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英語史つぶやきチャンネルということで、今日は内部でやってみようかなということで始めました。
どういうふうに聞こえているんでしょうかね?
突然始めたんですけれども、こちらhel活単語リレーを続けていきたいと思います。
最後にですね、バトンを受けたのは文字言語さんからでしたね。
グレイスさんからのマルティメディアから出発して、文字言語さんがsimple、マルティメディアっていうマルティから始めてですね、いろいろと伝ってですね、今、simpleまで来たっていうことなんですよね。
ここからどうつなげようかなというところで、語源的にはこのsimple、もう十分に深掘りできるんですよね。
simの部分もそうですし、pullの部分もそうですし、これも本当にいろんな方向に展開できるので、どうしようかなというふうに考えていたところなんですけれども、ここはですね、他の方がsimとかpullの要素についてもしかしたらフォークしてですね、お話しいただけるかもしれませんので、私はあえてですね、ここでいきましょう。
ミニマルペアです。最初の母音ですね、第一音節の母音を変えて、三歩、これで行ってみたいと思うんですね。
今日ですね、駅からですね、最寄りの駅から家にですね、帰る途中に話しながらお届けしてるんで、車の音とかいろいろですね、通りの音が入るかもしれませんが、お聞きいただければと思いますね。
三歩、これで行ってみたいと思います。
語源的にはsimpleと三歩は全く関係ないんですけれどもね、このサンプルって結構面白いんですね。
もちろんこれは見本とか標本、規範、いろいろな意味があって、日本語でもカタカナ語でサンプルと言ってると思うんですけれども、この単語がですね、なかなかカタルニアに対する話題なわけですよね。
これですね、ラテン語のemereという動詞に最終的には行き着くんですね。
このemereっていうのは取る、takeぐらいの意味で、非常に意味範囲の広い一般的な動詞なんですよね。
これをですね、いじって、接頭動詞ですよね、今話題になった接頭動詞なんですけれども、mix、これをつけてみますね。
そうするとですね、eximereのようになるんですよね。
これ、取り出す、take outぐらいの意味ですから、取り出すということになるんですね。
ここからですね、少し形が変わってですね、exempluといった形、つまり取り出されたもの、標本、見本ですよね。
これがexampleになっていくわけなんですよね。
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サンプルと似てるんですが、実はexampleというのは関係語なんです。
後で明らかになりますが、取り出されたものということで、まずexampleですね。
これが英語に入ってきます。
フランス語経由で入ってきまして、その際にですね、ノルマンフレンチ語、あるいはアングロフレンチ語を経由しますと、最初の接頭時の部分がですね、少し音を変えて、
ensample、つまりenでサンプル、ensampleという単語としても中英語記に入ってきまして、exampleとensample、これ両方とも同じぐらいですね、よく使われたんですね。
やはり例という意味ですよね。標本、見本、取り出された例ということなんですけれども、両方使われた。
今、ensampleの方はあまり使わないように思われるかもしれませんが、辞書を引くとですね、ちゃんと載ってます。
ちょっと古風でですね、一般的には使われないと思いますが、exampleとensampleっていうのはちょっと音が変わっただけという完全な仲間なんですね。
ここからさらに中英語記の後半なんですけれども、頭の部分がですね、落ちたのがサンプルなんですよ。
つまりexampleのxの部分が落ちたのがサンプルっていうことになるんですね。
なので当然意味も似ています。
example、ensample、それからsampleというのはすべて今でも英語で使われていますが、一応ですね、35ということになります。
ラテン語のexemplumにすべて遡るという意味で35なんですよね。
そしてもう一つ、このexemereという大元の動詞なんですけれども、これの過去分詞形がexemptusということで、exempt、これ免除するという意味で英語にやっぱり入ってきてますよね。
これは取り出すということから、取り出して外にのける、排除する、そこから免除するという意味が生まれたということなんです。
ということでですね、なかなか広がってきましたけれども、何にリレーで渡しましょうかね。
じゃあ、xいきましょうか。単語ではないんですけれども、今、窃盗時の話題がですね、Heldioでも盛り上がっているというところで、このex-x、この辺りでいきたいと思います。
なかなかこれも広い、広がりがありますので、次に続ける方、いろいろとですね、展開できるんではないかと思います。
ということで、ヘルカズ単語リレーライブでお届けしました。