【再】#646. 「--- を除いて」を意味する前置詞 save
2026-04-27 12:59

【再】#646. 「--- を除いて」を意味する前置詞 save

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に #前置詞
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朝6時に配信しています。 本日は3月8日水曜日です。いかがお過ごしでしょうか。
本日お届けする話題は、「〇〇を除いて」を意味する前置詞 save です。
あまりお目にかからないかもしれません。 except とか but の方がこの意味では多いかもしれませんが、
save という前置詞があるんですね。これについて歴史的な観点からお話しします。 どうぞよろしくお願い致します。
本編に入る前に、今日の話題でもあります前置詞をめぐる youtube チャンネル、そしてヘログ記事のお知らせです。
この間の日曜日に井上一平堀田隆一 英語学言語学チャンネルという youtube チャンネルの最新回がアップされました。
英語に前置詞はなぜこんなに多いのかという素朴な疑問を扱った回でした。 これがですね、なかなか多く主張されているということで、それと関係づける形で、
昨日のヘルディオの放送もちらっと前置詞絡みの話をしたんですね。 そして今日もこれからお話しする予定なんですが、
併せて私のブログの方ですね、英語詞ブログヘログの方でも、昨日、今日と関連する前置詞の話題を取り上げています。
ということで、計らずも前置詞ウィークという風になったんですけれども、 ことの発端はですね、英語に前置詞がとにかく多いという youtube のチャンネルでの話題から始まっていますので、
そちらまだ見ていないという方はですね、このチャプターにリンクを貼っておきますので、 ぜひそちらご視聴いただければと思います。
その上で今日もたくさんある前置詞の中でですね、とりわけヘンテコな前置詞、 これは歴史的な観点から見ても面白い前置詞ということなんですけれども、
このセイブ、これを次のチャプターで取り上げたいと思います。 今日の本題ですけれども、何々を除いてを意味する前置詞、セイブについてです。
セイブと聞くと、通常、動詞を思い浮かべると思うんですね。 何々を救うとか、省くといった、あのセイブですね。
ところが、全く同じスペリング、そして発音で前置詞があるんですね。 これはあまり聞いたことがないという方もいるんではないかと思いますが、
exceptとかbutのように何々を除いてという意味に用います。 いくつか例文見てみたいと思うんですね。
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セイブ、perhaps his wife knows where he is のように使いますね。
all the lost documents save one であるとか no one savehis wife のように、すべてとか誰も何々ないという表現の後に続けて、いわば
exceptとかbutのような意味ですね。 何々を除いてという意味で使われます。
それから、ちょうどexceptがexcept forというforを伴って用いることができるのと同じように、 save forっていうのもありますね。
例えば、the room was completely dark save for onecandle burning in the corner であるとか、
the parking lot was virtually empty save for a fewcars clustered to one side のような文ですね。
さらに、except thatのように節を取る、いわば接続詞としての働きがあるのと同じように、saveも save thatという形で接続詞として使うこともできます。
we know little about his childhood save that hisfamily was poor であるとか
little is known about his early life save that hehad a brother のような文ということですね。
exceptほどを一般的に使われるものではありませんが、たまにお目にかかるということはありますね。
このsave、全知、何々を除いて、あるいはsave forとか save thatという形で使われますが、こちら覚えておいてください。
さて、ではなぜこのsaveが何々を除いてという全知あるいは接続詞ともなりますけれども、こんな意味になるのかというとですね、
究極的には動詞saveと語源的にはつながっています。
しかしかなり遠い関係と言いますか、直接関係するというふうに考えるとわかりにくくなりますので、
別に考えておいた方が良いと思います。
これはですね、高フランス語、1300年頃に高フランス語から英語に入ってきた、つまり釈用語なんですね。
フランス語ではsaufとかあるいはsauveという形で入ってきました。
これ自体の語源はラテン語の形容詞salusに遡ります。
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この形容詞は救われたとか安全なとか無傷のという意味なんですね。
salusというのがやはり救うという意味なんで、salvationなどのselfの部分だと思えばいいんですけれども、
救われている、安全な場所にいるというような意味なんですね。
いわば過去分詞です。
それに名詞を添えると、いわば独立分子構文のような形ですね。
ラテン語では脱格構文なんて言ったりするんですけれども、
何々が安全な状態でとか何々が救われた無傷の状態でみたいな独立分子構文です。
そしてこの何々がにあたるものが問題のsalusあるいはsalvoのような形になるんですけれども、
これと同格に置かれて何々が安全な状態でという附帯状況を表す独立分子構文のような役割を果たしたということです。
そしてその際何々が救われたというその何々の部分はこのsalusなりsalvoなりの前に来てもいいし後ろに来てもいいというこの辺は自由だったわけですね。
このような構文がラテン語において基礎にあってそれがフランス語を経て英語に入ってきたと。
そして英語に入ってきた時にはすでにこのsaufとかsauveという形でその後に名詞が来るという形であたかも前置詞があってその後ろにその前置詞によって支配される名詞句が来ているかのように見えるので、
この単語はストレートに前置詞だというふうに理解されるようになったということなんです。
安全だ無傷だということはですね、そのものが危険にさらされている他のものとは別の安全なところにあるということで別にとか何々の除いてというような意味が発展したということなんですね。
他のすべてのものは危険だったけれどもこの一つに限っては安全だったみたいな含意から何々を除いてという意味が発展したようなんですね。
今となってはやや古めかしい響きを持ったexceptの代わりの前置詞と言っていいと思うんですけれどもこんな過去があったということになります。
発想がそもそも面白いですよね。
安全ということですね。救われている安全ということが除外ということにつながる。
つまりそれがなければ世の中危険なんだということがですね前提にあるようなそんな発想のように思われるんですね。
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そしてキリスト教権では当然ですね救ってくれる人救世主というのは神でありキリストであったりするわけなので
そのあたりの事情を考えるとですねこの妙な前置詞ではありますけれどもなかなか面白みが感じられてくるのではないかと思います。
大元はやはりセイブ、動詞のセイブ、救うなんですね。
だからセイビアといえばこれ救世主のことですね。
それからsalvationであるとかsalvageというのも関係語です。
そしてもちろんsafeそれ自体も関連語です。
語源的にすべてつながっているということなんですね。
セイフといったような本当に当たり前の形容詞安全な無絆ということですがこれ自身も従って
フランス語から入ってきた外から入ってきた釈養語ということなんですね。
本来の英語では安全なという意味はですね
soundで表したんです。
これ現在でも健全なとか
まっとうなという意味で使いますね。そして2つ合わせてsafe and soundのような言い方もあります。
ということで話がいろいろな方向に飛んでいきましたけれども
今日注目した前置詞としてのセイブ
これは究極的には救う救済するを意味するセイブとやはり関係するんだということです。
そして安全であるということ無傷であるということは
それが除外されることでもあるこの発想がなかなか面白いのではないかと思います。
前置詞には意外なことに外から入ってきているもの
釈養語が
思いのほか多いです。
ですので語源を探ってみるとですね
いろいろ曰くありの前置詞って多いんですね。
気になった前置詞あまり使われないけれどもたまたまであったという前置詞について
ぜひ語源を調べてみてください。
何か面白い発見ができるそんな可能性が高いと思います。
前置詞というのは小さな語類ではありますけれどもなかなか奥深い語類でもあります。
ぜひこの機に注目してみてください。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
この数日前置の話題を取り上げているんですけれども
ここあたりでですね皆さんに好きな前置詞
そういうのってあるものか知りませんけれどもあるかもしれません。皆さんが
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好きな前置詞
なんでしょうか。
一般の名詞とか動詞よりもですね抽象的な意味を持っているものが多いので
好きと言われてもよくわからないかもしれませんが
もしかしたらコメント欄で盛り上がる話題かもしれません。
私はこのセイブですね。
これなんかなかなか面白いなと注目していたので今日取り上げたということなんですけれども
皆さんの方でとっておきのという変な前置詞があったら教えてください。
このチャンネル英語の語源がミニッツクラジオヘルディオではあなたからのご質問ご意見ご感想をお待ちしています。
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように。ほったりゆいちがお届けしました。また明日。
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