2026-01-10 27:43

【再】#539. let's の 's の話し --- 井上・堀田 YouTub

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に #いのほた言語学チャンネル
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サマリー

このエピソードでは、Apostrophe Sの使用法やその語源が詳しく解説されています。特に、「let's」の短縮形や所有格、B動詞の省略など、英語におけるApostrophe Sの多様な使用例が紹介されています。また、英語の不定代名詞「one」の起源や用法について、特にフランス語との関連が探求されています。さらに、言葉の感覚がどのように変化するのかについても触れられています。

Apostrophe Sの基本的な使い方
英語史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、日々配信しています。
本日は11月21日月曜日です。リスナーの皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
英語の語源が身につくラジオ ヘルディオ。
本日は、【再】's の話し 井上・堀田 YouTube チャンネルとの連動ネタです。
慶応義塾大学文学部、英米文学専攻で、私の同僚であります井上一平氏と私とで、YouTube チャンネルを開設しています。
正式名は、井上一平堀田隆一英語学言語学チャンネルというものなんですけれども、
2月に始めて、今年です。2月に始めて、かれこれ9ヶ月ぐらいになるんですかね。
水曜日と土曜日に定期的に更新しています。午後6時に更新しているんですけれども、77回になりました。
昨日、日曜日ですけれども、定期更新の日ですね。昨晩6時にアップされた77回なんですけれども、ここでレッツの話題を取り上げました。
井上氏が得意とするのは社会言語学であるとか、語用論という分野なんですけれども、レッツの使い方、用法についての話がメインだったんですね。
私はと言いますと、歴史的な観点から英語を見るということをやっていまして、しかも得意分野と言いますか、専門分野が形態論とか音韻論という、どちらかというと形なんですね。
用法とか意味というよりは形ということで、レッツについていくつか形の観点から面白いことがいろいろあるということで、昨晩のYouTubeチャンネルでの放送と合わせまして、今回レッツのApostrophe Sについて語りたいと思います。
YouTubeの方を視聴していただいてからこのヘルディを聞いてもいいですし、あるいはこのヘルディを聞き終えてからぜひYouTubeの方も見ていただけると、レッツについてかなり多くのことを学べるのではないかと思います。
それでは本日もよろしくお願いいたします。
本編に入る前に、その昨日アップされましたYouTubeチャンネルへのリンクをこのチャプターに貼り付けておきますので、そちらからご覧ください。
さて本編なんですけれども、レッツのApostrophe S、これがus、私たちを意味する代名詞の目的格ですね。であるということはよく知られています。
これが元にあって省略されてよく使うので短くなってApostrophe Sという形になってレッツがレッツになったということですね。
面白いことにApostrophe Sというのは英語において何種類か使い方があると思うんですよ。
一つは所有格のApostrophe Sですね。John's houseっていう時のあのApostrophe Sです。
これはですね一見省略に見えないんですけれども、起源的には歴史的には省略なんです。
所有格の語尾っていうのはesつまりジョンの場合ジョネスというのが本来の形だったんですが、これが包まって発音上ジョンズという風にeの部分ですね。
母音部分が消えて省略されてジョンズとなったのでApostrophe Sという風に省略だよっていうことを示したのが起源です。
ただ今ではですねesという所有格の語尾っていうのは完全に消えてしまったので省略のその元の形が何かっていうのがわからない状態になっているので、もはやApostrophe Sは何かの省略というそういう発想で取られなくなったんですね。
なので元々がApostrophe Sなんだという風に理解されていると思います。
まずこれがありますね。
それからB動詞isの省略というケースがあります。
It's fine todayっていう時のit's、it、Apostrophe sっていうのはこれはit isのisが短くなったものということですよね。
もう一つありましてこれはhasです。
例えばit's arrivedのような言い方ですね。
それは着いたところだという現在完了の文の場合これはit has arrivedの省略形としてit's、Apostrophe sが使われているっていうことです。
普通Apostrophe sっていうのはこの3つのうちのいずれかです。
もう一つだけマイナーなものを言っておきますと複数形のsですね。
通常の場合複数形のsにApostropheつけませんけれどもただsなんですけれども特別な場合例えば1990年代っていう時にはApostrophe sのようにsをつけることがあります。
それから例えばthere are two i's in the spelling ceilingなんていう場合にceilingという単語のスペリングにはiが2個ありますっていう時のiですね。
これはiApostrophe sと普通書きます。
そうじゃないとisになってよくわからなくなるのでiApostrophe sということで複数形のsだよっていうことを明示的に示すっていうような働きがありますが。
まあマイナーな使い方と言っていいですね。
このぐらいが大体Apostrophe sの使い方かと思うんですが。
let'sの由来とその特異性
今日の話題です。
let usこれを短くしたつまりasを短くしたものもApostrophe sで示すわけですけれどもこれ極めて例外的です。
asが短くなってApostrophe sっていうのはこのlet'sを除いて基本的にはないと思うんですね。
普通には見かけないと思うんです。
その意味では極めて例外的な面白い省略のApostrophe sだと思うんですね。
asという目的格の代名詞一人称複数目的格ということですね。
これが極めて弱くなって短くなってしまいにはApostrophe sで表せるような単なるsにまで短くなってしまったという若干の最たる例なんですけれども。
代名詞っていうのは非常によく現れてしかもですね強制が置かれないのでこのように極めて弱くなっていくという性質を常に持ってるんですね。
これはasだけではなくてその他の認証代名詞も基本的に同じです。
通常は弱い発音なんですがたまにですね強調したい時のために強い形もある。
つまり強形と弱形っていうのがだいたい並存しているっていうのが認証代名詞なんですよ。
meだってそうですね強く言う時は今のようにmeとなりますが通常はですね長文で読まれずに短くmeぐらいです。
彼女を意味するherだってですね強く言う時は今のようにherなんですが弱く読まれる時はhすら消えてaだけになることも多いです。
一人称複数の目的格のこのasも一緒です。
これもともとはですね小英語ではooseという極めてはっきりした発音だったんですね。
ooseと言いました。
ところが代名詞なので弱く発音されることもとても多いということでこれがまずですね単母音化します。
ooseだったものがooseぐらいになりますね。
そしてさらに弱まって母音がuというはっきりした音ではなくて曖昧母音化します。
そうするとooseとなりますね。
一度ここまで弱まったところで恐らくですねやっぱり強く読みたいっていうケースもあってその場合にはですね
ooseというふうに今の強敵ですねusと綴られる単語になるわけですがこの強い発音としてooseというのが生まれたと。
一方弱いままのss曖昧母音のsというのもありさらに綴まったというものも出来上がったということですね。
特にlet usの場合はいわばこの2語でフレーズです。
ですのでよく使われるということもあって縮まって結局のところletsと短くなったと。
そんな形状の歴史発音状の歴史はこんな風に辿ることができると思うんですね。
ですので教授的に見ると現代語的に見ると強い形asっていうのがあってこれが弱まったのがusでありさらに弱まったのがsであるというふうに捉えられそうですが歴史的に見るとですねこの関係は直線的ではなくて決してasが弱まってusになったわけではないっていうことなんですね。
むしろそのasの前段階のusというのが弱まってusになりそしてこのusっていうのが改めて必要に応じて強められた時にasという現代の強形になったというふうに考えるのが自然だということなんですね。
もちろんですねこの複雑な経緯歴史的経緯があったとしても現代の英語としてはですねasというのが強形でそして弱形がusというわけですからこの強いasが弱まったのがusなんだというふうに弁法として説明の弁法としてそのように言うということはあると思いますしそれ自体がですね間違っているとか
目くじらを立てるっていうこともあえてしませんけれども歴史的に言いますと強形のasがそのまま弱くなったのがasというわけではないっていうことなんですね。
おそらくは歴史的には逆でusまで一旦弱まってしまったものを改めて強める必要があった時に現れたのがasということだと。
ちょっとややこしい事情のように思われるかもしれませんが認証代名詞の強形と弱形っていうのは強形がそのまま弱くなって弱形になったということではないことが結構あるということですね。
このあたりは見た目ほどストレートではないということになります。
さて最後にですね近代英語の面白い語法を紹介しておきたいと思うんですが先ほどasが包まった形でapostrophe sとなる例はlet'sのみであるって言い方しました。
一般的にはそう考えて良いんですけれども近代英語記にはですね実は面白い例がありましてlet'sってよくshall weと言い換えられるっていうことですね。
これyoutubeでも出てきた話なんですけどshall weちょっとかしこまっていますが勧誘としてlet'sの代わりに用いられることもありますよね。
実は近代英語記にはこのshall weのweがですね目的格のasで置き換えられるという語法があったんです。
つまりshall usですよねそしてこれもよく使うのでshall'sという風にshallの後にapostrophe sがついてshall'sという形でいわばlet'sのように使われていった例っていうのが例えばシェイクスピアなどでもよく出ます。
関連放送とリスナーの反応
これは驚き合わせて聞きたい放送会としまして今日はapostrophe sに関する話題をいろいろと話したわけなんですけれども
過去の放送会で関連する話題少なくも4回は話していますのでこちらで紹介したいと思います。
まずはですね107回なぜ所有格にはapostrophe sがつくのですか。
そして189回it'sかthisか前節語と後節語。
そして432回なぜ短縮形that'sはあるのにthisにapostrophe sはないのという素朴な疑問これを扱った回があります。
最後に458回let'sの4種類の否定形どれを使えばいいのということでぜひですね今日の放送と合わせて聞いていただければと思います。
改めて放送会の番号を読み上げますけれども107回189回432回そして458回です。
ぜひ合わせてお聞きください。
コメント返しです。
昨日いただいたコメントに対してコメントバックしたいと思います。
まずは537回ホモー血を這う人間の回につきましてアンナさんからコメントいただきました。
ホモーはなんとなく好きな語だったのですがその背景や展開に驚くばかりでした。
最近の話題からは特に言葉の広さと深さを感じています。
言葉とは豊かなものだなと豊富な話題と分かりやすいお話をいつもありがとうございます。
また語源などを音で聞くことができる魅力も大きいです。
この番組がなければ引用祖語や中英語記の文学を音声で聞く機会はまずなかったと思います。
英語誌と音声メディアとの相性はぴったりですねということでアンナさんありがとうございました。
この音声メディアと英語誌なんですけれども私ブログもやっていますので
文字メディアとしても発信しているんですね。
ただやはりですね相性っていうのがありまして音声メディアこのVoicyのようなメディアで説明がしやすいものと文字のほうが説明しやすいっていうものがあって
なるべくですねそのメディアの長所利点をですね最大限に使いたいなと思いまして
このVoicyのヘルディオでは読み上げたり音声ベースの話っていうのが割と多いかなと
言葉のメディアによる影響
スペリングの話なんかもしたいんですけれどもかえってですねまどろっこしいんですねスペリングの話なんかはむしろブログのほうでですね書いたほうがわかりよかったりとかですね
それぞれやっぱりメディアによってですね同じ英語誌の話題を発信するのでも
長くやっていますと適正話題の適正みたいのも考えるようになりましてやっぱりメディアが違うと本当にいろいろと考え方も変わるんだなというようなことを私自身も考えているんですね
語源につきましてもおそらくですね文章で読んだほうがわかりやすいっていうものと音声絡みのですね聞いてわかりやすいっていうものって
それぞれあるのかなということですねこの辺も常に探りながらですね話題を選んで成功したり失敗したりいいだと思いますがぜひですね暖かく見守っていただければと思います
ありがとうございました
次はですね534回まさにあんとの対談俺の英語原体験を聞いてということで皆さんの原体験英語原体験を寄せてくださいというものに対してですね
半558703でいいんでしょうかねからいただきました
英語自体の原体験ではないですが中学に入り最初の英語の授業で先生が日本語の運は実はいろんな音がある
漫画の天体のさんまの運はそれぞれ英語では違う文字だし下の位置も違う建物の形はその建物を出てある程度の距離から見なければわからない言葉も一緒で外国語を学ばなければ母国語の特徴もわからないといった話をされていて非常に衝撃を受けました英語が大好きになり言語全般にも興味が湧いたという経験があります
これは中学校の最初の英語の授業で言葉の素養があるおそらく言語学も学ばれた先生だったんだろうなと想像しますけれども大変良い先生に出会われたと思います
まさにその通りですね建物の形はその建物を出てある程度の距離から見なければわからない
これは良い言葉ですね本当にその通りだと思うんですね私自身も学生時代語学オタクに近くていろんな言語に手を出しては習得はできないんですけれども
ただいろいろと言葉を勉強していると学ぶ言葉一つ増えるたびに言語感が安定するっていうんですかね英語であれもちろん母語である日本語であれですねとてもよく見えるようになってくる
さらに英語史という古い時代のある言語の古い形ですねこれを見るとさらに相対化されて言語感が安定するといいますかいろいろな見方特に母語の呪縛から解き放たれる感覚っていうんですかねこれを覚えていったような気がするんですね
この建物の比喩いいですねこの精神でヘルディオも日々お届けしたいと思っていますありがとうございました
次537回ホモ地を這う人間についてもう一つコメントをいただきましたリスナーのカミンさんからですありがとうございます不定代名詞としてのワンがオンムに由来するフランス語の不定代名詞オンの影響という説メモしましたということで昨日の放送でリンクも貼ったと思うんですけれどもヘログへの関連リンクを貼ったかと思うんですが
そうなんですよねこの不定代名詞ワン英語のワンの用法がちょうどそれに対応するフランス語の不定代名詞オンこれは形的には起源が違うわけですけどもね英語のワンはもちろん数詞のワン一つという意味でフランス語のオンの方は昨日取り上げたホモのフランス語版であるオンムですね
この弱形といいますか短くなった形オンに由来するということで形としては違うんですけれども両方ともONとかONEという綴りが似てますし発音もですね古くは英語もワンではなくてオンに近い形でしたので当然ですね関連付けられる機会はあったと思うんですね
ただフランス語からの影響となると単語借りたというよりは単語の用法ですねオンの用法あるいは文法的機能といいますかねこれを英語が借りたということになるわけなんですけどもそういう説なわけなんですが
実は英語におけるフランス語の影響ってとても大きいということはこのエルディオでもおなじみの話題だと思うんですが基本的には語彙の話なんですね語彙とかあるいはイディオムも含みますけれども基本的には語の話なんですね語の用法というよりは語自体語彙の釈用っていう話なんですね
語の用法であるとかあるいはもう少し文法的なそして今回の不定代名詞っていうのは文法的な話題に一歩踏み込んでいますがこの辺りの影響フランス語から英語への影響ってほとんどないんですね
少なくとも明確に文献学的に実証されている証明されているようなフランス語から英語への影響っていうのは非常に少ないんですねしたがって今回のoneの話がもしかしたらその数少ない例の一つかもしれないと言われてるんですが逆に言いますと他に例がないだけにこのone onとoneの関係ですね
ここにだってやっぱり影響はないんじゃないかというような議論もそこそこ強くあるようですね
生放送のお知らせ
oneの不定認証代名詞としての用法がフランス語のonに覆っているというフランス語影響説はですねこれをめぐってはいろいろと論考があって論争論文が書かれているようなんですけれどもね
完全なる決着はまだついていないようです
これは面白そうな仮説だなと思っていましていずれですね直接か間接かこの議論に参入してみたいなという気持ちもないではないんですけれども現時点としては一つのあるかもしれない仮説ということで紹介した次第です
亀井さんコメントありがとうございました
エンディングです
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました
昨日アップされましたYouTubeチャンネルでレッツに関して扱いましたがそれに引っ掛ける形で今日のヘルディオはレッツの形態的側面音韻的側面に焦点を当ててみました
少し難しい話だったかもしれませんけれども認証代名詞の強敵と弱敵というのは現代的な観点教授的な観点から見ると単なる強敵と弱敵強敵が弱まって弱敵ができたんだろうなと思われそうなところですけれども歴史的に見るとそうストレートな関係でもないということがよくよくあるんですね
今日はその話をさせていただきました
今日はですね最後に一つ生放送のお知らせなんですけれども
今週末土曜日11月26日土曜日の午前10時からですね
立命館大学の岡本寛先生と対談ということで生放送をいたします
岡本先生には以前にも何度かこのヘルディオにも対談という形で参加いただいているんですけれども
岡本先生が字幕監修をされている映画グリーンライトがついに11月25日今週の金曜日ですね
に全国労働賞となります私も早々に見に行く予定なんですけれども
25日に封切られて翌日26日にこの映画についてそしてその原作である中英語ロマンスサーガウェイン&グリーンライトについてお話しするということで贅沢企画ということになってますね
25日に封切られ26日の土曜日の朝10時に1時間ほど岡本先生と私と対談があり
おそらく多くの方はその後しかるべきタイミングで映画館に足を運んでいただくと
そんな流れでですねたっぷり1時間ですけれども26日土曜日朝10時に生放送をお届けする予定です
生放送の詳細につきましては近日中にまたこのヘルディオであるとかヘログの方でもお知らせいたします
ぜひですねご都合のつく方は生放送で聞いていただきご都合がつかない方は翌日の朝の通常回としてそちらアーカイブを残す予定ですのでそちらでお聞きいただければと思います
ぜひ楽しみにしていていただければと思います
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますようにほったりうちがお届けしましたまた明日
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