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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜ、の著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間に思っとうに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は2026年3月2日月曜日。 新しい1週間の始まりです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日の話題は、
川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信第27弾です。 ふっかり年度末になりました。もう3月ですもんね。
こちら川上さんのシリーズですけれども、この楽器もすでに終わりかけになっているかと思いますが、
例のやってます通信。 ここの英語の授業の一環として英語史を扱うという楽器的な試み、
今年度もほぼ終了に近づいたということで、ご連絡いただきまして、今回お聞きいただきます
27弾。これは今年度のみならず、これまで川上さんがずっと続けられてきた 全体の番号なんですけれども、今回は27弾。
そして今学期中にですね、あともう1つ、28弾まで実施したということを伺っておりまして、 その関連資料等を私の方にお寄せいただいたということなんですね。
そこで今回はラスト2ということでですね、 今年度の最後から2番目、第27弾をお届けします。
話題としてはかなり重い話題で、ローマ字の問題に川上先生が迫ります。 質問を発するのはですね、高校生ということで、高校生にとってはローマ字。
これはもちろん小学生の時からですね、学んでいるはずなんですね。 一方、このローマ字、日本語を書く際の表記システムですけれども、これとは別途、
英語という言語を学び始めるにあたってですね、 同じアルファベットを使っていながら運用の仕方が異なるということに気づくわけですね。
これ私も覚えがあります。ローマ字で自分の名前を書く練習を小学生の時にしたと思ったらですね、
中学生になって英語のスペリングを学ぶというところに、ずれを普通感じるわけですよね。 このローマ字というものは一体何なんだというふうに改めてですね、
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振り返って考えるということ、どこまで私も深く考えていたかわかりませんが、妙だなぁと、
英語を表記する時と日本語を表記する時、これ異なったシステムを使っているんですよね。 これは高校生ならずとも
質問したくなってしまいますが、この厄介な問題に川上先生はどのようにお答えになるのか、そして皆さんだったらどのように回答しますか、
どのように考えますか、このあたりもぜひお考えいただきながら、この後お聞きいただければと思います。
関連資料はチャプターリンクに貼っておりますので、そちらもじっくりと眺めながらお聞きいただければと思います。
それでは行ってみましょう。 川上さんの英語のなぜ5分版やってます通信第27弾です。
どうぞよろしくお願いいたします。
ヘルリオ・ヘルアリスナー川上さんによる英語のなぜ5分版やってます通信27弾です。
パチパチパチというところなんですけれども、こちらリスナーの川上さんのシリーズということでですね、
2026年の2月8日付けで今回取り上げます第27弾の資料、川上さんより私の方に渡りまして、こちらをベースにリンク先から皆さんもたどっていただきながらですね、
今回の配信会聞いていただければと思います。 今年度としてはこの27弾と、あともう1回28弾まで終えられておりまして、そこで今年度としては終了というふうに伺っております。
ラストになりますが、そのほぼ最後の質問としてですね、取り上げられたのは、これなかなか
高校生からの質問としてはどう答えるかというところが難しいんですが、ローマ字問題です。ローマ字に関する話題、日本語と英語がクロスするローマ字の問題ですね。
これはですね、なかなか質問としては飛んでくること多いんですが、ちゃんと説明しようとすると難しいんですよね。
これに川上さんがどのようにお答えになったか、そして 生徒たちの感想ですね。
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こちらをいつものように 端折りながらになりますが、読んでいきたいと思います。
それでは行ってみましょう。 高校生の英語のなぜ第67問です。
なぜ、「し」のローマ字つづりにSIとSHIがあるのですかということですね。
こちら川上さんのご説明、それから音声配信も
スタンドFMの方でやられておりますので、そちらへのリンクもpdf版に貼られているかと思いますね。
合わせてご参照ください。 なぜ2通りのローマ字表記があるのでしょうか。
私の答えは日本式と英語式だからです。 ということでローマ字表記には2通りあるんだと。
2つの式、タイプがあるんだということで、こちらSIの方が日本式ですね。
あるいはより広く知られているかもしれません。訓練式、これとほぼ同じ近いわけなんですけれども、
これがSIで書く方ですね。日本式訓練式。そしてSHIの方は、
ヘボン式ということになりますね。 このヘボン式というのは英語に近い、英語の通りに寄せている漢字。
それに対して日本式訓練式はその名の通り、日本的なローマ字の続き方であるということで、
簡単に言えばこの2つのわけなんですが、この2つが区別されており、
そしてどちらも通用しているということからですね、どちらがより正解ということでもなく、
両方が並立してきたというのが、 日本におけるローマ字使いの流れなんですよね。
ところが最近ですね、このローマ字に関する議論が国内でも再び高まってきましてね、
報道によると政府は2025年2月16日の閣議でローマ字の表記方法の基本をヘボン式に変えることを決めたと。
つまり公式には基本原則はヘボン式にすると。
ただ日本式もですね、あらゆる訓練式もすぐにダメということではなくということなんですけどね。
このようなローマ字に関する話題について一通り解説した後ですね、
これを生徒がどう受け取ってどう反応したかということですね。
覗いてみましょう。日本式についての生徒の感想なんですが、
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自分の名前にシがあり、小学校でSIを、中学校でSHIを習い、ずっと疑問に思っていたことを知れてよかった。
過去同様の意見を出す。いやこれ絶対あると思いますよ。
なんでダブルスタンダードなのっていうふうに思いますし、私も思いましたかね。
最初にローマ字で自分の名前を書くっていう時に、ホッタリュウイチだと町あたりが関わってくるんですかね。
そこで、小学校の時に習ったものと、中学に入って英語でMy name is 〇〇とか、I'm 〇〇っていう時に、
書く時の違いに引っかかるっていうことですね。これは同様の意見を出すというのはとてもよくわかりますね。
それからコメントですが、日本式は単純でわかりやすい。
だから日本人も自分たちが使いやすいようにアレンジしていると思った。
そして日本式がなくなると次の世代は知らなくなるので残念です。
こういう制度改革というのは、世代間ギャップというのがどうしても生まれることにはなりますよね。
一方、ヘボン式かっこ標準式についてどのような感想があったかということを見てみましょうね。
ヘボン式で名前を書く人が多いので、小学生の時からそちらを教えてほしかった。
これ恨み節ですね。さっきのダブルスタンダードね。
私の偏見だとヘボン式の方が見た目が良い、かっこいいと思っている。
これは英語っぽいからっていうことが背景にあるんだろうなと思いますね。
ローマ字表記でもヘボン式だと英語と関係があることがわかった。
そしてヘボン式がなぜ標準になりつつあるのかを考えたい。
これは面白い問いですね。ここまで進めて、思考を進めて考えられるととても良いなというふうに思いますね。
そして両方をフォーカスしてのコメントということでいうと、2種類あるのが面白いという感想ですね。
それから目的によって異なる表記の仕方があるとわかった。
誰に伝えるかによって使い方が変わると思った。
これまで言葉や文字は時間とともに変化するということを勉強してきたので、その中に自分もいることを実感した。
これは制度改革ということでありますが、先ほどの世代間ギャップが生まれるような、
今回の日本式が完全打ち切りではないけれども影響力が落ちてくるというような、
これもある種言語変化なわけですが、これまで生徒たちが学んできた、
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やってます通信のもとで学んできた、言葉は変化するものだという大きなテーマ、主題に沿わせる形で、
今回の制度改革を理解したということですよね。
これは素晴らしいですね。
やってます通信をずっと受講してこなかったら、この発想にはやっぱりならないと思うんですよね。
それを受けての川上さんご自身のコメントでしょうかね。
コメントバックの際には集まった雑多な生徒のコメントをこのように整理して紹介しました。
順に追うだけでも対立的な視点から包括的な観点へと移動できる資料になりました。
いやまさにそうですね。
またこの話題に関して次のような質問もあったので回答しました。
3つほど挙げられています。
1つはキーボードは日本式なのだろうか。
いいですね、これも身近なものに引っ掛けてこの問題を理解しようという態度ですね。
2つ目、Nはヘボン式ではNですか。
それからチのヘボン式CHIになぜCが入っているのだろう。
ということですね。
この辺も新たに出てきた疑問にさらに川上さんがお答えになることで
インタラクションが働いているということがとてもよく分かりますし、
この生徒と川上さんの間のやりとり。
そしてこれは1年間続けてこられたこのやってます通信で
いわば育まれてきた身体関係。
これクラスの授業の中で行われているのかと思いますが
そのあたりが想像できるくらいに我々もなってきたかと思うんですよね。
これ一つ一つがなかなか本当に考えさせられる大人であっても
我々でも考えさせられる問題がローマ字多いんですよね。
これは文字としてはアルファベットを日本語もそして日本人も受け入れたけれども
さあそれをどう運用して日本語に手名付けていくかというところで
ぐっと日本側に引き寄せる方法が
もともとは英語を中心とする西洋の言語を表すために
発達してきたローマ字という文字体系なわけなので
その原点といいますか
現実的には英語になるわけなんですが
英語に割と近いまま寄せたままで残すのかというのは
これは効率とか合理化という問題とともに
日本語の中にどれだけ英語成分を受け入れるのか
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それともそれを拒絶とまではいかないけれども
もう少し距離をもって英語を眺めたいというような
いわば日本と外
例えばA・Bに象徴される西洋文化ということかもしれませんが
この間の防波堤を高くするか低くするかという
これはいってしまえばナショナルアイデンティティみたいな問題にも絡む問題なので
単に文字セットとしての文字論的な話だけに収まる問題ではないんですよね
社会的な問題が関わってくるということで
このローマ字問題というものが
日本ではずっと議論されてきたということなのかと思います
このあたりも生徒は思い立って
より深くこの問題を見つめ直す
そんな基礎はこのようなやってます通信の努力で
出来上がってきているということで
本当に頼もしく私も感じます
そして我々自身もこの問題を
また一緒に考えていければなというふうに思っております
実際ヘルディオでもローマ字の話題はいろいろと出してきているんですけれども
今年2026年私は文字論であるとかスペリング論
そしてローマ字も含めてなんですが
このあたりの話題いろいろと考えていきたいと思っておりますので
皆さんもこのやってます通信27号の
今回は一問のみということなんですけれども
こちら改めてお考えいただき
そして今後のヘルディオの話題などにも
ぜひフォローしてついてきていただければと思います
ということで川上さん今回もお疲れ様でございました
あとは残すところもう1回28回が今年度の最後ということで
また近日中にお届けする機会があるかと思います
ということで英語のなぜ5分版やってます通信第27弾でした
エンディングです
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました
いかがでしたでしょうか
川上さんと英語のクラスの生徒さんたちとのインタラクション
今年度も非常に有意義な形で進んできたのを
我々もずっとこの配信会を通じて
見てきた聞いてきたということになりますが
いや本当に素晴らしい試みですね
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英語しかける英語教育
来年度はどんな形で川上さんが
この試みを続けていかれるのかということを
興味津々なわけなんですが
まだ今年度分ですね
あと1回ラストが残っておりますので
そちら準備が整いましたら
またこのヘルディオでお届けしたいと思います
それにしてもローマ字の問題っていうのは本当に複雑ですね
今回も日本式ヘボン式と出てきましたけれども
最近もですねローマ字の話題
日本の中でもよく取り上げられたりするわけなんですが
皆さんは日本式ヘボン式どちらお使いでしょうか
時と場合によって使い分けているという方も
いらっしゃるかもしれませんね
パソコンなどでタイプする時と
手書きの時であるとか用途によっても
また異なるんではないかと思いますが
皆さんのローマ字仕様
それからローマ時間みたいなものについて
ぜひコメントでお寄せください
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英語詞研究者のホッタリウイッチがお届けしました
また明日