2025-12-20 15:40

#1665. 拙著『はじめての英語史』の10刷が出ています --- コンパニオン

【今日のひとこと】

📙堀田 隆一『英語の「なぜ?」に答える はじめての英語史』(研究社,2016年)

【ハッシュタグ】

#heldio #hel活 #はじめての英語史 #本紹介

【参照URL】

https://www.kenkyusha.co.jp/modules/history_of_english/


▼heldio 入口プレイリスト 最新版(上位10本)

1. 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」 https://voicy.jp/channel/1950/nsefrco7tl
2. 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」 https://voicy.jp/channel/1950/xh5nkkivxg
3. 「#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語史」 https://voicy.jp/channel/1950/hzowkzzoaq
4. 「#1. なぜ A pen なのに AN apple なの?」 https://voicy.jp/channel/1950/eg1ffa2pn2
5. 「#705. ゆる言語学ラジオにお招きいただき初めて出演することに!」 https://voicy.jp/channel/1950/fmstk5sb6g
6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識,非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

▼hel活のハブ The HEL Hub のホームページが2025年10月18日よりオープンしています

- https://user.keio.ac.jp/~rhotta/helhub/
- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです.毎日複数回更新されています.

▼2025年10月15日に新刊書が出ました(電子書籍版も11月25日に出ました)

📕井上 逸兵・堀田 隆一 『言語学でスッキリ解決!英語の「なぜ?」』 ナツメ社,2025年.

- Amazon での予約注文はこちら:https://amzn.to/4nmDn6Y
- 本書を紹介する特設HPはこちら:http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/inohota_naze
- YouTube 「いのほた言語学チャンネル」が書籍化されました
- Amazon 新着ランキングの英語部門で第2位を記録

▼12月18日(木)より,大阪梅田のライヴハウス「梅田 Lateral」にて新刊書「いのほたなぜ」の刊行記念トークイベントを開催します(後日アーカイヴ視聴も可)

- 詳細・チケット入手:https://lateral-osaka.com/schedule/2025-12-18-17606/
- 井上&堀田(堀田はリモート出演)が新刊書について語り尽くします
- お題は「「いのほた言語学チャンネル」のスナック言語学 〜呑める!言語学の話〜」です

▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第14号が公開されています

- 第14号(2025年11月28日):https://note.com/helwa/n/n128c1a0253e2?magazine_key=m82eb39986f24

▼2025年6月18日に新刊書が出ました

📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.

- Amazon 新着ランキングの英語部門で第1位を記録
- 発売3ヶ月で早くも3刷が決定
- 「本格的な語源本」としてご好評いただいています
- Amazon での購入はこちら:https://amzn.to/4mlxdnQ
- 本書を紹介するランディングページはこちら:http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/hee.html

▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています

- https://voicy.jp/channel/1950/premium
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/650f4aef0bc9d6e1d67d6767

サマリー

堀田隆一氏は、著書『はじめての英語史』の10刷が出版されたことに伴い、その内容や成果、英語史を学ぶことの重要性について話しています。また、英語史に対する新しい視点を提案し、読者にとって目から鱗が落ちる体験を提供したいと強調しています。特設ウェブサイトでは、関連情報や過去のブログ記事を活用することが推奨されており、学びを深めるためのリソースが提供されています。

著書の登場と反響
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語の謎に応える初めての英語史の著者、そして6月18日に研究者から刊行された英語語源ハンドブックの著者の堀田隆一です。
加えて、10月15日に夏目社より新刊書が出ました。 同僚の井上一平さんとお届けしているYouTubeチャンネル
イノホタ言語学チャンネルから生まれた本です。 井上一平・堀田隆一著、言語学ですっきり解決英語のなぜ。
11月25日には電子書籍版も出ました。 ハッシュタグひらがな6文字でイノホタなぜとしてご意見やご感想をお寄せください。
英語の語源がミニツクラジオヘルディオ、英語史をお茶の間にをもとに英語の歴史の面白さを伝え、
裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。 本日は12月20日土曜日。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
12月もついに下旬となりましたね。 私が今滞在していますニュージーランド南島のダニーデンはですね
街などはクリスマスリーなどが出ていてそんな雰囲気ではあるんですが
意外とそんなに暖かくないんですよね。 朝などは10度起きているという日もですね珍しくないですね。
日本は寒さも本格的になってきているかと思います。 暖かくしてお過ごしください。
本日の話題ですが、 説著初めての英語史の十字りが出ています。
コンパニオンサイトもどうぞです。 どうぞよろしくお願いいたします。
英語史の学びの重要性
さて今日はですね私の著書に関する嬉しいニュースのご報告とそこから広がる 英語史の学びについてお話しさせていただきたいと思います。
タイトルにもあります通り 説著英語のなぜに答える初めての英語史
こちら研究者から出ている書籍なんですが第十字りが出ました。 いやー
本当にありがとうございます。 この本が出版されたのが2016年のことですからおよそ9年ですね。
まあ足掛け10年近く経とうとしているわけなんですけれども その間にこれだけ多くの方の手に取っていただいてご愛読いただいているっていうのは
著者としては本当に感慨深いものがあります。 ロングセラーとして育てていただいたなという感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。 実はですね私の中では英語史を楽しむ3点セットという構想がありましてね
これはあの初めての英語史を書いた当初ではなく割と最近の野望妄想なんですけれども 英語史を学ぶんであればこれという3点セットですね
一つ目が最近よくお話ししています 研究者から出ている英語語源ハンドブック
半年ほど前に刊行された 語源の本ですよね
最近その作品も無料ダウンロードできるようにですね 研究者の公式ホームページより公開されたわけなんですけれども
これが1点目ですね そして2点目が英語語源ハンドブックの母観でもあり
そして我が国の誇る最強の英語の語源辞典 いや世界最強であるというふうに私が推し続けている
英語語源辞典ですね これが2点目
そして3つ目が私の初めての英語史ということでですね
この3冊を手に取っていただいて そして揃えて ぜひ英語史の世界にどっぷりと使っていただきたいなと
常々思っているわけなんですね 今年の6月22日ですから今から半年ほど前ですね
ちょうど英語語源ハンドブックが 刊行された直後というタイミングだったんですけれども
朝日新聞の三八広告 長官一面の下にある書籍広告欄ですね
あそこにこの3点セットが実は掲載されたんですよ これ私嬉しくてですね
もう額縁に飾ってもいいんじゃないかということでですね 大切に切り抜いて保管してあるんですけどもね
それでもう夢が叶った これでいいかななんて一瞬思ったんですが
いやいや これからが勝負 これからが勝負っていうことですね この3点セットもそうなんですけれども
初めての英語史にしてもですね 重鶴が出ました これを一つの節目として
さらに英語史の面白さを伝えていきたいなということで 心を新たにしているところなんですね
この本についてはヘルディオでも いろいろな形でご紹介した経緯がありますね
最近ではですね 今年の4月21日 1422回でもお話ししてますね
研究と学習者のギャップ
もっか 英語史を始めるなら初めての英語史かも というタイトルでお話しいたしました
ちなみにこのタイトルですね レトリカルなタイトルになっているのをですね
気づいていただきたいなというところなんですが 1422回 ぜひお聞きになっていただければと思いますね
そこでもお話ししましたが 英語史の入門書として 自信を持っておすすめできる一冊
そういうものとしてご紹介いたしました
今日もですね 久しぶりではありますが 十字輪の記念ということでですね
改めてこの本の狙いと言いますかね 私がどういう思いでこの本を書いたのか
そして今でも届けたいのかということを お話しさせていただければと思います
まず なぜ皆さんにこの初めての英語史を 読んでいただきたいのか
それは一言で言いますと 英語の素朴な疑問に 英語史の観点から答えることで
英語史に対する新しい見方 いやもう英語に対するですね
英語に対する新しい見方を提案したい ということがあるんですね
そして読者の皆さんに 目から鱗が落ちる体験をしていただきたい
そう強く願っているからなんですね
具体的には5つの狙いがあります
1つ目は誰もが抱く英語の素朴な疑問に 納得のいく回答を与えること
2つ目は新たに生じる疑問にも対応できるような 体系的な知識の必要性を説くこと
3つ目 純粋に学問分野としての 英語史の魅力を伝えること
4つ目は英語学習や英語教育に対する 新しい見方を提案すること
そして5つ目は歴史的な視点を持つことで 英語について目から鱗が落ちる体験を提供すること
というこの5点あたりを念頭に書いたんですね
執筆の背景には実はある種の 私なりの問題意識があったんですね
世の中には英語学習者の疑問に答える本というのは 実はたくさんあります
あるにはあるんですね
しかし英語学の研究者の立場と 英語学習者の立場の間には
大きなギャップがあるんですよね
研究の世界では専門家 細分化が進んでいて 研究者がその成果を一般の方々に
噛み砕いて伝えるというのが 難しくなっているわけです
一方で学習者の方の疑問というのは 素朴であればあるほど実は本質的で深いんですね
だから難しいんですよ 素朴な質問と言いながらですね
その回答はですね 非常に難しい 複雑であることが多いので
なかなかですね 学校の英語の先生にとっても 答えるのが難しいということがあるんですね
そして研究者にとってもですよ 平易に説明するのは 至難の技だったりするわけですね
その結果どうなるかというと 既存の本は専門的すぎて難解か
あるいは逆に噛み砕きすぎて単なるトリビア 雑学の羅列で終わってしまっているというケースが多いんですね
トリビアっていうのは面白いんですけれども なかなか応用が効かないという欠点があるんですよね
そこで本書ではできる限り 平易な言葉を使いながらも 英語史という体系
体系的な学問としての英語史を 基盤とした解説を目指しました
英語史というのは歴史ですから 時系列や因果関係といった 自然の原理でつながっているんですね
出来事がちゃんと論理的に 自然の流れでつながっているものなんです
英語史の理解
しかも社会の歴史とも密接に関わっているものでもあります
なので言語理論そのものよりも 案外英語史というのはとっつきやすい分野なんですよ
名前が英語史というふうに ちょっと硬そうに見えるんですが
実はとっつきやすいんですということ これも視聴したいんですね
歴史的に英語を解釈し直すことで 今まで見えなかった英語の世界が必ず見えてくると確信しています
特に学校で英語を教えていらっしゃる先生方には ぜひ読んでいただきたいんですね
もちろん英語学習者の方 大学生 大学院生 一般の方々にもおすすめの本ではあります
それから この本には コンパニオンサイトという 特設ウェブサイトがあります
初めての英語史コンパニオンサイトなどで 検索していただくと出てくるかと思いますが
ここには本書に関連する リンク集などもついています
もともとこの本は私のブログ ヘログの記事が 元になっているものも多いんですね
紙面の都合で本には載せられなかった話題なども このブログ記事にリンクしています
なので本と合わせて このコンパニオンサイト そしてブログなども連携しながら
活用して学んでいただけると 学びが深まるはずです
それから本書の刊行当時 連載記事を コンパニオンサイトのある研究者ウェブページ上で
書かせていただいたということがあるんですね
これがめちゃくちゃ力を入れて書いた 英語誌の連載記事なんですよ
これ 書籍に準ずる内容が 詰まっているというふうに思います
今でも完全に味わって 読むことができるかと思います
大学の授業などでも 私も使っていますし 無料で読めますので
ぜひコンパニオンサイト経由で 当時の連載記事に訪れて
読んでいただければと思います
というわけで 初めての英語誌 重摺達成のご報告と この本の当初からの狙い
今も続いている狙いですけれども これについて改めてお話しさせていただきました
オンライン忘年会の告知
エンディングです
今日も最後まで放送を聞いていただきまして ありがとうございました
初めての英語誌 重摺が出たということで ご報告差し上げました
実はですね この重摺を記念して ある企画を考えています
これについてはですね ちょっと整理した上ですね
明日 このヘルディオでお話ししたいと思いますので
ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います
そして最後にですね 今晩 実はですね オンラインでヘルアオフ会 忘年会を開催いたします
お聞きのヘルディオには プレミアムチャンネルがありまして
プレミアムリスナー限定配信チャンネル ヘルア 英語誌のはこちらですね
お入りの方々と 忘年会を開こうということで
東京の方に実は会場を用意してあるんですが 私自身はですね
リモートでの参加と ニュージーランドから リモートでの参加ということになりますね
参加予定のヘルアの皆さん 画面越しではありますが 忘年会 完敗できるのを楽しみにしています
英語誌の話題で盛り上がりましょう
そしてお聞きの多くの皆さんもですね ぜひこのヘルア お入りいただければなというふうに思います
月額800円のサブスクとなっておりますが 初月は無料ということなので お試しでまずはお入りください
このチャンネル 英語の語源が身につくラジオヘルディオでは あなたからのご意見ご感想をお待ちしています
ボイシーのコメント機能を通じて お寄せいただけますと幸いです
SNSでのシェアもよろしくお願いいたします
10月18日にオープンした ほったりゅう市の英語誌ポータルサイトヘルハブも
概要欄のリンク先より定期的に訪れていただければと思います
数時間おきに英語誌コンテンツの情報が更新される ヘルかつ最先端の場所となっております
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように 英語誌研究者のほったりゅう市がお届けしました
また明日!
15:40

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