英語語源辞典の紹介
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間にをモットーに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年1月29日木曜日。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日はですね、khelfの寺澤志帆さんを久しぶりにお迎えいたしまして、
続けていらっしゃる英語語源辞典でたどる英語綴り辞書。 こちら連載シリーズでですね、web上で公開されているもので、ほぼ毎日続けられていますね。
そして200回記念ということでですね、12月の時点で200回を超えたので、記念に対談しましょうということはお話ししていたんですが、
1月になってしまいまして、もう200回はとうにですね、過ぎているということではあるんですが、ここで200回を
言おうきたいと思います。そしてもちろん面白い話題ですね。 特に注目したい単語を取り上げて解説しておりますので、聞いていただければと思います。
それでは行ってみましょう。 khelfの寺澤志帆さんとの対談。 英語語源辞典でたどる英語綴り辞書200回記念です。
どうぞ。
今日はkhelfの寺澤志帆さんとですね、オンラインでつながっての対談ということなんですが、久しぶりですね。寺澤さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
寺澤さんのシリーズが順調に続いておりまして、英語語源辞典でたどる、正式名称は英語語源辞典でたどる英語綴り辞書。
英語綴り辞書。
これが昨年の春にスタートしまして、順調に、まだえいえいって止まっているんですけども、これはね、もう永遠に続くっていうか、永久的に続くと思うんですが、
今日、この収録している段階で232回。
2回まで。
そうなんですよね。年末あたりに200回を超えて、そのあたりで一度記念収録しましょうみたいな話をしていたんですが、
少子状で年を明けましたが、その後も年末からまた進めて232ということで、これはもうすっかり連載としては、ベテランの域に100超えて200超えるとね、
時期だから1周年記念にもなるわけですね。
4月でしたっけ?
5月からスタートしました。
ほぼ毎日みたいな形で進めていて、これ始められた時に一度収録をしてね、これどういうシリーズになるかっていうことをお話ししましたが、
改めて年も改まりましたし、ここで初めて知るっていうリスナーの方もいらっしゃるかもしれませんので、
どういう趣旨でやっているかと言いますか、単語の選び方ね。
全ての単語をやってるわけではもちろんないので、この辺の選定基準、自分なりのスタンスもできてきたんじゃないかと思うんですよ。
これだけ続くと。
この辺り聞かせてもらいたいんです。
はい、私はタイトルにもある通り、英語つづり字誌に関心を持っているので、
その英語語源辞典を通読しながら、つづり字のネタ的に面白い語をピックアップするようにしています。
その語源が英語語源辞典には詳しく載っているので、その英語の語形が変化したものであったり、
あとはよく似ているけど、違う見出しとして英語語源辞典に上がっていたりするような語を特に拾うようにしています。
つづり字に関心を持ちで、とりわけ専門的には、語源的つづり字、
エティモロジカルスペリングっていうダウトのBなどで有名な現象に関心があって、
その観点からの関心がすごく強いので、頻度が高いですよね、語源的つづり字の232回の中で、
用語としてはかなり多く出てくる方なんじゃないですかね。
多いと思います。毎回記事の最後にキーワードとしていくつか挙げてるんですけど、
エティモロジカルスペリング率はちょっと高い、だいぶ高いと思います。
すごい連載ですよね。こんなニッチな、ほとんど語源的つづり字のシリーズといって過言ではないぐらいに出ているということで。
これですね、先ほど収録前にもいろいろお話ししてたんですけど、語源的つづり字ってダウトのBみたいなのがやっぱり典型とされていて、
すごくわかりやすいし面白いんですけど、もっと地味なところでやっぱりものすごくいっぱい起こっていて、
普通、このケースを語源的つづり字っていうような人いなかったよねっていうところまで、
寺沢さんは割と拡大解釈するというか、なるべく語源的つづり字の定義といいますか、これを広く捉えて、
もともとのラテン語とかイギリシャ語などからの影響がチラッとでも見られるものを広い出して、
それを、つまり語源的つづり字っていう場合と言わない場合はあるかもしれないんですが、広く取ろうとしているなっていうところがすごく感じられますよね。
アーティストの語源解析
とりわけつづり字自身のシリーズといっても、語源的つづり字の発想というのが染み付いている観点からの、戦後の選び方だなみたいな思っているんですけれども、
200回ほどに続くというのをね、もうちょっと待って250回にしてもよかったかもしれないですけどね。
そうに200回は過ぎてみたいな感じで、リンクを貼っておきますので、ぜひですね、本当に1から、これだけやって、まただからAなんですよね。
Aで始まる単語で、最新回、これもですね、面白いので、232回ですね、こちらがですね、アーティストっていう単語なんですよ。
これ、皆さん知っている単語だと思うんですけれども、これがですね、経緯、読んでいただけるの早ければ早いんですけれども、ざっと概要を説明していただけますでしょうか。
はい、英語語源辞典を眺めていますと、一般に使われているアーティスト、ARTISTの見出しの他に、語尾にEが付け加えられたアーティストという別の単語が見出しとして挙げられています。
釈用時期もEのない一般的なアーティストは、16世紀の終わり頃にフランス語から釈用されたと書かれているんですけど、そのE付きのアーティストの方は、もうちょっと遅い時代の19世紀前半に同じフランス語のアーティストから釈用されたということで、じゃあこれは一体何でなんだろうということをまとめた記事になっています。
元々、我々が一般的にといいますか、一番出会う確率が高いのはEなしの方で、これは芸術家、美術家、広くなったんですかね。
Eがいろんなものに使われるようになったわけなんだけれども、E付きのものが芸能人、名人ぐらいの意味で釈用されて、意味がある意味特殊化したような形でE付きの方にその意味を当てがったみたいな。
今では遅い事情は少なくとも区別できるような状態になっているということかと思うんですが、ここ面白くてですね、再釈用っていうふうに言葉を使われてるんですが、ここは確かに2回同じフランス語の単語から異なる時期に、英語詞の異なる時期に借りたということでは、まさにリボローイングっていう感じですかね。
一番ぴったりくると思うんですが、この今の振りは何かというとですね、実はこのエルディオのコアリスナーでもいらっしゃいます、ワイカガタさん。ワイカガタさんがですね、この再釈用という単語というか用語ですよね。
用語をめぐっていろいろお調べになったところ、今回の寺沢さんのアーティストは再釈用の典型に近いかなっていう感じがするんですね。
寺沢さんによる再釈用っていう定義、ここで今回の記事で定義を書いてるわけではないんですが、すごくアーティストの例でこう捉えてるんだなと分かったんですね。
私が考えていた再釈用っていうのは、典型的な、より典型的なものとしては、例えば、後英語で1回ラテン語からある単語借りました。その後、だけど後英語のみで使われて、もう死語になってしまいました。
それを数百年後の例えば近代語記にもう1回ラテン語から借りました。かつて後英語でこんな単語使われてたなんて知らない近代記の英語話者が借りました。
これはだから、我々現代の研究者の目線から見ると英語詞の中で2回同じ単語が借りられているっていうことで、これが再釈用であると。断絶があるとすごく綺麗っていうか、分かりやすいっていうところで、それがプロトタイプ的なのかなと思っていたんですが、今回の寺沢さんが使っている再釈用も納得はできますよね。断絶はないって考えていいですかね。
そうですね、断絶はなくて、意味を言いつき言いなしで耕える目的で、再釈用を同じフランス語から借りてくるっていう。
なるほど、モチベーションもそこに入ってくるからちょっと面白いんですけどね、話ですね。先に触れた加賀田さんはですね、いろいろな方面から調べられて、そうではなく、いわゆる逆輸入みたいな例ありまして、
例えば、英語から日本語に入ってきました、ある単語が。日本語で通用しています。日本語でちょっと意味がずれたりしたものが、改めて英語に入ってきた場合に、これは再釈用という表現でき得るのではないかということですね。
これは逆輸入とか、ボローバックみたいな感じで捉えることが多いですかね。
感覚としては逆輸入に近いような、再釈用ということは2回以上、何かの言語から別の言語に借りられるということなので、その1、2の数え方が違うという点では確かに広く取れば再釈用になり得そうなんですけど。
一往復しているわけですかね。2回とかずれて、それを指して再、再釈用の再、みたいな、その意味では確かに取れると思ったんですけど。
これ、あれですね、やっぱり再釈用みたいな何気なく語源の話で、私もよく使ってきたんですけど、これも考えてみると定義がこうやって複数あり得たりするし、どこからどこまでを指して再釈用、断絶は必要なのかみたいな問題も含めて、なかなか考えさせるお題だなというふうに思ったんですよね。
もともと最近、モンドの回答で再釈用、うんぬんみたいに近いことを話して、それを受けて田畑さんが再釈用について考えられ、で、たまたま今日三田さんのアーティストで、これも再釈用という感じになったので、何気なく専門用語っぽく使ってるけれども、
専門的な定義っていうのを確認したこともあんまりなかったんですし、
英語語源辞典の再釈用
英語詞の文脈だと、穂田先生がおっしゃったものとか、今回のアーティストの記事みたいに、英語に違う時期に2回借りられてくる、英語側に借りられてくるっていうのが、一般的な説明というか定義というか使い方だと思うので、そっちのことしか考えてなかったんですけど、今回その田畑さんの話を聞いて、
別の言語に1回借りられて、もう1回戻ってくるっていうタイプをじゃあ、再釈用と呼ぶのか、それとも違う用語で、英語詞の文脈では読んでいたのかどうかっていうのが気になりましたね。
そうですね。英語のリという説法詞、これ自体はもちろんトラテン語から入ってきてるんですが、これがagainの意味とbackの意味があるんですよね。そこの意味の違いというものと対応するのかなっていう気はしますけれどもね。やっぱり厄介ですよね、リってね。
どっちか分かんない時があるみたいなことなので。話は飛びましたが、再釈用。そもそも英語用語辞典みたいので立法されてるんですかね。それとも意外と日常用語、日常っていうか、ボロイングはもちろんある種の専門用語なんだけど、これにリ加えてみただけで、特に定義みたいなのがなかったりするのか。
これちょっとね、専門辞書なんかで調べてみたいなと思っているんですが、リスナーの皆さん、この再釈用をめぐってお考えとか何か定義みたいなの見つけましたら、ぜひ教えていただければと思いますけれども。
こんな形で一つの記事なんですけど、いろいろ広がっちゃうんですよね。トランサーさんが広げてるっていうところもいろいろな、その英語語言辞典をベースにしていながらもOEDであるとか、他のソースなども、
検挙法として特化芸ながらやっているかなり専門度の高い、ニッチな話題の連載ではありますが、200回超えということで、徐々に定義報読者って言いますかね、増えてきていると思います。
RSSなんかで一覧なども手に入るようになっていますので、ぜひご読んでいただければと思います。
今まで環境あります?環境っていうか周りで。
ケルフに割と近いところではあるんですけど、ケルフ内ではない大学の方にブログやってるんでしょうってお声掛けいただくことが何回かありまして。
認知度が上がってきた。面白い本当に話題を書いて。途中から副題を必ずつけるようになってきていて、ここもセンスがすごく研ぎ澄まされてきたっていうのは、
ここでやっぱり読みにくい。単語だけだと、この単語に何か面白いことあるのかなぐらいで素通りしちゃうかもしれないんですけど、やっぱり副題がね、今回何でしたっけ、アーティストは
ブランス語からの採釈用というところなんですが、他にもここがね、ちょっとこれを副題を目当てに読むようになってきたっていうか、面白いんで、これからも着々と続いていくかと思いますけれども、
Aの項目も終わりは見えてきた感じですか、Rってことは。
そうですね、Rにたどり着いたので、ASとATが長そうな気配はするんですが、頑張って読んでいきたいと思います。
はい、ぜひお聞きの皆さんもですね、英語語言時点の通読、この会話には2人いますので、複数名いますので、ぜひ3人目になっていただける。
英語語言ハンドブックの通読は、割としやすいので、広めようと私はしてるんですが、この英語語言時点もですね、私は挫折しました。
最初の1ページで、これは続かないなということで、でしたが、寺沢さんとラプラパさんというコアリスナー方がですね、やはりブログに連載記事書かれておりますので、合わせてご覧いただければと思います。
ということで、久しぶりでしたが、非常に面白いお話題、今回も提供していただきまして、ありがとうございました。
ありがとうございました。
通読のすすめ
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
連載続いてますね。
どんどんとリズムに乗って、まだAとはいえですね、Aだけでもたくさんの単語がありますし、面白い単語、つづり字の観点からだけでもですね、面白い単語があるということで、
ぜひ皆さんですね、英語語源時点の通読、ご1個いただければと思います。
いや、さすがに無理だという方はですね、まずは英語語源ハンドブックの通読、こちらからですね、検討していただければと思います。
ウェブ上にこのような通読ブームがですね、起こりつつありますので、ぜひですね、皆さんもご参加いただきまして、いろんな形でその成果と言いますか、
ここが面白かった、この点が勉強になった、みたいなことで構わないんですけれどもね、発信していただければと思います。
寺沢さんとはもう1回対談をですね、取っておりまして、また近日中に配信することになると思います。
お楽しみにしていただければと思います。
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