【再】#639. both A but also B --- 構文の混交
2026-04-20 14:59

【再】#639. both A but also B --- 構文の混交

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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へ裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は3月1日水曜日です。ついに3月になってしまいました。
いかがお過ごしでしょうか? 本日お届けする話題は、
【本・再放送】both A but also B 構文の混交、です。 どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、3月3日金曜日、あさってのことですけれども、 生放送をお送りします。そのお知らせです。
あさって3月3日金曜日午後3時半から4時半、 1時間かけて英語史クイズを生放送します。
この日に学生たちとちょっとしたイベントがありまして、 その一部なんですけれども、英語史クイズというセッションを設けてあります。
これはおそらくヘルディをお聞きの皆さんに、 開放した方がもっと面白くなるだろうということです。
4時40分から4時40分という枠で、生放送で英語史クイズをお届けします。 出題者は、まず熊本学園大学の矢泊博先生、
そして専修大学の菊地翔太先生、 そしてKELF、KO英語史フォーラムの会長として、 このヘルディにも何度もすでに出てもらっています。
まさにこの3名と、もしかしたらプラスアルファで 加わる方がいるかもしれませんけれども、イベント企画として一般公開、生放送としたいと思います。
もしお時間都合がつく方は、ぜひ生放送でお聞きいただければと思います。
その時間ちょっと無理という場合も、 翌日のアーカイブとして配信しますので、後ほどお聞きいただければと思います。
初めてのどうなるのか、やってみないとわからないところがありますが、 ぜひご参加ください。
このチャプターに関連するリンク貼っておきますので、 そちらからご確認いただければと思います。
ということで、3月3日、あさっての生放送のお知らせでした。 今日の本題は、
BOTH A BUT ALSO B 構文の混合というタイトルなんですけれども、 この表現を聞いてですね、すでにピンとくる方も多いのではないでしょうか。
AとB両方とも、 AだけでなくBもまたというのはよくある表現としてですね、
BOTH A AND B これは知ってると思うんですね。 そしてもう一つ、NOT ONLY ABUT ALSO B というのもありますね。
03:04
これが意味的には非常に近いということで、 AもBも両方ともと言いたいわけですよね。
この際に2つの構文が混ざってしまって、 混合ですね。
コンタミネーションというふうに言いますけれども、 BOTH A BUT ALSO B のような、足して2で割ったような構文が使われることがあるということです。
気持ちはとてもよくわかりますね。 2つの構文が意味的にはほぼイコールだという頭があるので、
つい口に出る時にですね、両方混ぜて使ってしまうということは、 一般に日常会話などではですね、
よくある現象だと思うんですね。 もちろん、規範文法的にはこれは間違いですよ、
2つ混じってしまっていますよということにはなりますが、 頻繁になってくると、こうした混合が当たり前になってくると、
文法的に正しいかどうか、うんぬんではなくて、 表現として広がっていく、そして定着していくということがあり得るんですね。
英語詞的な観点から言いますと、単なる間違い、言い間違いという、 その混合ではなくて、ある程度この言い間違いからスタートしたものが広がって、
定着した、あるいは定着しつつある段階みたいなところで、混合に関心が抜くわけですけれどもね。
公文、文法の2項目が足しで、2で割ったような状態になるっていう、 こういう意味でのコンタミネーションなんですけれども、
2つの1つにドッキングするというものは、 これは言い間違えというよりも、あえて作ることが多いんですが、
これはインストでも何回か取り上げてきています。 ブレンドといったり、混成語というふうに訳すことが多いですが、
つい最近も623回で、 Brexitの英語詞と題して、ブレンド、混成語についてお話ししました。
さらにそれと関係する回として紹介しておきますが、 53回、ブランチとブレクシット、カバン語がときめく現代という題で、
ブレンド、混成語についてお話ししました。
ニックネームといいますか、通称カバン語というふうに言われるので、 放送の番号のほうを使ったわけなんですけれども、
それは単語のレベルのミックスっていうことでしたよね。 今回扱うのは公文レベルのミックスということで、
これはブレンドとかブレンディングとは別に、 コンタミネーションという用語が用意されていますので、
今日はこのコンタミネーション、混合という話題ですね。
公文上のコンタミネーション、 これはいろんな種類があるんですけれども、
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まずはタイトルで挙げたように、 Both A but also B の例文を見てみたいと思うんですね。
これはそこそこ行き渡っているようで、 本の中で私も出会ったんですけれども、
英語詞のある本を読んでいました。 こんな英文が出ました。読み上げますね。
English is remarkable for its diversity, its propensity to change and be changed.
This has resulted in both a variety of forms ofEnglish, but also a diversity of cultural contextswithin which English is used in daily life.
この本はきちんとした英語詞の教科書です。
決してインフォーマルな文体ではないんですけれども、そこに現れている。
Both A but also B という形ですね。
ここまで広がってきているんだと言えるかもしれません。
コーパスなどで探しても、すごく多くはないですが、やはり現れます。
ですので、単なる言い間違えの段階のコンタミネーションから一歩抜け出して、
広がって定着に向かいつつある段階のコンタミネーションの例だというふうに考えることができます。
他にどういうものがあるかというと、いくつか面白いものがありますので、挙げてみたいと思うんですね。
何と何の根拠かというのを考えてみてください。
まずですね、
These kinds of things というふうに、3種類の物事という、
これ何が間違ってるのと思う人がいるかもしれませんが、
これは These things という単純な表現と
This kind of things この2つが混じり合ったんだというふうに考えられます。
These things と This kind of things これが混じって、
kind と thing の両方に s がつくってことですね。
These kinds of things これ言ってしまいそうになる気持ちはとってもよくわかりますよね。
非常に自然な感じがします。
それからですね、different という形容詞についてなんですが、
これ、学校の英語の授業では必ず different from だよっていうふうに習ってきたと思うんですね。
different に続く前置詞は from ですというふうに習ってきましたが、
実際には different than とか different to というのが割と多く聞かれるんですね。
使われています。
なんでこのような一見すると勘違い、思い違いみたいなことが起こるかというと、
これは different from と other than ですね。
何々と異なる、何々ではない、何々と違うやつという意味で、確かに意味的には似ています。近いです。
09:03
different from と other than これが混じって different thanということで、
割とこれはよく聞かれます。
それから different to これもありますね。
different from と opposed to 何々と反している何々とは違うという意味で、やはり意味的に似てるっていうことですね。
あるいは、反対語である similar これは similar to というふうに to を使うので、
そこからの影響、いわば類推という、別の説明も可能かもしれませんけれども、
いずれにせよ different from ではなくて different to のような表現もあるっていうことですね。
次は、聞いてしまうともっとややこしくなるかもしれないんで、その辺り注意して聞いていただきたいんですが、
何々せざるを得ないという表現で cannot help doing という言い方ありますよね。
もう一つ cannot but do という表現もあります。
この2つが両方とも何々せざるを得ないということで、意味的には同じなので、
これがミックスしてしまうとどうなるかというと、
cannot help but do という訳のわからないコンタミネーションによって、
これ聞いてしまうと本当に元の正しいのがどれかわからなくなるので、
聞かなかったことにした方がいいかもしれませんが、実際は出るってことですね。
やっぱりこういうコンタミネーションの例が出てしまうっていうところは、
面白いと思いますね。
それから、これも面白いですね。
no sooner than という構文、ご存知でしょうかね。
何々するや否や、as soon as に近いんですが、
no sooner なので、これ非格級なので、当然 than が後に続くんですよ。
ですが、同じような意味で、何々するや否やという意味で、
もう一つ、scarcely when という構文があるんですね。
これが混じるとどうなるかというと、
no sooner when という身をつくりんな表現が出来上がるということになりますね。
それから、これもコンタミネーションとして説明されることが多いんですかね。
I am friends with him.
私は彼と友達ですという時に、
I am friends というふうに複数形になってしまう。
文法的にはおかしいわけなんですけれども、
これはおそらく、I am friendly with him.
friendly のように形容詞を使う時と、
もう一つは he and I are friends というふうに言う場合ですね。
2つが頭の中でこんがらがってしまって、
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I am friends with him という文章が出てきてしまっているという具合なんですね。
今回挙げた全ての例が、ものすごく頻度が高いというわけではありません。
それほど出ないものもあるんではないかと思います。
また、容認度も違います。
どれくらい容認されるのか、許容されるのかというのは、
表現ごとに温度差はあるとはいえ、
このコンタミネーション、非常に面白い現象だと思いませんか。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
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例えば今日の話題と関連するという過去の回について、
何か記憶がありましたら、過去の放送回の番号だけでも結構ですので、
コメントのほうに投げていただいてシェアしていただくということですね。
私自身が先ほどの本編の中で、
単語のコンタミネーションというべき、
ブレンドというふうに単語の場合は呼んでいますけれども、
これについて53回と623回について触れました。
他にも、今日のコンタミネーションに直接ずばり関わっていなくとも、
何らかの点で関連する、関与するというような話題を取り上げていましたら、
私自身はだいたい忘れてしまっていることも多いので、
むしろたまたまある回を聞いたリスナーの方が、
今日のと一緒だという、そういう偶然みたいなものにも期待しまして、
呼びかけさせていただいているわけなんですが、
何か気づいた過去回がありましたら、
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、
ほったり市がお届けしました。また明日。
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