか、英語詞にも相当するものがあるというものを、ある意味、集めて日々暮らしているというのが私の対象言語詞。
日英対象言語詞という、そのようなアプローチなんですけれども、これからもこういう機会を増やしていきたいと思います。
ちなみに、文前読みという表現を紹介したんですけれども、ラジオではこれ伝わりにくいんですけど、この文前というのはですね、いわゆる文前町とか文前の小僧のあの文前、文の前ではなくてですね、
文を選ぶっていうふうに書く、これで文前と読ませるあれですね、中国の師匠の一つです。
この文前を読み下す際に、日本語に読み下す際によく使った技ということで文前読みというふうに言われるわけですね。
まずは音読みで読んでおきながら、その後に訓読み、いわば大和言葉に翻訳した形で訓読みするということですね。
そして同じ回につきまして、カミンさんからもコメントいただいています。
言われてみればと目から鱗回でした。フランス語での言い換えが思い浮かんだからです。
16世紀におけるラテン語からの釈要はなし崩しというか積極的に行われていましたが、近年はフランス語では英語からの釈要に神経質になっていて、思いつくところではコンピューター関係の用語がフランス語され、それが定着しているものがいくつかあります。
ハードディスクがディスクデュー、コンピューターがオーディナター、eメールがクリエールなどです。
これはフランス語話者に理解されやすいようにというよりは英語帝国主義に対する防衛措置の意味合いが強そうですが、フランス本国よりもむしろ英語圏に取り囲まれたカナダのケベック州でフランス語化が積極的に進められているような印象があります。
外来語の需要というトピックは対象言語主的に深められそうですね。
ということで、まさにそうですね。
いわゆる外来語言い換え提案と呼ばれるもの、そしてそれに相当するものが各言語の各言語史の中で歴史の中であるわけなんですけれども、一つには他の言語からの不純物と言いますかね。
外から入ってくるものは不純物だという考え方があり、そしてですね、それを拒むという言語的保守主義の考え方、言語的純粋主義の考え方というのが多かれ少なかれですね、大体の言語史の中にあるんですね。
その程度はですね、かなり著しい場合と軽いものっていうのはあると思うんですけれども、このような文脈の中で言い換え提案というものもですね、考えてみる必要があるっていうのは確かにですね、上西さんが示唆されているとおりかと思います。
そしてその温度差、程度差っていうのは時代によっても、そして言語によってもあるというところで、このあたりがですね、対象言語史の面白いところなんではないかと思われるんですね。
日本語や英語は基本的に昔から大量の釈用語を取り入れてきたという経緯がありますので、ある意味ですね、純粋主義を唱えるって言ってもですね、今更感があるんですね。
ですが、フランス語はある程度それがですね、こう、主張できる、純粋主義っていうものを主張できる歴史的な前提と言いますかね、条件みたいのが英語や日本語に比べるとずっと強くある、残っているということだと思うんですね。
この問題と関連して、カミンさんには外来語という言い方と釈用語という言い方の用語使いの問題ですね。これについてもご質問いただいているんですが、これは回を改めて結構重要な話題だと私も思っていまして、回を改めてお話ししたいと思います。
英語の関係代名詞の変化
次です。561回、ワインをいかにして摂取するか。釈用フィルターの話としてお届けした回なんですけれども、このあたりでですね、私が英語字をお茶の間にという話なんかもしたわけですが、それに反応いただきました。
後藤の海塩さんです。やはりそうですか。私の中の当チャンネルの推しはそこです。一般人をも面白いと唸らせられるかどうか。これが学問の生命線だと個人的には考えています。先生の内なるミッションの遂行を応援しております。
ということで、応援そしてご支援ですね。ありがとうございます。英語字をお茶の間にということで、学術的な内容をわかりやすく皆さんにお届けするということを使命としてこのチャンネルも運営しています。今後とも応援よろしくお願いいたします。
チャプターを続けます。同じ561回ワインをいかにして摂取するかの回に寄せられた、これは新たな質問ということかと思うんですが、わらしべさんよりいただきました。本日も初めて知った大変面白いお話でした。質問なのですが、某翻訳ソフトで主格の関係代名詞whichがことことくthatに直すように提案されます。
これは規範的な文法としては最近影響力があるものなのでしょうか、という非常に面白い話題をいただきました。これ実は英語字の世界でも話題になっていて、ちょっとした関心事と言いますか、注目が詰まっている話題なんですよ。
thatが一般的な関係代名詞という認識で、アメリカ英語では結構そうなんですね。なのでwhichをそれほど使わないということで、これもいろいろ分布のコーパスなんかで調べてですね、調査なんかあるわけなんですが、すごくざっくり言いますとwhichはあまり使わずにthatで言い換える傾向が現在のアメリカ標準英語では強いという事実があります。
そしてですね、翻訳ソフトであるとか、あるいはですね、英文を書くワードですよね、マイクロソフトワード上なんかでスペルチェックであるとか文法チェック機能をオンにすると、この辺りが波線を引かれてですね、whichをthatに書き換えましょうみたいな提案が出るんですが、これがブラックボックスなんですね。
つまり、誰がどう決めているのかと、いわばマイクロソフトが決めているということになるわけなんですが、一つのですね、言語規範の中心がですね、マイクロソフトになっているのではないかというそういう議論です。
機械翻訳であるとか、マイクロソフトは一つの象徴であって、ワードですね。マイクロソフトワードということで、以上に多く使われている英文を書くためのワープロソフトですよね。これが一つの代表選手ということなんですが、それ以外にも様々な翻訳ソフトであるとか、テクノロジーソフトウェアというもの。
リスナーコメントへの返答
これが実は無言の、物言わぬ規範主義、押し付け装置なんではないかという観点です。これが出てきていまして、なかなかホットな話題ではあるんですね。そのあたりを、わらしべさん、鋭くついていただいたということなんですけれども。
これも、私も詳しく踏み込んで、英語式的な観点から考える必要がある話題だと思っていますので、いずれ話題として取り扱うことができればと思っています。
テクノロジーによって言葉遣い、一般の我々人々の言葉遣いが制限されたり、ある方向に誘われたりするということですね。テクノロジーによる変化というものがどうもありそうです。そして、これは本当に純粋にテクノロジーの話なのか、あるいはその背後に誰かがいるのか。
このあたりも含めて、かなり現代的な、そしてホットなテーマであるということのみ、ここでは述べて、また改めて、私自身も勉強してから、この問題を取り上げていきたいと思います。大変重要な指摘を、わらしべさんよりいただきました。ありがとうございました。
563回、語彙の大量釈要が生じると、次に何が起きるのかにつきまして、後藤の海塩さんよりコメントいただいています。
大量釈要の後に日、英で共通に起こっていること。1、批判から命名へ。2、反動、大和言葉や小英語の復活。3、落ち着く。4、教育、言い換え提案など。5、釈要後、解説辞書ブーム。6、手名付け。
なるほど、納得、知的な面白さをありがとうございました。ということで、きれいに6段階、要約していただきまして、ここだけ聞けばですね、元の放送会に聞かなくても、だいたい要約されてわかったのではないかと思いますが、後藤の海塩さん、ようやくありがとうございました。そういうことなんだと思います。私が話していたことは。
英語詞の表現
そして最後ですけれども、565回、Drift、漂流を説明しようとする5種類の仮説についてコメントいただきました。カールさんです。初めてのコメントになります。いつも楽しい放送ありがとうございます。
畑先生のこのチャンネルで英語詞の面白さを知りました。あなたのポケットに英語詞を。お気に入りに英語詞を。あなたの手のひらに英語詞を。あなたの耳元に英語詞を。うーん、やっぱり難しいですね。これからも放送を楽しみにしています。
ということで、私がリスナーの皆さんに、英語詞をお茶の間にっていうのはちょっとですね、昭和的で古いので、新しい言い方ないですか。何かあれば寄せてくださいというふうにお願いしたことに対する答えということでですね、いくつか提案くださったんだと思います。カールさんありがとうございます。初めてのコメントということで大歓迎です。ありがとうございました。
これ難しいんですよね。いいかい。このカールさんのコメントを見て、今日からタイトルコールの中に、いわば自虐的なギャグと捉えかねない英語詞をお茶の間にという文句をついに入れるに至りました。これまでこっぱ恥ずかしくて入れていなかったんですけれども、今日あたりから当面昭和的ではありますが、
良い案が出てくるまではこの英語詞をお茶の間にという表現を毎日タイトルコールの中に含めるということを決めまして、早速今朝から実践してみたということなんですけれども、より良い表現言い回しってやっぱりなかなか難しいですよね。
カールさんの最後にいただいたあなたの耳元に英語しよって、このヘルディオ的にはいいなと思いますが、毎朝囁いているわけでもないしなとかいろいろ考えてですね、ただこれ嫌いじゃないんですね。ご提案ありがとうございました。選択肢の一つとして考えさせていただきたいと思います。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。コメント返し〇〇という回だったんですけれども、私自身もこのコメント返しとても楽しんでいまして、本当に嬉しいですし、新たなインスピレーションが得られるんですね。
こういう形で英語詞を私自身も学ぶ方法があると言いますかね、考えを進められる方法があるなんていうのは、Voicyを始めるまで思っても見なかったということで、本当に楽しんでいます。
Voicy始めてから1年半ほどが経つんですけれども、日々本当にネタがないネタがないといつも言っているわけなんですけれども、こうしてコメントをいただきますと次にこれを話そうということをですね、考えついたりする機会も多いですし、励ましい応援の言葉もいただきながら毎日続けられているという、そういう状況なんですね。
毎朝お届けするということを宣言していますので、これはかなりの日常生活の上でプレッシャーなんですが、一方で楽しみでもあるっていう、何て言うんですかね、苦しくもあるんだけれども楽しくもある、多分楽しさの方が上回っているんですけれども、皆さんの聞いていただいているおかげで本当にそれで続けられているということがあります。
今年もですね、そろそろ年末に差し掛かってきていまして、来年も続けていく予定なんですけれども、皆さんの温かいご支援であるとか、コメント、ご意見、質問、いつでもお待ちしています。むしろそれで成り立っているという感が、最近ですね、とりわけ皆さんからコメントを多くいただくにつれて、そのように依存体質になっているところもあります。
ぜひですね、お寄せいただければと思います。
それでは本日も皆さんにとって良い1日になりますように、ほったるいちがお届けしました。また明日。
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