2026-01-30 18:27

#1706. 伝説の教科書『古英語・中英語初歩』(研究社)が新装復刊

【今日のひとこと】

あの名著が復刊する! 皆さんも古英語と中英語を学び始めましょう📙

【ハッシュタグ】

#heldio #hel活 #古英語 #中英語 #古中初歩 #研究社

【参照URL】

https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10155519.html


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

▼heldio 入口プレイリスト 最新版(上位10本)

1. 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」 https://voicy.jp/channel/1950/nsefrco7tl
2. 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」 https://voicy.jp/channel/1950/xh5nkkivxg
3. 「#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語史」 https://voicy.jp/channel/1950/hzowkzzoaq
4. 「#1. なぜ A pen なのに AN apple なの?」 https://voicy.jp/channel/1950/eg1ffa2pn2
5. 「#705. ゆる言語学ラジオにお招きいただき初めて出演することに!」 https://voicy.jp/channel/1950/fmstk5sb6g
6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識,非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています

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▼heldio 2025年第4四半期のベスト回を決めるリスナー投票の結果が出ました

- hellog 「#6109. リスナー投票による heldio 2025年第4四半期のランキング」 http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2026-01-17-1.html

▼hel活のハブ The HEL Hub のホームページが2025年10月18日よりオープンしています

- https://user.keio.ac.jp/~rhotta/helhub/
- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです.毎日複数回更新されています.

▼拙著『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』の第10刷が出ています(12月19日)

📙堀田 隆一 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』 研究社,2016年.

- コンパニオン・サイトはこちら:https://www.kenkyusha.co.jp/modules/history_of_english/
- Amazon での予約注文はこちら:https://amzn.to/3EOWDWD

▼2026年2月25日に,一押しの伝説的な教科書が新装復刊されます

📕市河 三喜,松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社,2026年.

- 本書の公式HPよりどうぞ:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10155519.html

▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第14号が公開されています

- 第14号(2025年11月28日):https://note.com/helwa/n/n128c1a0253e2?magazine_key=m82eb39986f24

▼2025年6月18日に新刊書が出ました

📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.

- Amazon 新着ランキングの英語部門で第1位を記録
- 発売3ヶ月で早くも3刷が決定
- 「本格的な語源本」としてご好評いただいています
- Amazon での購入はこちら:https://amzn.to/4mlxdnQ
- 本書を紹介するランディングページはこちら:http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/hee.html
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サマリー

伝説の教科書『古英語・中英語初歩』が再出版されることが決まり、90年間の歴史を持つこのテキストの重要性と背景が語られています。また、本書は日本での古英語・中英語学習において貴重な資料となっています。新装復刊されることが発表され、多くの人々がその出版を楽しみにしています。特に、この本に関連する過去の話や試し読みの情報が共有され、古英語と中英語への関心が高まっています。

教科書の新装復刊
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間にを基に英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年1月30日金曜日。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。
1月も早いものでほぼ終わりとなりました。 今朝も私はメルボルンのヤラ川下半を朝のジョギングに来ておりまして、
ここのところですね、断続的に2回熱波が来まして40度ほどの気温が出るというところですね。
その谷間の日はですね、むしろ20度とかですね、最高気温がですね、22、23度とかいうことで本当に上下アップダウンが激しいなというところなんですけれども、
全体として季節はハイシーズンなので、メルボルンの街も観光客が非常に多くてですね、私も暑い日は室内で過ごすなどをしながらしのいでおりますが、
まあ外して快適な日々とは言えると思いますね。 さあ今日もヤラ川下半のベンチに腰掛けながらこちら収録しておりますが、
本日の話題は、伝説の教科書、古英語・中英語書法、研究者が真相復環です。
どうぞよろしくお願い致します。 10日ほど前になりますが、1月20日の日に出版社の研究者より公式にウェブページでアナウンスがありました。
こちらの伝説的な古英語・中英語の読本、教科書と言っていいと思うんですが、こちらが真相復環されることになりました。
という今日はですね、おめでたいお知らせをこのヘルディオでもお届けしたいと思います。
教科書の歴史
私は1月20日の正式告知が出たすぐ後に、Twitter等の他のメディアでもこの話題を取り上げたりしたのですが、
ヘルディオとしては、本格的にこちらの告知と言いますかね、真相復環の旨をお知らせしているという次第なんですね。
こちら市川産記、松並保著、古英語・中英語書法、真相復環ということなんですね。
1ヶ月ほど後になりますが、2月25日に出版される予定となっております。
これから1ヶ月ですね、私もこの本の1ファンとして、1読者としてですね、真相復環を断いでいきつつですね、
皆さんに注目していただけるように、様々な形でですね、宣伝広報としていきたいと思います。
あくまでですね、これあの私の本でも全くありませんし、それどころかこの本にですね、育ててもらったという側面がありますので、これは激推しの本、それが真相復環ということでですね、
私自身が興奮してワクワクしているということなんですよね。このワクワクに皆さんもですね、お付き合い合わせしてしまうことになりますが、これはですね、今日お話しする内容をお聞きいただいてですね、これがいかに名著なのか、伝説的な本なのかということをですね、お聞きいただければと思います。
まずですね、この本の歴史と言いますかね、これあのざっと90年ぐらいあるんです。それぐらいもう年期の入った本、テキストということなんですよね。
振り返ってみますと、まず1933年から34年、市川さんき先生、英語達人ですね、として知られています。日本における英語達人の一人として有名ですけれども、市川さんき先生が研究者から出版されておりました、英語青年という雑誌にて連載記事を寄稿するんですね。
これがこの本の母体となっていくんですね。
33年から34年の連載記事でした。
そしてその翌年、1935年にそれをまとめられまして、市川さんき著、古代中世英語書法という名前で出版されました。
日本で出された古英語、中英語の本としてはですね、非常に古いものでありますし、大体ですね、古英語、中英語の勉強、私自身もそうだったんですが、大学2年生の時に初めて手ほどきを受けました。
その時にもですね、日本語で書かれたテキストというのはほとんどないという状況でですね、英語の本を使うというのが当然だったという、当たり前だったということなんですよね。
そんな中で、この本は例外的に早い段階から1935年という段階からですね、古英語、中英語を学ぶことの重要性に目をつけられた市川さんき先生がこの本を出されたということなんですね。
そして20年後なんですが、1955年、市川さんき松並保著、古英語、中英語書法、いわゆる第2版と呼ばれるものなんですが、ここにですね、松並保先生も加わりながら、そして名前もですね、本の名前も古英語、中英語書法というふうに、今に連なる名前に切り替えられたということなんですね。
古くは、古英語のことを古代英語、中英語のことを中世英語というふうに呼んでいたんですが、その後ですね、この分野、英語史分野の研究が日本でも進展してきまして、これを古英語、中英語というふうに呼ぼうという流れになってきたということなんですよね。
学びの重要性
厳密に言いますと、中世英語というのは、古英語も中世英語の一部なんですね。
中世というのは、英語史の時代区分でいうところの古英語記と中英語記を含むので、中世英語というと、広くはですね、両方を指すと。
狭く言うと、つまり古代英語と比較するところの中世英語というと、中英語のことを指すのかなということになるんですが、つまり領域的なんですね。
この辺りもですね、是正ということも考えられて、そして英語圏でもold english、middle englishという言い方が一般になってきました。
古くはですね、古英語のことをanglo-saxonと、今でもこういう言い方あるわけなんですけれども、この名称変更に伴って、この本のタイトルもですね、1955年版では古英語、中英語諸法となったわけですね。
それから31年後ですね、1986年、市川三喜松並保著、古英語、中英語諸法、こちらがですね、これは松並先生による全面改訂という形で出て、今広くですね、多くの方がお持ちの版というのは、この1986年版ということが多いのかなというふうに思われますね。
それが、版が切れまして、今では古本でしか手に入らないという形になっていたんですけれども、この度ですね、来月2月25日にこちらが新装復刊されるということになったんですね。
このあたりの本の歴史につきましては、最も詳しいのはですね、3年前にやはり研究者から出版されました上山貴雄先生による著書、市川三喜伝、市川三喜先生の伝記ということになりますが、この中でも触れられておりまして、今回私も参照させていただいたということで、こちらも併せてですね、ぜひ皆さんにご注目いただければと思います。
2023年、研究者から出ました上山貴雄先生による著、市川三喜伝という本が出ております。
さあ、このように長い歴史を持っておりましてね、途中で全面改訂のようなこともありまして、文法に詳しいですね。
そしてテキストもですね、古英語、中英語からバランスよくいろいろなジャンルのもの、今となってはかなり有名なテキストがですね、多く含まれているというところで、こちら、古英語や中英語の入門書として、入り口として、和書で手に入るものとしては非常に稀有なものですね。
しかも90年の歴史があるというものが、この令和の世に復活するというのは、もうこれだけで一つのドラマですし、もうワクワクしますよね。
この本、私はですね、先ほど述べた通り、最初に古英語、中英語の手ほどきを大学生の自分に受けた時には、英語の本であるとかそのコピーみたいなのを使ってですね、導入していただいたんですね。
2、3冊はですね、英語の本、英語で書かれた本で、入門書の典型となっているものが何冊かありましてね、それで学んだ後の和書としては、この古英語、中英語書法、手に取って学び出したのは、多分3冊目か4冊目かというところだと思うんですよね。
決して1冊目ではなかったんですね。
それくらい珍しいと言いますかね、すでに名前はあった本なんですけれども、古書でも本屋さんに、古本屋にあれば買っておくみたいな感じでですね、ちょっと入手が多分遅れたんだと思うんですけれども、それで3冊目か4冊目の教科書ということで勉強をした次第なんですが、
今ですね、この新倉復刊ということになりますと、これからですよ、これから古英語、中英語を学び始めたい、あるいは少しかじったけれども、もう忘れてしまったとか、本格的にやってない、本格的にこれから学び始めようという方にとって、日本人の方にとってですね、和書でこのような本が手軽に手に入るというのは、極めてラッキーでハッピーなことなんだということを、
古英語・中英語の魅力
まず一つ強調しておきたいと思うんですね。私もこの時代に生まれていたらですね、まずスタートとして古英語、中英語書法ということになるだろうなという、そういう状況が1ヶ月後に訪れるということなんで、これはですね、今の方々、これから古英語、中英語を学ばれるという方々はですね、本当に羨ましい限りですと申し上げておきたいと思います。
そんな伝説的な教科書が復活するということなんですけれども、私もですね、思い入れのある本ということで、実はこのヘルディオで取り上げるのも初めてではありません。
昨年だったと思うんですけれども、そうですね、2025年4月28日に予期のヘルディオにてお話しています。
1429回、古英語、中英語を学びたくなりますよね。市川さん記松波保庁、古英語、中英語書法第2版研究者1986年というタイトルで1429回でお話ししております。
他にもですね、もう一つぐらいあったと思いますね。
2025年の5月29日、やはりおきのヘルディオで1460回ですけれども、古英語、中英語書法をめぐる雑談対談、札幌収録会あっと見たよりとして、この本をめぐって、この本をお持ちの方とですね、雑談対談をしたというような、そんな会があります。
ぜひですね、こちらのヘルディオ1429回、それから1460回、2つお聞きいただいてですね、1ヶ月後に発売されるはずの、この本について理解を深めて予習しておいていただければと思います。
研究者のホームページの方にはですね、試し読みのコーナーなどもありまして、はしがきを含め最初の文法解説の部分などをちらっと読むことができますので、そちらも併せてぜひご覧になっていただければと思いますね。
そして先ほども触れました上山孝先生による市川三起伝、こちらもですね、関連する本ということでご紹介させてあげますが、これもですね、実はヘルディオにて、割と最近というんですかね、数ヶ月前にお話ししています。
私というよりはですね、タイトル読み上げますね。1589回、声の書評byケルフ・藤原文也さん、上山孝長市川三起伝研究者2023年ということで、ケルフの大学院生藤原文也さんがですね、この上山先生の市川三起伝をご紹介されるという声の書評シリーズをお届けしておりますので、併せてお聞きいただければと思います。
そんなことでですね、今日は研究者からの公式アナウンスが1月20日にあったということ、そして2月25日に出版される予定であるという告知と、少々の歴史をお話ししましたが、今後ですね、このヘルディオでも、小英語、中英語書法に関する、特に真相復元に関するお話、多くなってくるんではないかなと思います。
この中身にも少し触れたりですね、試し読みできるコーナーがあると申しましたが、そこで披露されている部分についてですね、少し解説をするなどして、2月25日の発売に向けて、ちょっと盛り上がりを作ろうというふうに思っております。
カウントダウン企画ということでもありますので、ぜひ皆さんご注目いただければと思います。
ちなみにですね、20日に公表され、そして21日ぐらいから私、この本を広めようということでいろいろな活動をしているんですが、すでに多くの反応をいただいております。
待ち望んでいましたという声が思いのほか多かったということでですね、私もびっくりしているんですね。
正直一般的な目線で見ますとニッチな本ですよね。
英語語源辞典や英語語源ハンドブックよりももっともっとニッチな領域なわけなんですが、思ったよりも反響をいただきまして、待ってましたという、この皆さんの待ってました感というのを受けて、私もさらに盛り上がっています。
さらに盛り上がっているという状態なんですね。
こちら、本当に私自身も楽しみですし、皆さんもですね、ぜひぜひこの本、新創復刊、ご注目いただければと思います。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
伝説の教科書、語英語、中英語書法、研究者が新創復刊ということで、ちょっと厚めにお話しいたしました。
ぜひご注目ください。
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、英語誌研究者のホッタリウイチがお届けしました。
また明日。
18:27

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